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221.  ビルマの竪琴(1985) 市川崑監督が自分の作品を後にリメイクした物だがやはりオリジナルの素晴らしさに比べてかなり落ちる出来映えがで、オリジナル版の素晴らしさが改めて解る。内容はほとんど一緒だけど、それならばオリジナルを見るべきですと声に出して言いたい。このリメイク版を見て物足りないと感じたならばオリジナル版を見て感動しましょう。少なくとも市川崑監督の代表作品が本作でないことだけは間違いなく、それは後に同じようにリメイク版として撮られた犬神家の一族にしても同じことが言えます。今作がリメイク版でなく、普通に撮られたものとして見ればけして悪くはないだろうし、それなりに見れる作品にはなってるから甘く見て6点にしてみるものの、これより高い点数は絶対無理です。しつこいけどそれだけオリジナル版が素晴らしいてことです。 [DVD(邦画)] 6点(2014-03-01 09:44:08)《改行有》

222.  座頭市御用旅 勝新太郎に森繁久彌に三国連太郎共演てまずは凄過ぎます。今じゃまず考えられないぐらいの贅沢な共演てだけで見るに値する。森繁久彌が人情味溢れる男を演じているのとはまるで正反対な三国連太郎の悪人ぶりが強烈過ぎるほどの印象を残す。主役である勝新太郎を完全に食ってしまうほどに凄い。この三人のトライアングルが繰り出す物語をどう見せる?いや、魅せるか?がこの映画の見所!所々で流れてくる浪曲は森繁久彌が出てるてだけでついつい「次郎長三国志」を思わずにはいられなくなります。ただあの浪曲ははっきり言って「座頭市」シリーズには合わない。座頭市映画としてだけ見るならば面白い映画であるだけに余計浮いてしまってる。ラストが一番最初の座頭市を思わせるのはこのシリーズのファンの為に勝新太郎と森繁久彌を共演させて日本映画ファン、それも昔の日本映画ファンを意識しているみたいです。 [DVD(邦画)] 7点(2014-02-12 21:47:14)《改行有》

223.  チップス先生さようなら(1939) 《ネタバレ》 教師ってただ単に勉強だけ教えてれば良いものではないてことをこの映画は語っている。チップス先生みたいな先生がいれば子供達は真っ直ぐな大人になり、世の中もっと平和になると思わせる力がある。チップス先生の一言一言が子供達にも伝わってくるのが見ていても解る。全く説教臭さなくユーモアを交えて見せてくれるのが良い。生徒達は皆、息子だというチップス先生の言葉を世界中の教師は見て知るべきだ。[DVD(字幕)] 9点(2014-02-11 11:43:21)

224.  ゼロ・ファイター 大空戦 《ネタバレ》 何だか黒澤映画なのか?監督が黒澤映画の助監督をしていた森谷司郎監督だからか?いやいや、どちらかと言うと岡本喜八監督の映画により近い雰囲気ながら笑いといった要素はなく、至って真面目に撮られた戦争映画である。上の命令に従わなかった為に死んでしまう若い一人の男の行動は戦争では絶対にあってはならないと語っている。その一方で間違いと感じるならばそれがどんなに偉い人間だろうと意見することが大切だということを加山雄三(九段中尉)と佐藤允(加賀谷飛曹長)が教えてくれる。出演者の顔ぶれからして岡本喜八映画を思わせるだけにアクションだけでなく、コミカルな雰囲気をと思いたくもなるが故に物足りなさもあるが男臭さ満載の本当に男だらけの世界の中で戦う事、命の大切さを真面目に描いた映画として見るに値する作品にはなってるし、佐藤允演じる加賀谷飛曹長のラストの叫びがこの映画を物語ってます。それにしても特撮シーンの迫力は流石、ゴジラと同じだけの凄さを感じる事が出来る。 [DVD(邦画)] 7点(2014-02-08 12:37:26)(良:1票) 《改行有》

225.  ヴェラクルス ロバート・アルドリッジ監督が描く男臭さ満載の西部劇は凄まじいシーンの連続です。出てくる奴ら皆、悪い奴らきりです。見た目からして男臭さしかない奴らによる戦い、紳士的でありながらもやはりどこか悪人的なゲイリー・クーパーと嫌らしさしか感じないバート・ランカスター、関わる女も何を企んでるか分からないような奴きりでその企みをテンポ良く見せてくれる。最後はまさかの結末に後のこの監督作品らしさが詰まってるように感じられる作品!好き嫌い別れそうな監督だけど私はこの監督さんの映画好きです。 [DVD(字幕)] 8点(2014-02-07 21:36:46)《改行有》

