|
プロフィール |
コメント数 |
811 |
性別 |
男性 |
自己紹介 |
今年は映画見れてないです。 |
|
1. モンティ・パイソン・アンド・ホーリー・グレイル
《ネタバレ》 (2011年の映画メモをもとに)
これがモンティパイソンですか。
なんだか面白いですけどかなり変でした。
テリー・ギリアム監督の原型がこういうところにあるんだな~と、なんとなく納得。
ギャグがハイセンスなのかナンセンスなのか良く分かりませんが、
とても面白いです。
病み付きになりそうな感じかもしれません。
初めてのモンティパイソンですが、未だによく分からないので
さらにモンティパイソンシリーズを観賞したくなりました。
独特な感じです。
これを中世ファンタジー映画?としてみると、非常に本格的な雰囲気と
それを盛り上げる壮大な音楽がかなり素晴らしいのですが、
それらのほとんどが信用できないというか、皮肉の効果だとすると受け取り方に困ります。
歴史映画のリアルな土臭さや、ファンタジー映画の神秘的な美しさを高いレベルで偽装演出することは監督お得意の騙しであるのかも。そこから観客の心をブッ飛ばせる
手法が既に職人レベルに達しているのかもしれません。
ファンタジー映画で血を見てドキッとする作品はあまりないです。
これこそテリーギリアムの得意とする手法に思えます。[DVD(字幕)] 8点(2012-05-20 01:36:01)《改行有》
2. モルギアナ
《ネタバレ》 (2008年映画メモより)
チェコの怪奇骨董幻想箱(GOTH‐BOX)とかいう怪しいDVDボックスがあります。
そんな中の一枚です。
なんだかエドガー・アラン・ポーの小説の世界のようです。
凄く好きな雰囲気です。
そしたら原作が”ロシアのエドガー・アラン・ポー”の異名を持つアレクサンドルグリーンとかいう人の小説らしくて、どうりでポオの雰囲気を強く感じるわけです。
憎悪とかいろいろなものが渦巻いている感じが素敵です。
館や服装も優雅で怪しい感じです。
嫉妬と疎外感に苛まれる姉に共感してしまいます。
病床に耽る妹がなんだかエロティックです。
音楽がとても恐怖感を演出しています。
[DVD(字幕)] 7点(2012-03-09 22:08:54)《改行有》
3. 燃えよドラゴン
《ネタバレ》 ブルースリーの演技が文句無しにかっこいい。
彼の鍛え抜かれた肉体、素早い動き、奇声、人間離れしています。
人間を超えた彼はやはり天才です。
彼の妹が悪党に追い詰められる場面が、とてもエロティックな印象として残っている(あれはチュンリーの原形ですか、、、違いますよね)。
東洋の雰囲気ってやっぱ良いわ。
夕食パーティーでは、竜宮城のようなどこか混沌とした、様々な文化が交じり合ってとても幻想的であるが「相撲」はひどい。なんだアレ!日本の文化をバカにしていると思う。
娘達が同じ衣服を身にまとっていて、後宮を思わせる。
「中国の後宮」って、僕にとって物凄くエロティックなニュアンスを感じるのです。
ストーリーが分かりやすいのも取っ付きやすくて良いと思った。
ストーリーは分かりやすくてシンプルなものほど優れていると、僕個人としては思う。
しっかりと場面が描かれている。
それぞれのキャラクターも個性が生きている。
敵役も個性豊か。強そうで怖い。。。(超マッチョの筋肉ムキムキ男がとても怖いんです)
ブルースリーが相手を踏みつけ、骨を踏みしだく時のあの悲しげな表情!
素晴らしい!
ブルースリーは、最後のほうで様々な武器を持ち替えて、その武器のカッコ良さを見せてくれて、彼のサービス精神の良さが伺えた(やれって言われただけ?)。
地下室はとても怖い。閉鎖的で暗い雰囲気。でもリアリティがある。
孤島の要塞の雰囲気がユートピアっぽくてよかった。
物語の中の独裁者がつくる国って、とても独特の雰囲気というか秩序が全体に行き届いていて、そういう雰囲気が好き(あくまでフィクションとして)。
「鏡の部屋」も「爪」も印象的で良かった。
[DVD(字幕)] 8点(2007-12-04 02:48:09)(良:2票) 《改行有》
|