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プロフィール
コメント数 3278
性別 男性
自己紹介 監督別鑑賞作品数

成瀨巳喜男 69
溝口健二 34
川島雄三 41
小津安二郎 37
石井輝男 24
豊田四郎 19
石井岳龍 18
矢崎仁司 12
西川美和 8
山下敦弘 15
今泉力哉 22
フェデリコ・フェリーニ 24
ミケランジェロ・アントニオーニ 14
ピエル・パオロ・パゾリーニ 16
ルキノ・ヴィスコンティ 17
ジャン=リュック・ゴダール 36
フランソワ・トリュフォー 24
ルイ・マル 17
ジャン・ルノワール 15
ジャック・ベッケル 13
ジャン=ピエール・メルヴィル 11
ロベール・ブレッソン 12
イングマール・ベルイマン 27
アルフレッド・ヒッチコック 53
ジム・ジャームッシュ 15
ホウ・シャオシェン 19
ウォン・カーウァイ 14
ジャ・ジャンクー 9

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【製作年 : 1980年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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201.  ゆきゆきて、神軍 《ネタバレ》 私はこれほどまでに刺激的な映画を観たことがない。凄いの一言。奥崎謙三という人間は、類い稀なる人物だ。自らの暴力を「世間の間違いを暴くための暴力なら、それも必要」と、肯定する。キ印であることは、まず間違いない。しかし、同時にエンターテイナーとしても一流。カメラを意識し、常に最高のパフォーマンスをカメラの前で発揮してみせる。興奮しながらも、自分の言いたいことは、的確にしゃべっている。そして何より、もの凄い度胸の持ち主。「無理が通れば道理ひっこむ」まさにこれが証明されている感じ。戦時中、仲間殺しをしたと思われる人物をアポなしで訪問しては、ねじふせる。時には暴力、時には執拗なまでの詰問で。最初は相手方も口を堅く閉ざしているが、奥崎謙三の執念の詰問に、やがては重い口を割らざるを得ない状況に追いこまれる。この執念と技術が凄い。この人は、お金もうけをしようと思ったら、まず間違いなく成功するに違いない。このドキュメンタリーは、ものすごく良くできている。頭から最後まで、時間を忘れるほどにのめりこめた。暴力あり、暴言あり、泣きどころあり。そして反戦映画としての真面目な側面もありだ。とにかく観ていて血の騒ぐドキュメンタリーだった。正論をかざして正義感ぶったり、気が弱くて自分の言いたいこと言えなくて悩んでる人、綺麗なアメリカ戦争映画しか観たことない人、などなどは是非観てほしい。そして疑問に思ったのは、奥崎謙三氏の不思議なほどの喧嘩強さ。 痩せていているのに、何故だかめっぽう強い。喧嘩には度胸と喧嘩慣れが一番重要だと言うことを、奥崎謙三氏は体を張って教えてくれた。喧嘩に強くなりたいヤンキー諸君にも、非常にタメになる作品である。印象的なシーンを挙げてみる。それは、皇居でのお手製マークⅡによる街宣シーンだ。警官たちが車を取り囲むが、全く意に介していない。世の中で最強権力とされる国家権力を向こうに回しても、全く動じないのだ。この人に怖いものってあるんだろうか。私もこの人の様な度胸が欲しい。そういえば奥崎謙三氏、誰かに似ていると思ったら、ボクシング評論家のジョー小泉氏と軍事評論家の江畑謙介を足して二で割った感じの風貌である。どうりで喧嘩と戦争に強いハズだ。エンドロールで流れる激しい太鼓が素晴らしい。最後の最後まで完璧な演出。この映画を、知らぬ存ぜぬは許しません! [DVD(邦画)] 9点(2008-11-07 20:34:37)(笑:1票) (良:1票) 《改行有》

202.  ガキ帝国 島田紳助が強い役を演じている時点で、根底的にリアリティが欠如している。 そこに吉本芸人が大量出演しているという要素が加わり、どうにも映画としての楽しさに欠けている。[CS・衛星(邦画)] 3点(2008-10-31 07:06:57)《改行有》

203.  ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ/完全版 オリジナルがただでさえ長いのに、更に長いモン観ちまった!しまった!![CS・衛星(字幕)] 5点(2008-10-29 19:32:16)

