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【製作年 : 1950年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. 人間の條件 第四部 戦雲篇 四部はなんといっても戦闘シーンがものすごかったです。特に戦車が穴(蛸壺)の真上を通り過ぎるシーン、緊迫した一瞬でした。莫大な金をかけた戦闘シーンとはなにか違うものを感じたのは宮島義勇のカメラワークの凄さ、そしてもちろん役者達の迫真の演技があったからだと思います。[DVD(邦画)] 10点(2006-09-28 02:24:53) 2. 人間の條件 第三部 望郷篇 一部・二部から場所を移し、今度は軍国主義の軍隊という場所が恐ろしいまでにリアルに描かれていました。上官の懲罰教育、上等兵の下級兵に対するリンチなど、おぞましい光景ばかり、、、梶は引き続き自分の考えを曲げず、上官にまで堂々と意見するわけですが、、、侵略行為の中での一部・二部に比べると、ここでの梶は一種の”希望”のように見えました。[DVD(邦画)] 10点(2006-09-28 02:16:09) 3. 人間の條件 第二部 激怒篇 工人達への非人道的な仕打ちの中、最後まで己の正義を曲げなかった梶、しかし、使われるだけ使われて免除されたはずの兵役へ、、、侵略戦争の中の被害者としての梶がそこにありました。ラストの”鬼”、”鬼”と蔑まれていたシーンはとても悲しかったです。[DVD(邦画)] 10点(2006-09-26 03:02:39) 4. 人間の條件 第一部 純愛篇 日本の戦争映画といえば、”悲劇”をテーマにしたものが多いように思っていました。小学校の時の戦争教育で”悲劇”をテーマにした戦争映画を多々見せられたり、テレビの戦争ドラマでも悲劇的な部分のみを扱った作品が多かったからそんなイメージが植えついたのだと思います。 しかし、この映画はいきなり日本の侵略部分を描いているではありませんか!なんといってもそこに惹きつけられました。特に第一部では、特殊工人が運ばれてくるシーンがすごかった!!粗暴な軍人たちの中で人道を貫こうとする主人公梶、かなり複雑な気持ちになりました。 もちろん、南京大虐殺のようなものは中国共産党の嘘八百のプロパガンダなんだろうけど、シナ大陸への進出や差別は間違いなく事実。個人的には「中国侵略は自存自衛」と言い張る保守論壇の言い分にはちょっと疑問があったりもします。 ただ、逆にこの映画を見た人が左翼的な「日本は侵略して悪いことをした」という安易な考えには走ってほしくないです。 [DVD(字幕)] 10点(2006-09-26 02:46:30)(良:1票) 《改行有》 5. 十二人の怒れる男(1957) セリフだけで内容を汲み取っていく映画はこれが初めてでした。面白かったです![ビデオ(字幕)] 10点(2005-10-29 00:15:45) 6. 雨に唄えば 素敵な映画です!その一言に尽きます![ビデオ(字幕)] 10点(2005-10-28 13:06:28) 7. 生きる 志村さんのオーバー過ぎる演技はさておき、いいと思いました。葬式シーンには”日本人”というものを強く感じさせるものがありました。なんとも心に残る一本![ビデオ(字幕)] 10点(2005-10-27 22:31:51) 8. 二十四の瞳(1954) 《ネタバレ》 終盤の先生の歓迎会、皆が無言になり流れる”浜辺の歌”、そしてラスト、自転車と美しい風景をバックに流れる”仰げば尊し”、無言の中に感じ取ることのできた戦争の傷跡、悲しみ、すばらしかったです。[DVD(邦画)] 9点(2006-12-04 21:11:43) 9. ダイヤルMを廻せ! 《ネタバレ》 この作品は映画として完璧な出来といっていいのではないでしょうか?最初から最後まで全てのシーンに無駄がないように感じます。終始密室劇でありながら全くあきさせない演出、サスペンスとは思えないほど優雅なラストシーンなどなど、見事です。