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プロフィール
コメント数 2290
性別 男性
年齢 47歳
自己紹介 好きなジャンル【 SF、アクション、サスペンス、ホラー、ミステリー 】
見たあと面白かったと思える映画は、ドラマ系、実話系、裁判ものが多いかもしれません。
サクセスストーリーが一番好きです。
見た後元気になれるし、夢があるから。

みんシネで面白そうな映画をチェック⇒映画を見る⇒レビューを見る⇒自分のレビューを書く
だいたいこんな感じで映画ライフを楽しませてもらっています。

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【製作年 : 2000年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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1.  ワナオトコ 《ネタバレ》  『ワナオトコ』って(笑)。と、小馬鹿にする気持ちで鑑賞。いやいや、思いっきりドキドキしました。ワナオトコも罠も、その不気味さったらないよ。なめてかかると痛い目見る映画です。  かなり『痛い系』ホラーですが、ぎりぎりの倫理感はあるようで。『子供は殺さない』『舌は切らない』『おなかに虫を入れようとしたら警察登場』。グロいの好きな私ですが、ここは思いとどまってくれて良かったです。  知らない間に罠が増えていくっていうアイデア、シチュエーション、面白いですね。ここまで罠に特化した殺人鬼は初めてでしょう。  ただこの作品ね、せっかくの罠がちょっと見えにくいんですよ。まず夜だから仕方がないのですが、電気もつけないのでとにかくずーっと暗い。更にはアップが多くてちょっと見づらい。目が疲れちゃいますよ、もう。アイデアだけで面白いんだから、トラップを断片的に見せるのはもったいないですよ。こーゆーのはもうはっきり見せちゃったほうが良いですって。  それにしてもこの家族、仕事を頼んだ人間がプロの泥棒とサイコパスって、どんだけ運が悪いんだ。  ちなみに私は『ワナオトコ』ってタイトルはかなり好きです。  普段タイトルなんかどーでもいいと思っている私ではありますが、この徹底的にダサいタイトルはかなり好きです。[DVD(字幕)] 7点(2020-05-25 03:16:58)(良:1票) 《改行有》

2.  ワールド・オブ・ライズ 《ネタバレ》  ストーリーを理解するのでいっぱいいっぱい。『楽しめなかった』というより『楽しむ余裕もなかった』というのが前半。それぞれの人物の役職、力関係、政治情勢、ってゆーかここはどこやねん、ってのを把握するのにちょっと時間を要します。自分の理解力の無さ、知識不足をつきつけられる1本です。  そもそもハニがヨルダン政府の人間というのにも、しばらくして気付く始末。どーりでぴりぴりしていたわけだ。  ハニ達が泳がせていた囮を、フェリスの上司ホフマンが、勝手に拉致ろーとしたらしい。ハニは激怒。フェリスはとばっちりで国外追放。この辺りからストーリーになんとか喰らいついていった次第です。  それにしてもホフマン。こいつの行動、言動がいちいち不愉快。そしてホフマン自身は本国アメリカの安全な土地で家族団らんを過ごしているわけだから、余計神経を逆撫でされます。まるで最近の、どっかの国の、国民の痛みや苦しみがまるでわかっていない政治家を見ているようです。まあホフマンの描き方はどうも確信犯な気がして、これはアメリカ本国に対する痛烈な批判精神の表れなんでしょーね。  なかなかの長尺で、見終わった後は達成感より徒労感が大きい。少なくとも、映画に娯楽を求めている人向きではないと思うのですが。サスペンスやスパイものが好きな人であっても見る人を選ぶのではないでしょうか。  私自身、ディカプリオとラッセル・クロウの2大共演でなければ、きっと手に取らなかった作品です。[ブルーレイ(字幕)] 5点(2020-04-26 22:01:31)《改行有》

3.  ワルキューレ 《ネタバレ》  歴史に疎く、戦争ものは苦手。そんな私にとって、まあなんとも相性の悪い映画。悲劇もあまり好きではないですしね。  じゃあ何で見たかっていうと、トム・クルーズが出ていたから。  でもそんな理由で見ちゃったからやっぱだめでした。まずストーリーについていけません。予備知識ゼロ。そんな人はお断りって感じで、今何が起きているのかがそもそもよくわかりません。トム・クルーズたちが何を目的にしてそれぞれ何の役目を担っているのかようわからんのです。当然、私にはこの映画を正しく評価できる資格はないでしょう。  でもあえて、わからないなりに言わせてもらうと、前半はかなり退屈。  中盤以降の盛り上がりも、『音楽』『空気感』のみで緊迫した状況を無理矢理感じさせる演出。  そう、この作品はこの時代の歴史に強く、ある程度事前に内容を調べて用意周到に映画を見る準備を整えるような人でない場合、つまり私が手を出してはいけない代物。  率直な感想で、面白くはなく、何か心に残る作品でもなく、中盤以降なんか雰囲気に圧されて最後までただ『飽きなかっただけ』の作品。[DVD(字幕)] 4点(2020-02-16 02:42:31)《改行有》