204.  少林寺 小さい頃、あれほどまでにワクワクした少林寺映画の数々。 それが幼き頃の幻影だったと、気付かされた。 そんな悲しい瞬間。 少林寺映画は、基本的には強い男と単純なアクションに憧れる子供のための映画だったのだ。 それを目の当たりにした。 いや、された。 少林寺映画を無邪気に楽しんでいたあの時代は、過去のものとなったのだ・・・ という大げさなコメントを書くまでもなく、残念なレベルの本作。 ストーリーに深みもなければ、特別に面白くもない。 しかしながら、主人公のスピード感あふれる動きだけは素晴らしかった。[CS・衛星(字幕)] 4点(2008-10-15 19:50:50)《改行有》

205.  時をかける少女(1983) 知世ちゃんの魅力をひたすら味わうべき作品ですね。 はっきり言って、映画そのものの完成度としては、取るに足らないレベルです。 だけど、エンディングで流れる主題歌『時をかける少女』には、何故か心揺さぶられるものがありました。 70年代から80年代にかけての、あの甘酸っぱい独特の雰囲気が、タイムカプセルのように保存されているような気がして、あの曲を聴いた瞬間に、まるで「時をかける」気分になれました。[CS・衛星(邦画)] 4点(2008-10-08 00:24:27)(良:2票) 《改行有》

206.  セックスと嘘とビデオテープ 80年代の日本映画とアメリカ映画は、どうも若い男女がカッコ悪くて仕方ないが、本作もその例にもれない。 どうしてこんなにカッコ悪いのか。 主要人物である男2人と女2人。 この4人のいずれに対しても、私は魅力を感じなかった。 ヨーロッパ映画なんて、50年代でさえも女優がもっとオシャレでかっこいいというのに・・・ セックスを題材にしているが、セックスに対するアメリカ文化の認識が理解できて、その辺は良かった。 しかし、最後がどうも消化不良気味。 そして全編に横たわるソダーバーグ風味の効いたダイアローグの数々がどうもかったるい。 だけど、良い意味で言えば、ソダーバーグのオリジナリティが発揮された作品なのではないか。 ダイアローグに独特のスパイスが効いていて、俳優陣の表情なんかも細かく表現されている。 好みな作品ではないが、それなりに楽しむことはできた。[CS・衛星(字幕)] 5点(2008-09-27 08:41:51)《改行有》

207.  野蛮な遊戯 《ネタバレ》 東京・銀座の「有楽町朝日ホール」にて鑑賞。 比較的、入り込みやすい作品。 でも、テーマが拡散しすぎ。 とにかく色んな題材を詰め込み過ぎている。 恋愛、失恋、障害者教育、家庭内暴力、殺人、精神異常、エロス・・・ とにかく、よくありがちな題材を無理矢理取り込んでいる。 主人公の少女はとても魅力的だし、両足に障害を持ち、その父親が暴力的にそれを教育する、という内容だけで面白いものが撮れそうなものを、もったいない気がした。[映画館(字幕)] 6点(2008-09-07 00:11:27)《改行有》

208.  レイダース/失われたアーク《聖櫃》 考えてみたら、これがシリーズ第一作なのだから、見ているはず。[ビデオ(字幕)] 5点(2008-09-04 00:34:32)

209.  夢の中の人生 《ネタバレ》 これは退屈な作品だ。 どうみても失敗作。 ベルイマン作品の特徴である「苦悩」をテーマにした作品であるものの、とにかくつまらない。 ホモセクシャリティや売春、殺人といったセンセーショナルなネタ満載なのだが、かといって刺激があるわけでもない。 登場人物たちの精神的苦悩が深く描かれているが、これも何だか観ていてつまらない。 作品の趣向としては『ある結婚の風景』に共通したものを感じる。 しかし『ある結婚の風景』の方がまだ良かった。 ベルイマンの輝きは、この時点で完全に消失してしまっている。 やはりベルイマンの全盛期は50年代~60年代にある、と感じた次第である。[ビデオ(字幕)] 3点(2008-08-05 03:58:29)《改行有》

