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【製作年 : 2020年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. みなに幸あれ 《ネタバレ》 今年のジャパニーズホラーの期待作品がいきなり来たと思っていた。 実際、冒頭は雰囲気も良く「期待できそうだ」と思った。 しかし、その後だんだんダレて行き、終盤は「MEN 同じ顔の男たち」のような不条理ホラーとなった。 これは私が最も苦手とする類の映画だ。 そう思うと、今度は色々細かいアラが目立って来る。 おばあちゃんを始めとしてみんなセリフが棒読みなのは演出上の効果を狙っての事か?それともど素人を使っているのか? あんな古い写真1枚から伯母さんの今の居場所を突き止めるなんて古川琴音はホームズか? 生贄を1人用意しないとみんな目から血を噴いて死ぬのか?「赤い〜赤い〜」って弟はアホなのか? この歳になるまでみんなの異常性に全く気づかなかった古川琴音が一番アホなのかもしれない。 それともう一点。あの「畳スリスリ音頭」は笑うところなのか? 何かの暗喩かもしれないが、私の足りない頭ではさっぱり理解できない。[映画館(邦画)] 3点(2024-01-19 17:57:22)《改行有》 2. ミンナのウタ GENERATIONSを使ってホラーを撮ると言うのは既定路線で、後は監督としてこれを受け入れるしか選択肢は無かったんですかね? それともこれは清水崇監督自身が出したアイデアなんですかね? 前者であれば、この出来はある程度納得できる。ホラーの傑作になりようがない前提で真面目に撮っても仕方ないと思ったのだろう。だからと言ってとことんつまらない物を撮るのもプライド(があればだが)が許さない。だから過去作からの剽窃で一応作品と呼べる物をを作った。 後者であれば、清水崇のホラーを見るのはこれが最後になるだろう。中田秀夫に続いてだけど。 一つだけ評価するとすれば、早見あかりもGENERATIONSのメンバーも演技は比較的しっかりしてた。特に早見あかりはマネージャー役で作品を良く締めたと思う。 だから5点にしても良かったのだが、どう見てもGENERATIONSのプロモーションビデオとしか思えない作品を前に4点以上は付けられないのでした。[映画館(邦画)] 4点(2023-08-11 21:46:39)《改行有》 3. ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE 《ネタバレ》 初日に見てましたが投稿は迷ってました。6点にするか7点にするかで。 前2作は7点で「安定の高品質。このシリーズに外れはない」と評してました。今回も基本的には変わってないです。 特に前半は楽しく見てた。が、アクション映画で2時間43分は長すぎでしょう。終盤の列車アクションになると「まだ続くの?」感が強くなった。 で、クライマックスでトム君のバイクダイビングが見られる訳だけど、これメイキング映像も流れてるし、このシーンだけで何億(事によると何十億?)かかってるんだよと思うと、やりすぎ感が立ち込めてきた。「観客はCGを見抜く」と言う彼の発言は正しいが、だからと言ってこれはやりすぎではないだろうか?いつか本当に命を落としかねないと思う。 と言うことで迷ったが本作は6点にします。 冒頭の10秒のスポット映像は良かった。俳優ストの影響で営業周りが出来なかったから急遽入れたんだと思うが、こう言うサービス精神は良いと思う。 無理はしすぎないで欲しい。最終作も楽しみに待ちます。[映画館(字幕)] 6点(2023-07-23 10:58:09)(良:1票) 《改行有》 4. M3GAN ミーガン 《ネタバレ》 これはAIの暴走の恐怖と言うよりは、もっと軽いノリで見るべき映画ですね。 終盤は完全にターミネーターと化してますし。 トドメは娘に「この恩知らず!」とブチ切れる当たりさもありなんです。 真剣に見ると怒るかもしれないので、エンタメと割り切って見ることをお勧めします。 そう思えば退屈はしない作品でした。[映画館(字幕)] 6点(2023-06-11 08:10:37)《改行有》
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