みんなのシネマレビュー
ゴシックヘッドさんのレビューページ[この方をお気に入り登録する

◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

プロフィール
コメント数 811
性別 男性
自己紹介 今年は映画見れてないです。

投稿関連 表示切替メニュー
レビュー表示レビュー表示(評価分)
その他レビュー表示作品用コメント関連表示人物用コメント関連表示あらすじ関連表示
コメントなし】/【コメント有り】
統計メニュー
製作国別レビュー統計年代別レビュー統計
要望関連 表示切替メニュー
作品新規登録 / 変更 要望表示人物新規登録 / 変更 要望表示
要望済関連 表示切替メニュー
作品新規登録 要望済表示人物新規登録 要望済表示
予約関連 表示切替メニュー
予約データ 表示

【製作年 : 2000年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
評価順1
投稿日付順1
変更日付順1

1.  ローズ・イン・タイドランド 《ネタバレ》 テリーギリアムの描く不思議な世界を久しぶりに見た。 テリーギリアムの描く”不思議の国のアリス”は現代風な現実を毒たっぷりにまた独特な視点で強く描き、 それが突拍子もないぶっ飛んだファンタジーと融合する面白いものだった。 最初の現実の荒んだ家庭内風景は「どこが不思議の国のアリスやねん!」って感じで ”不思議の国のアリス”とはあまりにかけ離れた雰囲気でびっくりしたけど。 でも場面場面で不思議の国のアリスのような美しくメルヘンな場面がみられた。 たぶん映画サイレントヒルでも子役を務めたこの少女は非常に美少女だった。 そんな美少女が変な男ときわどい場面がけっこうあったのでなんかドキドキした。 現実と幻想が入り乱れるこの作品で、嫌というほどに現実が浮き彫りになる。 この作品にあるファンタジーとはまったく無責任なものであると思える。 主役の少女にしたって登場人物にしたってみんな現実というものを全く見ようとしないので、 観賞者が逆に登場人物のことが心配になってくる。 そこでイラッとはしないけど気の毒になってくる。 特に主役の少女は自分の世界で生きるしかなかったから必死で自分の世界を作ってるような気がしてなんか健気だ。 宗教女はひどかった。彼女の言う「罪人」とは「自分以外の誰か」のことであるかのようで、自分の「罪」には立派に目をつむる。 そんな風に現実というものにちゃんと向き合っている登場人物が皆無なこの映画は非常にぶっ飛んでいる映画でした。 さらに野暮なこというと、自分の知る映画の範疇でいうと ヤンシュヴァンクマイエルの人形、”悪魔のいけにえ”の食卓、”パンズオブラビリンス”の現実と幻想、”ミツバチのささやき”のラスト、 などをほのかに思い出させる場面があったかもしれない。これもまた個人的な感想。 [DVD(字幕)] 8点(2013-03-12 20:51:29)《改行有》

2.  ROCK YOU! ロック・ユー! 《ネタバレ》 中世の時代背景が自分好みで楽しめた。 その時代を見事に再現しながらロックミュージックを随所に取り入れてる。 普通こんだけ時代を真面目に再現すればそこに近代ロックミュージックを入れるなんてそんな実験的なことしないと思うけど。 大胆だ。 中世とロックの融合は面白かったけど、それをメインに掲げるほどでもなかった。 しかし融合度はなかなか高い。 ロックだけではなく中世風な音楽も聴けてこれがなかなか気に入った。 騎士の精神が非常にカッコいい。 どちらが本当の騎士であるかなんて勝負する前から分かりきってたけど、真剣勝負には燃えた。 ここで燃えたので対決する映画としては余裕で合格点だ。 黒騎士は憎ったらしいけど鎧はカッコ良かった。 奈落から栄光まであって上り詰めた時が気持ちいい。 運命、名声、金、友情、美女、プライド、それからロック、、、男の憧れる全てがある映画だ! [DVD(吹替)] 7点(2013-01-13 17:04:06)(良:1票) 《改行有》

3.  ロード・トゥ・パーディション 《ネタバレ》 芸術的なまでに美しい映像と音楽で描かれるマフィアの世界。 ファミリーの大きさもありますが、そこから逃れられない恐ろしさもあります。 比較的にダークで寒い映像は心の表れでしょうか。 父子愛がしっかりと描かれ、父親の偉大さと苦悩が見えてきます。 子供も素晴らしく、父親の背中を見つめます。 それとはまた別にマフィアのファーザーの存在はとても大きいです。 こちらの場合、どうしようもねえお節介の馬鹿息子を持つ父親は大変だなぁ、といった感じでした。 家族というより父と子を描いている映画でしょうか。 そこで考えさせられる絆があります。 落ち着いた描写がなんとも美しいです。 トムハンクスといったら、不器用でとぼけたキャラが面白い印象がありましたが、この映画ではそんな彼のイメージとは違った険しさがあります。 でも息子に接する愛情の不器用さが表れているみたいで良かったです。 [DVD(吹替)] 8点(2012-05-17 23:34:08)《改行有》

4.  スティーヴン・キングのローズレッド<TVM> 《ネタバレ》 これはなかなか見応えのある作品であった。といっても点数はとても悪いんですね。 数あるスティーブン・キングの映画のひとつです。 これはなんたっていかにもスティーブン・キング映画らしいところがとてもいい。 はたしてスティーブン・キングの魔力というものがあるのでしょうか。それは多くのスティーブン・キングの映画に一貫したものに思えます。 それはとても不思議で根強く残るものです。 スティーブン・キングの映画を見た場合、色濃く記憶に残る場面はあると思いますが、 とくにそれは子供の頃に見た場合に強く残る気がします。 僕も子供の頃に見たスティーブン・キングの映画の不思議な場面は今でも記憶に強く残っていて、それが今になってよりスティーブンキングの映画に魅了されるキッカケかもしれません。 残念ながらこの作品は子供の頃に出会えなかったので、そういった根強い感覚を味わうことが出来ませんでしたが(不思議なものを発見する感覚は鈍くなった)、 この作品も不思議さは館から感じます。 この映画はシャイニングっぽさが館にすごくあっていいです。 神秘的な雰囲気も感じられます。 そしてホラー、とくにキングのホラーの世界観はファンタジーなのだと思いました。 スピリチュアルなまでにファンタジーです。 オバケなどは怖さよりも幻想性を重視しているところが良いです。 また音楽がキングの神秘的な雰囲気に誘います。 自分は館ホラーのファンですが、 この映画の館は自己増殖し、もはやダンジョン化しているところがいいですね。 徐々にカオス化して行き、過去の住人、人間関係、様々な能力、コンプレックス、夢、館の憎悪、が入り乱れてカオスです。凄いんです。 腕のなえた少女は不気味ですが存在感が素敵です。 ミニチュアの家の不思議さはスティーブン・キングの映画ならではの感じでした。 この館に宿る魔力は非常にシャイニングに近いと思います。 しかしこの館に入る前がまた面白いです。仲間集めみたいになってますが、能力者の出会いが面白いです。 とくにマザコンの男が面白いですね。映画の始まりと終わりでまったくキャラが変わってるので。実際にある館がモデルになっているんですよね? 話は超長いんですが、日本語吹き替えで見たらダレませんでした。個人的には良いとは思いますが、点数が物語ってますね。 でも僕は驚異の7点つけちゃいます。 [DVD(吹替)] 7点(2012-02-28 23:37:57)《改行有》

5.  蝋人形の館 《ネタバレ》 これは他のスラッシャー・ホラーと比べると、非常に良くできているようです。 リメイクということもあってか、クオリティ的に安定しています。 また、他のB級ホラーに比べればお金のかけ方も違うようです。 オペラ座の怪人のように古典ホラーのリメイクということもあってか、 ロマンチックで幻想的でファンタジックなところも見受けられます。 美術的な部分で頑張っておられます。 蝋の感じがすごくいい。 蝋人形館の埃の被った骨董屋のような、古ぼけて妖しい見事なまでの雰囲気、 小さな村の感じなど、自分はかなり好きです。 この作品のリメイクの元となった映画が2本くらいあったと思います。 自分の記憶している限りでは2本ともストーリーもテンポも良くは無かったが、古典ホラー独特の幻想的で妖しい雰囲気は見事だった。その2本とも見たことがあったから、なお思い入れが深い。 全くの別物ですが、これはこれで現代スラッシャー風のスタイリッシュな演出がされているので、前二本とは違って退屈することはほとんど無い。 古典ホラーのリメイクなのに、B級ホラー風なティーン・エイジャーたちの大活躍には違和感も感じたけど、 ヒロイン二人も美人でよかった。 パッケージ裏などで確認して、最初は怖くないと思っていた殺人鬼は、実はかなりの雰囲気を出していた。無表情は異様で、フランケンシュタインやハロウィンのようだった。 残酷描写もグロもなかなか。 生きているのに肌がボロボロとか、イタいよ。 実際に蝋で肌がああなってしまうのか?とか、そういうところは疑問ですが。 それと凄かったのは使われた蝋人形の膨大な数。 もしかしたらあの殆んどはエキストラに特殊な塗料を塗って蝋人形のような質感を出しているだけか知れないけど。 ほんと、蝋人形って死体みたい。 また、蝋人形というのはそれぞれが何かを物語っている。 そこが幻想的であり哀愁もあって恐怖もある。 蝋人形館が燃える場面の幻想的な感じといったら、もはやファンタジー。 床とかが溶けて超面白い。 蝋人形の館というタイトルに騙された感じです。 テーマは兄弟愛か、、、? あの小さな村がいいなぁ。 あと、“悪魔のいけにえ”の影響は、ここでも大きいなぁ。 [DVD(吹替)] 7点(2011-02-12 04:26:04)《改行有》

6.  ロード・オブ・ザ・リング 《ネタバレ》 たぶん見たのは高校生んとき以来だけど、、、こんなにも壮大な作品だったとは。 第一部を見ただけでもそう思えてしまうのだ。 大自然の風景が素晴らしい。呑まれるかのようだ。 ファンタジーの神秘的な美しさもある。 しかし、各キャラには心の闇や苦悩が確実に潜んでいる。 描かれているものが素晴らしいが、その背景にある物もまた素晴らしい。 指輪を葬りに行く旅。 思えばその旅は、「人の人生そのもの」とも思えてくる。 人もそれぞれに、この映画の「指輪」のようなものを背負って生まれてくる。 それがその人の負の運命であろう。 それを葬るために今を必死で生きているのではないか。 [DVD(吹替)] 8点(2011-01-13 01:19:14)《改行有》

全部

Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS