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【製作年 : 1990年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. ラルフ一世はアメリカン 《ネタバレ》 ああ、「スティング」の脚本家が監督さんなんだぁ・・ 大逆転劇はお手の物、P・オトゥールが出てなかったら見なかっただろうから、 これもまた掘り出し物の一本と思う。 こんなに面白くてあったかい作品とは知らなかった。 もちろん最初は王室全員感電死というものすごい出だしから、 どう見ても似合わないJ・グットマンの王のコメディについていけなかった。 (彼の作品ではオールウェーズが一番) でも俳優さんみんなうまい。(オトゥールの映画はうまい役者が多い) 「ミスターアーサー」王室版みたいなんですが、楽曲が向こうが受賞したから上。 執事役(秘書役)は両方うまいんだけれども、主役を食ったという点では向こうがまた上。 まあ向こうは死んじゃったからよけい光ってるし。 ミスターアーサーの評価感想も載せてありますのでどうぞ。 ラストは絶対こちらがいい。 同じようなオチなんだけれどもね、こちらはだって努力したんだもの。 欲張りすぎの感もあるんだけれど、異存はないラストです。 風刺もかなりあるからイギリス人にはどうなんだろうか(笑) [ビデオ(字幕)] 7点(2005-07-17 06:56:28)《改行有》 2. ラッシュアワー 《ネタバレ》 黒人と白人の刑事というワンパターンではなく、 香港スターと黒人スターという選出がいいですね。 やはりカンフー・アクションは元祖。 ジェット・リーは観たことがあるんですが、 肝心のジャッキー・チェンはなんと初めて。 これを機会にジャッキー映画も観てみようかな? ただし根本的に中国の映画は演出は好きだけれど、 話の内容がイマイチなのでこういったコメディのほうがいいかも・・ クリス・タッカーは初めて観ますが、 ああ苦手だ(苦笑) SWのジャージャーみたいな高音の声ですよね。 クネクネしてるし顔も真面目すぎて怖いし(爆) ・・カール・ルイス似だけれどアースウインド・ファイヤーも入ってたり(古っ) まあそのギャップがいいとゆうことなんでしょうけれど苦手。 ウィル・スミスのほうがひょうきんで好きです。 しかしこの作品はジャッキーと組んでいるので、 ワンパターンにはならずに面白い世界をかもし出しています。 細かいところは目をつぶってジャッキーのオトボケ演技が観られる。 丸顔のダスティン・ホフマン、チャゲアスの飛鳥、ウッチャン・・ 普通のおやじなんですがキレがありますよ~ そこらのハリウッドスターのアクションなんか比べ物にならない。 香港版インディ・ジョーンズみたいなのに出てほしい(爆) ・・ジェット・リーの「冒険王」は観たことがあるんですが・・ 香港映画は面白いけれど話がつまらない(苦笑) この作品の後半は007っぽい大掛かりなアクションと、 いかにもな裏切りの構図が楽しめます。 やっぱりアクション映画はお金はある程度かけなければね。 ちなみにロスが舞台なのでこれでもかと、 観光気分に浸れます。 だいぶ昔に行った事がありますが、 あの中国のレストランはどうでしょうか(苦笑) 香港返還でお宝を奪われたという設定は、 そいつが中国人のほうが面白いと思いますが・・ 蒋介石の親戚とか(爆) [DVD(字幕)] 6点(2006-04-23 13:28:45)《改行有》 3. ライフ・イズ・ビューティフル 前に採点つけたときは、満点でしたが、どうもチャップリンを超えられないのに、泣け!笑え!と押し付けがましい脚本&演技に、この採点です。だから、映画って、何年かたつと、自己評価なんてひっくり返りますよ。そのときと現在の自分の変化、見方の違いもあるし、さらによい映画を観たりしたら違います。当時は感動し、共感までし、大いに泣きました。自己犠牲でハッピーエンドなメッセージ映画って、カルピス子供劇場によくある。あれは、アニメだからよい。個人的に、イタリア映画の趣は好きですが、戦争ものなら、(シンドラーのリスト)のほうが深刻でよい。ミュージカルではないが、ミュージカルっぽいノリが苦手。突然コメディ突然深刻、観てるほうは疲れる・・ 6点(2003-12-07 13:00:59) 4. ラブ・オブ・ザ・ゲーム 《ネタバレ》 ケビン・コスナーは苦手で「フィールド・オブ・ドリーム」 しか観たことがありませんでした。 出演作の予告とか見ても彼だけ目立つんですよね。 私にとってのトム・クルーズかな(苦笑) ああまた彼だけ活躍して終わるんだなぁみたいな・・ 観るきっかけとなったのが先日と同じく、 サム・ライミ監督作だから。 引退間近のピッチャーが人生を振り返る映画。 野球は9回あるからそのつど回想シーンが入るんだろう。 想像したとおりにコトが運ぶのも別に気にはなりません。 だいたいそういう映画なのだから。 ただ、題名どおりに(恋愛)映画だとは思っていなかった。 それならば(恋愛)の棚に置いておいてくれれば・・ (ドラマ)の棚にありました。 でもジャンルは関係なく監督で選んでますからしょうがない。 野球は好きですから撮り方が変わってるライミの演出はよかった。 (ノイズ消去)とヤジが聴こえなくなるマジックとか、 ボールのスピード感とか楽しめました。 こういう躍動感ある演出や奥行きのある撮り方はうまい。 恋愛がほとんどだったのが邪魔でした。 しかもその恋愛が高校生のような感じで恥ずかしくなるくらい。 ええと何が描きたいんだ?と戸惑います。 過去を振り返るシーンのたびに恋愛が入るので、 野球選手の挫折や栄光といったものが薄く感じました。 繰り返しますが試合のシーンは本当にいいんです。 サム・ライミにスポーツ映画を撮る才能がこんなにあったかと感心。 恋愛モノはちょっと・・ですね。 ちなみにハッピーエンドで終わる映画はあまり好きではありません。 ハッピーエンドとは報われることです。 悪い奴らのハッピーエンドなら笑えるんですが、 普通に正義が勝つ!みたいなハッピーエンドは苦手。 犠牲や成功の裏に失くしたものを描けていれば、 最後にハッピーエンドで感動できます。 惜しいなぁ・・ ゲームが終わるまではそれはよかったんだけれど(恋愛以外は) パーフェクトの裏で引退というちょっとかっこいい筋書きなのに、 あの空港での抱擁は全て安っぽくしてしまいました。 空港のロビーで目が合ったところで終わっていれば、 そこそこ残る映画になっていたと思いました。 ケビン・コスナーは最初から最後まで映画の中で主役なんですね~ [DVD(字幕)] 5点(2006-05-28 15:09:04)《改行有》 5. ラウンダーズ あまり内容はないのですが、エドワード・ノートンが面白いので。 マット・ディモンとの組み合わせは意外といけます。 やはりディモンはお坊ちゃん役が一番合うし抜けない。 それと怪しい疫病神のノートンは合うのです。 4点(2005-02-25 07:12:17)《改行有》 6. ラリー・フリント よく私書きますが・・濃いです。 濃すぎるのです。見疲れました。 実在のエロ雑誌の編集長のドラマだったかな? もう二回見ようとは思いません。 何で見たのでしょうか?? たぶんリアリティを求めたくて、ドキュメンタリー映画を 探してたんだと思いますが・・いや濃すぎた。 2点(2005-03-01 05:39:04)《改行有》
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