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Web www.jtnews.jp

プロフィール
コメント数 1047
性別 男性
年齢 30歳
自己紹介 とにかくアクションものが一番

感想はその時の気分で一行~何十行もダラダラと書いてしまいます

備忘録としての利用なのでどんなに嫌いな作品でも8点以下にはしません
10点…大傑作・特に好き
9点…好き・傑作
8点…あまり好きじゃないものの言いたいことがあるので書く

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【製作年 : 1960年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
評価順1
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1.  水の中のナイフ 《ネタバレ》 「ポランスキーの映画=血生臭い」というイメージがあると思うが、ポランスキーのデビューを飾った本作は鮮血を描かない。 プロットとしてはルネ・クレマンの「太陽がいっぱい」に共通しているが、本作のサスペンスは一味違うのだ。 冒頭、車を飛ばす夫婦から映画は始まる。 車上で交わされる他愛の無い会話、そこに飛び込んでくる若者。 中年のエリート気取り、インテリぶった人妻(メガネ取ったら超美人)、背伸びする若者。 三人は世間話でしばらく時間を潰し、男が若者を船上に誘い込む。 若者の前で見栄を張ろうとする男、大人を演じようとする女、負けてたまるかと反抗的な青年。 ストーリーは至極単純、テンポものんびりしているが、独特の空気が中々退屈させてくれない。 “ナイフ”で指の間を刺す瞬間の緊張。 三人のやり取りが面白い(そして奥さんが無駄にエロイ。ちょっとズンドーだけど美人だから問題無し)。 もうこの頃からロマン・ポルノスキーの気が(ry 湖上でのやり取り、そこで起きる「事件」。 湖面に消える者、情事にふける者、岸辺に戻ってしまった者・・・彼は何者だったのだろう。 そして最終的にナイフと船じゃなくても別に問題無かったという。 あるいわ本当に幽霊だったのかも・・・そんな映画。[DVD(字幕)] 9点(2014-12-16 22:09:14)《改行有》

2.  乱れる 《ネタバレ》 この映画は「君と別れて」を思い出す。あの映画の水窪澄子のような眼差し、表情をする高峰秀子。二人の男女の距離と目的地への距離を縮めながら進む列車、それを支え道となる橋。 特に終盤、列車で徐々に距離を縮めていくシークエンスはドキドキさせられる。列車は絶えず動き続けるし、止まる駅でも乗客の乗り降りで運動は続く。 最初は他の客がいて弟が立ち続け、次第に背中越しに、やがて向かい合う。姉の横で転寝中のオジサンにヤキモチめいた気持ちを覗かせるのが面白い。 物語は軽トラックがスーパーの宣伝を高らかにする場面から始まる。新しい時代を象徴するスーパーの波、戦後のバラックから店を守り過去の亡霊に魂を繋がれたかのような人間たち。特に義姉のヒロインを演じる高峰秀子は。 義弟の加山雄三も出前のソバを食べても帰れば姉の手料理を食べたくなる。本当に食べたいもの、欲しいものはそれなのだから。 この頃からパチンコや麻雀だけで生計たてちゃう奴がいるのね。それすら出来なくなった人間は家族を残して簡単に首をくくってしまう。 冒頭で何かを心配そうに見つめていた義姉は、そんな義弟が無事に帰って来るのを毎日待ち続けているのだ。ちょっとくたびれた表情も見せる義姉。 義弟はそんな彼女を尻目に毎晩遊んだり警察の世話になっている。 後の若大将も劇中では筋金入りのニートな馬鹿大将。そんな男が、いつしか愛する義姉のため自分なりに働き始める。義弟を動かすのは家族を想う愛だけでなく、元々血の繋がらない“異性”に対する愛も強い。義姉も弟としてでなく、いつしか異性の“男”として心を許すべきかと悩みはじめる。前の夫の面影が、そんな彼女に中々ふんぎりを付けさせてくれない。 わざわざ寺に呼んでおいて「明日」などと言って焦らす。それを言うためだけに待ちつ待たせての寺での会話。 あれだけ焦らしておいて二人きりの旅館では「ああやっぱり」的な。霧の中を走る列車から、あえて時間のかかるバスや宿での宿泊を選んでおいてだ。 でも、その理由は弟が姉の本名ではなく最後まで“姉さん”と呼び続けたからでもあるのだろう。もし弟が姉を名前で呼び、彼女を本当に“女”として受け入れていたのなら・・・そんな事も考えてしまう。 諦める心、最後の電話、失って初めて“愛していた”と思い知らされる後悔。女はようやく愛しはじめた男を探しに駆けていく。身も心も、髪も乱して。[DVD(邦画)] 9点(2014-10-11 01:52:11)《改行有》

