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【製作年 : 2000年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
181. マルホランド・ドライブ ・・・・・・・・・?・・・??・・・・・!・・???[DVD(字幕)] 5点(2006-01-27 17:54:55) 182. ドリームキャッチャー 《ネタバレ》 スティーヴン・キング原作の映画は出来の差が激しいですよね。しかし彼の小説が好きな私は、迷いがあってもその映画も鑑賞。本作は酷評を聞いていたのが良かったのか、噂ほど悪くはなかったですね。「スタンド・バイ・ミー」のような子供時代、そして大人になっても子供の頃のように仲の良い彼ら。何となくうらやましくなってしまいましたよ。それから〝記憶倉庫〟も良いですね。私も記憶倉庫が欲しいです。色々燃やしてしまいたい。それに角刈り?のモーガン・フリーマンも新鮮でしたよ。内容もエイリアン侵略ものと考えればなかなかだと思います。 ちなみに私のレビュワーネーム、ミスター・グレイと本作に登場したミスター・グレイは一切関係はございません。[DVD(字幕)] 5点(2006-01-03 12:56:15)《改行有》 183. キング・コング(2005) 《ネタバレ》 最初に言っておきますが、私は33年のオリジナル版の大ファンです。ですから純粋にではなくどうしても比較しての観点になってしまいます。まず何より一番気になるのは、アンがコングに情を通わせることです。これは過去のリメイク作から始まったことですが、オリジナル版ではアンはコングを終始恐怖の対象としてしか見ず叫び続けます。つまりコングの味方は誰もいないのです。それが孤高の王者コングの怖さや悲しさを際立たせていたのです。次に、やはり長い。オリジナル版はそれこそドリスコルが最初に書いた15ページの脚本のようにセリフが少ないのです。でもそこには無駄を省いた簡潔さが存在するのです。まさに言葉なんていりません。それからいわゆるオマージュが逆に気になりました。例えば倒したティラノサウルスの口をパクパクさせるシーン、オリジナル版では倒す度に敵の死を確認します。それがコングの用心深さや執拗さの表われとなる訳ですが、本作ではただのワンシーンにしか見えません。また「美女に殺された」という最後のセリフもオリジナル版と所々違うので、重みが感じられなく取って付けたような感じがしてしまいました。なんか文句ばっかりになってしまいましたが、もちろん良くなったところもあります。それはストップモーションより自然な迫力満点のコングや恐竜たちです(欲を言えばコングとティラノのバトルはアクロバティクではなくオリジナル版同様、差しの勝負が見たかった)。 最後に、ピーター・ジャクソン監督は33年のオリジナル版が大好きだと聞きました。確か劇中にカール・デナム監督を称して「愛するものを破壊せずにはいられない男」というセリフがありました。これはジャクソン監督が自身に向けたものではないでしょうか。[映画館(字幕)] 5点(2005-12-20 00:10:54)(良:2票) 《改行有》 184. 天国の青い蝶 《ネタバレ》 一言で言えば、これは文部省推薦作品ですか?(嫌みでなく純粋に)という内容です。実際に起こった事としては、何が理由だろうと、余命僅かの命が助かったのだから奇跡です。しかし映画としてはそのネタに頼って撮っただけという感じが否めません。ピートは青い蝶を探す冒険をする事によって、全ての生命が神秘的なのだと気付きます。青い蝶以外の昆虫や自然がかなり魅力的に撮られているので、それはわかります。しかしそれが逆に仇となったのか、肝心の青い蝶があまり魅力的に思えなかったのです。この話において、青い蝶は特別な存在であるはずなのに、他の昆虫と変わりないのでは致命的です。それでもまぁ、安心して観られる映画ではありますね。[DVD(字幕)] 5点(2005-11-13 12:02:00) 185. ボーダー(2008) 《ネタバレ》 もしかしたらこれが最後となってしまう可能性もあるパチーノ、デニーロ両御大の共演。待望の同一画面に登場は嬉しい限りですが安っぽい画面構成に、コッポラやマイケル・マンのようにとは言わないまでも、これはないだろうとガックリきてしまいます。そもそも企画自体が苦しく、10年前ならまだしもデニーロの暴力的かつ草野球を楽しむ刑事はムリがありますし、おそらく最高であったろう2人のコンビネーションもさっぱり感じられません。ひたすら観客のウラをかこうとするだけの面白味の無いどんでん返しなど用意しなくてもいいから、せめて2人の演技をしっかりと見せてくれっ![映画館(字幕)] 4点(2011-05-17 18:46:05) 186. さらば、ベルリン 《ネタバレ》 例えば〝ドア越しに敵が…〟というシーンはいずれも緊張感がえらく欠けていますし、ケイト・ブランシェットの夫が現われるシーンは彼女のナレーションをかぶせてしまっているので、せっかくそれらしい場所に行っても緩々になっています。