みんなのシネマレビュー |
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【製作年 : 2000年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. モンスターVSエイリアン 私のこれまでの人生、いろんなものを諦めて、いろんなものを捨ててきて、残っているものなんて思い出ばっかりで。そしてその思い出の中にたっぷり詰まってるのがオタクなモノで。テレビで土日の昼間に見ていたいろんなB級映画。東京12チャンネルの『キッドボックス』や『まんがのくに』で見た海外アニメ。東宝や大映の、いっぱいの怪獣映画。SF海外ドラマ。たくさんの国産アニメ。ハリウッドの娯楽映画。そして、大好きなスピルバーグ。今はみんなに感謝したい気持ちでいっぱいです。そして、まるで私のたっぷりの思い出で彩ったような、懐かしさと楽しさとワクワクしたキモチでたっぷり溢れた、この映画を世に送り出してくれた人々に。ありがとう、ありがとう。ありがとう。[映画館(吹替)] 10点(2009-07-12 17:37:52)(良:1票) 2. モンスターズ・インク やっぱりピクサーの映画はいいねぇ、としみじみ思いました。サリーは表情豊かだし、マイクはなんだか凄く愛着の湧くキャラクターだし、セリアは色っぽいし(ちょっとアブナいか)。ちらちらと登場する和モノなネタも楽しく、ラストには感動させてくれて、夢と楽しさいっぱいの世界でした。設定のワリに世界の広がりをあまり感じさせないのと、意外性のない安心な展開(毎度のディズニー&ピクサーの欠点ではありますが)は、ちょっとひっかかってしまうのですが、子供のためのものなのだから、あまり理屈っぽく語る意味はないですよね。ただ、CGの映像をごくスタンダードなものとして捉える世代が育ってゆくのは複雑な心境ではあります・・・。[映画館(字幕)] 8点(2004-01-15 23:02:02) 3. 森のリトル・ギャング 《ネタバレ》 可もあり不可もあり、というところでしょうか。バタくさいドタバタがウザく感じられる事もあるものの、タイトにまとまっていて退屈はせずに見られました。人間の飽食状態を描いているのですが、そこにシニカルな視点はあっても批判にはなってないですし、自然保護や動物との共存ってところにも行ってない、害獣扱いされる動物たちと偏執的な人間とのドタバタは、ごく単純に仲間っていいね、というオチに繋がるだけで、真面目クサったメッセージをあまり打ち出してこないところは却って良かったです。ただ、キャラクターにあんまり魅力がないんですよね。主役のアライグマと保守的なカメの色分けがあまりに当たり前過ぎな感じで。人間を悪として色分けしているのも単純すぎてしまって、ひっかかってしまいますし(あのオバサンはあそこまで罰を受けねばならないほどに酷い存在だったのかなぁ?)。あと、核実験を思わせるシーンは無神経でしたねぇ。ポップコーンができるほどの熱もしくはマイクロ波が生じちゃってますが、みんな大丈夫だったのかいな?と。細かいところではドリームワークスのCGアニメはいつも人間が魅力的な動きになってないのが気になります。いつも人形劇風。アニメ的デフォルメをもう少し伝統のカートゥーンで学んで頂きたいな、と思いました。[DVD(字幕)] 5点(2006-12-15 01:03:19) 4. 模倣犯 森田監督が時代の先を行ってやるぜ~、と思いつつ、思いっきりダサくなっちゃってるのがハッキリ見て取れて、痛々しいです。中学生の撮った映画みたいに「アイタタタ~」って感じで、見ていてこっちが恥かしくなっちゃって「やめて~」って。中居くん側の感覚か、山崎さん側の感覚か、どちらかをスッパリ切って整理したら、幾分マシになったと思うのですが。あと、爆笑問題の部分は全く不要かと。そうそう、この映画を有楽町の映画館で見ていて、津田寛治が小池栄子を・・・のところで震度4の地震がやってきて「あわわわ~」。なので映画に集中していない時間があった事を書いておかねばなりますまい。もっとも、集中していたら、点数上がったかというと、それは絶対ナイと断言できますが。[映画館(字幕)] 1点(2003-11-21 13:38:11)
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