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プロフィール |
コメント数 |
706 |
性別 |
男性 |
自己紹介 |
ソフト化されたタイミングでのレビューが中心です。2008年、子供の頃から夢だった自宅シアタールームがついに実現しました。(100~110インチ程度、音響2.1ch)できるだけネタバレせずに書いていますので文章がおかしい場合もあると思いますが、暖かい目で見守ってやってください。(2014初登録) |
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1. 許されざる者(1992)
《ネタバレ》 非常に良い。リアル志向の西部劇って意外と少ないんですよね。しかもイーストウッドが主役!そういう意味でもなかなか貴重な映画だと思います。俳優陣各自とも掛け合いが非常に素晴らしく、思わず見入ってしまいます。やはり本物はワンランク違います。
「人殺し」という重たいテーマですが、暗くなりすぎず適度にエンタメしている点が素晴らしいです。やはり映画はあまり重過ぎないほうが楽しめます。最初からずっと主人公が弱そうで、酒場で殴られて風邪引いて「ああもういい加減にしろよ!」状態ですが、、男スイッチが入るラストは畳み掛ける渋みと凄み!正しく暴力のオンパレード。
ハッタリ(マジ脅しか?)の使い方が渋くて、往年のイーストウッドを思い出すカッコよさでした。ただ、無条件でウッド無双になるのはチト違和感を感じましたし、大オチで「どこかで大成功」も”ナイ”ですかねぇ。。 まあ、ソフト購入しても良いレベルの映画ではありますが、微妙っちゃ微妙な作品。[インターネット(字幕)] 7点(2017-03-20 13:19:10)《改行有》
2. ユージュアル・サスペクツ
《ネタバレ》 この作品ほど評判と内容が一致している映画は他にないでしょう。ベタなオチですが何度観てもアノのラストシーンは渋い。あの目つきだけで大物ブリをアピールしたのは感動的で、納得の助演男優賞受賞だと思います。
前フリからして素晴らしく、トラック強奪容疑で連れてこられたホックニー(ケヴィン・ポラック)、マクマナス(スティーブン・ボールドウィン)、フェンスター(ベニ・チオ・デルトロ)、キント(ケヴィン・スペイシー)、キートン(ガブリエル・バーン)らがまとめて面通し&取り調べされるシーンは素晴らしいとしか言いようがない。
面通しの時点では並程度の犯罪者だった5人全員が疑心暗鬼の眼差しに変わってしまう脚本が素晴らしく、キントの語りを通してストーリーを再現VTRとして観客に見せていくやり方が非常に効果的かつ胡散臭く機能しています。
映画(再現VTR)をドラマチックにしている要素の一つに「小林」と「カイザーソゼ」の存在がありますが、普通ならアホくさくて映画の質が下がりそうなものですが、、この胡散臭い話をこれほどまでに真実味タップリに語ってくれると納得してしまいます。数日間は頭の中で「カイザ~♪ソゼ~♪」がグルグルしました(笑) また、レッドフット(ピーター・グリーン)との対決シーンや二丁拳銃で仕留めるシーンなど、クールな再現VTRシーンが多いのもこの映画の魅力の一つだと思います。
シックスセンスのカラクリに近い丁寧な作りになっていますので、複数鑑賞に耐えるホンモノの映画です。未見の方は絶対にネタバレせずに鑑賞してください![DVD(字幕)] 9点(2014-09-03 17:10:15)《改行有》
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