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【製作年 : 1990年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. ロビン・フッド(1991・ケビン・レイノルズ監督作品) 《ネタバレ》 まぁブレイブ・ハートと似てる部分がかなりあるんですねぇこれは。個人的にはブレイブ~の方が好きですけどねぇ、これもなかなか面白いですよ。目を抉られながら最後まで主人の潔白を信じる執事って、普通の人じゃ先ず無理。本当にその人のことを信頼し、慕ってなけりゃ出来ないっすね。それにかつては貴族だったのに十字軍としてエルサレムに遠征に行ってから、人生観を変えて、弱きもの=庶民の味方になるロビンも、個人的復讐や偽善かもしれないけど、何も行動しないよりはずっとマシですよ。やっぱりいつの時代にもこういう庶民の英雄ってのは必要です。最後のほうにちゃっかり登場してたショーン・コネリーや、異教徒でありかつては敵でありながら主人公を上手くサポートするモーガン・フリーマン等の豪華キャスト、さり気なく盛り込まれてる笑いの要素などは見ていて非常に面白いです。ただ全体としての仕上がりが少々甘かったように思えるのがネックですか。何はともあれ、気軽に見られることは確かですねぇ。6点(2004-04-30 01:07:49) 2. ロビンソン・クルーソー(1996) 《ネタバレ》 孤島でのサバイバルが主体に描かれているわけではないので、アドベンチャーとしてみた場合は飛んだ期待はずれなんですが、そこでであった異文化の人間と出会う事で、自分の傲慢さを知り、宗教や文化を超えた絆で結ばれるというくだりはとても好きです。特に後半、“決闘”で、どちらかが死ななければならない時に「友達は殺せない、お前が生きろ」という二人のやりとり、そして戦死の決闘を邪魔され、そればかりか友人であるフライデイをも殺され、彼の骸を抱えて嘆くシーンはベタですが非常に感傷深い。そしてラスト、フライデイとの孤島での思い出がフラッシュバックする場面も映画の余韻を上手く引田立てています。前半部分はいささかテンポが悪いものの、それでも結構楽しめた作品でした。6点(2004-04-02 13:35:27) 3. RONIN ジャン・レノが銃を構える姿って物凄く決まってますね。勿論デ・ニーロも負けてはいませんけど。依頼人の正体を聞かずに与えられた仕事を鮮やかにこなすプロフェッショナルたちを浪人としたのは斬新だと思います(日本人でもないのに四十七志の詳細を知ってるのは相当凄いですね)し、疾走感抜群&長テイクのカーチェイスシーンも見ごたえあります。…が、どうもそれだけのような気がします。設定や話の展開は結構いいのですがどうも淡々と進んでいくような気がしてイマイチな感じを受けました。でも見てそれほど損をしたわけでもなく前記の通り話は結構好きなものだったんで、点数は、微妙な線という事で5点にしておきます。5点(2004-02-29 03:53:50) 4. ロッキー5/最後のドラマ ロッキーが現役から引退し、トレーナーになるので、今までとは少し変わっている設定。今回はどちらかといえばロッキーの闘いに対する情熱、そして家族の事に重点を当てて描かれていると思います。引退しているので、リングの上では闘いませんが、大事なのは心だということを教えるためのラストのストリート・ファイトもなかなか見ごたえがあると思います。 6点(2003-12-07 03:23:18) 5. ロボコップ3 ついに空まで飛んじまったか…嫌いじゃないんだけど、やっぱりロボはウェラーじゃないと!ルイス殺しちゃ駄目だよ!オムニの横暴を市民に訴えるシーンと、警官隊がレジスタンスと共にリハッブに立ち向かうシーンは印象に残ったけど、それ以外はイマイチ。やっぱり1が最高傑作だよ5点(2003-04-04 20:29:09) 6. ロボコップ2 前作とは打って変わってただのSFアクションな映画。自分の過去の記憶に苦悩しながら、正義だのという陳腐な感情からではなく、自分の呪われた運命にケリを付ける為に自分を殺した者達に復讐するという、重苦しいながらもその中にあったあの独特のかっこよっさが微塵も感じられない。新型ロボコップも、あれじゃただの殺戮マシーン(前作のED209もだけど)。あんなんで市民が救えると本気であのオッサン達は思っていたんだろうか?最後の死闘は派手で面白いが、全体としてはグロさがアップしただけで、作品自体は落ちた気がする5点(2003-04-04 20:17:45)
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