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【製作年 : 2010年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. ロボコップ(2014) 《ネタバレ》 AI時代が進展した昨今だからこそリアリティーを持って見ることができる。近い将来には警官ロボットが本当に登場するかもしれない。そこで問題になるのが感情の有無なわけだが、もちろんロボットには感情はない。で、ロボコップは人間なのかロボットなのか。「感情の制御」をテーマとしつつ、その辺のある種の「曖昧さ」は上手く描けていたように思う。面白いのは警察やオムニ社を捜査し始めるところで、一点の曇りもない清廉潔白な人間など殆どいないわけだから、それをロボット警官が捜査し始めたら、殆どの人間は犯罪者になってしまうのではないかと思った。[CS・衛星(吹替)] 7点(2023-05-09 00:39:56) 2. ロング・ウェイ・ノース 地球のてっぺん 作風のせいなのか極限状況というのがあまり伝わってこない。尺も短いのでご都合主義的に展開していくし。ただし、貴族少女のプライドと根性には感じるものがあった。[地上波(吹替)] 5点(2023-01-02 00:11:34) 3. 羅小黒戦記 ぼくが選ぶ未来 タッチは昭和感が漂う古臭さがあるし、ジブリだかディズニーだかなんか色々と詰め込んだ印象もあるが、世界観は興味深いものがある。とはいえ、共産主義国が作るアニメなのでそこにはなんらかのイデオロギーが内在したプロパガンダがあるわけで、それに気づかずして見るのはあまりにも無邪気というか中国の思う壺。結局は、妖精はウイグル人等の少数民族で、館は強制収容所、国家反逆罪は「最強の執行人」によって裁かれるということなのかと。[CS・衛星(邦画)] 5点(2023-01-01 12:52:06) 4. ロビン・フッド(2010) 封建制から自由で平等な社会へとの時代の変わり目を描きたかったのだろうが、それにしては政治色というより勧善懲悪色が強く物語に深みがない。かと言って、ドンパチ期待で見ていると擬似的父子や夫婦のダラダラとした民衆ドラマばかりが続くし、ドンパチは正味最初の10分とラスト10分程度しかないのでもの足りないと感じるかも。この手の歴史スペクタクルを見るなら、日本の戦国・幕末モノを見た方がよいかな。[CS・衛星(字幕)] 4点(2016-06-20 11:32:18)
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