また、わざわざ白黒にしてフィルム・ノワール風の画作りをしていますが、ケイト・ブランシェットはもっと美しく撮らなければならないと思いますし(〝こんな女なら騙されたって本望〟ってぐらいに)、ラストの土砂降りの別れのシーンでは、濡れていないようにすら見えるジョージ・クルーニーはもっとビシャビシャになってコートがピカピカに光ってなきゃダメなんじゃないかと思います。つまるところ、〝それらしい〟だけであって全然なっていません。[DVD(字幕)] 4点(2010-03-16 18:15:10) 187. ビッグ・バウンス いかにも夏全快なパッケージと地味ながら強力な役者陣に惹かれレンタルしたのですが…いやなかなかどうしてこれが面白くない…。一転二転のスリリングなサスペンスのはずですがテンポが良くないですし、やはりコメディにしても開放的な常夏のハワイが犯罪劇の舞台では緊張感に欠けています。〝ただお姉ちゃんにビキニ着せたいだけなんじゃ〟とツッコミたくなります。いやもちろんビキニは大賛成なのですが…。それに役者陣をあまり活かしきれていません。モーガンは出番が多いのでまだ良いとして、シニーズはよく出演したなと。そう言えば最近はTVドラマの「CSI」などに出ているようですし、シニーズクラスの役者でも映画の仕事にあぶれるのでしょうか?さすがに厳しいんだなぁハリウッドッ!などとどうでも良いことを考えていました。まぁ見所はセックスアピール十分なビキニ美女と、チャーリー・シーンの愛すべき雑魚キャラぶりってところでしょうか。[DVD(字幕)] 4点(2007-08-15 18:29:09) 188. トリプルX これ確か〝ニューヒーロー誕生。ワルがワルを制す〟みたいな謳い文句だったと思うんですが…ザンダー、全然ワルじゃないじゃないですか~。むしろイイヤツ。今風に言うと〝ちょい不良ガキ〟ってところでしょうか。私には007の方がよっぽどワルに思えるけどな~。っていうより根本的な性格からすれば私自身ですらザンダーよりワル度高いかもしれません;。という訳でザンダーの人物造形が甚だ期待ハズレなんですけど、ちょっと考えてみれば全国系の万人向け娯楽大作アクションで極悪が主役なんてありえませんね。誰も共感できないヒーロじゃ観客動員できませんから。あんなこととかこんなこととかワルいことして窮地を脱するんだろなぁ~という私の妄想がちょいワルでした;。 ・・・ただヴィン・ディーゼルには今後ともアクションで頑張って欲しいです。なんせ今やいわゆるアクションスターが絶滅寸前ですからね。そういった意味では確かにニューヒーローの誕生です。[DVD(字幕)] 4点(2006-07-03 18:01:46)(良:1票) 189. ジェリー 参った。これって確か実話が基になっているんですよね?いや~本当に参った。雄大で素晴らしい景観の中、男二人がザックッ、ザックッ、ザックッ、ザックッ。横顔アップでザックッ、ザックッ、ザックッ。私にはとても理解フノウ、フノウ、フノウ、フノウ。103分が電話口で5秒間無口になられるように長~く長~く感じてしまいました。こういうタイプの映画でこんなにジェリった作品を観たのは久しぶりです。とはいえ全く惹き付けられなかったというと嘘になってしまいますので4点献上します。なんと4点で平均点(投稿時ジャスト3点)アップに貢献!ジェリったかな?いやジェリってない。いかん、ジェリった。ジェリったにはまってしまった。[DVD(字幕)] 4点(2006-04-17 17:37:41) 190. 10億分の1の男 《ネタバレ》 確かに運を奪い合うというネタは面白いです。実際に〝ついている人〟というのは、本当にどこまでもついているなぁと思う時があります。この映画はそんな感覚を表そうとしたんだと思います。しかし、いかんせん単調です。皆さんがおっしゃっている通り、面白いのは目隠ししての森での全力疾走ぐらいです。でも何より思うことは、登場してきた強運という人たちが、良い人生を送っていないなぁという点です。墜落事故で助かるのは運が良いと思いますが、本当に運が良い人はその飛行機にも乗らないと思います。運が良いのと幸せなのとは別なんですかね、私は共通する部分があると思うんですけど。ということで期待した分、評価も辛めになってしまいました。[DVD(字幕)] 4点(2005-11-17 14:14:09) 191. ボウリング・フォー・コロンバイン 《ネタバレ》 嘘をつかなくても全てを語らない事により真実は歪められます。本作がまさにそれに該当すると思います。例えばNRA(全米ライフル教会)の集会を開いた事を問題視していますが、あの集会は法律で定められていて中止に出来なかった事、そして実際自粛した事に関しては一切触れていません。こういう事が他にもいくつかあります。このような問題を論ずるのに多面的に考察せず、一部を誇張表現するのは方法として正しくないと思います。さらにカナダで銃がありながらの平和社会を写しながら、最後には再びチャールトン・へストン宅を訪ねるという論理の矛盾もあります。これをドキュメンタリーとしては評価できません。他の真面目なドキュメンタリー映画に対して失礼です。しかし銃問題に関して最も大切なのは一人一人が考える事だと思います。ですからその場を提供してくれたのは素晴らしいと思いますので、それは評価します。[DVD(字幕)] 3点(2005-11-06 15:47:06)(良:2票)
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