226.  太陽の王子 ホルスの大冒険 《ネタバレ》 何だか見ていたら「未来少年コナン」や「アルプスの少女ハイジ」が見たくなってきた。主人公ホルスが父親との死に別れするシーンや一人で巨大な魚に立ち向かう姿やらオープニングの曲のバックの映像、白いアルプスの映像やらまたまたヒルダのどことなくひ弱そうで、もの悲しげな表情なんかはクララみたいだし、あの赤服の小さい女の子はハイジそのものだし、これは高畑勲監督が後に監督をしているハイジやコナンの原形みたいです。ヒルダが歌う美しい歌声に惹かれて踊り出す大勢の人達や動物など、色んな意味でヒルダの魅力に主人公ホルスの魅力の薄い事がより一層強く感じられてしまうほどヒルダが凄い印象を残す。悪魔の兄を持つ事のヒルダの心の葛藤がよく描かれていて、ヒルダの気持ちが痛い程に伝わってきて悲しくてたまりません。歌う事しか楽しみがないようなヒルダ、歌が伝える大きな力がこの映画で高畑勲監督監督が一番伝えたかった事ではないでしょうか!それにしても声優陣の豪華な事、コナン(のび太)に黄門様にまんが日本昔話を思い出させたりと、とにかく贅沢です。[DVD(邦画)] 8点(2014-02-04 19:01:56)(良:1票)

227.  日本一の男の中の男 《ネタバレ》 植木等主演による日本一シリーズはこの作品も見ていると余計な事など忘れて楽しめよ!例え会長だろうと部長だろうと上司に対しても言いたい事は包み隠さずにズバズバ言う。その気持ちの良さといったらない。造船会社の営業マンからいきなりストッキング会社への転勤なんて、えっ?全く別の世界なのにまるで関係ない。頭の回転の凄さと行動力がこの植木等演じる主人公の凄さを物語っていて、初めての世界に入った日に不快指数ゼロと笑ってる姿は正にそのままである。植木等を見てるとそれだけで不快指数ゼロになるのだ。叱られても平気、常に笑ってる主人公を見てるだけで嫌な気持ちを全て忘れさせてくれる力がある。植木等の演じるキャラクターはどこか寅さんと似てる。ただ寅さんのような笑いながら泣けるというような感動はほとんど無い。いや全く無い。それも寅さんとは違う魅力である。植木等主演映画には世の中の嫌な事を全て洗い流してくれるから時々見たくなるのだ。植木等主演映画の等のような人間がこの世には必要だと思います。 [DVD(邦画)] 7点(2014-02-02 12:28:22)(良:1票) 《改行有》

228.  ひとり狼 市川雷蔵による股旅物で、見応え十分です。何と言っても市川雷蔵が格好良く、後ろ姿といいただ歩くだけでも絵になる。そんな市川雷蔵に語り掛けるようにして寄り添ってくる長門勇も良い味出してる。雪の中での決闘シーンも迫力十分な上に美しい。小池朝雄の悪人ぶりも良いし、作品全体から漂う格好良さとロードムード的な時代劇としての面白さを十分に味わうことができた。眠狂四郎とはまた一味違う市川雷蔵の魅力を感じる事ができる作品。 [DVD(邦画)] 8点(2014-01-26 13:35:34)《改行有》

229.  四谷怪談[前篇/後篇](1949) 木下恵介監督が怪談話を撮る。とても考えられないぐらいです。例えるなら小津監督が時代劇を撮るぐらい考えられない気持ちであるが、だってこの作品木下作品てよりは黒澤明監督や溝口健二監督の映画みたいな雰囲気を醸し出している。しかしながら木下恵介監督、この怖い話を単なる怪談話てよりは人間の悲しみ、哀れみとでも言うべきか?役者の演技力による力も大きく、特に田中絹代がやはり凄過ぎるによってドラマチックな愛憎劇として描く事に成功している。上原謙の怯える表情、杉村春子の相変わらずの嫌な女ぷりやらも強い印象を残す。木下恵介監督てやはりどんな映画でも標準以上の映画にしてしまう凄さがあるなあて思った。全体的にやや長いかな?て思うけど今時の時代劇にはない迫力と面白さを感じる事はできた。 [DVD(邦画)] 7点(2014-01-25 15:55:28)《改行有》

