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【製作年 : 1990年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
181. ギルバート・グレイプ 《ネタバレ》 少し前にある御方から「ギルバート見てないのってモグリだよ」なんて言われてしまったのでさり気な~く見てみる事にしました(笑)さすがにアクションやアドベンチャー等といった娯楽映画ではないため見方によってはかなり退屈な映画なんですが、それでも人間ドラマだけで2時間も人を惹きつける手法は本当に素晴らしいです。養う家族がいるために今まで自分を殺してきた主人公がある女性と出会うことで自分の在り方を考える、そしてそれが原因で家族はすれ違いの毎日、やっとの思いで分かり合えたと思ったら、重荷でもありながら最愛の人との死別…しかしそれらは決して物悲しいものではなく、全編を織り成す柔らかな旋律や雄大な自然、感傷的な情景などが重なり合ってとても暖かで、また爽やかなものになっています。普段はあまり好きではない ディカプリオも今回は好感が持てました。8点(2004-04-21 18:55:56) 182. フェイス/オフ うーん、確かにジョン・ウー全開アクションなんだけど、あれだけ派手にやりあった割には見た後何も残らないというのが痛い。発想自体はいいけど細かいところには無理がるし。でも、ニコラス・ケイジ、ジョン・トラボルタの両者は物凄いはまり役だった。6点(2004-04-19 21:36:53) 183. ピノキオ・シンドローム キエェェェェェェェェ!!!コレハーーー!!!!そう、俺もこの作品、レンタルリリースされた時から多少なりとも気にはしてたんですが、題名、そしてパッケージからしてはめられそうなんであえてアウト・オブ・眼中というかシカトしてたんですが、↓でクロエ☆嬢がなんともスバラシイコメントを(以前)してたんで勇気を持ってレンタル!見た後…あの時の判断は…間違ってなかったな…と思いますた~。だってやってる事は【チャイルド・プレイ】の2番煎じだし、前半から後半まで人が死なねぇ~!やってくれました。しかし、一つ納得したのが題名。そうか!それでシンドローム(症候群)なのか!なるほど~と納得しました(詳しくは映画を見てネ 笑)3点(2004-04-17 00:48:12)(笑:2票) 184. ブロークン・アロー 話の脈絡がない。それだけでアウトだった。そもそも登場人物の描写がそれほど深く描かれてないのだ。ただアクションで押しまくるという手法。でもそのアクションにも少々消化不良気味なものを感じた。5点(2004-04-17 00:04:23) 185. 追跡者(1998) まあ、正確に言えば【逃亡者】の続編というより姉妹編なんで比べるというか引き合いに出すのもアレなんですが、ウェズリーが前作のハリソン同様無実の罪ってのは共通ですが今回は殆どトミー・リー・ジョーンズが引っ張っていってしまうのでどうも印象が浅い。「題名が【追跡者】なんだからあたりめぇだろうがッ!」といわれれば何も言い返せませんが、やはり前作のような追うものと追われるものの攻防戦を深く描いて欲しかったです。5点(2004-04-16 19:23:25) 186. クール・ランニング 《ネタバレ》 一度も雪を見たことないジャマイカ人がいきなりボブスレーっていうのは物凄いことなんですけど、それが人々に教えてくれた事ってのは「やる事の意義」ではないでしょうか。国民の気体を一一身に背負い、最後まで自分たちを捨てなかった彼らには非常に共感できる。それにゴールする事ではなく完走する事、参加する事に意義があるというラストも一般的なサクセスストーリーなんかよりも遥かに良い。8点(2004-04-16 19:13:24) 187. マーヴェリック 《ネタバレ》 西部劇プラスポーカーというこれまた変わった(恐らく)要素が含まれてますがそれはそれでなかなかなもの。前半はポーカー大会に出場するための参加費を手に入れるために奮闘するマーヴェリックですが、遠回りしてるとはいえそれぞれの見せ場がやっぱり凄い。6人の盗賊相手にマーヴが早撃ちで立ち向かうシーン、「撃たれちまうよ~」とか言いながら正確無比な銃さばきで彼を援護する親父(何で親父がいるかは映画を見てネ 笑)がこれまたダンディー(笑)【駅馬車】を彷彿とさせる馬から馬へのジャンプやその後主人公3人で歌うアメイジング・グレイス等々…そして後半のポーカー大会。やはりここが一番の山場。優勝がかかった試合、スペードのエースを引いてロイヤル・ストレート・フラッシュを引けるかどうかというこの緊張感は一度でもポーカーをやった人なら絶対わかるはず(そうそう出るもんじゃないけどネ 笑)そしてその後のどんでん返しに次ぐどんでん返し、作品通して常に相手の裏を読むというこの設定がなんともいえない。ラストのマーヴの「何とかなるさ」な笑みとカントリーアメイジングがこれまた心地よい雰囲気をこの映画に与えている。気軽に、そして少し頭も使う実に愉快な映画だった。7点(2004-04-16 19:07:48) 188. プリティ・リーグ 野球映画といえば一般的には【メジャー・リーグ】だと思いますが、ぶっちゃけこちらのほうが遥かに面白かったです。様々なマイノリティを持ちながら「誰よりも野球が好き」という理由で選ばれた女性たちが自分たちのプライドを賭け全力でぶつかる、その姿を時には可笑しくまた時には感傷的に描いていてとても楽しいし、“いつも姉の陰に隠れている妹が立派に羽ばたいていく”というある種のサクセス・ストーリーとしても充分に面白かったです。