4.  ワイルド・バレット 《ネタバレ》  久しぶりな骨太バイオレンスアクション。かなり血生臭い。でも子供が中心っていう思い切ったプロット。登場人物多め。多いけど個性が強いので混乱することはなし。大人は3人くらい除いてあとは悪人と狂人と病人しかいないっていう狂った世界。冒頭の撃ち合いから凄まじく、この作品はただ事ではないぞと一気にのめりこみます。  主人公はポールウォーカー演じるジョーイ。犯罪に使われた銃を始末するのがこの人の係り。地味そうな仕事に見えるけど結構重要なポジションらしい。戦闘力高め。で、この人が預けられた1丁の拳銃を子供が持ち出した挙句発砲しちゃったのでさあ大変。1丁の拳銃と子供を捕まえるため東奔西走するストーリー。これがなかなか上手くて、銃が次々といろんな悪党の手に渡っちゃう。いつも紙一重で手に入らないんですよね。  とにかくテンポが速く、エピソードの数が異常に多い。でもその一つ一つに手抜きは一切なし。おとなりさん。病院。トイレ。厨房。自動車整備工場。警察署。ファミレス。アイスホッケー。あらゆる場所でハラハラドキドキの連続。ある意味ジェットコースタームービー。しかしなんといっても強烈なのが、小児性愛好家で殺人鬼っていう最高クラスのサイコパス夫婦。しかも本編とまったく関係ありません。あまりの異質ぶりに、別の映画が無理矢理参入してきたかのような違和感。ここだけサイコサスペンス。  いやいや、メインストーリーも負けちゃいません。トニーがサツにタレこんだサルを撃ち殺してからは怒涛の展開。その迫力。その緊張感。どれをとっても1級品。その先には凄惨な殺し合いが待ち受けます。そしてついにジョーイの秘密が明らかに。ここでめでたくハッピーエンドかと思いきや悲劇は終わりません。  いやー、ポールウォーカーはやっぱりかっこいいですね。なんか感情移入しやすくて、応援したくなります。惜しい人を亡くしたものです。アクションとしてもドラマとしても見応えのある名作。他のサイトではレビュー数結構あるのですが、ここではあまりレビューされていないのが意外です。[DVD(字幕)] 8点(2019-03-19 14:21:53)《改行有》

5.  私の中のあなた 《ネタバレ》  『感動』とか、そーゆー端的な単語では表現できないドラマ。  ばっちばちの法廷劇ではありません。裁判は、この映画の舞台装置の一つにすぎないようです。  死を受け入れた姉。姉の死を受け入れることができない家族。そんな家族のために、姉は自分との別れを家族が受け入れられるように一計を案じる。それが真相。  ただ真相を知ってビックリ、とか、そーゆーことでもありません。アナがケイトに電話するシーンで、ごくごく自然に、私達が真実に気付かされるような展開。  だからこれは、死の病に冒された姉と、その家族の、ありふれた人間ドラマなのだと思います。だから人の心を打つのだと思います。  『それは間違っている』『それは正しい』ということを論じるような映画ではないのでしょう。  姉の延命のため、妹を作った母。幼き頃から、姉のため幾度となく注射や手術を受けてきた妹。  この映画が素晴らしいのは、そんな母をただのモンスターにしなかったこと。妹をただの被害者にしなかったこと。母と妹が、心の一番深い部分で、姉を助けたいという思いを共有しているところが大事なんだと思います。  母と妹だけでなく、弟も父も、家族みんなが仲良し。そんな家族がいてくれて、テイラーとも出会えたケイトは、そんな自分の人生が凄く幸せだと満足できたからこそ、最後の決断ができたのでしょう。  ケイトにとって、病の苦しさから解放されること、そして自分のために家族が精神的な苦しさから解放されることは、最高の幸せだったのではないでしょうか。  ラストで、『私の人生のすべて』と言いながら、母にアルバムを渡すシーン。そこでケイトが話すサマースクールのバスのエピソード。『私はまた同じ席で母を見ている』は、映画史に残る感動の名台詞だと思います。  キャストは全員パーフェクトだったと思います。キャストがキャストであることを忘れてしまうほど。それぞれの思いや葛藤を静かに、でも雄弁に表現していたと思います。  そしてこの監督が作るこの映画の空気。深刻で重いテーマを扱いながらも、なぜか温かい気持ちになれるように、生きていることが嬉しいと満足感を得られるように、そうしてくれたことに、監督の優しさを感じます。[DVD(字幕)] 8点(2018-06-26 13:21:59)(良:1票) 《改行有》

