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プロフィール
コメント数 496
性別 男性
年齢 42歳
自己紹介 皆様のレビュー、いつも参考にさせていただいております。私のレビューも参考になれば幸いです。

2012年以降忙しくなったので、レビューを一言にしています(上半期分は6月末にまとめて投稿)。参考にしにくいかもしれませんが、あしからずご了承ください。採点基準は以前と同様です。

私の連絡先はこちら⇒えむいーあーる75jp[あっとまーく]yahoo.co.jp

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【製作年 : 2010年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
評価順12345678
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1.  ブラック・スワン 《ネタバレ》 公開初日に鑑賞し、あまりの素晴らしさに3日おいてもう1回鑑賞した。主人公ニナの台詞をもじって言えばまさに"perfect"な出来だ。下り坂を転がり落ちるように加速し、観客の心を捉えて放さないストーリーテリング、流麗なバレエシーンや少しずつ変調を来たしていくニナの心の動きを大胆に表現した撮影方法、チャイコフスキーの原曲を効果的にアレンジした音楽など、見所は尽きない。 キャストの演技も文句のつけようが無い。ナタリー・ポートマンはまさに鬼気迫る演技で、決して共感を得やすいキャラクターではない主人公のニナに見事に血肉を与えた。時にニナに迫り、挑発し、彼女の隠れた欲望を開放させようとする演出家ルロワや娘の成功を喜びながらも過去の自分のバレリーナとしての挫折を忘れることが出来ないニナの母親エリカ、自由奔放なバレリーナのリリーなど、この映画には個性豊かかつ複雑な役柄が多いが、脇役全員がきちんとそれぞれを演じきっている。 脚本も良い。びっくりするような展開は無いが、現実世界の人間とバレエ「白鳥の湖」の中での役割が少しずつ重複していくスリル感が凄い。悪魔のシーンが予告編で使われてしまっていたのは残念だった。かなり重要かつ衝撃的なシーンであり、劇場で初めて観たかった。 ラスト付近の畳み掛けるような一連のシーンには1回目も2回目も涙が止まらなかった。文字通り血のにじむようなニナの肉体的・精神的努力、ルロワやエリカのバレエへの熱情、それらがラストに遂に結実する。ニナは黒鳥になり、それを超越してラストシーンでは白鳥も演じきった。黒鳥を経て、白鳥へ変貌を遂げる際の楽屋でのニナの表情が言葉に出来ないくらい美しい。全てを理解し、運命を受け入れて最高の演技で締めくくる。嵐のような喝采。この映画はハッピーエンドだったと2回目で理解した。 この作品を劇場で観られて本当に良かった。これが映画だ!僕の観たかった映画だ![映画館(字幕)] 10点(2011-05-15 19:09:19)(良:6票) 《改行有》

2.  ディクテーター 身元不明でニューヨーク 今までの日本公開されたサシャ・バロン・コーエンの作品の中で最強。当然ながら、独裁者ネタだけで攻めてくるはずもなく、人種ネタ、性別ネタ、下ネタで重武装済み。脚本の筋立ても格段に進歩しており、安心して鑑賞できた。僕の愛する独裁者はチャップリンではなくこいつだ。[映画館(字幕)] 9点(2012-09-20 00:09:43)

3.  プロメテウス 意外と辛い評価に仰天。今年観た映画の中では、今のところピカイチだ。王道中の王道を歩むストーリーは退屈に感じる向きもあるかもしれないが、人間や機械や惑星の造形がどれも素晴らしいし、何といってもアンドロイドであるデヴィッドの存在が大きい。可愛すぎる。「エイリアン」を観てから、再鑑賞したい。[映画館(字幕)] 9点(2012-08-23 23:44:39)

4.  おとなのけんか 笑いすぎて死ぬかと思った。[映画館(字幕)] 9点(2012-06-30 14:44:54)

5.  再会の食卓 《ネタバレ》 ベルリン映画祭で脚本賞を取った映画。上京して鑑賞した。歴史の荒波に翻弄され、若くして離れ離れになった夫婦が40年の時を経て上海で再会する。お互いへの愛を持ち続けながらも、別離の間に積み重ねられた年月がもたらすしがらみから彼らは逃れられない。想いが強ければ結ばれるほど人生は甘くない。 邦題どおり食卓を囲むシーンが多いが、これらのシーンがこの映画の面白さの主要な源泉だろう。誰が誰に料理をよそうか。誰が誰にお酌をするか。誰が先に食べるか。誰が遠慮するか。登場人物たちの心理が行動に反映され、彼らの関係性が濃密に描かれる。脚本賞もうなずける。建築中の高層マンションでの会話シーンやラスト付近の送別の宴でのにわか雨など印象的なシーンが多いし、あのシーンを幕切れに持ってくる巧みさには思わず唸ってしまった。ナナ(孫娘)を登場させて、時代によって変わるもの、変わらないものというテーマを浮かび上がらせるテクニックもうまいと感じた。 僕は鑑賞中、深い深い悲しみに襲われ、涙がとまらなかった。メインキャスト3人の経験した運命の残酷さ、彼らの悔しさやもどかしさを思うと嗚咽をこらえるのがやっとだった。この映画には極端に良い人、悪い人は出てこない。再会を除いてはドラマらしいドラマは無い。抒情性を廃し、写実に徹しながらも、人生の機微を鮮やかに捉え、人間と人間の結びつきを丁寧に映し出すこの作品はとても愛おしく感じられた。人生にきちんと向き合った気持ちの良い作品だ。「日の名残り」が大好きな僕には特に堪えられなかった。[映画館(字幕)] 9点(2011-02-24 21:59:17)(良:1票) 《改行有》

