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【製作年 : 1990年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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1.  レナードの朝 《ネタバレ》 -Awakenings- “目覚め” 複数形なのはレナード以外の患者はもちろん、セイヤー先生にも掛かってる。 ロバート・デ・ニーロの表現力が凄い。レナードの抱える難病表現はもちろんだけど、入院する20歳の頃から時が止まっている青年役を見事に演じていた。レナードの少年のような笑顔は、数年前にアル・カポネを演じていた人のものとは思えないくらい、デニーロの演技の幅広さをみせてくれた。 登場人物もとても魅力的で、現実的だけど理解あるカウフマン先生。普段はサボってるけど率先して寄付をする看護婦。寡黙な薬剤師に人懐っこい清掃員。レナードからお金を取らない食堂のおばさん。勤めてる人が人みんな良い人で、こんな温かい病院なら安心して家族を任せられる。 患者は突然叫びだすし、動かない患者は全く動かない。変化のない患者たちとの毎日にじっくり長く付き合うは、家族と言えど、とても大変。レナードの母がいつも献身的に看病するのは根気のいる辛い毎日だし、ポーラの母が夫のお見舞いに来なくなる気持ちも分かる。 失った時間の長さ、年老いた自分と向き合う患者たちも、とても個性的、魅力的に描かれていた。先に投薬されて、日々症状が悪化するレナードの姿に、数日後の自分の姿を重ねる不安と恐ろしさ。 後半は観てる方も辛くなるけど、レナードの「もう会わない」という決意を理解して、無言で受け止めるポーラの心の綺麗さ。食堂でのダンスは何度観ても涙が止まらなくなる。 “レナードの朝”ってとても良い邦題で、劇中レナードが「(もう目を覚まさないかもしれないから)目を閉じる(眠る)のが怖い」ってセリフがある。この映画を観ると、自分の意志で起きることが出来て、その日一日好きなことが出来ることに、とても有り難みを感じられる。 毎日当たり前に来る朝。そんな朝が来ない人達。彼らと違って何でも出来るのに、毎日何もしないことの、なんて勿体無いことか。 他人から求められることがボンヤリ解っていても、自ら行動しなかったセイヤー先生が、最後に“目覚め”てエレノアを引き止めるところがとても好き。 難病との戦いが“道半ば”で終わってしまう映画を、とてもスッキリした後味に変えてくれる。[ビデオ(字幕)] 9点(2022-08-27 16:26:19)《改行有》

2.  恋愛小説家 《ネタバレ》 As Good as It Gets”『こういうので良いんだよ』って感じでどうでしょう? 直訳は『これ以上無いくらい素晴らしい』って、言葉通りのポジティブな意味と、『現状ではコレが精一杯』みたいなネガティブな意味もあるようです。 メルヴィンは作家のようだけど、何でこんなタイトルにしたのか意味がわからん。 最初メルヴィンがメッチャ嫌な奴に映るんです。ヴァーデル下手したらダストシュートで死んでたかもしれない。自己中で無節操で配慮がなくて、失礼なことをバンバン言う。なんて嫌なオッサンだろう。と。 ヴァーデルを預かるところから、メルヴィンは嫌なオッサンではなく、変なオッサンなんだと気がつく。そもそも彼の周りに友人らしい人は出て来ないし、キャロルとサイモン時々フランクみたいな、ごく最近の人間関係しか観えない。 果たしてこんなメルヴィンが、どんな恋愛小説を書くというんだろうか?? 子持ちとは言え、ふた周りも年の離れた美人との恋愛模様。ここにサイモンが混ざっての奇妙なロードムービーが面白い。 失言からの翌朝、“非常用CD”でちょっとスローになるところで大爆笑。でもその後の「この曲イヤ」で、スッゴイどよんとした空気になるの苦しい。変なオッサンは頑張ったけどダメだったパターンが辛い。 でも最後はあれで良かった。徐々に、徐々にで良いんだよ。犬を飼うことがキッカケで、こんなにも大きく人生が変わるなんて。…って観たけど、最初からメルヴィンが変なオッサンだって解って観ていれば、また感想も変わってくるような気がする。日を空けて2回目観てみよう。[CS・衛星(字幕)] 8点(2023-02-01 20:51:12)《改行有》

3.  REX 恐竜物語 《ネタバレ》 たまたま“○○物語”というのを立て続けに観ました。邦画で“○○物語”というと、だいたい3パターン。 ①昔話のタイトルそのまま ②偉人の伝記 ③可愛い動物モノ。 本作は③になるのは皆さんの想像通り。え?REX可愛くないって?そりゃそうでしょう、だって本作の可愛い動物=安達祐実なんだから。 当時大人気の演技のできる子役・安達祐実を、まるで子猫のように色んな角度から愛でよう。というのが本作の意図だったんだろう。 子役に恋愛モノをさせるのもアリだったけど、宮崎事件の爪痕も生々しい当時、ロリコン趣味と誤解されたら大変だろうし、無難に子供向けの冒険ファンタジーの仕上がりだ。 恐竜は二の次。犬でもシャチでも猫でも良かったろうけど、スピルバーグがジュラシック・パークを作っているし、REXの公開に合わせて恐竜が流行るだろう。という角川監督の先見の明は見事。安達祐実と赤ちゃん恐竜。チケットとグッズが売れれば万々歳だ。 だけど幸か不幸か、安達祐実の撮り方があまりに普通。表情も衣装もただの子役のソレでしかない。彼女の女優として光るもの、大人が観てハッとする表情とか、それこそ安直だけど水着姿なんかも入れない。角川監督は安達祐実をあくまで子供•可愛い小動物として見ていた結果だと思う。 安達祐実の女優としての才能は、後の家なき子から開花するけど、もし角川監督が彼女を、チャトランでなく原田知世や宮沢りえと同じように扱っていたら、この映画も化てたかもしれない。 じゃあ珍獣REXは売れそうか?同時期のジュラシック・パークを観てしまうと、どう考えても子供だましな出来映。ティラノサウルスの模型と並んだREX、頭の形がぜんぜん違う。REXが成長してあのティラノサウルスになるとは思えない。 REXってよく見ると亀っぽい。頭のカタチとか。孵化させる際にウミガメの卵を使ったって言ってたから、REXは亀と恐竜のハイブリッド生物かも知れない。…なんてカルロ・ランバルディは考えたのかも。亀だから海藻代わりに草とかピーマンとか食べるのか?うん。でもやっぱ可愛くないなぁ。 可愛いだけの小動物(安達祐実)と、可愛くない珍獣(REX)の映画。もう、監督も何を楽しみに撮れば良いのか困ったハズ。あ!・・・いや。 十勝が舞台なのに、全然北海道感がないのも酷い。立野家のロケ地、まるで雄大なアメリカの田舎みたいだけど大分県だとさ。あの神秘的なジャングルはギアナ高地なんだってさ。どうりで見覚えのない山だと思った。 でも屈斜路湖の御神渡り(凍った湖が割れる現象)っぽいのとか、今はなきグリュック王国っぽいところが出てきたのは嬉しい。 そうそう、親子ピーマン対決は見応えがあった。ほかに褒めるところを探すのが難しい映画。[インターネット(邦画)] 1点(2022-09-05 22:24:42)《改行有》

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