|
プロフィール |
コメント数 |
3278 |
性別 |
男性 |
自己紹介 |
監督別鑑賞作品数
成瀨巳喜男 69 溝口健二 34 川島雄三 41 小津安二郎 37 石井輝男 24 豊田四郎 19 石井岳龍 18 矢崎仁司 12 西川美和 8 山下敦弘 15 今泉力哉 22 フェデリコ・フェリーニ 24 ミケランジェロ・アントニオーニ 14 ピエル・パオロ・パゾリーニ 16 ルキノ・ヴィスコンティ 17 ジャン=リュック・ゴダール 36 フランソワ・トリュフォー 24 ルイ・マル 17 ジャン・ルノワール 15 ジャック・ベッケル 13 ジャン=ピエール・メルヴィル 11 ロベール・ブレッソン 12 イングマール・ベルイマン 27 アルフレッド・ヒッチコック 53 ジム・ジャームッシュ 15 ホウ・シャオシェン 19 ウォン・カーウァイ 14 ジャ・ジャンクー 9 |
|
1. ラ・スクムーン
《ネタバレ》 暗黒街→獄中→暗黒街
舞台が次々と入れ替わるので少しバタバタ感はあったかな。
背後を守るミグリが個人的には気に入った。[DVD(字幕)] 6点(2023-02-25 16:48:35)《改行有》
2. ラストタンゴ・イン・パリ
《ネタバレ》 分かった風に感想を書けば、“孤独”をめぐる愛と性のお話。
人は誰でも心の奥底に“孤独”というものを抱えている。
男と女が、ふとした偶然の機会にめぐり合った場合、本作の様な性の倒錯的な世界に溺れるやもしれない。
現実的な“孤独”という恐怖から逃れるべく、狂った様に性をむさぼるが、やがてそれも日常化してしまう。
特に、男と女の場合、それに先に気付くのは、大抵、現実的思考が一般的に強い女の方であって、男はそこに置いてきぼり。
本作での女は、“ポップな結婚生活”への階段を確実にのぼっていった。
“ポップな結婚生活”へと逃げていった、という方がより適切か。
日常の“なんとなしな孤独感”を埋めようと、非日常的な世界に飛び込んでみても、結局、我々が社会という場所に属している限りは、その“なんとなしな孤独感”は解消することができない。
30歳当時に、監督のベルナルド・ベルトルッチは本作を撮ったらしいが、それなりの年齢に達していたからこそ、創ることのできた作品で、一通りの享楽を経験した男にしか描けない切なさ、虚しさみたいなものが、画面にあふれていたように思う。
一方で、下世話的に感想を書けば、腹の出た中年男が、ふとしたチャンスで、若いコの体を弄び放題、という羨ましいエッチなお話。
女の方は、男には理解しがたいくらい従順にその中年男を受け入れるのだが、それはちょっとした好奇心に過ぎず、結局必死だったのは、理屈をこねまわしていた男の方だった。
女の方は一時の好奇心だから、それに飽きてしまえば、別の場所にあっさり移動すれば良い。
だけど、一度おいしい思いをしてしまった中年男は、それこそ死にもの狂いで女を追いかけまわすが、結局、逃げられてしまう。
似たような経験、あるような無いような・・・[ビデオ(字幕)] 5点(2011-03-21 00:33:52)《改行有》
3. ライアンの娘
《ネタバレ》 ベタ褒めする程の魅力は感じなかったが、時間の流れがゆったりとしていて、リラックスしながら観ることができた。
いずれにしても、不倫というものは絶対的に間違っている。
まして、この女は自ら中年男を誘惑し、結婚までしておいて、若い優男とセックスまでしている。
こんな勝手な女は、髪を切られるだけでなく、絞首刑に処すべきだ。
厳しさの足らない甘ったるい作品だ。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2008-10-19 23:16:56)《改行有》
|