|
1. ラブ・オブ・ザ・ゲーム
《ネタバレ》 野球映画というよりも、野球を題材にした黄昏流星群のような映画。野球そのものが喜びだと思っていたのに、人生最高の夜に孤独しか感じなかった中年男。それは単純にもう野球ができないという事実も加担したかもしれない。しかしぽっかり空いた穴を埋めてくれるはずの人を、自分から傷つけ、遠ざけてしまっていた。部屋での一人ぼっちの場面が印象深い。7点(2004-11-28 00:02:37)
2. ラリー・フリント
何かこう、誰が見ても分かる社会における行動をつぶさに追っただけという感じでつくりが薄い気がした。ポルノ業界にいる息子達に対する親の反応とか色々あるだろうに。映画よりよっぽど面白い人生を送った人って、逆に映画にしづらいんじゃないかと思った。5点(2004-05-23 02:01:10)
3. ライフ・イズ・ビューティフル
素晴らしい作品。テーマは反戦ではなく、意思だと思う。戦争及び収容所を取り上げたのは、絶望的な状況というものを表現するための材料かなと解釈した。戦争が絡むからと言ってあまり大局的に考えずに、一人の男の生き様を描いた作品として素直に泣きたい。10点(2004-02-03 02:18:03)(良:1票)
|