6.  ワイルド・ガール 《ネタバレ》  プロットがはっきりしていない映画。  父の再婚に反対して、再婚相手に嫌がらせする娘。きれる父。全寮制のイギリスの名門女子高へ強制入学という流れ。  で、アメリカ娘はお堅いイギリスなんてごめんだとばかりに、なんとかして退学になろうと四苦八苦。とゆうストーリーなんですが、『退学になるために頑張る』という発想がそもそも無理があります。だって退学になるなんて簡単なわけです。刑務所から脱獄するわけではないんですから。それこそ、学校ん中で酒飲んでみたり、ガラス割ってみたり、教師に反抗しまくってみたり、やりようはいくらでもあります。だからそもそものアイデアが無理があるので、『退学になるために、校長の息子を誘惑しよう』なんて、無理くりな発想につながるわけです。そんなストーリー、乗れるわけがありません。  そしてアメリカ娘のポピーを煙たがっていたはずのルームメイトたちが、なんの前触れも無くいつの間にか協力的に。この辺りも、仲良くなるエピソードの一つや二つ欲しいところです。で、『力を合わせて退学になることを目指す』ってことになるわけですが、目指しているものが友人の退学なので、どんなに仕上げても美談になるはずもありません。結局は主人公が『やっぱり私この学校が好き』って結論に落ち着くことになります。だから脚本がそもそもつまらないので、出演者がどんなに頑張っても面白くなりようがありません。  意地悪役の生徒会長や、王子様役のフレディも、はっきり言ってキャラが弱っちいです。生徒会長なんて、もっと陰険で、狡猾で、絶対的権力を持ってないと、主人公の逆転によるカタルシスも弱くなります。正直生徒会長は、ただの嫌なやつってだけで、何のとりえもありません。それどころか、そんなに悪いことしているわけでないのに、なぜか生徒たちや校長先生まで主人公をえこひいきする始末で、なんだか生徒会長が犠牲者に見えちゃいます。  と、なんだか批判的なことばかり書いちゃいましたが、テンポも勢いもあるので、退屈はしません。  暇つぶし程度には見られる作品です。[ブルーレイ(字幕)] 5点(2018-05-03 12:09:48)《改行有》

7.  私がクマにキレた理由 《ネタバレ》  ドラマとしてもコメディとしても中途半端で、はっきり言って面白くない。  説教臭いのに、説得力はないストーリー。  身勝手なミセスXや、クズ人間ミスターXに終始イライラ。その分がラストでカタルシスとなって昇華されるならまだしも、なんとも思い切りの無いオチ。見る人を引き込むちからのある作品だけに、何かありそうで何もないストーリーにがっかり。  かたっぱしから休みをつぶされる。なんやかんやとののしられる。『子守』という名の『なんでも屋』。次から次に押し付けられる雑務。一方的に解雇通知。最後のお給料はごくわずか。なんすかこれ。完全ブラックじゃないですか。何ヶ月もそんな仕打ちを受けといて、謝罪とお礼の手紙一通もらって、よく笑顔になれるなと、まったくもって理解不能です。登場人物の誰にも魅力を感じず、誰にも共感できませんでした。いや、唯一アニーのお母さんだけは良かったかな・・・。  それにタイトルでネタバレ。  そもそも日本ではなじみのない『子守ビジネス』がメインな映画なんですから、ピンとくるわけがないんです。  久しぶりのハズレ映画でした。[DVD(字幕)] 3点(2017-11-16 05:27:13)(良:1票) 《改行有》

