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プロフィール
コメント数 283
性別 男性
自己紹介 基本 SFとアクションとコメディが守備範囲。
映画通ではなく、中レベルの映画ファンです・・。
苦手なジャンルや興味のない映画は元から見ないし、観て良かった作品ばかりレビューしてるので、8~10点ばかり付けてしまいます。
期待した作品と、期待してなかった作品で、評価が上下してしまう癖が
あります。あと話題の大作とかには、評価は辛目です。

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【製作年 : 2020年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
評価順123
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1.  トップガン マーヴェリック 《ネタバレ》 前作は、イキッた若造の鼻につく映画でどちらかというと嫌いな映画でした。 その若造が、年取って落ち着いたのかと思ったら・・ まだヤンチャでやんの。(笑 前作同様の鼻につく若造たちに、トムが教える立場での物語かと、舐めてましたが、全然違う! 若者たちをケチョンケチョンに蹴散らして、一人で暴れまくる教官の姿が、爽快でしかない。 殉職した戦友の息子との確執や、かつての恋人への葛藤、規則を振りかざして潰しに来る上司、 機体の性能を超えた戦闘技術への挑戦、そしていやおうなしに迫る決死の実戦までの時間。 それらの物語だけでも、映画として盛り沢山なのに、貴重なジェット戦闘機のド迫力映像プラス 飛び交うミサイルや機銃掃射とアクロバット飛行で、見てるコチラの血圧は上がりっぱなし。 30年前のトップガンとは、全く別の映画です。 途中、何度も「なあーんだ、こういう終わり方かあ・・」と思わせといて、続きが来る手法。 そんなご都合主義の調子乗り過ぎの脚本なのに、敢えてその手のひらに乗せられてしまおうとか 「楽しんでしまった方が勝ち」て思ってしまう見せ方もいい。 そして、名前は伏せてますが、この敵国。 日本に近いあの軍事国家ですよね。 その暴挙に アメリカが鉄槌を下し、友好国(日本)を救う軍事作戦に、トムと若いエリート兵士が命を懸ける。 トムは乗り回す愛車 日本のバイク「KAWASAKI」のロゴをハッキリ見せてくれる大サービス。 もうこれは、日本人の為に作ってくれた映画なんじゃないのか? て嬉しくて踊りそうです。 中国資本を蹴飛ばしたトムクルーズは、日本人にとっては最高のヒーローです。 もう、全ての日本人は見るしかないですよ。 ちなみに、字幕で見ましたが、吹き替え版の評判が良さそうなので、次回はそっちで見る予定です。 10点じゃ足りないな。 ホント12点付けたい気分です。[映画館(字幕)] 10点(2022-06-13 00:07:55)(良:2票) 《改行有》

2.  鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎 《ネタバレ》 ゲゲゲの鬼太郎? 全然興味ありません。 水木しげる作品全般も、妖怪物も、小泉八雲も興味ありません。 なのに、家族にせがまれて一緒に見る羽目になりました。結果として面白かったです。 鬼太郎をよく知らないので、事前にアマプラで何作かのアニメと、墓場鬼太郎の1話見ておきました。 鬼太郎が生まれる前の、まだ体のある目玉おやじの物語でしたね。 時代は日本の敗戦から10年ほど後・・どこでもタバコを吸っていた時代。 お話の核は、製薬会社が裏で行っていた妖怪や幽霊族に関わる恐ろしい陰謀に巻き込まれる 主人公水木と目玉おやじの闘い。現代の鬼太郎親子や猫娘、ねずみ男も出演シーンがある。 墓場鬼太郎のエピソードゼロでしたね。 ステイタスとしては、犬神家の一族や八墓村といった横溝正史調なのだが、妖怪が姿を現し 戦いが始まると、ハリーポッターやハリウッド作品的な派手な絵になっていき見応えがある。 驚いたのが、近親相姦というか性的虐待という下衆な関係をストーリーに入れてきたところだ。 その描写こそないのだが、これは家族で、しかも小中学生の子供とかに見せるにはタブーかも。 今回は「大人向け」といった前評判はこれが原因でしたか・・ ハリーポッターより重苦しい話。 墓場鬼太郎の水木と鬼太郎親子は初対面なのに、前日単で共闘していたら辻褄合わないじゃないか という疑問は、水木が記憶を失っていく終盤で納得でした。なるほどねえ。 でも墓場鬼太郎の水木の顔に傷は無かったのよね・・ それにしても、キャラクターデザインは現代的になり、少年向け鬼太郎の軽い雰囲気ではなくなり 自分的には抵抗感が薄まって歓迎なのですが、そうなると呪術廻戦とかに寄ってしまうのかなあ・・ そんなテイストで、この大人向けの現代の鬼太郎を映画化したら面白そうだと思いますが 子供の需要を無視すると売り上げ伸びないのかなあ? その意味で今回の作品は価値が高いかも。 音楽が川井憲次氏なのが、映画の質に大きく貢献しています。 このダークで重厚で東洋的な音世界は いつもながら感嘆せざるを得ません。 音楽だけで2点追加ですね。[映画館(邦画)] 9点(2023-12-31 13:00:57)《改行有》

