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自己紹介 |
今まで観た映画の記録を整理したくなり、レビュー開始。 物忘れが良いのでメモを残しておかないと、印象薄めのものは内容をすっかり忘れていたり、前に観た映画も初見かと思って後半にようやく気づくなんてことも。 備忘録を兼ねているので、ほとんどのレビューはネタバレで書いてます。
10 至高の殿堂入り 9 心に残る傑作 8 もう一度観たい佳作 7 面白い 6 そこそこ面白い 5 普通 4 それほど面白くはない 3 面白くはないが見どころがなくはない 2 全然面白くない 1 酷い駄作 0 呆れ果ててもはやネタレベル |
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1. ラ・ブーム
《ネタバレ》 ソフィー・マルソーのデビュー作だが、まだ全然垢抜けていない。
それでも13歳とは思えないほど背も高くてスタイルがいいので高校生に見える。
ブームがパーティのことだとは、今さらながらに知った。
フランスではローティーンでも自分たちだけの大人数のパーティーが普通だったのか。
日本よりかなり進んでる雰囲気で楽しそう。
純愛ラブストーリー路線と思い込んで見ていたが、ラストには唖然。
チーク相手の少年に、誰だコイツはとそこまでの記憶をたどる。
てっきり自分が見落としたと思ったが、まさか新顔だったとは。
一瞬で新たな恋の始まりとは、あまりにも唐突でシュールなオチ。
こんなに切り替えの早い少女だったとは、まったくもって恐るべし。
いかにもなアイドル青春映画で終わると思っていたら、衝撃のトンデモ大どんでん返しで、後ろから不意打ちを食らった気分。
これがフランス映画か。
サブストーリーに、少女の両親の別居騒動。
こちらは夫の浮気がバレたり、妻も新しい男を作ったり、結局元サヤに戻ったりで、言ってみればよくある話。
当時大ヒットしたようだが、そこまで受けた理由がよくわからない。[DVD(字幕)] 4点(2014-12-01 00:04:03)《改行有》
2. ラストエンペラー
スケールの大きさ、歴史の重みは感じるが、ストーリーに乗っていけない。
溥儀という人物に魅力を感じないせいだろうか。
抑圧するものたちを打ち破る力もなく、不屈の気概も感じない。
人間らしいといえば人間らしいけど、主人公としてスポットを当てるには物足りない。
史実をベースに描かれる、時代に翻弄され利用され続けた姿が、見ていて疲れてくる。
160分が長く感じられた。
歴史の勉強になるものの、それならいっそドキュメンタリーを見たい気はする。
中国なのに英語を使用していることに最初はちょっと違和感あり。[DVD(字幕)] 5点(2014-07-31 06:45:46)《改行有》
3. 蘭の女
『ナインハーフ』の脚本家が監督をしている官能的な作品。
どこか『エマニエル夫人』と似たソフトポルノで、女の内に秘められた欲望に目覚める系。
ホテル買収をめぐった駆け引きの中、エミリー(キャリー・オーティス)らはウィラー(ミッキー・ローク)に翻弄される。
ミステリアスなウィラーにエミリーが惹かれていくが、この二人の恋愛には共感できない。
ウィラーの女を弄ぶようなプレイボーイぶりが、気障で鼻につく。
ストーリーは後に残らず、ダイナマイトボディのキャリー・オーティスだけが見どころ。
キャリー・オーティスはこの映画の共演が縁で、ミッキー・ロークと結婚したそうな。
その数年後に離婚しているのもありがちなお話。[ビデオ(吹替)] 4点(2013-01-20 01:40:26)《改行有》
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