6.  ソーシャル・ネットワーク 《ネタバレ》 これは傑作。前評判が高すぎて、肩透かしも覚悟していたが、これなら文句無し。最も勢いのある業界を舞台にした人間ドラマという意味では、現代の「ウォール街」にも似ている。 まずは冒頭のマークと恋人エリカの高速おしゃべりから一気に引き込まれた。天才だから論理的ではあるが、同時にオタクであるが故にあまりにも歯に衣着せない、相手に対する配慮が足りないマークの怒涛のおしゃべりを堪能できる。本物のマークがしゃべっているところを見たことがないので迫真なのかどうなのかは分からないが、ジェシー・アイゼンバーグのリアル(そう)な演技はさすがだ。 登場人物を絞ったのも正解。マークと友人のエドゥアルド、ショーン・パーカー、ヴィンクルヴォス兄弟くらいを押さえておけば、だいたい理解できる。マークはもちろんその他のキャラクターもきちんと立っており、取り違えることは無い。全編を通じて会話量が物凄く、もっと英語が理解できれば!と何度も思ったが、キャラ立ちのおかげである程度字幕に集中できるのはありがたい。 ラストの盛り上がりに欠けるという意見もあるようで、それには納得できる。ただ、確かにクライマックスというわけでは無いが、マークと若い弁護士とのやり取りやその後のマークの行動は「天才の孤独」を象徴していて感動的だった。しかも天才なだけではなくとてつもなくお金があると、さぞかし生きにくいだろう。 最後に、本筋とは関係ないが、ハーバードの学生生活で一番驚いたのは「クラブ」(男性限定の排他的なサークルみたいなもの)の存在感。理不尽な入会試験がある閉鎖的な組織にもかかわらず、マークの友人エドゥアルドをはじめ、皆名門クラブに入りたいようで一生懸命なのが日本と比べて著しく異なっていてびっくりした。フリーメーソンとか結社系には欧米人は弱いのだろうか。日本人よりもよほど集団主義的だと感じた。[映画館(字幕)] 9点(2011-01-15 23:29:00)(良:2票) 《改行有》

7.  トイ・ストーリー3 《ネタバレ》 すさまじい完成度のアニメ映画。子供が笑い、大人が泣くポイントをきちんと押さえていながら、カッチリ作りこんだという優等生的な嫌らしさを全く感じさせない。3にしてシリーズ最高傑作が生まれた。 本作は、テーマを「仲間の大切さと持ち主への忠誠心」の分かりやすい一点に絞り込み、それに勧善懲悪の要素を加えるという非常にシンプルな構成になっている。この明快さのおかげで、限られた時間の中で、うまく遊びの要素も取り入れることが可能になっている。個性豊かな玩具達のキャラクターが制限時間内で遺憾なく描けている。1と比べるとウッディもバズも成長したなぁ(バズは一時退行するが(笑))と感じさせるシーンも多く、成長物語としても秀逸だ。 ちなみに3Dで鑑賞。特にこのアニメは遠近感がはっきりしているシーンが多いので、3D向きだと感じる。また、吹替で観たのもよかった。せりふが多いし早口なので、字幕では追いきれなかっただろう。 同じアニメ映画でも、日本では作れないジャンルの作品だと感じた。日本のアニメは、全般的にもっと複雑で陰影の濃い世界をシリアスに写すのが得意だが、ディズニー(ピクサー)はその真逆を行く。分かりやすいテーマに、絶妙なユーモアや擬人化により笑いのスパイスを振りかけて、観た後に素直に笑える映画に仕上げてくる。僕はどちらかというとこういうアニメが好きだ。アニメはやっぱりこうじゃないと![映画館(吹替)] 9点(2010-08-29 19:35:38)(良:1票) 《改行有》

