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【製作年 : 2000年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
評価順1
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1.  ユートピア(2003) 確かに「マイノリティ・リポート」からの影響がアリアリ。おまけに映像まで青を基調としたヤヌス・カミンスキー風だから、益々その感が強くなる。しかし、映画のスケールはグッと小ぢんまりしてます。「ユートピア」という組織の実態も良く解らず、主人公がナイワ・ニムリだけにこだわる理由や彼女のバック・グラウンド、そしてマインド・コントロールが解ける過程も割愛(舞台が南米なのかスペインなのかもはっきりしない)。予知モノというSFは細部のディテール(例えば予知と現実の僅かな違い等)がサスペンスを生むジャンルだと思うんですけど、スタイリッシュ風の映像だけに満足してしまって、題材の面白さを活かしきれずに終わってしまったという印象。「未来は自分で切り開ける」というテーマも今更…って感じです、4点献上。[CS・衛星(字幕)] 4点(2006-10-22 00:04:48)

2.  夢の中へ メジャーな俳優を動員して臆面もなく撮り上げた、典型的な自主制作「ビデオ」。売れない役者の締まりの無い日常を通して、例によって「アイデンティティ」についての模索が繰り広げられる。懐かしささえ込み上げてくる様な古臭い作品でした(70年代の学生映画みたい…)。「今の自分は無数に存在する未来の自分の中から自分で選択したんじゃない。全部、金星人の所為なんだー!」(こんなだったかな?)。繰り返されるこの台詞が、園子温の見た現在の「若者像」なんでしょうか。何でもかんでも社会の所為にして「夢の中へ」と逃げ込むばかりが「若者」じゃないと思うんですけどねぇ…。やっぱり園氏の様な「クリエーター」や「芸術家」の周りには、こんな若者がウヨウヨと集まって来るんでしょうか? そういうことで、3点献上。[CS・衛星(邦画)] 3点(2006-10-04 00:03:59)

3.  ゆれる 人は自分の目で見、自分の耳で聞いたことさえストレートに認識することが出来ず、脳内で一度処理された情報を追認することしか出来ない。だから人は見たいものを見て、聞きたい音を聞き、信じたいことを信じる。それが一己の人間性を形作っていく。事実や真実とされる事柄も、所詮は相対的な不確定情報でしかない。法廷でも面会室でも、兄は正直に自分の真実を話し、そのことが弟を徹底的に揺さぶっていく。妬み、羨望、歯痒さ、負い目。血を分けた兄弟であるが故の葛藤は、代が変わっても受け継がれ、そして弟は信じたいことを信じるに至る。自らの人間性の否定に比べれば、これまでの生活を捨てることなど造作もないこと。人はかくも弱き生き物なり…。若干32歳の西川美和は、既に師匠の是枝裕和を超えた。脚本もさることながら、絶妙のカッティング・センスが素晴らしい。唯一の難を言えば、ラストに弟のモノローグはいりませんでしたね、7点献上。[映画館(邦画)] 7点(2006-09-05 00:04:53)(良:1票)

4.  ユナイテッド93 何の思想も感じられない無機的な再現ドキュメンタリー。しかし不謹慎を承知で書けば、とてつもなく面白く、且つ、とてつもなく良く出来た再現ドキュメンタリーです。この映画にはテーマなど不要。我々は2001年9月11日に何が起きたのかを充分すぎるほど知った上で鑑賞することになるので、作品の持つ緊張感はファースト・カットからダイレクトに伝わってくる筈です。「何かとんでもないことが起きようとしている不安」が、「未曾有の事件」に移行し、否応なしにあの時の「混沌」の中へと再び放り込まれる。私はラストのフェード・アウトまで食い入る様にスクリーンを見つめ続け、気がついたら111分が経過してました。本作を観るという行為は映画鑑賞と言うよりも、9.11の追体験に近いです。鑑賞中は何度か鳥肌が立ってしまいました。これを「今」作ったことの是非と「映画」としての良し悪しは置いといて、もの凄い力を持った作品であることは間違いありません、9点献上。[試写会(字幕)] 9点(2006-08-07 00:27:59)