230.  日本侠客伝 白刃の盃 長門裕之が敵対している相手の組に騙されて(罠にはまり)殺されるパターンはマキノ映画によくあるパターンでそんな相手の悪さをどう処分して見せるか?天津敏はいつも通り徹底的に悪人で見ていてこいつを高倉健がどうするか?マキノ監督らしく殴り込みシーンの迫力十分です。高倉健もやはり義理人情に厚い男としてとにかく格好良い。所々泣かせようとしてるのが見え見えで気にはなるが義理人情を大切に描くマキノ監督ならではの作品になっている。高倉健とマキノ雅弘監督のコンビはやはり最強のコンビだ。 [DVD(邦画)] 7点(2014-01-05 12:48:11)《改行有》

231.  八甲田山 《ネタバレ》 まず始めによく撮ったな!て思うほどの凄さを感じずにはいられない。この時代だからこそ撮れた映画だ。何と言っても俳優の力量が今とはまるで違う程の凄い本物の映画俳優と言える顔ぶれが沢山です。高倉健と北大路欣也との対比の描き方、北大路欣也の神田大尉のリーダーとしての資質の弱さがよく現れる「天は我々を見放した」に応える様に次々と雪の中倒れて行く人達、一方で高倉健の徳島大尉のリーダーとしての資質の強さがもたらす人間としての強さが自分と自分に着いてくる人達を助けることになる。そしてもう一人忘れてはならない三国連太郎の山田少佐の自らの過ちを認める場面は今の日本人、特に政治家に大きく欠けているように思えてならない。これはそんな偉そうな大人達に自分さえ良ければ他人はどうなっても構わないという考え方しか持てない人間に見せるべき映画だ。全体的に長く感じる上に画面全体暗過ぎる難点があるが人間とは何か?命とは何か?を大いに考えさせられ映画として、面白いつまらないは別として一度は見て損のない映画だ。[DVD(邦画)] 7点(2013-12-23 14:04:38)(良:2票)

232.  はじまりのみち 《ネタバレ》 原恵一監督ファンであり、木下恵介監督ファンでもある私として、やっと見る事ができた。国の圧力により思うような映画、自分が本当に撮りたい映画を撮らしてもらえなくなり、一度は映画監督を諦めて辞める。しかし、そんな中で出会った一人の青年便利屋の「陸軍」を見て泣いた話を聞き、更に母親の今いるべき場所はここじゃない。映画監督に戻りなさい。という問いに再び映画監督に戻る決意をする木下恵介、正吉から再び恵介へ!木下恵介監督が今まで世の中に送り出した数え切れない程の名作の数々が蘇ってくる。この映画は原恵一監督が木下恵介監督ファンであることがよく解る作品になっている。今まで一度も木下恵介監督作品を見た事がないであろう今の人達(10代20代)の若者に一人でも多く木下恵介監督の素晴らしさを木下恵介監督作品の素晴らしさを知って欲しいという気持ちが伝わってくる。私も原恵一監督と同じ気持である。同じ日本人として木下恵介監督は黒澤作品や小津、溝口、成瀬監督達と並んで誇りに思う。この映画を見て一人でも木下恵介監督作品に興味を持てたら嬉しい。 [DVD(邦画)] 8点(2013-12-21 10:18:15)(良:1票) 《改行有》

233.  伊豆の踊子(1974) 吉永小百合の伊豆の踊り子よりもこっちのが好きだし、楽しめたのはやはり山口百恵の初々しさ、更にそれを引き立たせる他の出演者、三浦友和が相手ならまあ仕方ないかて思いたくもなるぐらいであって、そして原作のイメージに近い雰囲気が映像ともよくマッチしていて単なるアイドル映画になってないのが好感が持てる。この映画のラストは山口百恵の行く末を暗示しているようにも感じられなくはない。さほどファンでもなければ山口百恵の全盛期をあまり知らない私からしてもちょっと切なさが残る映画だけに当時、山口百恵のファンが見たらどう感じていたのか?という思いが残る映画として、印象に残る。それ程までに山口百恵の為の映画と言えるかもしれない。 [DVD(邦画)] 7点(2013-12-10 22:20:10)《改行有》

