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1. 藁の楯
そんなに悪くない。
ストーリーをひねってない分、余計な布石を気にせず素直に浸れる。クズの扱いと金の誘惑に翻弄されながら観るのが正しい鑑賞方法かと・・どうせ結論は出ないと思うし。
新幹線降車までの迫力は結構なものだ、細かいツッコミ所はあるにせよ力技でグイグイ引っ張る演出はたいしたもの、今日本でこのレベルの映画を撮れる人が他にいるだろうか?
役者の演技は皆大味ながらも、うまくこなしてると思う、後味の悪いラストも三池監督のほくそ笑む顔が浮かぶぐらいイヤミで感慨深い、スンナリ進みすぎた話にチクリと来るイライラ感が味だろう。
エンドロールで流れる曲のダサさにはちょっと驚いた、何か考えがあるのか?鑑賞後そこだけが妙に気になった。[映画館(邦画)] 6点(2013-05-01 11:31:19)(良:1票) 《改行有》
2. 私の中のあなた
久しぶり、ストレートに泣かせてもらった。よくある難病、お涙頂戴物とは違う。重厚なテーマが根底にあるからだが・・・大筋のストーリーはすぐ見当が付くし、回想シーンが前後するので多少解り難かったりするがそれを補って余りある良い話です。観た後すぐこのタイトルは違うんじゃないかと思ったが、姉の体内にある妹の臓器の事ではなく、みんなの思い出の中にある姉の事を言っているのだと気が付き、さらに思いが増した、後味良し。[映画館(字幕)] 7点(2009-11-04 09:30:22)
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