8.  once ダブリンの街角で 《ネタバレ》  こーゆー落ち着いた雰囲気の映画が面白いと言えればかっこいいんでしょうが、やっぱ退屈と思ってしまうんですよね。  『何も起きない。』『淡々としている。』  映画を娯楽と思っている私にとって、この『淡々』というのがどうにも苦手。  もちろん、淡々とした中にも、味わい深いドラマがあれば良いのです。ですが、この作品って雰囲気ばかりもったいぶって、ドラマ性が全然ない。やることと言えば、CDを作ることだけ。恋愛パートは、お互いの身の上を語り合うにとどまります。  どうでしょう。それって面白いですか?せめて、『音楽におけるサクセス』『恋愛』、どちらか片方でも、もう少し盛り上がりを見せてくれれば評価は全然違ったものになったでしょう。  『バスの中でおどけるシーン』『皆で曲を作っていくシーン』など、好きなシーンもあります。そしてそこから期待されるようなドラマが生まれない脱力感。これを『大人の落ち着き』ととるか、『退屈』ととるか。まあ、その辺は人それぞれですね。[DVD(字幕)] 5点(2017-07-26 02:34:06)《改行有》

9.  ワイルド・レンジ 最後の銃撃 《ネタバレ》  よく言えば丁寧。悪く言えば冗長。  『牛を連れて移動しようとしただけで、難癖をつけられて仲間を殺され、復讐する。』  ストーリーはたった1行で説明できる内容。それを2時間以上かけるわけですから、だれます。必然性のあるシーンもあるのですが、どちらかと言えばなくても良いシーンが多いです。更にテンポも遅い。最初の30分なんか、何も起こりません。『町に買出しに行って、帰ってこないモーズ』このあたりから、ようやく物語が動き始めます。  ですが、ダラダラとしたストーリー展開は相変わらず。淡々とゆっくり時は流れます。欠伸が出てきた頃に、ちょっとだけバイオレンス。『手を出すな』と警告しに行っている間に、馬車とモーズとバトンが襲われます。この辺りからラストまでは、淡々としながらも、緊張感があってぐっと面白くなります。  そしてラスト。長時間がまんしてきたストレスをはらしてくれるかのような、目の覚めるような銃撃戦。・・にはなりませんね、これが。凄腕の殺し屋を一瞬で撃ち殺したり、スーを人質にとる男を瞬殺したり、格好良いシーンもあります。ですが、全体的に見ると、最後の銃撃戦も、やっぱりダラダラしています。これが西部劇のリアルなんでしょうか。よくわかりません。  それに、いつの間にか町の人達が撃ちあいに参加しています。なんで?どうやらチャーリーたちの味方をしてくれているみたいです。町の人達も、『バクスター&保安官』に対して不満を持っていたということでしょうか。そういう空気はありましたけど、まさか撃ちあいに参加してくるほどの恨みを持っているとは思いません。説得力に欠けますね。  みんな似た服。おそろいの帽子。位置関係がわかりづらいガンファイト。少々期待はずれ。  この作品に関しては恋愛もいらんかったかもです。[DVD(字幕)] 5点(2017-07-02 13:23:52)《改行有》

10.  ワイルド・スピード/MAX 《ネタバレ》  レースシーンは相変わらずの迫力。  ストーリーの平凡さも相変わらず。  悪役がぱっとしないのもいつも通り?  よく言えば安定感があります。  ドミニク・ブライアン・レティ・ミアと、“1”の面々も登場しますし。『とーきょーどらいぶ』とのつながりがちょっとだけあるのも何か嬉しいですね。  悪く言えば新しさが皆無。  『悪党のドライバー選びでレースをする。』『悪党のドライバーになる。』『ラスト逆転する』  流れとしては『2』の流れに近くて、それを『1』のメンバーでやった感じでしょうか。  映像は少し面白くなってきたかもしれません。  『坑道レース』はあんま見たことないですし、ナビシステムを無視しまくる前半の演出も単純だけれど面白い。  ただちょっと面白いだけで、それぞれのレース、カーチェイスが、ストーリーを盛り上げるために効果的に働いていないのがもったいないです。もしこの迫力のレースに、『必然性』が加われば、映画そのものがもっと盛り上がりそうな気がします。  ついでに言うなら、ドミニクやブライアンがレースで他を圧倒するシーンなんかも織り交ぜて欲しい。  レース映画ならではの高揚感や優越感を共有したい。  『この二人がドライバーだから』っていうメリットをもっと感じたいのです。  スピード感はあっても、高揚感が足りないのです。  ラストのオチは凄い好き。まだ見ていませんが、『MEGA MAX』への期待が高まります。[ブルーレイ(字幕)] 6点(2016-08-31 16:10:38)《改行有》