それにしても、戦争の真っ最中だってのに物凄く平和ですねぇこの方達は(笑)8点(2004-04-16 18:47:09) 189. オースティン・パワーズ バカ映画も下ネタも全然OKですけどこれにはあまり乗れませんでした。やるならやるでもう少しぶっ飛んだ内容のほうが良かったな。5点(2004-04-04 21:37:21) 190. リアリティ・バイツ うーん、なんか微妙としか言いようが無い。人生に挫折しながら自分を模索するという話は好きなんだけどイマイチそれがよく描けていない。登場人物にもあまり感情移入できなかった。5点(2004-04-04 21:34:47) 191. トーマス・クラウン・アフェアー 《ネタバレ》 上品で優雅な紳士による上品で優雅な駆け引き。そのためBGMも優雅なピアノ曲(笑)前半の華麗なる手口の犯行、そして後半のまたも華麗なる(そして何処と無くキザで嫌味ったらしく感じる)絵画の返却方法などはスリルと優雅さを兼ね備えた非常に引き込まれるつくりだと思いますが、ストーリー中盤の敵である女性との恋愛模様などは少しダレダレ。緊張感を持続させる脚本であればもう少し上質なものに仕上がったと思う今日この頃(笑)5点(2004-04-03 17:13:23) 192. ラッシュアワー この映画に求めるものが違うッ!といってしまえばそれお終いなんですけど、ジャッキー=カンフーな僕としてはどうにもイマイチとしか言いようが無い。クリス・タッカーとジャッキー・チェンの破天荒刑事(デカ)2人組みの問答は見ていてとてもテンポがよく楽しめるんですが、どうにも一味足りない。ジャッキーが出てるのにカンフーがなかなかお目にかかれないってのが痛かった。まさに可もなく不可もなくな映画。5点(2004-04-03 16:25:59) 193. 男はつらいよ 寅次郎の縁談 《ネタバレ》 前半、というか冒頭の満男の就職のエピソードはとにかく重い、というかやっぱり劇とはいえ他人が試験に落ちた事を知るのもかなり辛いものがありますね。その後はまたいつものように恋し恋されまた振られ~なパターンなんで五男の調子で見ていけます。それにしても満男は泉ちゃんがいるのに良いんでしょうかねぇ(笑)ストーリー中盤にちゃっかり登場する浜ちゃん(?)もまた良い味出してますよ。6点(2004-04-02 13:55:01) 194. ロビンソン・クルーソー(1996) 《ネタバレ》 孤島でのサバイバルが主体に描かれているわけではないので、アドベンチャーとしてみた場合は飛んだ期待はずれなんですが、そこでであった異文化の人間と出会う事で、自分の傲慢さを知り、宗教や文化を超えた絆で結ばれるというくだりはとても好きです。特に後半、“決闘”で、どちらかが死ななければならない時に「友達は殺せない、お前が生きろ」という二人のやりとり、そして戦死の決闘を邪魔され、そればかりか友人であるフライデイをも殺され、彼の骸を抱えて嘆くシーンはベタですが非常に感傷深い。そしてラスト、フライデイとの孤島での思い出がフラッシュバックする場面も映画の余韻を上手く引田立てています。前半部分はいささかテンポが悪いものの、それでも結構楽しめた作品でした。6点(2004-04-02 13:42:27) 195. 男はつらいよ 寅次郎の青春 満男は何回講義をサボってるんでしょうか?(笑)せっかく東京で暮らす事になったのに、またしても離れ離れになってしまう2人、そしていつもの如く失恋してしまう寅さん。満男、早く男になれ(笑)人の事言えないが…6点(2004-03-31 16:32:21) 196. 男はつらいよ 寅次郎の告白 ま、前回同様に満男&泉ちゃん主体の作品ですけどこれもまた面白いですね。それにしても、あの落とした豆腐はどうなったんだ…?6点(2004-03-31 16:28:33) 197. 男はつらいよ 寅次郎の休日 まあ、寅さんが満男&泉ちゃんに完全に食われてるのは良しとしましょう(笑)おばちゃんが「三代続いたこの家が…」と嘆く場面で暖簾がガクッと傾く演出がなんともいえない(笑)6点(2004-03-31 16:26:33) 198. マルコヴィッチの穴 《ネタバレ》 入るだけで15分間ジョン・マルコヴィッチになれる穴w見つけるってのが凄く斬新というか、凄くシュール。第一7と2分の1階って時点で物凄いシュールだし。でも、いいのは前半まで。後半からはなんかもっと展開がどうでもよくなってくる。他人の一体になって自分自身を再び見つめなおすといった展開になるかと思いきや、まるで違う方に飛んでいくから、少し期待外れ。でもなかなか楽しめる作品でもあった。中盤で、本人が穴に入って、全員がマルコヴィッチな世界になるところは物凄いシュールな映像。6点(2004-03-30 14:33:53) 199. メリーに首ったけ 下品と言うか下ネタが幾つか登場するので、受け付けない人もいるだろうけど、ボンクラ太郎である僕にとっては充分楽しめるものだった。ん~でも、やっぱりラストがありきたりだったから、もう少し“意外”な展開が見たかったかな(笑)7点(2004-03-30 14:24:51) 200. ホーンティング “膨大な金をかけ、最新の技術を駆使すればいい映画が出来る、というわけではない”ことを見事に実証した映画。1点(2004-03-27 15:56:13)
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