3.  ゴジラ-1.0 《ネタバレ》 ようやく、まともに見れる日本の「ゴジラ映画」ができました。 モノクロの1作目のカリスマ的な価値と比べるのはやめまして、今回は初めてリアルな 国産モンスターパニック映画の成功例として、讃えたい。 へんな地球防衛軍とか出てきませんし、ゴジラの戦闘力も控えめで、人間側にも分があるバランス。 こういうのでイイんです。どこにも弱点が無いと、勝つために荒唐無稽な絵ばかりになる。 米軍が傍観者になり、軍隊の無い敗戦直後の日本に何ができるのか? ゴジラが強すぎないから こその、リアルな闘いの絵になる。 人間側の物語に、敵前逃亡した特攻隊員の苦悩と、身を寄せ合った疑似家族の絆を中心に 戦後の復興期の昭和の世界観をこれまたリアルに描いていて素晴らしい。 三丁目の夕日のあの昭和ノスタルジーに存分に浸れます。 特攻から逃げた男の、名誉挽回のラストシーンは、予想通りですがコレしかないでしょう。 とにかく、今回は絵も音も迫力があり、見ごたえのある映像に大満足でした。 浜辺美波ちゃんの、昭和的女優感も素晴らしい。この時代設定の作品には打って付けでしょう。 主演の神木君が自身の境遇に打ちのめされて苦悩する役処は、以前なら吉岡秀隆氏の得意な分野ですが 今回は、ゴジラを倒す策を練る学者を演じていて、神木君に任せた様相。 これもアリでしょう。 事前に見た予告編では、ゴジラとどんな戦いになるのか、全然読めませんでしたが、「シンゴジラ」の 電車爆弾作戦とか、薬物飲ませる作戦とか、どこか滑稽な絵ずらを心配しましたが、神木君の特攻に しびれました。クライマックスの絵として、これぞ映画の醍醐味でしょう。 リアルだリアルだと褒めちぎってますが、残念な点もいくつかありました。 熱線を吐く前に、尻尾から背びれ、トサカまで光が流れるのはいいのですが、ロボット動作みたいな スライド動作は頂けません。急に生物感が遠くなりました。 で、その熱線の破壊力があり過ぎです。 もう少し押さえといた方が、ねえ・・。 と言うわけで、いくつか惜しい点が無い事も無く・・9点としました。 それでも二重丸ですよコレ。[映画館(邦画)] 9点(2023-11-19 23:40:07)(良:2票) 《改行有》

4.  インディ・ジョーンズと運命のダイヤル 《ネタバレ》 あれから40年(物語的には25年?)・・ 中高年のエピソードを映画にしただけではあーりません。  冒頭20分のアクションシーンは、第二次大戦末期なのでインディはまだ若い。 その若いインディのナチス軍隊との列車の中での派手な闘い。見ごたえあります。 他の役者の顔をCGでインディの顔にしたのだろうか? 本物と見分けつきません。てか若過ぎ? インディというよりハンソロ? 3作目より後の時代なのに、若返ってます。 以前の作品では、ヒトラーにサイン貰うシーンもありましたが、同時期の他のエピソードという設定? その時の遺物が、とんでもない代物だという事で、戦後25年経ってから、当時の関係者に争奪戦のゴング。 丁度、教職を引退し、家族も失い、独居老人となったインディには、気の進まない冒険の始まりだが 考古学で金儲けを目論む友人の一人娘に巻き込まれて仕方なく最後の冒険へ・・というお話。 今回のお宝は2200年前の天才アルキメデスの発明品で、タイムトラベル装置? 過去作では キリスト関係のお宝、インドの邪教の神物、果ては宇宙人の遺物を扱ってきたこのシリーズ 最後は、タイムトラベルですかあ? ディズニーになってハードル上げられたせいなのか、 トンでも脚本に唖然です。 まあ元々、考古学と言いつつ毎回超常現象に至る話ばかりの このシリーズなので、仕方ないのですが・・ その辺はスルーしましょう。 にしても、いただけない部分は少なくありません。 ご都合主義の行き過ぎが散見。 撃たれても動き回り過ぎのインディ。動力不明で勝手に動作する装置。 直ぐに横倒しになるはずのオート三輪でのチェイス。時空の裂け目への理解が早過ぎる件。 滑走路無いのに着陸したのはまだしも、離陸のスピード100キロ以上を出せたのか? そして、アルキメデスのタイムトラベルとインディ達のトラベルは、どっちが先か? などなど、無理が多すぎです。 とても満点付けられる脚本じゃない。 ただ、豪快なアクションシーンと展開の早さ、何よりもラストの再会のシーンがいいです。 欲を言えば、息子は戦地で行方不明だった事にして、3人の再会にしてもらえれば最高なんですが・・ それこそご都合主義じゃねーかと罵声が聞こえそうなので、この辺にしますか。  70過ぎてもキュートなカレンアレンに1点追加します。[映画館(字幕)] 9点(2023-07-05 09:50:02)《改行有》