11.  ワイルド・スピードX3/TOKYO DRIFT 《ネタバレ》  テイストは1作目に近いかも。  とにかくストーリー、そして主人公を含めたメインのキャラクター、そのどちらにも魅力がまるでありません。  ですから、どんなに美しいドリフト走行を見せられても、高揚感を感じるには至りません。  やはり、エンタメ作品であっても、ストーリーとキャラクターは大切ですね。  そもそも、ハンが組のアガリをピンはねしたうえに、コトがばれると開き直り。そんでDKに追い掛け回されて、最後はクラッシュして炎上。自業自得じゃないでしょうか。  にもかかわらず、主人公のショーン、DKに殴りかかります。そして『レースで勝負だ。負けたほうが街を出て行く。』って。いやいや。お前に正義の心はないのか。DKのほうが筋が通っているでしょう。これは『主人公』という権力を振りかざした悪質な『職権乱用』ですね。  はっきり言って、こんなに共感できない主人公は、はじめてです。  周りがみんな主人公の味方なのも、???です。  しかしこの作品を見て、『ドリフト』って日本ならではのお家芸なのかなって、思いました。道が狭く、山道が多く、アメリカに比べるとカーブが多そうな日本。ドリフトで円を描く技術とか、立体駐車場上っていく映像とか、美しすぎます。  これでストーリーとキャラクターに魅力があれば、傑作になったのに。  日本の高校に入学したりとか、その辺の発想、舞台設定は非常に面白いです。ただ日本の高校って、こんなんでしたっけ?それに、この舞台設定が果たして効果的に機能しているのでしょうか。  日本という舞台が、本当にただの『舞台』にすぎないとしたら、もったいないですね。  いろいろ文句つけましたが、こんな作品でも、北川景子がヒロインやっていたら高得点つけたかもしんないです。  一番筋が通っていないのは自分ですね。[ブルーレイ(字幕)] 5点(2016-06-28 08:01:07)《改行有》

12.  ワイルド・スピードX2 《ネタバレ》  『1』がイマイチでしたので、見るかどうか迷ったのですが、見て良かったです。  凄く面白くなっています。  ストーリーにちゃんと必然性があります。  一人一人の行動の動機が、はっきりしています。  映像、スピード感は、前作を凌いでいるのではないでしょうか。  コーナリングが多くなったことで、レースっぽさも前作よりあります。  公道でのカーチェイスも、トラックしか出なかった前作に比べ、障害物(一般車やトラック)が多くなったことで迫力が増しています。  地元の警察やらFBIやらがわんさか出てきて、みんなで追いかけっこしているのは、理屈抜きで楽しいものです。  車庫からたくさんのスーパーカーが出てきて、追跡を撹乱する仕掛けは、大掛かりでわくわくします。  これだけサスペンスフルで、ドラマ性があって、ちょっとコメディな部分もあると、車のことがよくわからなくても全然楽しめます。  前作は、はっきり言って、一部の玄人よりの作品であったのに対し、今作は万人向けのエンターテイメントに仕上がっています。  映画としての完成度は雲泥の差でしょう。  よくある『刑事のバディもの』的なテイストがあるのも嬉しい。  仲が悪かった二人がいつの間にか協力し合っています。もはや使い古されたプロットかもしれませんが、やはりこーゆーのが楽しいです。  『使い古された~』とか言わずに、面白いものは面白いんだから、使い古されたものでも良いものはどんどん使って欲しいものです。  それに、主人公の相棒として、ローマン・ピアース(タイリース・ギブソン)はとても相性の良いキャラクターだと思います。  更には、テズ、スーキー、ジミーといったメカニックやドライバー仲間の存在が、大変良いスパイスになっています。  前作がまとまりのないごった煮状態だったのに対し、今作は一つの料理としての体を成しています。  大変面白いエンタメ作品です。[ブルーレイ(字幕)] 8点(2016-06-19 16:32:50)(良:1票) 《改行有》

