|
プロフィール |
コメント数 |
283 |
性別 |
男性 |
自己紹介 |
基本 SFとアクションとコメディが守備範囲。 映画通ではなく、中レベルの映画ファンです・・。 苦手なジャンルや興味のない映画は元から見ないし、観て良かった作品ばかりレビューしてるので、8~10点ばかり付けてしまいます。 期待した作品と、期待してなかった作品で、評価が上下してしまう癖が あります。あと話題の大作とかには、評価は辛目です。 |
|
1. リップヴァンウィンクルの花嫁
黒木華ちゃんが実にいい。近所に普通に居そうで、でもどこか不思議なふわふわした子。
新婚早々に追い出されて、呆然と彷徨って・・ 「ここはどこねー」??(笑
全ては悪い奴に騙されているのが原因で、どこまでも利用されて気の毒な展開だが
その目的が判ると、ナントモ言えない脱力感。登場人物それぞれの勧善懲悪感は薄れていく。
話が見えてきて、成る程なあと思いました・・ が、長過ぎる3時間。
いくらなんでも2時間以内に納まったでしょ? 冠婚葬祭のシーンばかりの映画になってる。
引っ張るところと、流すところ、緩急つけて欲しい。それと変に手持ちのカメラ使って
不安な心情を・・も、無駄に多いなあ。そこでカメラゆらゆらって、必要ですか?
でも、それらの不満を払拭する華ちゃんの魅力が素晴らしい。彼女は貴重な女優さんですね。
しかし、この男は本当得体が知れない奴だ。デキル奴のようだが裏の顔もあって不気味。
自分的には、編集の妙があれば9点作品でしたが・・惜しい。[DVD(邦画)] 8点(2017-03-05 01:36:10)《改行有》
2. 臨場 劇場版
《ネタバレ》 若村麻由美の力演によって、点数は甘めです。
最初は、まあまあの映画だったような気もしましたが、頭冷やしたら
気になる点が増えてきました。
通り魔犯人を無罪にするべく暗躍した連中が、コイツの無罪で
どこから報酬を得たのか描かれてません。もう一つの悪が野放しです。
無罪男へ天誅の準備として打った薬はどんな効果があったのか、数分後
溌剌とし反撃に走り回ったんでは、設定が破綻してます。
この男に本当の天誅をという観客の期待を裏切ってはいけません。
心神喪失は演技だったとの自白映像でも、隠し撮りして公開するとか
もっとスッキリする展開にできないかなー。
原作もドラマも未見でして、主役の個人主義が鼻につきます。なんか
同僚がお気の毒。
真実の解明は完全無視して、県警に都合の良い結末へと誘導に躍起になる
お偉いさんへの天罰も、足撃たれただけって生温いっすね。
悪い輩に法を無視して天誅を与えれば、そいつの家族を不幸にしてしまうぞ?
それは天誅されちゃった輩の問題でしょ。悪い事してたんだから。
娯楽映画として、もっと豪快にいってくれないかな。 等々
8年前と2年前の2つの事件により、怨恨が複数のベクトルで重なり
誰が誰に殺意を持ったのかが徐々に解明されていく中で、
事件が2つに分かれて同時進行に至る設定は面白かった。
他の方も言ってますが、日本映画の悪い癖は、説教が長くてクドイとこ。
1から10まで言わなくても判るから、次行って欲しいのに・・
脚本も演出も編集も、どれか一つレベルが落ちると全体が落ちるよなー
その辺を上手くまとめてくれる新しい監督の登場をあと何年待てば
良いのだろうか?[DVD(邦画)] 6点(2016-04-05 23:47:14)《改行有》
|