210.  7月4日に生まれて 前半はドンパチドンパチの典型的なアメリカ戦争映画だったのが、後半は反戦に主題を置いた思想的な話になる。 前半は下世話なセリフが飛び交い、後半は反対に真面目の一点張り。 これが本作の評価を低くたらしめる原因ではないだろうか。 つまり、どっちつかずなのだ。 もちろん、前半部分は反戦というものをうったえる上での敷石になっていて、反戦というテーマは一貫しているともいえるが、いかんせん、娯楽映画と真面目映画が混在してしまっているのが痛い。 ハリウッド映画好きが娯楽作品として期待してみても後半で期待はずれになるし、戦争に関する教訓を得たい者にとっては、前半部分のおふざけが長すぎる。 これは監督の演出と脚本に問題がある。 それにしても、こんだけ悪評が目立つ作品なのに、レビュー数が多い。 アカデミー賞の影響もあるだろうが、これは問題だ。 素晴らしい作品なのにレビュー数が一人とか二人とか、そんなのが非常に多い。 もとい、ハリウッド映画などより、古きよき日本映画やセンスの良いイタリア・フランス映画、そして躍進著しいアジア映画をもっとチョイスすべきだ。 そこが映画好きとして、とても残念に思う部分である。[CS・衛星(字幕)] 5点(2008-07-25 00:31:08)《改行有》

211.  黒いドレスの女 成田三樹夫が出ていたので、まあ許すとしましょう。 しかし、しょーもない作品だ。 崔洋一をもってしても、角川春樹にかかるとこうも無惨な映画が出来上がるもんなんですね。 知世ちゃんは大好きですが、この頃はまだ魅力が完成していないですね。[DVD(邦画)] 5点(2008-07-08 23:06:55)《改行有》

212.  十階のモスキート 《ネタバレ》 崔洋一、すごいな~ こんなに凄い監督とは思わなかった。 『月はどっちに出ている』を観て、凄い監督だと感激したけど、本作でその凄さを再認識した。 途中、しつこく挿入される濡れ場が唯一の邪魔だが、それ以外はほんといい味が出ている。 とっても映画的で、1980年代日本映画ならではの味わいが出ていると思う。 主演の内田裕也はかなりの熱演。 作品自体もパワーあふれる力作に仕上がっているので、手抜きが一切感じられない。 作り手の作品に対する意気込みが観ていて伝わってくるのだ。 崔洋一はまだ2本しか観ていないが、これからもじゃんじゃん観ていきたい。 (追記) それと、本作はテイスト的に長谷川和彦の『太陽を盗んだ男』に似ている気がする。 映像的感覚、破滅的顛末、時代背景など、いろんな部分で似た匂いを感じた。 『太陽を盗んだ男』はとても評価の高い作品だが、本作『十階のモスキート』もそれと同じくらい力のこもった作品で、もっと評価されてもいい気がする。 もちろん崔洋一の代表作である前出の『月はどっちに出ている』はこれら2作品を上回る素晴らしい魅力に満ちた傑作であるが。[ビデオ(邦画)] 8点(2008-07-04 00:28:20)《改行有》

213.  日曜日が待ち遠しい! フランソワ・トリュフォー監督による遺作。 撮影はネストール・アルメンドロスが担当しており、息をのむ程に美しいモノクロ作品に仕上がっている。 アルフレッド・ヒッチコックを敬愛するトリュフォーらしいサスペンス・ミステリーな作品だが、どうもリズムが自分には合わなかった。 でも、相変わらず足フェチぶりが全開で、女性の魅力的な撮り方を心得ている監督だ。 トリュフォー作品の鑑賞はこれで20本近くになった。 鑑賞可能な作品は全て観ていきたい。[DVD(字幕)] 5点(2008-05-03 16:30:59)《改行有》

214.  冬冬(トントン)の夏休み 《ネタバレ》 うーん、この頃のホウ・シャオシェン監督作品は良いものが多かったので期待して観たのですが、期待はずれ。 なんでかと思案したところ、ホウ監督作品に彩りを加えている印象的なBGMが本作にはない。 かろうじてラストで「赤とんぼ」が流れるも、時すでに遅し。 全体的に退屈な作品になってしまっています。 台湾の田舎を舞台に、子供の視点で綴られるドラマ。 台湾の気候と穏やかな雰囲気が良く伝わっているのは良かったのですが、なんか中途半端で残念です。 それにしても、胃の手術後で、その痛みに「アアアアアー」と叫びをあげるお兄さん。 あの声には笑いました。[ビデオ(字幕)] 5点(2008-04-27 21:05:45)《改行有》

