みんなのシネマレビュー |
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2081. テレフォン 《ネタバレ》 本作の要は、テロ実行の仕組みにあります。ただ、早々にネタバレ。というより最初からネタを隠そうという気がありません。ある意味潔い。でもその後の展開は退屈でした。催眠状態の演技も低調。“受話器を元に戻すことが出来ない”という一様の表現に閉口しました。“テロを行う場所の特定”という謎解き要素はあるものの、真相のしょぼさにガックリ。一気に物語がスケールダウンします。オチの台詞にしても気が利いているようで、単に品を下げているように感じました。アイデアは面白いです。でもアイデアのみに頼ってしまった気がします。[CS・衛星(字幕)] 4点(2007-02-10 11:03:55) 2082. ハイド・アンド・シーク/暗闇のかくれんぼ 《ネタバレ》 本作のポイントは、やはりチャーリー。彼は何者でしょうか。その正体は、お父さんのもうひとつの人格。おそらく妻殺しの罪悪感から逃れるために作り出した。ですからチャーリーは、“人殺しをいとわぬ残虐性”と“元の人格を攻撃する(罪悪感ゆえに罰せられたい)”という性質を併せ持つと考えられます。さらに、娘と遊ぶという行為は、“今まで良い父親ではなかった”という後悔の裏返しと取れます。最終的にチャーリーがエミリーを殺す気があったのかどうかは不明(クローゼットに包丁を突き刺す行為からは、殺意があったと判断も可能)ですが、自分は、殺意は無かったと思いたい。包丁を持ったまま、かくれんぼの続きをしたと。こう考えるとお父さんの最期は結構切ないです。ストーリーはそんなに悪くない。でも演出はテクニカルではありませんでした。“上手く騙された”ではなく“アンフェア”と感じてしまう。真相に衝撃をもたらすには、騙しの過程(つまりチャリー出現時のお父さんの状態)に細心の注意と工夫を施さねばなりません。その部分で全く無策(というか乱暴)だったと思います。伏線らしきもののほとんどが、単に観客を欺くための要素に過ぎず、主軸に絡んでこなかったのも残念。特に隣人の思わせぶりはあんまりです。せめて“チャーリーは亡くなった息子さんの名前だった!”くらいの展開は欲しかったと思います。[CS・衛星(字幕)] 4点(2007-01-17 17:54:22)(良:2票) 2083. 天河伝説殺人事件 影を強調した独特の映像、細かな切り替えを使用する手法などは、紛れも無く市川崑監督作品そのもの。演出のテクニック自体は相変わらず魅力的だと思います。ただ、全体的には随分と“雑”だと思いました。「映画」を観ているというよりは、2時間TVサスペンスを観ているような感覚。(ナレーションが石坂浩二なので『渡鬼』風でもあり。)豪華なキャスト故につくりの安っぽさが際立ってしまった気がします。そして最大の謎は、何故「金田一シリーズの世界観」をそのまま引用したのかということ。これはホントに謎です。演出手法が同じですから、金田一シリーズと雰囲気が似通ってしまうのはしょうがないと思います。でも加藤武に「よし!分かった!」と言わせてはアウツ。監督は原作者が横溝正史氏であると本気で勘違いしていたのではないかと、疑いたくなります。犯人を推理するよりこの謎を解くほうが遥かに難解です。[CS・衛星(邦画)] 4点(2007-01-09 18:23:30) 2084. フラバー 《ネタバレ》 フラバーとは何でしょう。単なる“物”なのか“生物”なのか?音楽に合わせて踊る姿を見ると、とても“物”には感じられません。でも扱いは完全に“物”。違和感ありというか、少し可哀相な気がしました。フラバーの位置づけが曖昧で、魅力的でなかったように思います。フラバーはおろか、主人公以上に魅力的だったのがウィーボ。ディスプレイの映像ギミックも楽しく、ロボットなのに繊細な乙女心を感じさました。いじらしい。“彼女”の恋心を主軸に物語を組み立てたほうが、ずっと面白くなった気がします。全体的には、かなり大味な印象です。ゴルフボールやボーリング球を人の頭に平気でぶつける描写など、子供向け作品として配慮に欠ける部分もありました。コメディとしても、家族向け娯楽作品としても、今一歩であったと思います。[CS・衛星(字幕)] 4点(2007-01-06 19:03:55) 2085. 蝋人形の館 《ネタバレ》 本作の場合、タイトルでネタばれしているので、作品の魅力をオチに頼ることが出来ません。物語の展開で魅せるしかない。監督の力量が問われるところです。しかし残念ながら、粗さが目立ちました。ホラー作品の“典型的な悪いところ”と言ってもいいかもしれません。圧倒的に有利な状況から、いとも簡単に窮地に追い込まれる主人公たち。あまりに不自然です。