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1. ロッキー
文句なしに理屈抜きに、やっぱりいい!ボクシングってのはあくまで背景であって、この映画の根底にあるのは人間同士のドラマです。しかもピュアな恋愛もの。エイドリアンは「プリティ・ウーマン」のジュリア・ロバーツが普通に思える程のシンデレラストーリーを作り上げています。ロッキーも場末の三流ボクサーやら借金取りやらでゴロツキ扱いされながらの、めぐりめぐってのアポロ戦ですから、まさにアメリカンドリームの体現者。何度見ても最後感動してしまいます。男として至上の喜びを得た瞬間、パッと画面が止まりエンドロールが流れ出す、作りがニクいくらい上手過ぎます。10点(2005-01-22 23:41:17)
2. ロッキー2
寝たきりだったエイドリアンに「あなた、勝って」と言われ、心に火が付きトレーニングを開始するロッキー。ベタなんだけど、男ってやっぱこうなっちゃいますよ!とにかくロッキーシリーズの中でも内容的に1の続編と呼べるのは2だけ。雰囲気も物語の組み立て方も1と同様です。ボクシングシーンからラストのセリフにかけても期待を裏切ることなく感動させてくれます。泣きました。ロッキー2はなんとなく虎のイメージを植えつけさせるような演出をしてますよね。そしてついに3でロッキーのテーマが「アイ・オブ・ザ・タイガー」になってしまうわけです。4は虎と無縁なので、2~3で虎としてのロッキーは完結します。ぜひ虎を見てください。10点(2004-06-19 10:48:03)
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