8.  インセプション 一度観ただけでは細部まで理解することができない複雑な映画だが、それを補って余りある中毒性を持った映画だった。予告編で流される今までに観たことのない映像とドラマチックな音楽。それの実物を確認するだけでも、映画館に足を運ぶ意味がある。期待を裏切らない新感覚の映像体験だった。 ネタバレしないためにはどこまで書いてよいのか線引きが難しいが、「主人公のコブと5人の仲間が、ある男にあるイメージを植え付けるための夢を見せようとする」ことがこの映画の骨子になる。より正確に言うと、「彼の夢に入り込み(イコール皆で同じ夢を見るということだが)、その世界でそれぞれがそれぞれの与えられた役割を演じて、その男がその内容を啓示として受け取るように画策する」ことだ。この時点で、説明はかなり複雑なことになっているのだが、この映画の中では夢を共有すること自体は意外と簡単で、専用の機械をお互いに接続して一緒に寝ればいいだけだ。そして、この映画の面白い点は筋ではないので、これ以上の説明は差し控えたい。 この映画の魅力は「独特の」映像世界にあると思う。近年「アバター」など3Dの映画が多く公開されているが、2Dでも十分に堪能できた。その世界は派手なのではなくて、まさに「夢の世界」で、無重力だったりアジアだったり銀世界だったり土砂降りだったりする。背景がコスプレのごとく変化する映画と言っても差し支えないだろう。たとえば「007シリーズ」は色んな場所でアクションが展開するのが面白いのだが、これを観ていたら思わずそれを連想した。でも、できればIMAXで観たかった! 予想通り、評価が分かれているようだが、僕は好みなので、是非問題点が改良された続編をお願いしたい。筋を観るべき映画ではないと言いつつも、設定が複雑なので色々と説明不足な部分もあるような気がするし。確かに監督の肩に力が入りすぎた感じもするし。たとえ失敗作と言われようとも、僕は「少なくとも前に倒れている!」と擁護したい。来週もう一度観る予定だ。 【追記】映画館で字幕版を再鑑賞。上のレビューでは「説明不足な部分がある」と書いてましたが、よく観てみると作品中できちんと説明されている部分も多いですね。ただし、情報量が多すぎて、字幕で追うのはちょっと限界があるかも。次は吹替えでも鑑賞したい。とにかく何回も観たい作品。この映像は何度観ても興奮する。1点プラスで9点![映画館(字幕)] 9点(2010-07-18 22:46:19)(良:1票) 《改行有》

9.  アウトレイジ(2010) 《ネタバレ》 なんだよ。面白いじゃねえかバカヤロー。カンヌの気取ったガイジンどもにゃ、このテのハナシが理解できねえだけなんじゃねえかコノヤロー。何でヤクザ映画なのにこんなに笑えるんだって思いながら関内と加藤のやり取りを観てると、時々ゾクッとするほどかっこええ水野まで出てきちゃうんだからすげえだろ。加えて、しょうもねえ池元と村瀬のキャラとか、笑うしかねえよ。確かに凄みの利き方が足りねえシーンもあったけど、こりゃもはや「コメディバイオレンス」っていう新たなジャンルの地平を切り開いてるんだよクソヤロー。暴力の連鎖が不毛だとか当たり前のことを当たり前にタラタラ抜かしてる奴らの隣で、タケシさんは淡々とすんげえもん作っちまってるじゃねえか。暴力の不条理さを笑いながらも、その美学への礼儀を欠かさねえタケシさんのスタンスには恐れ入るしかねえだろこのボケが。日本の「パルプ・フィクション」って言ったら褒め過ぎかも分かんねえけど、こいつらの会話とか間とかキャラとかがいちいちこっちのツボに入ってくるんだからしょうがねえじゃねえか。この面白みを理解できる日本人で良かったって感謝するのは久しぶりだよ。最高。[映画館(邦画)] 9点(2010-06-19 18:15:36)(良:3票)

10.  ゼロ・ダーク・サーティ 傑作。僕はマヤになれるだろうか?誰ならマヤになれるだろうか?[映画館(字幕)] 8点(2013-02-21 02:07:22)

11.  トゥルー・グリット 骨太で味のある西部劇。オリジナル版よりも面白かった。ジェフ•ブリッジスの存在感と茶色がかった色調の映像美にシビれた。ラストも良い。[DVD(字幕)] 8点(2013-01-31 08:00:42)

12.  レ・ミゼラブル(2012) 直球ど真ん中の良い映画。まさか泣くとは思ってなかった。[映画館(字幕)] 8点(2013-01-22 20:46:27)(良:1票)

13.  映画と恋とウディ・アレン 自分がアレンファンであることを差し引いても、よくできたドキュメンタリーだったと思う。アレン作品を未鑑賞の人にもオススメ出来る内容。[映画館(字幕)] 8点(2012-12-31 22:07:11)

14.  アルゴ 流石のバランス感覚。社会派エンターテインメント。[映画館(字幕)] 8点(2012-11-10 10:23:13)

15.  少年は残酷な弓を射る よく出来たお手本のような映画。観客の不安を煽るミスマッチな音楽が秀逸。[映画館(字幕)] 8点(2012-08-05 23:34:36)

16.  小悪魔はなぜモテる?! 知る人ぞ知る、学園コメディの傑作。[DVD(字幕)] 8点(2012-07-16 14:35:04)

17.  ダーク・シャドウ(2012) え?最高だったんだけど。[映画館(字幕)] 8点(2012-07-02 20:52:49)

18.  裏切りのサーカス 原作既読。こいつら、なんてかっこいいんだ。[映画館(字幕)] 8点(2012-07-02 20:36:08)(良:1票)

19.  スーパー・チューズデー ~正義を売った日~ これほどの映画なのに未批評とは!正統派のよく出来た映画。[映画館(字幕)] 8点(2012-07-02 20:31:33)

20.  アニマル・キングダム このリアリティ。[映画館(字幕)] 8点(2012-07-02 20:24:58)

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