234.  フィツカラルド 凄まじい。何たる発想だ!船で山を渡る。普通船って川を下るものだろ。そんな船で山を渡るなんて普通じゃない発想を本当にやり切ってしまうこの素晴らしさをCGみたいなごまかし処理なんかじゃなくて本物の映像で見せるのがこの映画の評価できる一番の点である。ストーリーだけを見て楽しむのが映画じゃないことを教えてくれている。正に本物の映像が繰り出す人間の狂気、好きな事を思いのままに実行してしまう主人公の姿を通して訴えかける力強さを感じずにはいられない。 [DVD(字幕)] 8点(2013-11-12 21:12:01)《改行有》

235.  喜劇 一発勝負 《ネタバレ》 始まって直ぐに親子の喧嘩、出ていけ!の父親の声に出て行く息子と何だかまるで寅さんみたいだけど、寅さんみたいな感動的な作品にはなってなくて、山田洋次監督がどれほど落語が好きなのかを伝えて見せてる作品という意味では寅さんみたいだし、酒の飲み過ぎで死んだていうのと棺桶の下り、行き帰りびっくりさせる下りなんかまるで付き馬て落語そのままです。主人公のキャラクターが寅さんに似てるようでまるで違うし、作品的にもブラックジョークが強過ぎるので寅さんのようには受け入れずらい部分がある。色んな落語ネタ満載で落語好きにはそれはそれで楽しめはしたけど山田洋次監督作品なんだけど主人公の父親が加東大介だったり、ナレーションが三島雅夫だったりて何だか成瀬映画みたいにも思えたりもする。あと寅さんとの決定的違いはハナ肇に渥美清を期待してはならないのと渥美清の背中で泣かせる姿と言葉のトーンで笑わせて泣かせるものがないので感動的要素を求めて見てはならない。あくまでも寅さんとは別物として見る映画である。 [DVD(邦画)] 6点(2013-11-03 09:02:30)(良:1票) 《改行有》

236.  はだしのゲン(1976) 《ネタバレ》 犬飼多吉と杉戸八重が夫婦って凄い。何だかまるで本当に飢餓に苦しむ人間の姿が見ていて痛たまれなくなる。屁をしたぐらいで非国民扱いされ、だったら人間皆、非国民だ。三国連太郎演じる父親が天皇陛下の為に、国の為に死ななくてはならんのかていう叫びこそが戦争そのものに対する強烈なメッセージになっているのがよく解る。そんな父親を支える左幸子の母と子供達、どんなに非国民扱いされ、辛かろうが前を向いて生きようとするこの家族の絆、家族愛がきちんと描かれていて心に残る。それにしても三国連太郎と左幸子はやはり名優の中の名優だ。 天皇陛下に捧げる手紙のシーンを見て、渥美清の拝啓天皇陛下様を思い出した。そういやあの映画にも左幸子出てたなあ。 [DVD(邦画)] 7点(2013-10-20 10:28:55)《改行有》

237.  わるいやつら 何だか凄いキャスティング、俳優陣の顔ぶれは豪華だし、原作は松本清張だし、つまらないはずはなく、しかしだ。野村芳太郎監督にしては今ひとつの出来です。映画的な興奮がほとんど感じられずに何だかよくある二時間ドラマのサスペンスものを見てるようでした。確かにわるいやつらなんだけど、もっともっと凄みが欲しい。主役である松坂慶子が悪女としては物足りない。どうせなら「疑惑」の桃井かおりぐらいに何だよ!このクソ女!ぐらい嫌な奴を見せて欲しかったし、これ松坂慶子の主役だけを若尾文子に変えて増村保造監督が演出したらどうなるか?て思わずにはいられず。野村芳太郎監督はサスペンスものを撮らせても素晴らしい監督だけど今作は全体的にやたらしつこいベッドシーンやらで他でもっと凄みのある部分を見せて欲しかった。野村芳太郎ならばそれぐらい出来たはずです。全くつまらないとは感じなかったし、それなりに楽しめはしたから一応6点だけど、繰り返し見たいて思う気持ちにはなれなかった。 [DVD(邦画)] 6点(2013-10-12 19:11:02)《改行有》

