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【製作年 : 2000年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. ピアノチューナー・オブ・アースクエイク 本当は「ストリート・オブ・クロコダイル」が観てみたいのですが見つからないのでこの作品が初体験となりました。期待していたパペットアニメは少なめで実写メインなのがちょっと肩透かしでしたが幻想的で眩い映像は文句なしの満点。もう1カット1カットがまさに絵画の趣。しかしながらストーリーが意味不明。ピアノの調律士が得体の知れない装置の調律を任されるという導入部は引き込まれるんですが、どんどんわけがわからなくなり何度寝落ちしそうになったことか・・・。[DVD(字幕)] 4点(2017-04-26 23:31:32)(良:1票) 2. ジャッカス・ザ・ムービー 日本特別版 最大限の愛情を込めてこの点数。 面白いけど映画館で観る内容じゃねーよな。 DVDレンタルして友達とゲラゲラ笑いながら見るのが一番かな。 あの老人メイクネタははっきりいってつまらないと思う。[DVD(字幕)] 1点(2014-09-08 03:20:10)《改行有》 3. jackass number two やりたいことはやり尽くされてしまったのか今回は若干ネタ切れの感あり(痛い系クラッシュ系は特に)。 それでも強力なネタはそれなりにあって安心。特にヒルのやばさ。 あのjackassメンバーたちが「引いてしまう」のを始めて目撃した気がする。 それにしてもキン○マがあんなに大写しになったのは映画史上初めてじゃないか。[DVD(字幕)] 1点(2014-09-08 03:17:47)《改行有》 4. マイ・ボディガード(2004) トニー・スコットの野暮ったい演出スタイルはツボにハマると素晴らしい効果を生み出すわけですが、一歩間違うと果てしなくウザイんです。これは典型的な後者。スタイリッシュ感やスピード感を出そうとするもやりすぎて結局146分という長尺に。本末転倒。キャストがとても豪華なので飽きはしませんでしたが、さすがにこれは観てて疲れちゃいます。映像が騒がしすぎて内容が頭に入ってこないし。変な切り返しとか無駄なカット割りとかフラッシュバックとかをもう少し抑えたら2時間以内に収められたんじゃないのかい?[DVD(吹替)] 6点(2013-02-19 03:24:22)(良:1票) 5. スパイラル・バイオレンス 《ネタバレ》 G・オールドマンが主役と思いきやなんと途中退場。村人によって監禁されていた少女の救出をしたまではよかったが・・・という状況はスリリングで、主人公がどんどん暴力に取り付かれてゆくという展開は良いのですが、演出にキレがなく主人公の変貌の恐ろしさが伝わってこないのがつらい。主人公を含む2組のカップルがことあるごとに言い争いをはじめてイライラさせられました。 「わらの犬」のような映画を目指しているのはわかるんだけど・・・。[DVD(字幕)] 5点(2012-07-17 05:53:59) 6. テケテケ 《ネタバレ》 「片腕マシンガール」をきっかけに量産された女子高生エクスプロイテーション映画に一時期ハマッていて沢山観ていたのですが、次第に飽きてきちゃって・・・。 「制服サバイガール」というどうしようもない作品でとどめを刺された感じで 「こういうのはしばらくいいや」という気持ちになって新作が出ても敬遠していました。 そんな時、ひょんなきっかけで本作を観ることに。 内容は本当に普通で取り立てて良い所も悪い所もないですが、注目はキャストですね。 これは女子高生エクスプロイテーションの大きなキモなわけで、正直内容は二の次のようなもんです。 で、本作はというと、いまをときめく大島優子さんが主人公の女子高生を演じていて、まあカワイイ。 なんというか、いかにも美少女って感じじゃなくて、 本当にね、普通にクラスにいそうな女の子の究極形といったらいいんでしょうか。 とにかく制服がね、よく似合ってるんですよ。ハスキーな声も良い。 内容はともかくとして国民的アイドルになる直前の輝きを捉えた貴重なフィルムといえるでしょう。 あと山崎真実さんの「枕木ひとつねえよボゲェ!」というセリフが個人的にツボでした。 続編があるようですが・・・たぶん観ないかも。 だって主演がねえ「サバイガールⅡ」の・・・って人物登録してるの俺じゃん![CS・衛星(邦画)] 5点(2012-04-28 02:09:26)(笑:1票) (良:2票) 《改行有》 7. ザ・マジックアワー 《ネタバレ》 「有頂天ホテル」のような表面的な笑いだけでなくキチンと展開の妙で笑わせてくれる所もあり、そこは良かったです。ただ、オチ(特に本物のデラ富樫の正体)が弱すぎるのと深津絵里がミスキャストに感じるのが惜しいです。