215.  川の流れに草は青々 内容はベタだし、最後は都合良くまとめ過ぎだし、題名通り「青臭い」内容なんですが、これがまた心がとても和む作品です。 まるで『男はつらいよ』シリーズを観ている時の様な、落ち着いた良い気分になれます。 やはりホウ監督の作品は音楽が良いです。 台湾の田舎を舞台に爽やかな人々の日常風景が映し出され、そこに爽やかな音楽がタイミング良く流れます。 ホウ監督は後に作風を変えますが、ホウ監督初期のこういった作品群もまた別の意味で良いですね。 [ビデオ(字幕)] 7点(2008-04-10 17:26:22)《改行有》

216.  風が踊る ホウ・シャオシェンの初期作品。 この頃はホウ監督も普通にストーリーを語ってます。 しかしながら、どうも退屈。 後にホウ監督は、映像重視の監督になっていきます。 やはり、彼自身もストーリーを語るより、映像で語った方が向いていると悟ったのでしょうか。 そう感じてしまうほど、ストーリーは何の変哲もありません。 ただし、観ていて気分が心地よくなる感じは、この頃から変わっていません。 特に音楽の使い方が印象的。 思わず口ずさみたくなるようなポップな音楽が終始流れています。 センスはともかく、音楽の使い方は個性的なホウ監督です。[ビデオ(字幕)] 5点(2008-03-20 20:16:12)《改行有》

217.  バルボーザ 新規登録されるのを待っている間に内容を忘れてしまいました・・・[CS・衛星(字幕)] 5点(2008-03-06 21:09:10)

218.  ステキな彼女 ホウ・シャオシェン監督のデビュー作らしく、非常に素直で観やすい作品となっている。 後のホウ監督の作風とは全く違うので、「これが本当にホウ監督の作品なのか?!」と思ってしまった程だ。 ただし、あまり良いとは言えなかった。 とにかく古臭いし、野暮ったい。 特に音楽センスが抜群に悪い。 ヒロインの女性も可愛いとは言いがたい。 話も奇をてらったものが一切なく、面白味に欠ける。 しかし、全体的に爽やかな風が吹いており、不快感は全くない。 そこが唯一の救いか。[ビデオ(字幕)] 6点(2008-03-01 19:20:00)《改行有》

219.  リリー・マルレーン “夭折の天才監督”と称されるドイツ人監督であるライナー・ヴェルナー・ファスビンダーによる作品。 その呼び声には遠く及ばず、酷い出来。 音楽の入れ方、カットの割り方、映像センス、無意味なズームアップ、魅力を感じない出演陣・・・などなど、全てがダメダメ。 最後まで観るのが一苦労なレベルだった。 “夭折の天才監督”とは、フランスのジャン・ユスターシュの様な偉大な監督のことを言うのであって、決してファスビンダーのことを指すべきではない、と私は主張したい。 一言で本作を表現してしまえば、「地上波で深夜に適当に放送されてそうな洋画」といった感じだろうか。 眠れない日に、何とはなしにテレビでぼんやり観る分には問題ないが、わざわざレンタルしてまで観たので、かなり損した気分になった。[ビデオ(字幕)] 2点(2008-02-24 21:00:57)《改行有》

220.  ナイルの娘 映像センスと音楽センス、そして登場人物の服装や髪型が、おそろしく痛々しい作品であります。 例えるならば、一昔前の香港映画、もしくは1980年代辺りのイケてない日本映画に似た香りがしました。 ホウ監督の作品としては、並といったところでしょうか。 特別面白くはありませんが、この監督ならではの雰囲気は良く出ています。 ホウ監督の作品を楽しむためには相当な鍛錬が必要なようです。 少なくとも私はそうでした。 いくつものホウ監督の作品を観ているうちに、だんだんとこの監督の魅力が分かってきたような気がします。 というか、この監督の作品を観慣れていないと、退屈極まりないと感じる人も多いと思われます。 ホウ監督の撮る映像は、おそろしく自然です。 その為、何にも起らないという気分になってしまうかもしれません。 ところが、その優しい映像を通して、私達が日頃何気なく感じている「何か」をさり気なく訴えかけてきます。 ホウ監督は紛れもなく天才です。 こんな暖かみのある自然な映像を撮れる監督は世界中探してもそうはいません。 観れば観るほど、病みつきになる。 そういった魅力がホウ監督の作品には漂っているのです。[ビデオ(字幕)] 5点(2008-02-07 09:12:18)(良:1票) 《改行有》

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