5.  ブレット・トレイン 《ネタバレ》 やっと見てきました。 予想に反して面白かった。 まず、原作既読です。原作では東北新幹線で水沢から乗り込んでくるジジババが好きでした。 今回の予告編観て、そのエピが無くなってつまらなくなつたと落胆してましたが、 なるほど、こういう展開へ変えたのかあ・・と、唸りながら鑑賞。 悪くないです。 基本コメディ仕立ての殺し合いアクションですが、原作同様に、殺し屋同士の会話が 無駄に長くて笑わせます。 日本ではありえない突っ込みどころも満載ですが、ハリウッド映画として黙認しましょう。 殺し屋や新興ヤクザが英語での会話ばかりで、日本語のシーンは2割程度しかありません。 それでも、オープニングタイトルや、人物紹介の吹き出し、エンディングタイトルまで 日本の漢字が多数飛び出してきて、なんか「日本愛」を感じてしまいます。 ドデカイテロップが画面いっぱいの絵ってのも、コミックマンガみたいで笑えます。 日本公開版の限定なのかもしれませんが、素直に嬉しい。 高速走行中に非常ドア吹き飛ばしたのに、なんの影響もなく走り続けるとか、日本の新幹線に あるわけないし、次の駅の先も壊れたまま出発したり、正規の運転士じゃないのに発車できるとか、 セキュリティシステム上不可能な展開が多数あるので、アチコチで馬鹿にされてるようです。 しかしですね、この映画はコメディなんですよ。 笑って許してあげて下さい。 とにもかくにも、登場人物が皆個性的で憎めなくて愛おしいキャラばかりなんです。 (日本人二人のキャラには、コメディ要素ありませんが・・) 日本独特のゆるキャラ文化も、無理を承知でぶち込まれてます。嫌いじゃないです。 このバカバカしさは、日本を面白がっている外人達には外せない部分でしょう。 治安の悪いアメリカには存在しない「自動販売機」とかも、アメリカ人には面白いでしょう。 そんな、面白くするサービス精神こそが、この映画の肝です。 基本はコメディ。 ミッションインポッシブルやジェイソンボーン、007とかと比較してはいけません。 使われている楽曲も、採用理由が意味不明で笑えます。もはやナンセンスムービーまっしぐら。 これはもう、家でみんなでワイワイ突っ込みながら見るパーティムービーかも。 ゲストの乗客役の俳優にゲイの設定とか・・ 話題になるだけの殺し屋ワンシーンだけとか 巻き戻して再生して笑いあうとか、そういう映画なんですよ。 しかも、映画館で見ても、そこそこ迫力あって楽しめる。 コレなかなか好きな一本でした。[映画館(字幕)] 9点(2022-09-11 18:53:06)(良:2票) 《改行有》

6.  007/ノー・タイム・トゥ・ダイ 《ネタバレ》 2時間40分・・長い! トイレの近い人は注意です(笑  サザエさん並の長寿命?のジェームズボンド。 何回目の引退からの復帰なのか・・ しかし今回は趣向がちゃいます。ボンドガールがいつのまにか出産してて、5歳の自分の娘と対面! せっかく家族愛に目覚めたヒーローですが、使命成就の為に、ミサイルの雨の中で最後を迎える完結編? なのに、エンドロールのラストの文字が「ジェームズボンドは戻って来る」 なんですかー? 今回コードネームを引き継いだ別の007が登場しますが、名前「ジェームズボンド」も受け継がれる システムだったのか? まさか死んでなかった事にするの、キングスマンみたいに・・? そんな中途半端な事やってるようじゃ満点はあげられませんよ! でもねえ、なんか面白いんです。いつも通り荒唐無稽・ご都合主義のアクション連発なのに いつもより真に迫ってる感が・・ これはレンタルばかりで映画館で見るのが久しぶりだから? いやいや、演出や撮り方が違うんじゃないかなあ? とにかく飽きません。 いや、さすがにエンドロールの曲、ルイアームストロングの歌、あのダミ声は飽きたかも・・ ジェームズボンド007のエンディングには似合いません。このセンスはイマイチざんす。 面白かったかどうかは9点、そこからイマイチな部分で減点ですが、ダニエル氏の引退記念で挽回。 やはり9点ですねえ。[映画館(字幕)] 9点(2021-11-03 12:54:00)《改行有》

