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プロフィール |
コメント数 |
1047 |
性別 |
男性 |
年齢 |
30歳 |
自己紹介 |
とにかくアクションものが一番
感想はその時の気分で一行~何十行もダラダラと書いてしまいます
備忘録としての利用なのでどんなに嫌いな作品でも8点以下にはしません 10点…大傑作・特に好き 9点…好き・傑作 8点…あまり好きじゃないものの言いたいことがあるので書く |
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1. モダン・タイムス
《ネタバレ》 「サイレント映画なんて、今見たら絶対面白くねえだろ」なんてイメージを粉々にブッ壊してくれたのがバスター・キートン、そしてチャップリンだった。
そんなチャップリン映画でも1、2を争う傑作がこの「モダン・タイムス」。
チャップリンはサイレント映画にトーキーの“音”を巧みに混ぜて演出。
サウンドの中で映像に合わせて響く機械音やベルの音。そしてラストのダンスシーンはチャップリンの歌声が収められる。
「歌の時くらい音を出したいな」と誘惑にかられたのか、それとも「音ってのはこういう時に使うんだよ」とアピールしたかったのか。いずれにせよ「ティティナ(ティティーナ)」の演奏が美しい見事なシーンだ。
「モダン・タイムス」の冒頭はフリッツ・ラングの「メトロポリス」を思い出すような工場の場面から始まる。
部品を流す機械、その上で機械のように部品のボルトを締め続ける人間たち。延々と続く流れ作業で狂ってしまう人間の滑稽さと恐怖。
冒頭の工場のやり取りだけでも面白いのに、後半はチャップリンが貧乏と向き合いながら起こす騒動でさらに盛り上げてくれる。
チャップリンが捕まるのは「偽牧師」以来じゃないか?散々法権力から逃げ続けてきたチャップリンも、とうとう捕まってしまう・・・世の中に対する皮肉がたっぷり込められているぜ。ただ、そこはチャップリン。
何度捕まろうが何度でも戻ってくる。愛する者のためなら何度でも。愛が成せる展開だね。
「今回がダメでも、また次があるぜ!」と語りかけてくれるようなラストシーンが素晴らしい。[DVD(字幕)] 9点(2014-04-05 09:49:41)(良:2票) 《改行有》
2. モホークの太鼓
フォードファンには不評の作品だけど、俺は「駅馬車」や「荒野の決闘」よりも好きだぜ。
アメリカが独立戦争始めた時期を舞台に男女二人が運命に翻弄されていくストーリー。
何処かユーモラスな部分もあって面白い。ベッドこと運ばれるってアンタ・・・。
ひたすら走りまくるヘンリー・フォンダは応援してしまう。
幾度となく攻めてくるインディアン、不幸の連続、それでも諦めず前を歩み続ける二人の姿は感動的だ。 カラーよりも白黒の方が雰囲気あるかも。[DVD(字幕)] 9点(2014-03-21 17:44:24)《改行有》
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