238.  レッド・ツェッペリン/狂熱のライブ 《ネタバレ》 タイトルにあるように本当に狂熱のライブだ。世界最高のロックバンド、レッドツェッペリンによるレッドツェッペリンファンの為にあるような素晴らしいライブ映像ドキュメント風タッチによる素晴らしいライブ映像です。全てがとにかく格好良すぎる。痺れます。オープニングの何だ?何が始まるんだろう?凄まじいアクション映画並みの銃撃戦、ここからの流れとその後のロックンロールで一気に吸い込まれる。ツェッペリンファンなら誰しも知ってる素晴らしい音楽が素晴らしいライブ映像によって流れていく。ロバート・プラントンの痺れまくりの歌声になんでこんな低い位置からのギターの持ち方でこれだけの音が出せるんだ?て言わずにはいられなくなるジミー・ページのギターとジョン・ポール・ジョーンズのベース、キーボード、そして神が宿ってるかのような凄まじい手の動きのジョン・ボーナムのドラムととにかく痺れます。音楽に合わせるかのような映像も凄く凝ってる。 馬に跨がって走るロバート・プラントとそのバックの景色の凄さやら、他にも目の前で行われているライブを見ている観客の楽しんでる姿もレッドツェッペリンがどんなにファンの心を酔わせるか解るし、レッドツェッペリンファンにとっては間違いなく楽しめる凄いライブ映像です。唯一残念なのは「移民の歌」が見れなかったぐらいでそれを除けば大満足。もうこんな凄いロックバンドは世界中どこを探しても現れないと思ってます。 [DVD(字幕)] 9点(2013-10-08 20:58:43)(良:1票) 《改行有》

239.  ミッドナイト・イン・パリ 美しい風景画を見ているようなもう何て言うのか?とにかく美しい映像だけで飽きさせない力、魅力とでも言うべきか?そんな映画だ。冒頭からこれだけの美しい街並みを見せられたらそりゃあ、この映画の主人公じゃないけどフランスに住みたいて気持ちにさせられてしまいます。ウディ・アレンの映画って確かに話も面白いけど風景が良いのだ。美しい風景、美しい街並みを見てそこに行きたい。そう思わせるのだ。今作においてはウディ・アレン本人が出てこないのも良い。私としてはウディ・アレンの映画は好きだけどウディ・アレンは嫌いなので、出てこないでとにかく監督だけに専念している作品の方に惹かれる。雨の音、雨の匂い、夕方の空の色と夕方ならではの夕焼け、色んな意味でこの映画における美しさを見てると映画ってストーリーも大事だけどストーリー以外での楽しみ方を見つけ出せる気がして、そういう映画も映画を見る上での一つの楽しみ方だと改めてウディ・アレンの描く世界を見ると思わずにはいられなくなる。派手なアクションシーンやCGなんか無くても良い映画はいくらでも作れるんだよというウディ・アレンの叫びみたいなものが聞こえてきそうだ。 [DVD(字幕)] 8点(2013-09-04 21:44:37)(良:2票) 《改行有》

240.  伊豆の踊子(1963) 原作にほぼ忠実にしかも、美しく描かれていて予想していたよりは良かった。見る前は吉永小百合が一番不安だったから。でも思ったよりは良かった。ただ、もし薫の役を芦川いづみが演じていたらもっと良かったとも思えなくもない。いや寧ろ芦川いづが演じる方がもっと良い。吉永小百合は思っていた程悪くはない。あくまでも思ったよりはという意味です。でもこの作品で一番気になって仕方ないのはどうやったら高橋英樹が大きくなれば宇野重吉になるのか?全くイメージが違い過ぎる。高橋英樹が全くインテリには見えないのだ。作品自体は悪くない。普通に楽しめはした。それだけにもっとインテリぽい俳優をキャスティングして欲しい。他の伊豆の踊子は見てないから何とも言えないし、比べらんない。山口百恵の薫と美空ひばりの薫も見てみたくなった。この三人の中では(吉永小百合も含め)山口百恵が一番薫のイメージにぴったりなんだが。しつこいようだが一番見たい薫は芦川いづみ。高橋英樹が演じたインテリの大学生は石原裕次郎か池部良 [DVD(邦画)] 6点(2013-08-31 14:35:03)《改行有》

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