5.  夢駆ける馬ドリーマー 「モンタナの風に抱かれて」から変な不倫ドラマを省いて、そこに「シービスケット」を加えた様な、例によって実話を映画化したという感動作。私が一番グッときたのは、カート・ラッセル(「ポセイドン」の時とは全く違う名演)が娘の作文を朗読するシーン。しかし、デヴィッド・モースが絵に描いた様な悪役を演じてたり、映画後半はトントン拍子で事が運んだりするので、少しだけ白けました。また、ラッセルとクリス・クリストファーソン親子(完璧なキャスティング!)の確執の原因や、牧場の過去に何があったのかが判り辛い。もう少し上映時間を長くしても良かったかもしれません。今回もダコタ・ファニングちゃん(歯並びどうしちゃったの?)は、抑え気味ながら、相変わらず抜群の演技センスを発揮してました。ということで、6点献上。[試写会(字幕)] 6点(2006-05-19 00:05:09)(良:1票)

6.  YUMENO ユメノ 特別に優等生でも不良でもないけれど、両親に強い反感を抱いてる女子高生が、突然両親を殺されたらどういう心理状態に置かれるのか、どういう行動をとるのか…というのは中々興味深い題材。それが、どうしてこうもセンチメンタルであり得ない展開の映画になっちゃうんだろ? もしかして「バッファロー’66」を狙ったのか? 話自体もつまんないけど、それ以上に、こんなどーしょーもない登場人物達に共感した(振りをした?)視点で作ってるのが気に食わない。監督はこの映画から一体何を伝えたかったのか? 最後は結局、小学生が主人公になっちゃってるじゃん、2点献上。[CS・衛星(字幕)] 2点(2005-12-28 00:04:15)

7.  夢なら醒めて…… 傑作サイコ・スリラー・アニメーション「PERFECT BLUE」と原作を同じくする、クズの様なビデオ映画。アニメ版のサイコ・スリラー路線と違い、相手と同化することを究極の愛とする、一種のホラー路線(ちっとも怖くはないですけど…)も悪くない。しかし、この映画の関係者全員合わせても、才能や熱意は今敏の1/50,000にも満たない。駄作なのは大目に見るとしても、このやる気の無さだけは看過できんゾ。低予算を創意や熱意でカバーすることなんて全然してない。とにかくディティールが安すぎる。マネージャーと駆け出しアイドルしか登場しない芸能界。絶対に売れそうもない曲(これが劇中、耳障りな位リフレインされる!)。ルックスや演技同様の前田綾花の酷い歌。金かける所にかけずに、一体何処に遣ったんだ? 1点献上。[CS・衛星(字幕)] 1点(2005-05-17 00:34:41)

8.  EUREKA ユリイカ 217分という長尺やセピア調のモノクロ映像を鑑みると、作家の方が観客を拒否しているようにしか思えない。映画芸術は作家性と娯楽が融合した時にこそ「傑作」足り得ると考えている私は、逆に勿体ない映画だなぁと思ってしまう。妙な緊張感が映画を支配しているので、私の嫌いな遠景長回しの連続でも決して退屈はしませんが、この内容ならば無理矢理カットしなくとも150分以内に抑えることができた筈。PTSDからの再生の物語にしても中途半端にファンタジックで中途半端にリアル。ということで、ちょっと厳しいかもしれませんが6点献上。6点(2002-03-17 13:15:24)(良:3票)

9.  U-571 マシュー・マコノヒーがぐっと男っぽくなってました(役者ってすごいなぁ)。流行の第二次大戦ものですけど、Uボートにまつわる一つのエピソードをグッと圧縮して見せてくれたって感じ。これ、「音」がものすごく大事な映画です(テレビのスピーカーじゃ再現不可能)。アドベンチャーとしてもいい線行ってたので6点献上。6点(2001-08-05 23:15:59)

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