みんなのシネマレビュー |
|
21. らせん <ネタバレアリマス>そもそも原作ですらホラーでは無くなっている。唯一原作で怖く感じるのは、足元を這う未確認物体との遭遇と、高野舞が謎の死を遂げ(「バースディ」で処女のまま出産し死んだことが明らかに)、代わりに姉らしき女性が現われ、親しくなった果てに実はその正体が・・・ってところがホラーな訳で、それを中谷美紀が一人二役やっちゃったら、一体何が怖いのか全く理解できなかった。☆(↓)“Soze”さんの「ループ」に繋がらないと言うのはどうでしょうか? 最初からやる気ないんじゃない? 「ループ」のこと心配する以前に強引にラストだけ辻褄合わせたって感じが否めない。原作と比較するなと言う人もいるでしょうが、少なくとも最低ラインはキープして欲しかった。まず近未来まで行っちゃった「ループ」はあまりに凄過ぎる。あの続編を作るなんて、日本映画界のレベルでは無理じゃないか・・・って思いつつ、性懲りも無くやるかもしれない。それが恐れを知らないフジサンケイグループでしょう。「バースディ」もやりましたし。まああれは原作が息切れしてたんだけどね・・・?1点(2001-02-19 16:47:30) 22. ラッシュアワー ラトナー監督って、ジャッキーの映画を良く勉強してるって思った。エンドロールにNG集が流れるのは勿論のこと、全編にジャッキーが香港でやってきたことを評価するような作りに。少女が誘拐されるって言う切っ掛けは「ポリス・ストーリー」風だし、ラブシーンは一切登場しない。カンフーアクションとクリス・タッカーのしゃべくりだけに限定している。東洋人を馬鹿にする映画が多いハリウッドの中でなかなか好感が持てた。因みに本作は‘98年度全米年間9位にランクインしている・・・ん?ただこれほどヒットする映画ではないと思うが・・・8点(2001-02-08 19:40:54) 23. ラストマン・スタンディング 撃ち合うことに重点を置いてる。「用心棒」のリメイクなんでストーリーはばればれなんだが、ウォルター・ヒルの作品としては良かったんじゃないだろうか? ただ「荒野の用心棒」を見ている者としては3本目と言う印象が強く、あっと驚くアイデアも無かった所為か、ありきたりの映画に思えてしまった。5点(2001-02-05 12:11:39) 24. ラスト・オブ・モヒカン 「血生臭すぎて」・・・案外多くの友達と見に行くことになったこの映画。しかし彼ら全員の感想がこの第一声だった。面白いと思った自分だけが肩身の狭い思いをした記憶がある。当時おすぎなんかが言ってた“久々の美男美女”と言う宣伝文句。確かにマデリン・ストー、ダニエル・デイ・ルイスは美男美女に相応しいが、これだけ人殺しをする映画だと綺麗な印象は受けなかったが・・・7点(2001-02-03 17:45:59) 25. ラビリンス/魔王の迷宮 不思議の国のアリス実写版って感じの作品。シェニファー・コネリーが美しいのが唯一の救い。所詮、幼稚な映画って印象が拭えなかった。子供の頃に見たんだけど、“スター・ウォーズのジョージ・ルーカス”って言うのに騙されたような。この頃からルーカスマークの映画は警戒するようになった。5点(2001-02-03 11:32:55) 26. 乱 「リア王」をモデルにしていると聞けばストーリーは容易に推測できる。スケールの大きさとか衣装とか見所は数多くあると思うが、「羅生門」などを見てきてこれだと何だか期待外れの気がしてならなかった。特にピーター(?)のとぼけた演技が見ていて苦しかった。最後には王様の方が呆けるってオチにもって行きたかったのは分からないでもないが・・・でもラストの血がドバーッは、それまでのうっぷんを晴らしてくれたのでヨシとしてます。6点(2001-01-31 16:07:52) 27. ライムライト チャップリン作品最高傑作。音楽もストーリーも良い。バスター・キートンとの共演(競演?)と言うおまけも付いている貴重な作品。いつもの説教臭いところは否めないが、この作品が“自伝”的作品(アメリカ追放を意識した作品)であり、説教もチャップリン自身に話し掛けていると思えば好感も持てる。10点(2001-01-30 12:36:34) 28. 乱気流/タービュランス 危機を乗り越え、素人のスチュワーデスが大型旅客機を操縦し、そして着陸・・しかしそのラストへの期待に大きく立ちはだかったのが”自動操縦”だったとは・・・。自動操縦は反則でしょう!それまでの格闘が素晴らしかっただけにラストには物足りなさを感じたが・・・?7点(2001-01-27 00:37:26) 29. ラリー・フリント 米映画人、特にアカデミー会員の間では、不評も良いところの映画。が、決してそれ程に性的表現が不快を招くとは思わなかった。あくまでオリバーストーン(製作担当)色の強い作品で満足。但し、宣伝文句に騙され、Hなのを想像して見た人は期待外れとなりますのでご注意を!8点(2001-01-27 00:36:49) 30. ラストタンゴ・イン・パリ 「氷の微笑」のようなグロテスクさは無く、フランス映画のような優しい愛の表現(カタチ)も無い。これがイタリアの監督が作り出した作風なのだろうか。しかし個人的には多少気の抜けた感じがした。何はともあれ、巨匠らしい重厚さは感じられた。7点(2001-01-27 00:36:12) 31. ラスト・アクション・ヒーロー 映画の中だけでしかヒーローではない男が、現実の世界で悪戦苦闘し出して、初めて作品の面白さが出て来る。シュワルツネッガー本人が劇中に登場するアイデアもなかなかだ。ただ前半と後半のギャップを感じたので少し点数を抑えました。7点(2001-01-27 00:35:48) 32. ラスト・アウトロー<TVM> ありきたりな西部劇かと思えば、後半はスリラー物に展開して行く。仲間に裏切られ、復讐をするミッキー・ロークの冷酷さは、光っていた。9点(2001-01-27 00:35:19) 33. 羅生門(1950) 時代劇と言うより、ヒチコックばりのスリラー。いやそれ以上の迫力と、なんと言ってもその意外なストーリー展開に圧倒された。10点(2001-01-27 00:34:53) 34. ライフ・イズ・ビューティフル 他の投稿の好評価には、戸惑いを感じる。演技もストーリーもあまりに技とらしい。自分の周りの評価は(勿論自分も含めてだが)、決して面白いと言う人は居ない。これは単に、イタリア映画に対する免疫が出来ていないからなのかな?4点(2001-01-27 00:34:27) 35. ライアンの娘 ナチス寄りだと虐待された女性、反対にイギリス寄りだという理由で虐待された女性、そのどちらにおいても、その結果は裸にされ髪を切られる。こう言ったシーンは他の映画でも度々目にするが、今作ではその何倍も痛々しく映った。それにしてもロージー役を演じたサラ・マイルズ、幼妻と言うには少し無理がある年齢に見えたが・・・8点(2001-01-27 00:33:56)
|
Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS