|
プロフィール |
コメント数 |
583 |
性別 |
男性 |
年齢 |
50歳 |
自己紹介 |
管理人さま、レビュアーのみなさま、いつもお世話になっております。
タケノコと申します。
みなさまのレビューをとても楽しみにしています。 ( まるで映画のように、感動し、笑い、ときに泣きます )
たまにポチっと「良」投票・・・
よろしくお願いいたします。 |
|
1. 私をくいとめて
《ネタバレ》 「勝手にふるえてろ」の姉妹編と言えそうな内容でしたが、、笑いが少なくなった分、やや物足りなさを感じたのでした。思った以上に、渡辺大知の存在は大きかった (笑) ネタバレになるのであまり書けないけど、このシリーズはラストシーンが「はっぴいえんど」にも見えるし、「おひとり様」にサヨウナラする「バッドエンド」にも見えてしまって。本作は特に、多田くんという存在が大きくなるにつれて、「A」の存在が次第に消えゆくけど、それは恋人を得た幸せと引き換えに、全く違うもう一人の自分とサヨウナラするという、ある種の切なさを感じてしまったのでした。例えるなら、黒田みつ子と「A」の関係に、大林監督「転校生」の "わたし" と "あなた" に近いものを見た気がします。 話変わって、とても勇気あるキャスティングではないでしょうか、のんと橋本愛。「あまちゃん」の二人をあえて共演させることで、そのイメージからの脱却を図った (手伝った) ように思えます。言わば、心優しい「荒療治」ですかね。そして、キャリアウーマンの片桐はいりさん。今までありそうでなかったけど、実際にはかなりハマり役でした。林遣都くんと前野朋哉くんの役どころも良いし、キャスティングに関しては、大九明子監督は目の付け所が鋭いですよね。 と、あれこれ書きましたが、監督はこのスタイル (路線) のまま、突っ走ってほしいです、はい。[インターネット(邦画)] 7点(2021-10-19 21:13:20)(良:1票)
|