7.  ザ・ファブル 殺さない殺し屋 《ネタバレ》 やっと見てきました。 いやいや面白かった。客席は6割程、最近では結構入った方かな。 原作知らないので、比較は無しです。1作目はレンタル視聴でした。そちらは満足度低目。 あまり期待してなかったけど、予告編に惹かれて、2作目は映画館へ。 るろうに剣心もそうでしたが、最近アクションシーンの進化が目覚ましい。一部CG処理が荒く 残念な瞬間も散見ですが、まあ流れをぶち壊す程ではありません。 で、ストーリーは前作にあったような、佐藤の生い立ち絡みの説明は無しで、すぐ本題へ。 前作でウザくて参った「変なお笑い」は幾分縮小してて、ギリギリ許せるかな。 できればお笑い無しでお願いしたいのが本音。 原作知らないので、ウツボの暗殺が中止になった理由とか、ヒナ子がウツボの女になった経緯の 消化不良な部分とか、ウツボの相棒のスズキの変り身の根拠が何なのか疑問な点とかが?? また、足場倒壊で、死人が出ない保証があったのか等、いろいろツッコミどころはあります。 んなわけで、満点は無いのですが、なかなかの健闘でしたので9点献上とします。 るろ剣もファブルも殺さない殺し屋という共通点がありますね。  次回作あたりでは、殺さない縛りから解放されて、派手に暴れて欲しいかなあと思ったりはします。 エンドロールの後のボスのシーン、医学の図解の意味が解りませんでした。1作目見直さないと・・?[映画館(邦画)] 9点(2021-07-11 15:56:06)《改行有》

8.  Mr.ノーバディ 《ネタバレ》 実に痛快でした。 予告編で、殴られっぱなしの敵のシーンで、イマイチな映画の印象でしたが 実は抵抗できない状態に追い込んでからの、パンチのシーンでした。 予告編の作り方が雑です。 本編はもっと面白い! 10数年振りのガチバトルで、徐々に闘争本能が蘇ってくる感じがいい。 なにしろそれまでのつまらない日常を描くシーンがコンパクトに編集してあり、 サクサク物語が進んでいき、もったりぷらずにバトル突入が、気の短いオイラに親切だ。 ヒューマンドラマの部分は徹底的に短く編集する潔さ、なのに俳優さんの爪痕も物語もしっかり。 で90分で完結。これぞ娯楽映画。 日本の映画監督には絶対に真似できない。 政府の秘密の任務をこなしていた過去の事は、絶対公できない為「ノーバディ」としか言えない。 その秘密を知ろうとする者は、消される危険性から、それに気付いた関係者が次々逃げていくシーンがいい。 しかも、主人公ノーバディの親父(元軍人)も老人ホームから現役復帰で、年寄りパワーが炸裂。 ロシアンマフィアとの全面戦争で、役者が揃って、エキサイトなクライマックスへ。 久々に、見てて拳に力が入る興奮の連続。 これは絶対映画館で見るべきです。 パットベネターのハートブレイカー いい曲使ってます。 追伸・・ エンドロール直後に退席した人、ラストシーンがもう一回ありましたよ? 見逃しましたねえ[映画館(字幕)] 9点(2021-06-26 19:21:56)(良:1票) 《改行有》

9.  マッドマックス:フュリオサ 《ネタバレ》 意図的な編集の結果なのか、やむなくカットしたのかワカリマセンが 説明が足りず???なトコがあります。 概ねは補完して理解しましたが・・ で、マックスの居ない今回のマッドマックス映画の出来は悪くないです。 轟音の爆走と狂気の闘いのシーンが見たくて、映画館に来たのだから、そこは期待通りです。 ストーリーに注視すると、気になる点があります。 ディメンタスから奪い、子産み用として監禁されたフュリオサが、リクタスの隙をついて 逃げ出し、ウォーボーイズのふりをして何年も潜伏しますが、 消えた小娘にイモータンが 気付く顛末は無しです・・ そんなもんなの? ラストで、ディメンタスを殺し、砦に戻った後、イモータンとの対面のシーンがありません。 ディメンタスを倒した事で、その戦果の褒美として「大隊長」に任命されるはずですが イモータンの姿は無く、いきなり子産み女達を連れて逃げる準備してました。 子供時代のエピソードが少し長いので、そこ削って、先の2点を入れるべきじゃないのかな? とまあ、気になる点はあるものの、映画の核であるアクションは期待通りなので高得点です。 フュリオサに闘いを指導し味方になってくれるマックスのような男がカッコイイんですが ディメンタスに殺されてしまい残念です。 あと、この監督の撮り方、カメラ目線の顔や目のアップの使い方が、自分にはドハマリでして、 今回も大満足です。 ラストシーンが前作の冒頭につながるシーンなので、ここで終わられると、続けて前作を 見たくなってたまりません。 これは前作を同時上映すべきでしたよ。 2本連続で見るのが最高の醍醐味です。 しかもエンディングでは、前作のシャーリーズ・セロンや トムハーディがチラチラ出てます。 「デスロード編へ続く」感MAXの終わり方が盛り上がるっす。 イエイ。[映画館(字幕)] 8点(2024-06-09 14:33:22)《改行有》

