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【製作年 : 2000年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. 夕凪の街 桜の国 《ネタバレ》 愛に溢れたとっても優しい話。 原爆が何の罪も無い人々の命を奪い去った。 もっと長く生きるべき人たち、もっと長く生きたかったであろう人たちの命を奪ってしまった。 それらの悲劇を丁寧に優しく描いている。 今ある幸せを当たり前のものと思わず、感謝の気持ちを持って生きていきたい。 見終えた後、そういう気持ちになった。[DVD(邦画)] 7点(2023-01-28 21:58:59)《改行有》 2. 夢のまにまに 映画美術を仕事としてきた木村威夫自身の、人生を投影したかの様な内容。 決して面白くはない。 浅野忠信もチョイ役なのが悔しい。 その中で唯一、長門裕之の熟達した演技はさすがの一言で、孤軍奮闘といった感じ。 他は全てダメダメの、老いきった映画。[DVD(邦画)] 2点(2012-11-29 23:39:51)《改行有》 3. ユダ(2004) 新宿歌舞伎町、お馴染みの区役所通り入り口にあるミスドから始まるドラマで、手持ちカメラの臨場感も手伝って、何かものすごく身近でリアルに体感できる序盤だった。 そういった一人称カメラワークから、徐々に離れていき、光石研が出てくる辺りで、少し自分自身の作品に対するノリみたいなものが薄れてくる。 ユダを演じたホモセクシャルの青年が、生理的に受け付けないという気分の悪さもあり、後半にいくにしたがって、置いてきぼりにされる。 だが、つまらないという一言ではくくれない、何か強烈なインパクトを残す作品だった。 瀬々敬久という言わば中堅どころの映画監督が、デジタルカメラ(DV)を駆使して、まるで学生の自主制作映画のような雰囲気でもって作品を撮っているということが、その一つの要因かもしれない。 良い意味での違和感というか、それなりの技量を持った監督が、現在のイメージからする素人っぽいDVを使って作品を創ったところが、本作の最大の特徴であるかもしれない。 かわいいコが沢山出てくるのも見所の一つ。 だけど、主演の女性は、微妙なライン。 だけど、微妙なラインだからこその、このリアルな雰囲気。 むしろ、彼女が演じたからこそ、余計にその気持ち悪いくらいの臨場感が生まれたとも言えよう。 そう考えると、知名度の高い光石研をキャスティングしたメリットってあったんだろうか。 光石研は嫌いな俳優ではないが、この作品の全体からすると、少し浮いていたように思う。[DVD(邦画)] 7点(2011-05-20 22:12:04)《改行有》 4. 雪に願うこと 《ネタバレ》 根岸吉太郎監督作品という理由で観てみたものの、私が今までに観たどの根岸作品よりも魅力を感じ得なかった。 「予定調和な作り」だったというのが、その全ての原因だと言っていいかもしれない。 ただし、ラストに関しては、伊勢谷友介のその後の復活を暗示するような締めくくり方で、なかなかの味わいを感じた。 しかしそれ以上に、棒読み口調の伊勢谷友介と、目元が気色の悪い吹石一恵、田舎がイメージに合わない小泉今日子、そして愚直さがあまりにハマっていて本当につまらない男に感じてしまった佐藤浩市など、キャスティング全般に違和感と嫌悪感を感じたのもネックだった。[CS・衛星(邦画)] 5点(2010-04-06 23:33:21)(良:1票) 《改行有》 5. ゆれる 《ネタバレ》 西川美和監督、凄い実力です。 師匠の是枝裕和監督を既に抜いていますね。 しかしながら、純粋に脚本としてみるとシックリこない部分があります。 結局、事実としては「手を差し伸べたが落ちてしまった」だと思われますが(兄の手の傷から)、それに対し、法廷で最終的に「突き落とした」と偽証した弟を、あのバス停で笑顔で迎えるには、さすがに無理があります。 ただし、もしかしたら、兄は弟を心理的に揺さぶることによって、何かを弟に伝え、そして弟はそれをきっかけに兄を理解した。 その満足の結果として、あの笑顔がもれた。 そう考えることもできます。 ただ、これは前述した通り、7年もの刑期を負わされた兄が、そこまで弟を良心的に解釈するには無理があり、説得力を欠くと個人的に感じました。 しかし、ここまで観た後に、考えさせられる時点で、西川監督に見事に翻弄されているのです。 そういう意味で、脚本的には少々無理があるものの、西川監督の並々ならぬ実力に感服しました。 この女流監督の今後の活躍に目がはなせませんね。 [CS・衛星(邦画)] 8点(2008-02-07 18:49:29)(良:1票) 《改行有》 6. ユメ十夜 西川美和監督の作品は、相変わらず素敵です。 同様のオムニバス映画『female フィーメイル(2005)』の中の短篇『女神のかかと』では、大塚寧々が演じるお母さんの“かかと”を優しく、そしてエロティックに撮っていて、素晴らしく非凡でした。 そして本短篇でも、“女性のかかと”“女性のふくらはぎ”を美しく撮っていました。 元々、美しい緒川たまきが更に映えて見えたのです。 女性の脚を艶かしく撮るということに関しては右に出るものはいないですね。 そして、それを女性監督が撮っているということに改めて驚きを感じました。 むしろ女性だからこそ、あの様な艶かしい映像を撮ることができるんでしょうか? ところが、西川美和監督以外の短篇は、いずれも駄作揃いです。 風変わりでセンスの無い映像のオンパレードでした。 それがとても残念でなりません。[DVD(邦画)] 4点(2007-10-29 15:58:07)《改行有》 7. 許されざる者 第二章 獅子の鎮魂歌 何故に三池監督は、美木良介や野村将希などの棒読み役者を使いたがるんだろうか・・・[ビデオ(邦画)] 7点(2007-10-13 00:06:23) 8. 許されざる者 第一章 獅子の血戦 加藤雅也はやっぱりカッコいいなぁ~! 長いけど、後半を観たくなる面白さがそこにあった。[ビデオ(邦画)] 7点(2007-10-13 00:05:06)《改行有》 9. EUREKA ユリイカ 長いが、幼い頃の宮崎あおいを見ることのできる貴重な作品。[ビデオ(邦画)] 5点(2007-09-22 08:59:26)
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