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プロフィール |
コメント数 |
565 |
性別 |
男性 |
自己紹介 |
三度の飯より映画好きです。どうぞよろしく。 ※匿名性ゆえの傲慢さに気を付けながらも、思った事、感じた事を率直に書いていますので、レビューによって矛盾が生じていたり、無知による残念な勘違いや独善的で訳分らん事を書いているかもしれませんが、大きな心でお許し下され。 ※管理人様、お世話になっております。 ※レビュワーの皆様、楽しく読ませて頂いております。
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1. レオン(1994)
《ネタバレ》 殺し屋なのに子供のように純粋なレオン。12歳の少女なのに大人のようなマチルダ。警官なのに悪人のスタンフィールド。この本来あるべき姿とは対照的な人物設定が面白いです。そして、レオンとマチルダの男女とも親子とも言えないような危うい愛が斬新です。出会う前のレオンとマチルダの生気の欠けた姿と、霧吹きを掛合う生き生きとした姿のコントラストに愛の力を感じ、スタンフィールドがトイレに隠れている場面で死の恐怖を覚えゾクゾクします。クライマックスの銃撃戦は驚くほどスタイリッシュであり、別れの場面は目頭が熱くなります。ラストのマチルダの強そうな姿と、レオンの分身とも言える鉢植えを大地に植えかえるシーンも、悲しいながら一筋の光が差すようで良いですね。絵的に素晴らしい場面もいくつもあります。そして帽子や眼鏡などの小道具、雰囲気、エリック・セラの曲、スティングのエンディングテーマも全部素敵です。私の中では現時点(投稿時)で、ベッソン監督、ジャン・レノ、ナタリー・ポートマン、ゲイリー・オールドマン、「エッ~ブリワ~ン!」(byゲイリー)のベストワークです。特にゲイリー・オールドマン。スタンフィールドの狂気の演技に魅了され、その後出演作を片っ端から観ましたがこれ以上の彼にまだ出会えていません。[ビデオ(字幕)] 10点(2006-12-31 23:13:43)(良:1票)
2. レザボア・ドッグス
《ネタバレ》 マドンナの歌詞だけでは飽き足らずチップについても議論するアンサンブルキャストがイカした曲に乗って颯爽と行進するオープニング。いや~、これはもう初っ端から頭をガツンとやられてしまった感じ。黒の揃えのスーツにサングラス、音楽、個性的な登場人物、独特なセリフ回し、過激なバイオレンス描写、巧みなストーリー構成、ハイセンスなのでパクリもオマージュ・・・。タランティーノの異形の才気に圧倒されただただ脱帽するばかり。その上ただのクールで面白いだけの映画ではなく、そこには今や廃れてしまった男のアッツ~イ仁義が描かれている。ハチャメチャやっといて最後にハーベイ・カイテルとティム・ロスの切ないやりとりを持ってくるところが憎い。暴力的にもかかわらずタランティーノ時代到来も納得の作品。……これは後々聞いた話だがアメリカ人には、黙せば助かる可能性があったオレンジが警官だと告白する気持ちが理解し難い?らしい。タランティーノは米国のインタビューで「あの二人はオカマだったのか?」と聞かれ「男のロマンがわかってない!」と立腹したんだとか。確かに東洋的精神なのかもしれませんが、この命を掛け合った裏切れぬ友情は確固たる男のロマンですね。日本人の私はしかと受け取りましたぞ!さすがは東洋好きのタランティーノですな。[ビデオ(字幕)] 9点(2006-12-25 18:36:54)(良:3票)
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