10.  ジョン・ウィック:コンセクエンス 《ネタバレ》 いやいや、長かった・・ で、キアヌ死んじゃったようなエンディング? でもウィキでは、5作目も同時に撮影の話も有ったというので、死んでない可能性も?  で、ネタバレついでに、3曲分もあるエンドロールの後で、更にワンシーン入ります。 ただ、キアヌは居ません。 何なんでしょう? という170分  今回はトイレ行かずに済みました。 アバターでは痛恨の一時離脱・・。 中身は、半分以上が打ち合いシーン。 バンバンバンバン、正直ちょっと疲れました・・ 面白いのは、パリでの戦闘で、真上からのドローン映像で、建物の中で撃ち合いながら 移動する長いワンカットのシーンが痛快。 火力の高いショットガンで、1発で相手が 吹っ飛んで火だるまになる特殊な武器のシーン。これが見ていて快感。 キアヌ抹殺の為に敵が用意した銃なのに、いきなり奪われてキアヌが使い倒すのが最高。 残念なのは、今回のラスボスが、童顔の若手俳優で、悪そうにも怖そうにも見えない事。 あと日本が誇る俳優真田氏の出番が短かった件。ブレットトレイン位は出て欲しかった。 今回も階段落ちシーンがあります。しかも100段は落ちてる・・しかも2回も・・ どこまでしぶといのかジョナサン。  エンドロールでサオリ・イザワの名前を発見。真田の娘のアクションシーンでスタントの 吹き替えやったのかも。 どーせなら沙織ちゃん本人を見せて欲しかった。 と、要望ばかり言いましたが、総じてはマズマズの娯楽作品になってます。 一言言わせてもらえば・・ 5作目は不要だと思います。もう充分でしょう。[映画館(字幕)] 8点(2023-10-25 00:28:50)《改行有》

11.  イコライザー THE FINAL 《ネタバレ》 お金貰わない必殺仕事人のマッコールが、またしても極悪人を処刑する快作。待ってました。 相変わらず仲間も無しで、孤独な闘いに身を投じるのですが、ジョンウィックとは違い正面からは 行かず、基本背後から忍び寄って一人ずつ処刑のスタイルは変わらず。  ただ、今回は現場こそイタリアのシシリー島ですが、CIAの若手捜査官との協力や、街の人々に 素顔撮影されまくったりで、極力目立たないスタンスではなくなりました。 極悪非道のイタリアンマフィアが、コテンパンに殺されていくのは実に痛快。 2作目で薄れてしまった「勧善懲悪」が戻って来て、そのカタルシスは1作目に匹敵です。 若手捜査官の俳優が誰なのか、エンドロール見てビックリ! ダコタファニングちゃんですかあ? 大人になって誰だかわからなくなってます。 彼女が爆殺されそうになるシーンが、ド迫力です。 映画的な爆発シーンは、炎がゆっくり広がるのが 多いのですが、実際の爆発は一瞬で吹っ飛ぶのがリアル。誰かを庇うシーンとかは全部嘘なんですよね。 コンマ1秒以下じゃ何もできないのが当たり前。 このシーンはリアルにビックリでした。 いずれ、70歳近い年寄りのアクション映画なので、見せ方に制約がありますが、アリだと思います。 自信満々の悪人にヒイヒイ言わせる、残酷な水戸黄門てな感じで、安心感あって実にいい。  鬼畜な自分には、ラスボスの仕留め方が手ぬるいような気がしまして・・ それが良ければ9点でした。[映画館(字幕)] 8点(2023-10-22 18:46:02)《改行有》

12.  SAND LAND 《ネタバレ》 ドラゴンボールは興味ないけど、ドクタースランプは読んでたシルバー世代。 なんか無性に懐かしくて、家族について行って鑑賞。 面白かったです。 もちょい派手にメカメカしいの期待してましたが、まあこんなもんでしょう。 ジジイが頑張る映画は、ブルースウィリスや、シュワちゃん、スタローン等ありますが、 サンドランドの保安官も渋いですねえ。 肉弾戦も戦車戦もガンファイトもキレキレ。 多分小中学生向けのアニメですが、ジジイが見ても面白いです(個人の感想ですが・・) ストーリーは単純明快。権力側の悪党との戦いに、ちょい悪の魔物が加勢してクライマックス。 水不足であえぐ国民や魔物達にも幸福が訪れる結末は、何のストレスも無く楽しめます。 コレで良い、いや、こーゆーのが良い。  だだ女性キャラが写真一枚だけてのが、なんか不思議ではありました・・[映画館(邦画)] 8点(2023-08-25 18:12:39)《改行有》