13.  ワイルド・スピード 《ネタバレ》  車もバイクもアクセル全開ですが、映画は空回り気味です。  エンターテイメントな作品には、ヒーローが欲しいところです。  メインの二人。ドミニクとブライアン。このどちらにもヒーロー性が足りないのが痛い。  ドミニクはトラックジャックの犯人。しょせんは犯罪者。それに皆から慕われるほどのカリスマを感じません。  ブライアンは容疑者の妹に、自分がおとり捜査官であることを簡単にばらしてしまいます。更にはラストでドミニクを見逃す始末。どう考えても警官の適正が0でしょう。そんな人間を主役に据えられても、応援できないし、共感できません。  共感できないから、ブライアンといっしょにハラハラすることもできません。  脇役も、個性があるし、キャラ分けはできていますが、魅力がありません。  最大のマイナス要因は、それぞれの動機が見えてこないことでしょう。  動機が見えないから、目的も見えません。  ブライアンはどうしたいのか。犯人を挙げたいのか。ただドミニクの妹と仲良くなりたいだけなのか。それともドミニクに認めて欲しいのか。主役なのに主体性がなく、そのスタンスが宙ぶらりんのままラストまでいっちゃうってどうなんでしょう。  そしてドミニク。なぜトラックジャックをやっているの?その動機は絶対必要でしょう。  その理由は明かされないまま、ラスト二人でチキンレースみたいなことやって、終わり。  確かに映像だけは、凄い良かったです。映像『だけ』はね。[ブルーレイ(字幕)] 5点(2016-06-15 09:59:31)《改行有》

14.  ONE TAKE ONLY ワン・テイク・オンリー 《ネタバレ》  血と暴力の匂いがする作品。  メインの二人はどこにでもいそうな二人の男女。  街中をぶらぶら散歩したり、カフェで女友達とおしゃべりしたり、サッカーしたり。  しかし、裏では、一人は売春をし、もう一人はドラッグを売り捌いて生計を立てています。  タイ社会の表と裏が体感できるムービーですね。  爽やかな恋愛パートと、緊張感漂うサスペンスパートの対比が凄いです。国は違いますが、同じアジア映画の『息もできない』を思い出します。  吹き替えはいまいちでしたが、キャストの演技は臨場感を感じさせる素晴らしいものです。映画としては大変見応えがあり、ストーリーもしっかりしています。  ですが、登場人物が皆不幸になるラスト。  ばりばりのアクションや、ホラーだったら、バッドエンドも全然アリなんですが・・・。ドラマのバッドエンドって本当に不幸な気分になるから苦手です。見ている間は面白いんですけどね。[DVD(吹替)] 7点(2016-04-29 18:04:04)(良:1票) 《改行有》

15.  私が女になった日 《ネタバレ》  ポップでキッチュでファンシーな作品が好きな自分にとって、この作品は高尚すぎました。  何故観ようと思ったのかすら、今となってはわかりません。  牧歌的な1話の『ハッワ、疾走感を感じる2話の『アフー』、共に空間的な広がりを見せるにも関わらず、終始『慣習』『宗教』『しきたり』といった目に見えない檻にがんじがらめにされている、息苦しい閉塞感が漂っています。  そして急に謎かけみたいになった3話の『フーラ』。  そーかー。『家』かー。なるほどねー。全然気付かんかったー。  1話、2話でおなかいっぱいになって、完全に思考が停止していました。  すごい話ですね。  それに突然1話目、2話目と話がつながるのも嫌いじゃないです。  でも映画そのものは嫌いです。  脳みそぺらぺらの自分には、つまんないっす。  [DVD(字幕)] 2点(2015-05-07 04:22:58)《改行有》

16.  悪いことしましョ!(2000) 《ネタバレ》  ストーリーに魅かれて見たのですが、期待していたものとは随分趣きが違いましたョ。『好きな人を手にいれるため、悪魔が願いごとをかなえてくれる。』てっきり、現実世界の中で、いろいろな奇跡を起こしてくれるものだと勝手に思い込んでしまった自分が悪いのですョ。まさか世界もキャラもすべて変わってしまうとわ、びっくりですョ。予想していたのとは全くちがう演出、これはやられましたョ。最も苦手なパターンですョ。途中で見るのやめようかと思ったョ。  次の願いを叶えさせるために、わざとうまくいかないように仕向けるっていうのは面白いアイデアですョ。ただそのやり口が卑劣でチープでしョ。『実は麻薬王だったョ。』『実はアソコがとても小さいんですョ。』『実はゲイですョ。』『実はリンカーンでもうすぐ暗殺されますョ。』そんなこと言い出したら何でもアリになってしまうョ。どう考えてもフェアじゃないョ。ずるすぎるョ。そんなのちっとも面白くないョ。第一、性格や知性まで変えてしまったら、もはや別人だョ。ラストは良かったけれど、好みに合わない映画だったョ。  あと、もう一つだけ言わせてョ。ビッグ・マックとコーラの注文は、契約書にサインをする前のやつだから、それをカウントするのはおかしいでしョ。[DVD(字幕)] 4点(2015-04-15 04:45:02)《改行有》

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