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1. ラスト・プレゼント
不器用を通り越してほとんど屈折した夫婦の伝わらない愛情表現が素晴らしい。多分、伝わらないままだったと思う。それでもお互いに持ってた感情は間違いなく本物で、また伝わらなくてもそれはそれでいいのだとも思う。あと、とても好きなシーンは詐欺師コンビのねぐらが貧乏だと描くシーン。あの1シーンで、今回だけ2人がいい人になるんじゃなくて、貧乏=普段からプロの詐欺師になりきれない人の良さがあるから、という説得力につながる。こういう細かいところをきっちり詰めてくれる映画は大好きだ。8点(2004-05-13 01:08:15)
2. ラブ・アクチュアリー
そんなに目新しいことをやっているわけではないのに、なぜかとても新鮮な映画を見た気になった。恋愛モノらしく、女が思わせぶりに待ってて男が行動する、という基本は変わってないのにイヤミが無い。その原因の一つには、失礼ながら美人と呼べる女性がキーラ・ナイトレイしかいないところでしょう。そして一人で苦悩したり浮かれたりする場面や、面と向かったらぎこちなくなってしまう、誰もが持つ不器用な一面を自然に描いてる。共感の勝利だと思う。あと、ローワン・アトキンソンはおいしいとこ一人で持っていきすぎで、ずるいなと。9点(2004-02-17 19:41:16)(良:2票)
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