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1. 血と砂(1965)
《ネタバレ》 何気なく借りたDVD。こんな傑作に出会えるとは。「日本のいちばん長い日」を観ていたので、岡本喜八監督の流れで観てみた所、特に後半、ヤキバ攻防戦あたりから一気に吸い込まれた。実に脚本が面白い。日付が出ないなーと思っていたら敵兵が喜んで走ってきたから、終戦だなーとは気付いた。それにしても前半がコメディか、と思うくらいだったので、三船さんは生き残るのかなーとの予想が見事にはずれ。全員玉砕の悲劇にもかかわらず、後味悪くないのはワザアリ、いやいや一本!1つ気になるのは、仲代さんがあの後ヤキバまでたどり着いたかどうか、もう少し描いてほしかった。団さんのキャラも最高。佐藤允さん、「二百三高地」でも中隊長抱き上げてなかった?いま岡本喜八監督のインタビュー特典を聞いてる途中です。[DVD(邦画)] 10点(2007-09-06 12:47:29)
2. 大脱走
《ネタバレ》 まさに映画らしい映画。わかりやすい、引き込まれる。最近はテレビ放映があまり無いですが、ひところ(30年くらい前かな)毎年、、、洋画劇場や、、、ロードショーでやってました。その際に観てたのでだいたいはストーリーはわかってましたが、レンタルで初めてフルバージョンを観たとき、「カットしすぎ~」と思ったのを覚えています。50人も殺されている悲劇にもかかわらず、最後まで逃げ切った3人の方がより希望を持たせてくれるのはなぜでしょうか?脚本の妙味とマックィーンのキャラであろうと思います。ひさびさに吹き替え版も観てみたい。私の映画人生で永遠の名作です。[ビデオ(字幕)] 10点(2007-08-01 12:21:59)
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