言い方は変ですが、“納得できる流れで”窮地に追い込まれて欲しかったです。わずかな心配りで可能なことだと思います。また、犯人たちが思った以上に“普通”だったのも残念。それは見た目ではなく、精神的な部分の問題。行動は十分残虐なものでしたが、犯人たちのパーソナリティからその狂気性がイマイチ伝わってこず、常識人に見えてしまいました。常識人相手であれば、恐怖の底は知れてしまいます。“痛み”の描写は良かったと思いますが、“恐怖”という面では物足りなさを感じました。[CS・衛星(字幕)] 4点(2007-01-03 20:31:39)(良:1票) 2086. ツイステッド 《ネタバレ》 ミスリードあり、どんでん返しありで、つくりは標準的なミステリーだと思います。ただ、あまり出来がいいとは思えませんでした。一番の問題点は皆さんご指摘のとおり、「主人公が犯人では?」と思わせることに失敗していること。“酒を飲んで意識を失う”という状況があまりに不自然でした。せめて極端にアルコールに弱い体質だという設定にする必要がありました。作品のキモとなる仕掛けだけに、もう少し気を配って欲しかったです。また真犯人の動機について。それなりに理解できましたが、何故主人公に正体をばらしたのかが謎。主人公に自分の気持ちを理解してもらえるとでも思ったのでしょうか?ネタばらしは作品のクライマックスです。サプライズが無いのはツライ。主人公のキャラクターも魅力的に感じませんでした。全体的に今一歩の印象です。[CS・衛星(字幕)] 4点(2006-12-28 19:23:13) 2087. 明日があるさ THE MOVIE 《ネタバレ》 日々仕事に追われ、子供の頃に抱いた「夢」を忘れてしまった大人。もう一度「夢」を見てみようよ、というお話。でもどうなんでしょう。大人が本作を観て感動できるのでしょうか?私たちの仕事もいわば毎日ロケットを飛ばしているようなものです。製品やサービス、業績という名のロケット。でもそれが高く飛ぶとは限りません。思ったほど飛ばなかったり、思わぬ方向へ飛んだり、エンジンに点火できないこともある。でもまっすぐ高く飛ばそうと真摯にロケットを作り続ける。それが仕事です。本来の仕事をないがしろにして作ったロケットが高く飛んでも、そこに爽快感があるのでしょうか。むしろギバちゃんの「仕事の中に夢を見つけろ」という台詞のほうが胸にきました。もっとお笑い色を強くし、ハチャメチャな展開の中で飛ぶロケットならば、それもいいでしょう。でも本作はリアル路線の作品。「映画だからスケールでっかく、最後にロケットでも打ち上げるか」というノリ、「夢を忘れないで」という美しいテーマだけでは感動は生まれません。[CS・衛星(邦画)] 4点(2006-11-02 18:02:17) 2088. 容疑者 室井慎次 《ネタバレ》 『踊る~』のテイストとはガラリと変えて、シリアスドラマを狙った本作。テーマは「信念を貫くこと、勇気を持ち続けることの大切さ」。訴えかけようとしているものは素晴らしいです。ただ、ドラマのほうはパッとしません。単に相手が自滅しただけなので拍子抜け。相手とは違う手法での打開策が見たかったです。また本作はスピンオフ。当然メインターゲットは『踊る~』のファン。ならば、そのファンの気持ちを一番に考えたつくりにして欲しかったです。3アミーゴスの出演はサービスなのでしょう。それに真下と雪乃さんの後日談についても。でも流れを止めてまで3アミーゴスを登場させる意味はあったのか?観客は真下と雪乃さんの後日談を本当に知りたかったのか?自分は、その後の2人を想像する楽しみを取られてしまったような気がしました。もし製作サイドに『踊る~』に対する愛があるのであれば、ほんの1カットでもいい、青島を出すべきです。出演が不可ならば声だけでもいい。最悪回想シーンでも。『交渉人~』で青島が出ないのとはわけが違います。スピンオフは比較的手軽に製作できるのでしょう。オリジナルより経費を節約できるし、ある程度の観客動員を見込めるから。でも手軽につくれても気軽に作らないで欲しい。オリジナルの財産(ファンの思い入れ)を食いつぶしていることを忘れないで欲しいです。[地上波(邦画)] 4点(2006-10-23 18:42:09) 2089. シザーズ/氷の誘惑 あっち系の作品と思わせる誘導ぶりを感じました。音楽も独特で、シャロン1人のシーンはそれなりの雰囲気あり。でもタネ明かしは唐突ですし、あからさま。伏線はもっとあったほうが良かったですし、解釈の余地も残して欲しかった気がします。あと、シャロンが処女という設定には違和感がありました。邦題は『氷の誘惑』より『子ブタの熱視線』の方が合っている気がします。[CS・衛星(字幕)] 4点(2006-10-15 01:46:18) 2090. 