3.  蜜の味 《ネタバレ》 思いがけず妊娠した彼女。男はそれを知り一度は逃げ出す・・・だが、男は膨れたお腹を見て覚悟を決める。「ああ、俺なんかが父親になっちまっていいのかな」的な。 普通こういう映画は陰惨とするものだが、トニー・リチャードソンはとても暖かい映画にしてしまった。ありがとう。[DVD(字幕)] 9点(2014-04-10 22:02:48)《改行有》

4.  宮本武蔵 一乗寺の決斗 この「武蔵」だけは稲垣浩に譲れない。 内田吐夢の「宮本武蔵」は眼が血走るような殺気と色合いに満ちている。 たった1人で吉岡一門総勢73人と戦う状況に追い込まれる武蔵。 でしゃばる小次郎など引っかかる演出も多いが、武蔵の凄まじい殺陣を見ればそんなものはどうでも良くなる。 一人、また一人吉岡一門を斬っていき、やがてラストの壮絶な決闘へと戦いはエスカレートしていく。 万全の体制を期す一門だが、既に武蔵は山ので待ち伏せ、一門打倒の策を練り上げる。 策といっても、武蔵も生きるか死ぬかの命懸けの策。 武蔵の策は常に死中に活あるのみ・・・! 名乗り挙げるやいなや猛スピードで一門に斬りかかる迫力! 戦に卑怯もクソもあるか、戦場にいるなら問答無用で斬り捨てるのみ! 泥まみれの死闘は圧巻だ。[DVD(字幕)] 9点(2014-04-02 00:46:14)《改行有》

5.  ミクロの決死圏 《ネタバレ》 リチャード・フライシャーの代表的な傑作の一つ。 スパイ・SF・ファンタジー等あらゆる要素が盛り沢山。 レーザー縫合や人体に縮小した人間を送り込んで治療するというアイデアも先見性が高い。 ミクロ技術はまだまだ研究段階だが、近い将来可能になるとしたら凄い事だ。アイデアも豊富だし、とにかく面白い。 人体を本当に巨大な「迷路」にして冒険しようだなんて誰が想像つく? 患者の治療を「軍事作戦」として行う展開、そして“裏切り者”が誰か疑心暗鬼が繰り広げられる二重構成。 ストーリー構成と技術の見事さ。これCGじゃ無いんだぜ?スゲエよ(でも流石に船はゴツゴツしすぎのような気が(ry)。 最後までスリリングで面白かった。[DVD(字幕)] 9点(2014-03-12 15:59:19)(良:4票) 《改行有》

6.  皆殺しの天使 《ネタバレ》 「皆殺しの天使」・・・いやー聞いただけで「それ何てヴァイオレンスアクション?」と想像してしまうねー。 ま実質タイトル詐欺です。 中身があるんだか無いんだかよく解らない、何を考えているのか、いや何も考えていないかも知れないブニュエルらしい映画。 音、悪夢、手、そしてセクハラ・・・ブニュエルと言えばこの内3つは確実に映画の何処かに入れてくる(セクハラはほぼ100%)。 ストーリーはパーティーに招かれた様々な富豪たちを密室に閉じ込めてしまうというもの。 密室というか、パーティーに招いておいて給仕が大量に辞めたり、何故か居座り続ける富豪たち。 何処までも変な作品だ。 解ったから早く出ろよ・・・。 ウィリアム・ゴールディングの「蝿の王」って本があるな。 あれは逃げ場のない孤島で人々が殺し合うが、こっちは別に鉄格子で閉じ込められるとかそんな話じゃない。 出ようと思えばいつでも出られた。 だが「どうしてここに居続けるのか解らない」という映画だ。 「じゃあ出ればいいじゃん」と言っても誰も出て行かない。 そう、出るのは簡単だ。 だが誰も出ようとしない。 死体遺棄がバレるから? それとも下らない意地の張り合い(サウナの我慢大会みたいな)? まるでボンドを追い詰めておいていつでも殺せるのに、何故か引き金を引けない悪党みたいな連中ばっかり。 かといってボンドみたいに秘密兵器で「テレッテレー♪」してくれる人間も出てこない。 延々と屋敷に篭って我慢大会だ。 屋敷の外で見守る連中も何故か誰も入ろうとしない。 なにこの暗黙のルール。 外から入ったら時限爆弾でも爆発すんのか?どうなんだよ?さっぱり解らん。 水が欲しい? じゃあ壁を崩して水道から飲もう! 腹が減った? それなら山羊を食いつくそう! 死体が出た? 悪夢にうなされる? バカッぷるが乳繰り合ってる? い い か ら 外 に 出 ろ (怒) いい加減にしろよてめえら! 何の我慢大会だよ!? つうかいつになったら「皆殺し」が始まんだー!!(期待するところがおかしい) てっきり食べた食事に毒があって一人だけ生き残る・・・ソイツが“天使”だった!・・・的なオチを期待した俺が間違いだった ・・・だが何故か飽きない。 解ったから早く出ろよ・・・[DVD(字幕)] 9点(2014-01-25 13:45:36)(良:1票) 《改行有》

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