13.  ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE 《ネタバレ》 やっと見ましたが、家族の希望で吹き替えでした。 セリフの聞き取りは問題ないです。 冒頭は、潜水艦のエピソードで、いつもの俳優さん達がいません。まるで別の映画が始まったみたい。 で、今回のお宝は自我に目覚めて暴走始めた万能AIを制する事ができる鍵、東西どころか世界各国の 争奪戦が起きる前に取り戻そうという使命。 今回はSFテイストも加味。 ところが、相手がデジタル技術の神なので歯が立たず、戦い方はアナログに徹する必要があり イーサンハントの肉弾戦が要になるので、アクション映画のお膳立てにはピッタリでした。 今回のカーチェイスは、手錠で自由が利かずシロートに運転させることで、危機感上げてます。 手錠の二人三脚アクションは007シリーズ思い出しますねえ。 超コンパクトカーで階段落ちからの横転後に、運転席と助手席入れ替わってて呆然・・とか 時々ギャグ入れてくるのは、いつもの乗りですね。 予告編でやたら押していた崖からのジャンプシーンは、あっさり過ぎて拍子抜けでした。 もう少し列車に到着の過程を見せてほしいかな。 全部端折って、窓から飛び込んで来て スゴイご都合主義な絵を見せられて、さすがに失笑。 ここホントマイナス。 予告で煽ってなければ、へえーでスルー出来たかもですが、あれだけ期待させたんだから・・ でもでも、その先の列車の大惨事から脱出のシーンは素晴らしい。 前作の絶壁の宙づりヘリコプターに匹敵のド迫力映像、映画館で見て大満足です。 かなり高い点数になると想定していたんですが、まさかの重要キャラの死亡がショックで これもマイナスポイントになりました。 彼女をもう見れないなんて悲しいです。 てなわけで満点から2ポイント減点せざるを得ません。 個人の感想ですが・・[映画館(吹替)] 8点(2023-07-23 19:27:04)(良:1票) 《改行有》

14.  ガンパウダー・ミルクシェイク 《ネタバレ》 まさにB級娯楽カテゴリーの、殺し屋アクションムービー。 思考不要の空っぽ映画。 の上出来作品。 とにかく強い女と、おバカな悪役で、チャーリーズエンジェル風とも言えますが、殺害シーンが流血過多でR12? ジョンウィックより血が多いのに、どこかコメディのエッセンス。 もしやキルビルかな? 一番お気に入りのシーンは、3バカチームとの病院での第二ラウンド。 相手は両足に怪我の車いす男一人と 松葉杖に三角巾の男二人の障がい者チーム。受けて立つヒロインは、麻酔打たれて両手がダラーン状態での戦い。 この障害者同士の、決闘シーンが血みどろのポンコツバトル。 三バカは痛み止めの笑気ガスのせいで爆笑しながら 攻めてくるもんだから、全く殺気が無い。 このしょーもない死闘シーンは伝説になりそうな予感。 突っ込み始めたら止まらなくなるのでよしましょう。何も考えず笑い飛ばして、もう一回見たくなる佳作でした。[DVD(字幕)] 8点(2023-04-10 17:23:39)(良:1票) 《改行有》

15.  アバター:ウェイ・オブ・ウォーター 《ネタバレ》 粗探して、批判しようと企んで見に行きました。 が、意外に面白かったかも。 ただ、満点作品かというと、そこまでではないですね。 長すぎるのは無論、 自然破壊する人間側の描写が、環境保護テロリストの影響すら感じる違和感。 拍手喝采しても空しいものが残るかも。 人類にも救いが欲しかった。 冒頭の地球軍の戦艦が、森を焼け野原にしてから着陸するシーンが、痛すぎる。 大佐達も、処刑は見送ったものの、村は焼き払うし、鯨の知性を持ち上げといて ハンティングで母子抹殺のシーンなど、地球人の悪魔の所業を列挙してて、物語の 印象を勧善懲悪的に単純化してしまっている。 「人類サイテー」のストーリー。 更に頂けないのは、大佐がキリを人質にしたのに対抗して、ネイティリが大佐の子供を人質に してしまうのは、止して貰いたかった。アングリして萎えてしまった・・。 この辺の事を、前評判で知っていたので、批判する前提で見に行ったのですが・・ とにもかくにも最新CG映像の凄さに圧倒されました。 自分、基本CG映画は嫌いです。 本来ゲームに興味もなく毛嫌いする側に属してますが、この映画の人物や動物の 描写には違和感や拒絶反応が起きません。 既存のCGより品質がいいからでしょう。 アナログレコードの時代から、デジタル録音やМD・CDに移行の初期に、拒絶や批判の 嵐が吹いたのは、その品質が及ばなかったからであり、その後の技術の向上により 大半の消費者に受け入れられて行ったのと同じなんだろう。  実写映画と同じ土俵に、CG作品が上りつつあるのかも。 だからと言って、シンセサイザーがあれば、オーケストラは要らなくなるわけじゃない。 実写の映画が無くなる事はないと信じたい。 それを踏まえて安心して観ていられました。 まあこの先、いくらでもイケメンイケジョが作り出される事で、これからの実在の俳優さん達には すこし窮屈になるかもでずが、2次元アニメでも通ってきた道だし・・享受の方向ですかね。 総評としてはこんなもんでしょ。 絵的には満点。ストーリーが足引っ張ってしまい8点かと。 養女のキリの声って・・ホントにシガニーウイーバーがやってたの? ちょっと信じがたいです。 あと、3時間15分もトイレ持たない同志の皆様へ提案、大佐の部隊が捕鯨船で迫ってきて 子供たちが海中で潜水艇に追われるシーンのあたりが、トイレに行くチャンスです。 延々追いかけっこしてて、予想通りの展開になるので見逃しても大丈夫でしょう。(笑[3D(吹替)] 8点(2022-12-30 10:07:52)《改行有》

