|
1. リトル・ストライカー
「ドラえもん」の後日談という感じ。主人公=のび太、拳闘家の少女=しずかちゃん、老婆=ドラえもん、ゴードン=ジャイアンと当てはめれば合点がいく。差し詰めロバート・カーライルは落ちぶれた出来杉君というところか。[CS・衛星(字幕)] 6点(2005-09-04 11:47:25)
2. リアリズムの宿
《ネタバレ》 冒頭のあの何とも居心地の悪い電話シーンから、いきなり「俺童貞ですから」とか無意味に告白をする件は笑いました。しかもその後もずっとそこを突いてくる友人が面白い。そうそう現実ってこんなものだよな~、そんな映画みたいに出会った瞬間からヒョイヒョイ友達になれるわけがない、と切に感じたり。それから確かにこの映画は小津やカウリスマキの持つ独特のテイストと似たようなものがありますが、僕としてはこの監督は更にそこから自分のスタイルを作り上げているように思えました(と言ってもこの人の作品はまだこれ一本しか観ていないので何とも言えませんが(汗)。作風自体はとてもユニークだけど、特別「凄い!」と思った箇所などは無いので平均の7点。[CS・衛星(字幕)] 7点(2005-08-17 21:41:04)
3. Re:プレイ
《ネタバレ》 ある事故によって過去二年間の記憶を全て失った男が、徐々にその記憶を取り戻していくミステリー。監督は『トンネル(2001)』のローランド・ズゾ・リヒター。脚本が『アイデンティティー』のマイケル・クーニーというだけあって、一癖も二癖もあるストーリーになったけどちょっと「何だかなあ」という感じ。一応ラストで「あ、なるほどな」と思わせられるし、伏線の張り方も巧妙なんだけどやっぱり観る人を選ぶタイプの映画だと思う。話はもはやSFの域にまで達していると言ってもいいし…。少なくとも最低二回以上は観ないと完全には理解できないのではないでしょうか?絶えず走りっぱなしのライアン・フィリップの動きは見事、女優では主人公の優しき恋人役のサラ・ポーリーよりも、個人的には最後まで悪女を演じきったパイパー・ペラーボに軍配を上げたい。6点(2004-12-03 18:38:33)
|