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プロフィール |
コメント数 |
385 |
性別 |
男性 |
ホームページ |
https://camuson.exblog.jp/ |
自己紹介 |
自分のブログに映画や本の感想文を書き溜めておりましたが、読まれることが絶無のため、こちらに出張しております。 もし興味がありましたら、弊過疎ブログにもお越しください。 |
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1. 私の優しくない先輩
《ネタバレ》 原作小説は未読。監督のヤマカンこと山本寛氏に対しては、京都アニメーション時代に「ハレ晴レユカイ」で、一大ブームを作ったのは評価してますが、その後は、アニメオタクを相手にした狭い世界で、炎上芸をやってる人、くらいの認識です。さて作品です。夢見る少女の独白形式で進んでいくのですが、説明過多で鬱陶しいし、いちいちつまらないんですよね。ラノベならよくあるパターンなのかも知れませんが、映画でこの形式は難しいなと思いました。内容が青臭いのは致し方ないにしても、キャラクターが漫画チックで、演出がわざとらしく品がないので、見ていて小っ恥ずかしくなってきます。少女の心象風景として宇宙を宙づりになるシーンは、効果的に面白くなりえたのですが、そのためには、もっともっと、他の部分で何気ないリアリティをさりげなく詰め込まないと、バランスが合わないし、追いつかないと思いました。[DVD(字幕)] 2点(2023-03-01 18:37:08)
2. わたしはマララ
原題は「He Named Me Malala」。原作と言える「わたしはマララ」を読み終わり、色々調べていたら、ドキュメンタリ映画があることを知ったので、早速借りてみました。やはり、映像の力は大きいですね。文字を読むことで何となく想像していた世界が、明瞭な色と形をもって再現され、読解力の答え合わせをしているような気分になりました。ああなるほどという細かい発見が多くありましたが、想像から大きく外れるようなことはありませんでした。原作はややもすると冗長で、読み疲れてしまうところがあったのですが、本作では原作で描かれた出来事がコンパクトにまとめられつつ、原作では描かれていない、バーミンガムに移ってからの活動や、インタビューが挟まり、マララおよび家族の人となりを身近に感じることができます。実写映像が存在しない過去の風景を描写するのに、絵画ティックなアニメーションを織りこんだのは、ドキュメンタリーでは珍しく斬新で、成功していると思いました。[DVD(字幕)] 6点(2023-02-21 17:52:49)
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