古い名画をたくさん見てる人はもっと楽しめそうですね。[DVD(邦画)] 5点(2012-02-07 18:45:01) 8. リトル・ミス・サンシャイン 《ネタバレ》 家族全員がバラバラの信念と問題をかかえそれぞれが挫折を味わいながらひとつになってゆく様がとても痛快。ミスコンの弾けっぷりにはグッとしてしまいました。おじいちゃんが亡くなってしまう展開はあざとい気がしないでもないんですが、予定調和なハートウォーミング映画にはしないというスタンスは貫かれていたように思います。キャストの奇跡のような名演には心を打たれ、みんなで車を押してエンジンをかけ急いで飛び乗るというシークエンスだけで家族とはなんなのかということを表現してしまう手腕には感動しました。[DVD(字幕)] 7点(2012-02-07 18:28:36) 9. ヒートアイランド 《ネタバレ》 見終わった後に(北川景子さんの唇以外)何も残らない作品ですが退屈することなく最後まで楽しめました。ガイ・リッチーの初期作品を目指しつつ、身の丈にあったスケールと割り切ったB級感は大いに好感。ちょっと強引だけどバラバラの要素をキチンと繋げたのは偉いしシーン繋ぎも上手いので展開にテンポ感を感じる(まあ南米のギャングはいらない気もしましたが)。ただ台詞が幼稚すぎ!これ映画の台詞かよ?って思うところが沢山あったし台詞で笑わすギャグはほとんど滑っていたように思います。一部の俳優の演技が酷いのもこの台詞の寒さに一因があるんじゃないかな。[DVD(邦画)] 6点(2011-10-09 15:18:26) 10. TEAM NACS FILMS N43° 《ネタバレ》 TEAM NACSのメンバーがそれぞれ監督・脚本を手がけた5編のオムニバス。それぞれがバラバラの個性的な作品を作りつつも、ヒューマンものかシュールものに大別できるのが面白い。メンバー紹介を兼ねた前座的な大泉作品とTEAM NACSのマニフェストがテーマのラスト森崎作品が対になっており、その間にアクの強いメンバーの作品が挟まれることでTEAM NACSというユニットの個性が浮き上がってくる構成になっています。面白かったのは唯一の正統派といえる音尾作品と昭和の白黒怪奇ホラーの雰囲気を狙った安田作品。この2作だけは飛びぬけて映画として完成されていると思います。最終話にはミスターも出ているしTEAM NACSファンやどうでしょうファンは必見の作品![CS・衛星(邦画)] 6点(2011-10-09 13:59:16) 11. サマーウォーズ ストーリーはご都合主義でツッコミたくなるところも多いけど、そこはアニメなんで多くは求めていません。ちょっとハッタリかますくらいのが面白いし。それよりなにより絵の素晴らしさに感激しました。背景の美しさや登場人物のキャラの書き分けが本当に魅力的。ちょっとした台詞や仕草なんかが結構リアルだったりして何時間でも観ていたいなあと思わせる映像でした。あとに残るものは少ないけど115分の映画としての充実度はかなりのもんでした。[映画館(邦画)] 7点(2011-10-09 13:58:20) 12. ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い 《ネタバレ》 主人公3人のキャラが良く、やりとりを聞いているだけでも楽しかったです。特にアランが最高ですね。「消えた花婿探し」というミステリー要素のおかげで、下品でバカでメチャクチャな展開にも呆れることなく楽しめました。ただ前半に提示される複線の数々がただのギャグ要素で、ミステリーに大して絡んでいなかったのはちょっと肩透かし。一部で練られた脚本という声も聞かれますが、単に奇を衒ったものを実はこうでした~と後半に説明されても全然上手いとも思えませんし練られた脚本だなんてとても言えません。プラスアルファを期待せずに普通のアメリカン・コメディとして観れば断然面白いと思います。でも正直署名運動までして劇場公開させるほどの作品ではないかな。これならもっと他に劇場公開するべき作品はたくさんあると思うので。[ブルーレイ(吹替)] 5点(2011-08-07 18:17:20) 13. オン・ザ・ドール 《ネタバレ》 幼少時に虐待を受け、トラウマを追った若者たちの群像劇。3つのエピソードが同時進行しラストに一つに終息するという近頃の王道パターン。娯楽性は皆無でひたすら暗くて重いドラマでした。とにかく誰ひとりまともな人間が出てこない。「も~世の中腐ってるよ」としか言いようのない救いの無さ。[DVD(字幕)] 6点(2011-05-09 16:23:58) 14. チーム・バチスタの栄光 《ネタバレ》 手術シーンも多く出てくるような医療ミステリーをコメディタッチで演出どうすんのよ。「ナースのお仕事」じゃないっつーの。主役の二人も変に癖のある演技が鼻について医療現場のリアリティとミステリーの緊張感を完全に殺していたし。