[ビデオ(字幕)] 9点(2005-11-17 14:02:46) 10. マーティ 町のほっとステーション!って感じがしました。[DVD(字幕)] 9点(2005-11-12 00:53:43) 11. 情婦 《ネタバレ》 ユーモアの利いたビリー・ワイルダーならではの法廷サスペンスですね! ただ”しっくりこない、うまくいきすぎだ”なんて言ってしまうとその後続きがあるなと思ってしまいますよ。あれはない方がよかった気がします。[ビデオ(字幕)] 9点(2005-10-29 00:09:10)《改行有》 12. ローマの休日 《ネタバレ》 ラストの二人が見つめあうシーン!やっぱりいいなぁー![ビデオ(字幕)] 9点(2005-10-28 23:44:04) 13. サンセット大通り 《ネタバレ》 かつての大女優が今では過去の栄光にすがりつき、半分狂信状態で暮らしている有様。こんな映画を作るなんて、、、製作者たちは勇気があるなと思います。華やかなイメージのハリウッドの”闇”を描いているわけですから、、、それにしてもラストのサロメのシーンは不気味で印象的でした。それ以外にも随所に見られた皮肉、ユーモアのセンス!コメディーではなくても、ワイルダー監督の味が感じ取れたのは楽しかったです。[DVD(字幕)] 8点(2006-08-28 17:53:16) 14. 麗しのサブリナ ボガードとヘップバーンなんて絶対ミスマッチだろう、という勝手なイメージから、ずいぶんと鑑賞するのが遅くなってしまったこの作品。ところがどっこい、、、確かに上記の二人の演技はどうにもかみ合っていないような気もしましたが、逆にそこがよく思えてしまいました。かみ合っていないように思えたからこそ、ラストシーンにちょっとした驚きがあったような、、、”アパートの鍵”や”昼下がりの情事”とはまったく違った味わいがそこにはありました。 それにしてもあのラストシーンのボガードはチャップリンぽかった、、、[ビデオ(字幕)] 8点(2006-08-09 15:11:04) 15. 戦場にかける橋 "What I've done?"この一言で全てまとまっていた気がします。自らの軍の誇りと表し、必死で作り上げた橋を大佐自身の手で壊してしまうことになるとは何とも虚しいラスト!同時に戦争というものの虚しさを訴えかけているようにも思えました。[ビデオ(字幕)] 8点(2005-12-19 13:07:01) 16. ベン・ハー(1959) 途中までの復習劇は文句なしに面白かったので問題はその後ですよね(汗)。ほとんどの日本人がそうであるように私も無宗教なのでなんとも言えないですよ![ビデオ(字幕)] 8点(2005-11-08 03:59:50) 17. 隠し砦の三悪人 なかなか見ごたえある逃走劇でした。殺陣もすばらしかったけどちょっと長い!あの長さがどうもテンポを狂わせているように思えてなりません。[ビデオ(吹替)] 8点(2005-11-08 03:31:02) 18. 80日間世界一周 超豪華キャストもなんだかいまいち、、、ただ気球から見下ろした景色とヴィクター・ヤングのテーマ曲、そしてラストのアニメーションこれだけでもかなり楽しめました。ちょっとひいき入ってます。[DVD(字幕)] 8点(2005-11-04 23:02:25) 19. 現金に体を張れ そんなにたいした内容でないことは明白、それでもテンポのよさ、展開の工夫、型にはまらないラストなどで駄作になっていないところがすごい。スタンリー・キューブリックという男、出来る![ビデオ(字幕)] 8点(2005-11-03 23:51:28) 20. 東京物語 小津映画はこれが初めてだったのでまず静止画に驚かされました。 悲しい内容ではありますが、日本人の一般的な家族というのをよくあらわしていると思います。[ビデオ(吹替)] 8点(2005-10-30 19:59:03)《改行有》
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