死に花 《ネタバレ》 人生の勝負時は終わり、残された時間をただ過ごす。それは、穏やかな気持ちになれると同時に、“死ぬほど”退屈なのだと思います。そんな老人たちが最後にひと花咲かせようとしたこと。その気持ちは理解できます。でも今回の行動には共感出来ません。まず老人たちが裕福すぎる。億単位の費用がかかる老人ホームでの悠々自適な生活。だからこそ退屈なのだということも、それが幸せとは限らないことも分かります。それでもなお、彼らは恵まれていると思う。年金と僅かな蓄えを食い潰して生活している大多数の人とは違います。裏切られた会社への復讐(それも半分忘れていたような)という側面があるにせよ、道楽や面白半分の域を出ていません。老い先短いがゆえの大胆さ、無責任さが感じられます。台風で穴が浸水し、計画失敗に終わったかに思えたとき。自分はこの結末なら“あり”だと思いました。防空壕を発見し、計画立案者の真の目的は果たしている。それに主人公たちにしても“自分たちの力で掘り進めた”という達成感があったはず。彼らの行動は無駄になっていません。ビルを倒すという強引な展開にしてまで、大金を手に入れる結末を用意する必要があったのか疑問です。彼らには何かを成すための資質(気力、体力、資金力、そして何より得がたい経験)があります。もっと別の気持ちの良い“ひと花”を咲かすことが出来るはずです。[CS・衛星(邦画)] 4点(2006-10-12 18:57:13) 2091. ヒップホップ・プレジデント テレビ等でお笑いを観る場合、お馴染みの芸人と顔も知らない若手芸人とでは、観客の“心構え”が違います。コメディ映画も同じ。有名監督や続編の場合、どこを楽しめばいいか分かっています。さらに“面白いはず”という先入観が相乗効果となり、実力以上の笑いを生むことがあります。予備知識のない場合は、笑いの種類は何か、テンポはどうかなど、探りながら観るため、本当は出来のいいネタでもウケが悪かったりします。そして心の中で(しかも早い段階で)この笑いが自分にとって“あり”か“なし”かの判断を下すのです。本作に対する自分の判断は、残念ながら“なし”でした。(でも「シャロン・ストーンのいとこ」と「元カノ」のくだりは笑いました。)『オール・ザ・キングスメン』をこのようにアレンジしたのは新鮮でした。[CS・衛星(字幕)] 4点(2006-10-05 18:52:27) 2092. サスペクト・ゼロ 《ネタバレ》 FBIの極秘プロジェクト、透視能力、謎のマーク、姿を見せない超大型連続殺人犯…これってXファイルのノリですよね。SFならそういうものだと思って観るので、設定に疑問を抱くことはありません。でも本作はリアル路線の作品(だと思う。)ですからこれらの設定を単純に胡散臭いと感じてしまいました。キーパーソンは透視能力を持つ元FBI捜査官。彼を理解することが、すなわち作品を理解することだと思います。でもそれが難しい。彼は何故連続殺人犯を逮捕しようとしなかったのか?何故サスペクトゼロの存在を信じるようになったのか?何故自身の終焉を望んだのか?すべて彼が精神的に病んでしまったという理由で説明はつきますが、それでは浅いし不十分。もっと深い理由があると思いますが、自分には理解できませんでした。そのため、大風呂敷のわりに結末はしょぼいという印象が残ってしまいました。[CS・衛星(字幕)] 4点(2006-09-14 18:24:45) 2093. タッチ(2005) 『タッチ』の主軸は青春ラブストーリー。だから野球はあくまで“おまけ”と言われれば、返す言葉がありません。でも最近はその“おまけ”が結構重要視されています。雑誌、DVD、映画の前売り券等々。食玩の世界ではおまけが主役に成り代わっています。ですから本作でも、もうちょっと野球部分に力を注いでもらいたかったと思いました。少なくともクライマックスは野球シーンですから。だからといって、ポップコーン正一と正二に上杉兄弟をやらせろという意味ではありませんよ。[地上波(邦画)] 4点(2006-08-31 18:07:33)(良:1票) 2094. 船を降りたら彼女の島 《ネタバレ》 人生の岐路に立ったとき、自分の礎となる部分に立ち戻り、人生を見つめなおす。初恋の人を尋ねて、自分の気持ちを確かめたい。幼い頃の記憶を辿り、自分が育ってきた道程を実感したい。その気持ちは分かります。でもだから何なの?とも思います。初恋の人の死を知り、わたしだけ幸せになってもいいのかしら。えっ、そこは悩むところなのですか。それより、もっと心を砕かなければならないことがあるのでは?自分には主人公の行動や心情が薄っぺらいものに感じてしまい、心に引っかかってきませんでした。でもその代わり耳に引っかかったのが、印象的なギターの調べでした。情緒あふれる旋律。