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【製作年 : 2000年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. ルパン三世 EPISODE:0 ファーストコンタクト<TVM> 《ネタバレ》 これは文句なしにTVシリーズ最高作。個人的には「ワルサーp38」に並ぶ逸品。 ルパンたちの過去を次元が語る回想形式の物語。ただそれが実話なのか創り話なのか解らないまま観客に夢の一時を味あわせてくれるような話だった。 過去の話とはいえルパンと次元の凄腕同士の対決が拝めるのが嬉しい。孤高の一匹狼すら狂わせるルパンの魅力。どんな敵にも戦略・戦術で生き残ってきたルパンらしい名場面だ。 そこに五エ衛門や不二子、銭形が複雑に絡み合う駆け引き。特に五エ衛門とルパンの戦いはアニメの1期を思い出す楽しさ。BGMの素晴らしさもあって戦闘描写もシリーズ最高。久々に時間を忘れて楽しめるルパンだった。 [地上波(邦画)] 9点(2014-12-28 18:33:40)《改行有》 2. ルパン三世 1$マネーウォーズ<TVM> 《ネタバレ》 今回のルパンは知略でお宝をいただく。 死んだフリをかまして最後の最後でかっこ良く登場するルパンは良いな~。ルパンが死んでも仕事をやり遂げようとする次元は最高の相棒。 不二子と五エ衛門の掛け合いやとっつぁんも美味しいところを持っていく。ラストの「ひど い男ね」のセリフもグッとくる。女は殺さないが殺さないというだけで容赦はしない。この非情さだからこそルパンはカッコイイ。 ただ他の敵の印象がちょっと弱いので、シンシアとルパンの頭脳戦だけで終始魅せる展開ならもっと良かったかも。[地上波(邦画)] 9点(2014-12-28 18:22:38)《改行有》 3. ルパン三世VS名探偵コナン<TVM> 《ネタバレ》 近年のルパンorコナンものでは双方にとってもかなりマシな出来。しばらく両方とも見る気しなかったけど、夢のタッグと聞いて見ないワケにはいかない。あの2chでもサーバーが陥落する?勢いだったとかなんとか。 絵柄をあえて統一せず泥棒と探偵、法を欺く者と法を守る者の線引きをしたたまにする。 コナンが肩が下がっている=銃を忍ばせているという指摘で、ルパンが素早くハンディカムのカメラを抜き放つシーンが好き。コナンは素早い動きに驚き、銃ではなくカメラだったので一本撮られた気分。 とっつあんが麻酔銃食らってもすぐ回復してしまうのには爆笑。まあ、岩みたいに固いフランスパンをガリガリ食べていた(2ndシーズン)人だからねえ。人間離れしてないとルパンを何十年も追ってこれませんよ。そんな銭形のとっつあん(納谷悟朗)と小五郎のおっちゃん(神谷明)が肩を並べるシーンは不思議な感動が・・・。でもキッドとルパンの怪盗対決も見たかったなあ。それが無かったのでかなり残念。 コナンの身体能力はおかしい(褒め言葉)。 ルパン一味が新一の正体を知る件は流石にやりすぎだろwww[DVD(邦画)] 8点(2014-12-29 21:40:46)《改行有》 4. ルパン三世 アルカトラズ・コネクション<TVM> 《ネタバレ》 「マネーウォーズ」が知略なら、本作はアクション。 でも冒頭のクルーザーでのチェイスはワクワクさせるけど、ゲストヒロインがいないのでちょっとがっかり、話を広げすぎて&CIAでしゃばりすぎバロス、そのクセ敵が雑魚過ぎて失笑レベル、でも銭形のとっつぁんとラスボスの一騎打ちには燃えた。今回のとっつぁんは久々に有能振りを発揮。というか、この人が毎度本気出したらルパンの見せ場が激減する(マンネリ打破にはそれくらいやった方が良いんだけどね)。 石田太郎の演技は良いなあ。映画やドラマで俳優として活躍する姿も良いし、声で演じる時も「コロンボ」とかが好きだけどさ、個人的にはカリオストロ伯爵や混世魔王・樊瑞みたいな強キャラ演じている時が一番好きだ。 五エ衛門が女の件でアレコレやってしまうのは割りといつも通りな気もしてくる(不二子に良いように振り回されていますから)。 [地上波(邦画)] 8点(2014-12-28 17:57:26)《改行有》
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