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1. Mr.&Mrs. スミス
《ネタバレ》 殺し屋同士のケンカということでワクワクしながら見たのに、
話が進むほど残念になる映画。
アクションシーンも地味だし、
いったいこの夫婦がどうやって仕事してるのかもぜんぜんわからない。
プロの殺し屋、という割にはどうやって始末するつもりだったのか
わからないくらい仕事ぶりが雑。爆発させてその後どうするつもりだったのか。
仕方ないので、スパイ映画とかそういう風に思わず見ようとも思ったが、
そう思ってみても、メインのもう1つの夫婦喧嘩も特に面白くない。
どうせならワイン瓶をキャッチするくらいの、超人的な設定を生かして
ばかばかしいくらい大げさなケンカが見たかった。
ただ銃をぶっ放すだけでは面白くない。
しかもやたら民間人を巻き込むので、ただの痛い夫婦にしか見えない。
ブラピ&アンジーというネームバリューに頼っただけの映画。[地上波(吹替)] 3点(2012-04-18 22:26:24)(良:1票) 《改行有》
2. ミザリー
《ネタバレ》 キング小説の映像化。原作のあらすじを知っていて、結末を知っていたのだが
アニーの躁鬱的な、感情の起伏に完全に飲み込まれてしまう。
「ここでこう言っておだてておけば大丈夫だろう・・・。」と
作家も観客も思っていても、結果はアニーの気分しだい。
キレて、手を出してくるアニーには、私なら絶望して自殺するくらいの理不尽さ。
アニーが一番のファンとして、無邪気に振舞うさまに
最初は幼さを感じつつも、やはり嬉しいからなのだろうなぁとおもっていたが、
後半からはすべてが違和感。喜んでいる様にすら無邪気さゆえの残酷さが垣間見え、
嫌悪感すら覚えるようになるのだから、女優の演技がすばらしい。
最後(ミザリー?)豚の像で頭を殴ったときも
「念のためにもう2・3回殴っておけ!」と主人公に言いたくなる。
低予算で作られているのだろうが、抑えるところを抑えれば
過剰な演出をなくしてもホラー映画はできる、という見本のような映画であった。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2012-04-09 21:53:03)《改行有》
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