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プロフィール |
コメント数 |
12 |
性別 |
女性 |
自己紹介 |
レビューする上で心掛けている事は、 「まっさらな、ひとつの映画として観ること」。つまり、
「他と比べない」 原作やリメイクの元・TVシリーズと比べない、 監督や俳優の過去作品と比べない。
「フィルムの中だけを観る」 監督のプライベートや俳優の役作り、制作~公開までのドラマ、 公開~ヒットまでのプロモーション、それらを加味しない。
が、しかし(!)、うすうす気付いているのは、 「その作品の背景や歴史を知っているほうが、断然面白く鑑賞できる」という事。 初めて訪れた観光地の歴史を知っているのと、そうで無いのとでは感動が違うように。
だって映画は工業製品では無く、生きて生活してる人間が作っているのだから。
※そして私も人間なので、スタッフやキャストによって、 その作品を贔屓目に観てしまう事が多々あります。あしからず。(2012.01.13現在) |
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1. 流浪の月
《ネタバレ》 俳優さんて、本当にすごいねぇ。
物語の終盤、文(松坂桃李)が彼女(多部未華子)に、
「私を抱かなかったのは、ロリコンだったからなのか」という意味の事を聞かれた。
答えるまでの文の葛藤がすごいね。
どうしてもどうしても本当の事(障害)を言う勇気が出なくて、
最後までやっぱり知られたくなくて、
「ロリコン」という事にしておいた方が、「ロリコン野郎」と思われた方が
まだマシだったんだね。
自分の障害を打ち明けるくらいだったら、軽蔑された方がマシ。
答えるまでのあの時間。
私にはすごく長く感じたけど、すごい葛藤が伝わって来た。
俳優さんて、本当にすごいねぇ。
※蛇足ですが、私はこの映画を観るまで、
松坂桃李さんがこんなに綺麗な顔をしている事に気付きませんでした。
すみませんでした!(笑)[映画館(邦画)] 9点(2022-07-15 13:43:25)(良:1票) 《改行有》
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