オチもとってつけたような強引さだし。それにしても全然優秀に見えないチームだな。[地上波(邦画)] 1点(2011-05-05 21:12:36) 15. ミッドナイト・ミート・トレイン 《ネタバレ》 いろんな意味でハードルが高い作品ですね。数限りないツッコミどころを許容でき、かつそれを楽しめる人、強靭なグロ耐性のある人、クライマックスの超展開(笑)について行ける人、(ホラー)映画を(ホラー)映画として割り切って観れる人。総じてジャンル映画を楽しめる人なら腹も立たずに楽しめるのではないかと。惜しむらくはブッチャーを演じるヴィニー・ジョーンズがあまりにも強面すぎてあんまり怖くないこと。ああいう役はもっとおとなしめで、ちょっと怪しいくらいの雰囲気の人の方が怖さが引き立つんじゃないかな。たとえば渡辺謙さんとか。あと日本人監督だからって豆腐ネタとかいらないから![DVD(字幕)] 6点(2011-04-10 21:51:46)(笑:1票) 16. ジェネラル・ルージュの凱旋 「バチスタ」より何倍も良いです。相変わらずセンスの無いコメディシーンの挿入と竹内結子の変なテンションの演技は好きじゃないんだけど、何よりジェネラルのキャラとそれを完璧に演じた堺雅人がすべてを帳消しにしてくれる程に魅力的でした。だた、現代医療現場の抱える問題を描くというテーマに関しては消化不良。問題提起だけに終わらず、もう一歩踏み出してほしかったです。[DVD(邦画)] 6点(2011-03-09 21:29:06) 17. 誰も知らない(2004) 《ネタバレ》 実際にあった事件をもとにしているとはいえ、あくまで基本設定を借りただけで実際の事件の映画化では決してないと思う。事件の再現が目的なら間違ってもこのような映画にはならないでしょう。よって完全なフィクションと解釈。キャストを2、3年くらい共同生活させてそれをそのまま撮ったようなリアリティはすごいの一言。おそらく脚本も細かくは書かれていないのでは。あからさまな結論を出さずに置き去りにされた子供たち(と周りの大人たち)を淡々と描写することで逆説的にこの映画のメッセージが突き刺さってきます。ゆきちゃんを埋めた後、何一つ変わることなく暮らしていくラストシーンに「誰も知らない」というタイトルが辛辣に響きます。[DVD(邦画)] 6点(2011-02-28 23:26:53)(良:1票) 18. 恋するポルノ・グラフィティ 《ネタバレ》 ナードな男女によるポルノビデオ製作を通してセックスで男女の関係は変わるのかというテーマと映画づくりの楽しさを下ネタたっぷりに、しかも爽やかに描いて見せるケヴィン・スミスの隠れロマンチストぶりは健在!丁々発止のやりとりや定番のスターウォーズネタなどに終始クスクス笑い(時折爆笑)が絶えませんでした。初めてセックスを終えた後の二人の表情がとても印象的でした。[DVD(吹替)] 5点(2011-02-28 22:59:51) 19. バッド・バイオロジー 狂った性器ども 《ネタバレ》 このサイトに登録されている映画の中でもあらゆる意味で最底辺に位置する作品だとは思いますが、その最低辺っぷりに脳みそがトロトロになってしまい、腹がよじれるほど笑わせてもらいました。もう観てるとどんどん自分のIQが下がってゆくのがわかるんですよ。これが快感なんですね。出てくる女優さんが無駄に美人とか巨根男のダメダメ加減とか自作の電動オナニー装置とかチンポに浮き上がる血管の色使いとか、なんというか全てが完璧です。吹き替え版で観たのですがこれまた素晴らしい出来でした。全編目を疑うような頭の悪いセリフにも臆することなく熱演する吹き替え声優の皆さまのプロの仕事には感服いたしました。あのラッパーの感じとか絶妙な吹き替え。ヤクの売人がなぜか九州弁という遊び心も好きです。[DVD(吹替)] 6点(2011-02-22 00:41:22)(笑:1票) 20. ゾンビランド 《ネタバレ》 ジャンル映画のパロディの体裁を取りつつ、そのジャンルの総括と批評を散りばめた「ショーン・オブ・ザ・デッド」へのアメリカからの返答。先にイギリスに傑作を作られ、ゾンビ映画の本場(?)としてはさすがに黙っては居られなかった様子。ルール絡みの小ネタやビル・マーレイのシーンは狙いすぎだけど面白い。クライマックスの遊園地でのバトルは映像的にもシチュエーションも斬新でした。ジェットコースターやお化け屋敷など遊園地ならではのアトラクションを使ったバトルは最高!しかしそこへたどり着くまでのロードムービー的なシーンがちょっと長くて間延び気味。もうちょっと遊園地のシーンを観たかったですね。[映画館(字幕)] 6点(2011-01-29 10:00:14)(良:1票)
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