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コメント数 811
性別 男性
自己紹介 今年は映画見れてないです。

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【製作年 : 1970年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
評価順1
投稿日付順1
変更日付順1

1.  わらの犬(1971) 《ネタバレ》 すごくいいと思う。っていうかすごく暴力的。 村の雰囲気がいいね。寂れている感じ。 みんなが顔見知りで、酒場に集まっているのがいい。 こういう「小さな村」をテーマにした作品は、そこに渦巻く人間模様を描いているのが良い。 でもこういう人たちっているよね。 その人と二人で話している時は親切そうな人なんだけど、その人が集団になった瞬間になんだか自分がバカにされているように感じる時ってない? それがこの作品で描かれていて、自分としてはとても惹き込まれた。 相手の連中は集団意識を持っていて、それを敵にした時に、その「集団」ってとても怖いと思った。 施設に入っていたノッポのお兄さんが、いつも何かに怯えていて、とてもシュールで怪奇的な良いキャラを出していて好きだ。 子供が楽しそうに遊んだり、パーティーではしゃいだりしているが、しかし村の大人たちのドロドロとした人間像の闇の部分をまだ知らないのだ(いやむしろそれが自然で、それがこの村の雰囲気なのかもしれない)。 そのギャップが面白いと思う。 しかしこの作品、暴力にかけては「本気」だ。 主人公の奥さんが男に襲われるシーンがとてもエロティックに描かれている。 連中の中に一人だけ不気味な笑い方をする人がいる。 その笑い声が外の暗闇から聞こえてくるのは怖い。 散弾銃を棒で「コツン」ってやるのが気持ちよかった。 なんか「ホームアローン」をめちゃくちゃ暴力的にした感じかな? 終わり方が印象的だ。 「帰り道が分からない」というセリフが、起きてしまったことの重大さを物語っているように感じた。もう戻れないんだ。 あんな事が起こってしまった後での主人公のやけに落ち着いた(あるいは高揚した)笑みには考えさせられる。逃げていた自分が変われた達成感みたいのもあるかもしれない。 でもあの「帰り道が分からない」ような、闇に消えていくような終わり方は、やはり暴力の虚無、虚しさを表しているのかもしれませんね。 僕はこの作品を観ると、村の雰囲気から「バイオハザード4」を連想してしまいます。 邦題が良いです。。。 [DVD(字幕)] 8点(2007-12-31 00:44:42)《改行有》

2.  惑星ソラリス 《ネタバレ》 この作品は深い「静寂感」がとても心地よい。 音楽もとても美しい。 あと、この作品で描かれる「生命」はとても巨大で神秘的なものだと僕個人は感じた。 冒頭での、水中で「藻」が動いている場面はとても神秘的。 「緑」全体に命が宿っているみたい。 未来の「真っ白」でとても「無機質」な混沌とした雰囲気はとても好き。 この「サイエンス」な雰囲気は、なんだかとても神秘的で(誤った言い方かもしれないが)どこか「ユートピア」のような雰囲気を感じないでしょうか。 未来的な空間はとても冷たくて真っ白な清潔感があって、研究所みたいな場所で「科学者達が不思議な映像を上映している」場面なんてとてもシュールだと思う。 「ソラリスの研究所」の雰囲気が好き。 自分の中では「白」と「青」の色が強く印象に残って、それがとても清潔感があって奇麗だと思った。 でも、自分の意思が物質化するっていうのはとても面白いと思う。 また、この研究所がどこか憂鬱な空気が漂っていてそれが好き。 「くだらん」と言って本を投げる場面が好き。 あの仕草は美しい(天才っぽい)。 本を投げるな。 なんだか 天才って憂鬱なんですね。 部屋が無重力になる場面はとても美しい。 手から「燭台」がフワぁっと離れる。 本がゆっくり浮いたり、シャンデリアのガラス同士がぶつかり合う音がとても奇麗で繊細だ。 「液体酸素?」を飲んだ女性が、「ダリ」の絵画みたいに歪んでみえるのはとてもビックリした! 誰が観てもあの場面だけはインパクトあり過ぎだろうね。 「海が生命を持っている」というのにとても神秘的な印象を受ける。 とても巨大感がある。 この作品は巨大感のあるとてつもない作品で、SFの傑作というのは「心象風景」とか「神」とか、そっちの領域までいってしまっているように思う。 この作品を理解できているわけではないが、「そっちの世界」に僕を連れて行ってくれる。 わかんないけど、いや~深い深い、、、 [DVD(字幕)] 9点(2007-12-04 02:52:55)(良:1票) 《改行有》

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