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1. ライアンの娘
銀座文化のデヴィッド・リーン特集(たってあとは旅情とドクトルジバゴだけだけど)で観ました。70mmじゃなくてすいません。でも感動感動で、その後しばらく生涯最高の映画だ!と人にふれまわっていた記憶があります。けれども観たのはその一度きり。記憶もだいぶ薄らいできてしまいました。が、ロレンスにしてもそうですが、リーンの作品は劇場で観なくてはいけません。で、ひたすらリバイバルを待ち侘びている今日この頃だったりするわけです。10点(2003-06-16 23:04:38)
2. ラストタンゴ・イン・パリ
とかくガキの時分には「こういうの好きだって言えたらカッコいいよなー」で近づいて、結果的に好きになったような気になってしまう、ということがままあるわけで、この作品もそんな背伸び時代に観た一本。でも、よくよく考えてみたら、中年男の悲哀なんて解るトシでもねーし、マリア・シュナイダーはブスだし、って、最初はドミニク・サンダが演る筈だったらしいけど、どっちにしたってタイプじゃないし・・・で、割と最近になって見直したわけです、「完全版」ってヤツでね。文芸座のオールナイト興行で「私は好奇心の強い女」と「愛のコリーダ2000」との併映っていう狂ったような三本立てで。でもヴィットリオ・ストラーロの相変わらずの映像美とガトー・バルビエリのやたらエロなサックスの音色に酔わされた挙句、はじめて目撃したマリア・シュナイダーの剛毛でついに思考停止してしまい、結局冷静な判断が出来ずじまい。で、六点です。こんなもんでしょ、たぶん。6点(2003-06-03 00:18:01)
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