16.  漁港の肉子ちゃん 《ネタバレ》 タイトルと看板イメージのせいで、全く見る気ありませんでした。陳謝。 先入観低すぎて、触りだけ見て消そうかと思いつつ録画見始めたのですが、 二宮君の変顔に、ハマり過ぎて、最後まで一気に見てしまった。 娘が母親の肉子と、本当の母親について初めて語り合うシーンがいいです。 11歳の娘が精神的に大人過ぎて、母親の精神年齢と逆転してて笑える。 自信の出生の重い話の時でも、淡々と受け入れていく娘が頼もしい。 小学生親子のありがちな日常風景ですが、不遇な母娘を取り巻く人々の 不器用な愛が溢れていて、気の毒で、可哀想で、愛おしくて、なのに羨ましい毎日。 観終わって、心の中に何かが確実に残る1本です。 後で、原作の小説も読んでみたいかなあ。[地上波(邦画)] 8点(2022-09-25 21:57:41)《改行有》

17.  るろうに剣心 最終章 The Final 《ネタバレ》 とにかくワイヤーアクションで見栄えが素晴らしいです。言わば快感映像。 ただ・・ 刀の一振りで、人が何人も飛ぶし、東屋も破壊してしまいます。 もはや、チャンバラではなく、サイコバトルの領域です。 敵もダースベイダーみたいなのいるし、江戸時代から12年後とは思えない武器などが 次々出て来て、変です・・。バズーカ砲とマシンガンのワンボディとか無理です。 刀で串刺しにされて、死人が出ないって、どんな先進医療体制なのか疑問符だらけ。 大量殺人で死刑が当たり前の悪人たちに、「生きて償え」とかも、変です。 その根拠は、刺されても、火傷負っても、爆弾に吹き飛ばされても、被害者たちや 警察官たちは、「怪我人」だったという事になってるからなんですよ・・ ストーリーが破綻してるのに、そのまま映画にしてしまう、この監督は、 エヌエチケーのドラマ「ハゲタカ」が有名でして、期待してたんですがねえ。 ただ、そんなお花畑アクション映画ですが、勢いがありまして、結果面白いです。 プラスマイナスありますが、日本の娯楽映画の牽引作品として評価致しまして 点数は大甘かも。 追伸・・ 新田真剣佑君の、極小のサングラスの存在意義が謎でした (笑[映画館(邦画)] 8点(2021-06-12 21:41:24)《改行有》

18.  Fukushima 50 《ネタバレ》 映画館は感染リスクが高いと言われますが、今は客が減って、不人気作品では貸し切り状態でした。 ただ手袋とマスクしたまま見ている孤独な観客に対し、画面の中も防護服ばかりという変な状態・・。 冒頭、画面に人は無し、311のテロップと海底地殻変動の映像。続いて震度6強の発電所の絵。 災害前の、のどかな風景を見せる今までの映画とは違いましたねえ。絵と音の迫力は期待通り。 前半はパニック映画の醍醐味に溢れ楽しいです・・ (事実に対し失礼な表現を陳謝しておきます) 後半は娯楽映画の恐怖感ではなく、見た目の放射能被害を想像力で補完しし見る必要があります。 最悪の事態を想像しながら、現場にいて対処し、出来ることが無くても離れることは許されない立場の 関係者達の戦いを淡々と描くので、ドキュメンタリーとドラマの中間的な仕上がり。良いと思います。 発電所だけでなく、避難所シーンもその他もリアルで、喉元を過ぎた9年前が蘇りました。 ホントに大変な災害だった・・ 有名俳優が大量に出てまして、大作感に溢れてます。これがそうでもない俳優だったらどうなのか? 例えば、伊崎の娘の結婚相手として斉藤工さんがワンシーンのみ。誰でもいい様でそうでもない。 一人一人が同じ命を持った人間として印象に残すには配役も重要でしょう。それぞれがスパイスとして 意義がありました。主演のお二人の演技は申し分ないのは言うまでもない。 ハッピーエンドなんかあるわけがないのは、当たり前の題材。数年後の現場責任者の葬式でエンディング のシーンですが、季節が幸いし、明るく温かい終わり方になった。 ただ・・・なにしろこの福島原発事故は、放射能の問題が何一つ解決していない。その今、果たして映画化 しても良かったのか疑問はある。本当にこの映画のような爽やかさが実感できるのは遠い未来なのかも しれません。この災害の当事者である日本人には心から映画として楽しめるのか? そもそも吉田所長の葬式は夏だったのに、翌年のサクラの映像で終わっていいのか? そんな声が聞こえそうでしたが・・観客席にたった一人の自分は結構面白かったかなと・・ スミマセン。[映画館(字幕)] 8点(2020-04-12 09:36:02)《改行有》

19.  DUNE デューン/砂の惑星 PART2 《ネタバレ》 この作品、元のお話自体に違和感があって、40年前の映画もまあまあていう程度。 なので全然期待してないのに、世間じゃ話題なので観てきました。 音と映像はもう、ハリウッドの底力炸裂で、これが昨年公開なら、ゴジラの受賞は無かったかも・・。 2時間40分の長さじゃ、見せ場はほんの30分で、あとは間延びしたドラマかなと思ってましたが 「この監督」にしては淡々と話を進めて、スペクタクルな見せ場が次々とやってくるという、 予想外に編集努力が見える仕上がり。 眠くなる暇はありませんでした。 40年前のリンチ監督の作品では、スルーされたエピソードも追加したので、話が長くなってますが ビックリしたのは、リンチ版のエンディングが、今回のパート2で出てきてしまいました。 確かパート3もあるとの事でしたが、この続きはどうなるのか、早く見たくて仕方がありません。 そんな気になるのも、この映画がそれなりに面白かったからでしょう。 しかし、大画面のド迫力に圧倒され興奮して帰ってきて、少しクールダウンして思い返すと、違和感が 戻って来てしまいました。 基本原作の問題なんでしょうが・・ まず、砂の中を泳ぎ回る巨大生物というのが、荒唐無稽過ぎて、SFとして評価できません。 で、みんなで砂虫の背中に乗って旅をしていますが、乗り込む絵がありません。止まってくれたの? 何千年も未来の世界で、最強の兵器が核ミサイルってのも、興醒めでした。  重力を制御して浮遊し飛行する乗り物だらけで、銃もレーザー兵器もある時世に、刀で戦う歩兵部隊。 大量破壊兵器がありながら、砂虫に対しては攻撃しない理由が述べられないのも違和感。 というわけで、この映画はド迫力なファンタジー作品としてカテゴリせざるを得ない。 さらに物語が、英雄&救世主のみならず、奇跡を起こして信者を増やしていく新興宗教のソレに見える。 その信者の振る舞いをみれば、まるでイスラム教にも見えてしまう。 これも原作のせいなのかなあ。 女性の扱いもどうなのだろう、和平の為に皇帝の娘を嫁に寄越せと一方的に要求って、前時代的すぎる。 女たちも誰の子を産むべきかとか打算的な会話ばかりで、殺伐としててロマンスの欠片もない。 終盤では、権力を得る程に強引で傲慢になっていくポールにも違和感。 末は冷酷な支配者になるのか? ヒロイン「チャニ」とは寄り添って終わって欲しかったのだが、正反対のエンディングも残念。 と、勢いに圧倒されながら見終わったのに、よく考えると後味の良い映画ではなかった感じ・・。 もとより、1話完結しない映画は、絶対満点にはしない主義なので、今回はこの点数ですかねえ。 点数の大半は、音と映像の迫力に対してのものです。 レンタルで観たら面白くないかも・・[映画館(字幕)] 7点(2024-03-21 23:20:47)《改行有》

20.  BAD LANDS バッド・ランズ 《ネタバレ》 面白かったけど・・ キャスティングと設定に違和感がありまして・・ 安藤サクラに性奴隷3年間の過去ってのが似合いません。もっと他の設定が欲しい。 恨みを買って標的にされる人権派の判事のマージャン賭博のシーンも違和感。 いろいろ惜しい部分があるし、要らないシーンも多くて、とにかく長い。 手放しで絶賛はできないかなあ。 サイコを気取りながら実はヘタレの弟が、最後に決めてくれたのはまあ良かった。 ラストシーンの解放感は気に入っています。 [インターネット(邦画)] 7点(2024-03-16 22:58:03)《改行有》

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