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【製作年 : 1980年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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1.  ロッキー3 《ネタバレ》 『ロッキー』と『ロッキー2』はボクシング映画と言うより人生映画だがこの『3』でようやくボクシングそのものを描く映画になる。それにしてもオープニング中に時間の経過と現状を一気に紹介する見せ方が上手い。凄いのは初めてチャンピオンになった『2』から惜しげもなく引退間近まで時間を進めていること。シリーズ1~3作目まではその都度これで終わらせるつもりで作っているようだ。最初から続編ありきで始める昨今の映画はちょっと見習ってほしい。 『3』でのロッキーはゴロつき時代とは全く異なる堂々たるチャンピオンぶりでスーツも似合っている。体も脇腹の腹斜筋が浮き出た見事なもので最強のチャンピオンの設定に説得力を与えている。そしてミッキーとの絆が前半で語り尽くされる。ミッキーが名伯楽イメージなのはこの『3』あってのことだ。 クラバー・ラングはひたすら悪意を撒き散らす「悪役」だが、あのむやみな闘志はボクシングでは必ずしも悪とは言えない。そしてロッキーはラングが持っている「虎の目」を取り戻すために苦闘する。その折り返し点になるのはエイドリアンとの言い争い。『2』の時のように格好つけて一言で済ませず泥臭くいくのが良い。泥臭いと言えば80年代始めのカリフォルニアはシリコンバレーを擁する今とは隔世の感があるのが興味深い。そしてたぶん現地の本物のボクサーなのだろう、ジムにいる男たちが獣のような目をしている。 ストーリーは挫折から闘志を取り戻して試合に向かう、というもはや黄金パターンだが『3』ではトレーニングでアゲていく描写にカタルシスがある。まさに友情・努力・勝利でその過程の「特訓」シーンにあのテーマが使われる。そして試合では『2』でも使われた音楽がより効果的な使われ方をしていてさらにアガる。そしてクライマックス後の締め方も小粋。ラストシーンがダラダラ長い昨今の映画はちょっと見習(略)。 この映画は全体として人物の心情をきちんと映像で表現するので観ていてわかりやすい。そりゃ文芸的、芸術的な価値では初代に及ばないだろうが、映画表現として最高の部類だろう。少なくともこの1作で見ればシルベスター・スタローンは役者として超一流、アクション俳優として超々一流、監督としては神だ。10点満点中13点を進呈。[インターネット(字幕)] 10点(2019-08-19 00:13:25)《改行有》

2.  ロッキー4/炎の友情 《ネタバレ》 2019年になってロッキーシリーズをおさらいしているのだが、4まで来るといや~、軽いネ! ずっと鳴ってる80'シンセポップ・ロック(変なジャンル付けだがそうとしか言いようがない)のせいでもない。無音のシーンでも充分軽いのだ。しゃべる時にはクローズアップ、それでいかにも言いそうな事を言う。セリフで説明する。初代から『3』までは名優に見えたスタローンが単に下手な人に見える。あの演技を際立たせるにはもっと影が必要だ。 一番の問題はポーリーに「良い事」言わせてしまうこと。「俺はお前になりたかった」なんて誰でも分かってる。だから、言うなよ。この映画はとにかく我慢できずにすぐ言ってしまう。見せてしまう。『3』ではその分かりやすさが功を奏していたが『4』では単にベタなだけに堕してしまっている。 もう一つ重要な問題は『3』であれだけ丁寧に描いたボクシングの描写がすごく雑なこと。トレーニング風景でアゲていくのはシリーズ共通だが、今回はそこに強い敵に勝てるようになるロジックがない(これは『2』も同じ)。試合も試合後のくだりも悪い意味で漫画的で単純すぎる。 と言いたいことは色々あるわけだが、そこそこいい映画ではあるんですよ。あの軽さも、もしTVシリーズとかだったらちょうど良いだろうという感じ。ドルフ・ラングレンの極真空手の動作もいかにも異質なボクシングという雰囲気を醸し出していて効果的だ。そして似た人が出てくるゴルバチョフ書記長就任が映画公開と同じ1985年、ペレストロイカはそこから始まるわけだから結構未来を予見している映画でもある。 つまりは音楽に代表されるように(音楽自体の質は高いのだが)時代性を反映しすぎたのが敗因か。いや違うな。『ロッキー』はそもそもシルベスター・スタローンという男の私小説として始まっている。この『4』にはその要素がまったくない。少なくとも当時のスタローンには、自ら語りたい事はなかったのだ。[インターネット(字幕)] 6点(2019-10-01 00:43:26)《改行有》

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