主人公が過去を回想するシーンをはじめとして、郷愁を誘うシーンにはことごとくこのメロディが使われます。これが正直ウザイ。物語中盤以降は聞こえただけでイラッときました。(今まで映画を観ていて、BGMが気に障ったことなど一度も無いのですが…。)自分は島育ちで、今も島に住んでいます(本作の島よりもっと大きい島ですが。)島が持つ良さ、悪さ、抱える悩み等が主人公の人生の選択に絡んでいけば、もっと味わい深い作品になったと思います。せっかく島を舞台にしたのだから、もっと”島”を意識したつくりにして欲しかったです。[CS・衛星(邦画)] 4点(2006-08-28 17:50:41) 2095. 着信アリ お化け屋敷感覚の作品なら『呪怨』の方が潔いと思いますし、ストーリー的な面白さを追求するなら、『リング』の方が優れていると思いました。全体的に画面が暗く、また台詞が聞き取れない部分があり、ストレスを感じました。思わせぶりなラストは、たちが悪いと思います。[CS・衛星(邦画)] 4点(2006-08-17 18:00:28) 2096. 海猫 《ネタバレ》 この手のお話は、昼メロドラマで免疫がついていたつもりだったのですが、本作はダメでした。テレビだと、どんなお話でも笑って許せる部分があって、めちゃくちゃなお話ほど面白いと感じるのですが、本作は正直腹が立ちました。それだけ『映画』だと本気になってのめり込めるということかもしれません。鑑賞後の率直な感想は「みんなバカだな」というものです。とくに薫と広次は底抜けのバカとしか思えません。2人の娘(ひとりはまだ乳飲み子)のことを一切考えず自殺する母。兄の妻と分かっていながら粉をかける弟(+後追い自殺)。”愛”という免罪符があれば何でも許されるというものではありません。「薫はみんなに愛された悲しい女」。薫の母にしてみれば、そうでも思わないといたたまれないのでしょう。でも第3者からみれば、そんなに上等なものだとは思えません。[CS・衛星(邦画)] 4点(2006-08-14 01:36:52) 2097. バッド・ガールズ(1994) 《ネタバレ》 結構女優陣が豪華というか、キレイどころが揃っています。その美人たちが馬に乗り、銃を撃つというアクションシーンがみどころなんだと思います。でも正直、それくらいかなあという印象でした。成り行きから娼婦家業を捨て、新たな人生を歩むことになった4人の女。銀行強盗に巻き込まれたかと思ったら、復讐を手助けしたり、恋に落ちたり、最終的には女4人で強盗一味を壊滅させたりします。文章にすると、結構面白そうなのですが。[CS・衛星(字幕)] 4点(2006-08-12 18:57:32) 2098. 笑う大天使 上野樹里目当てで本作を観にいきました。上野樹里は相変わらず「上野樹里」らしく、また久しぶりに広川太一郎節が聴けて良かったです。その点については満足しています。ストーリーについては、後半のぶっ飛び方が凄かった!かなりの暴走ぶりです。原作未読なのですが、原作漫画のあの“ほわっ”とした絵柄から想像するに、映画は相当「別物」になっている予感がします。というか別物のはずです。もっとも個人的には、こういう荒唐無稽なお話も嫌いじゃありません。ただ、CGの使い方は気になりました。実写で表現できないからCGを使う。あるいはCG表現の方が実写より勝っている場合なら、CGもOKだと思います。でも本作の場合はそういった理由よりも“CGの方が楽チンじゃん”という制作姿勢を感じてしまい、がっくりきました。自分は、本物(生きているもの)が伝える熱にかなうものはないと信じます。美少女わんさか系B級作品として楽しむ分には問題ないと思いますが、それ以上の何かを期待するのは厳しいと思いました。 (06年8月12日追記:後ほど原作をみる機会があったのですが、別物というよりは、味を思いっきり濃くした感じでした。塩ラーメンを注文したらトンコツラーメンが来た感じです。いやチキンラーメンか。それでもやっぱ別物?)[映画館(邦画)] 4点(2006-08-09 17:56:24)(笑:1票) 2099. シティヒート(1984) 物語自体は起伏に乏しく、正直あまり面白くなかったです。ただ、BGMのないアクションシーンや銃撃戦は新鮮でよかったです。[CS・衛星(字幕)] 4点(2006-08-06 10:29:37) 2100. ハッピー・フライト(2003) サクセスストーリーにしては、爽快感が足りないなという印象です。いわゆる“日本人好み”ではない気がしました。「主張することは主張する」国民性を感じました。今流行りの言葉でいうなら「欧米か!」です。[CS・衛星(字幕)] 4点(2006-07-28 18:22:21)(笑:1票)
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