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プロフィール
コメント数 3268
性別 男性
自己紹介 監督別鑑賞作品数

成瀨巳喜男 69
溝口健二 34
川島雄三 41
小津安二郎 37
石井輝男 24
豊田四郎 19
石井岳龍 18
矢崎仁司 12
西川美和 8
山下敦弘 15
今泉力哉 21
フェデリコ・フェリーニ 24
ミケランジェロ・アントニオーニ 14
ピエル・パオロ・パゾリーニ 16
ルキノ・ヴィスコンティ 17
ジャン=リュック・ゴダール 36
フランソワ・トリュフォー 24
ルイ・マル 17
ジャン・ルノワール 15
ジャック・ベッケル 13
ジャン=ピエール・メルヴィル 11
ロベール・ブレッソン 12
イングマール・ベルイマン 27
アルフレッド・ヒッチコック 53
ジム・ジャームッシュ 15
ホウ・シャオシェン 19
ウォン・カーウァイ 14
ジャ・ジャンクー 9

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221.  ハヴァ、ナイスデー 10分ちょっとの短篇映画が18本集まってできたオムニバス映画。 合計上映時間なんと206分! 邦画の短篇映画が好物の私にとって、これはまたとないご馳走となった。 どれも個性的な作品ばかりでかなりの満足。 その中でも特に気に入った作品をピックアップしてみよう。 まずは18篇中、一番良かった作品を選出してみる。 それは、 緒方明監督の『その山を崩せ』だ。 青山真治監督作品の常連俳優である斉藤陽一郎がメインキャストの傑作。 斉藤陽一郎という俳優は、今まであまり好きでなかった。 いや、正確には苦手な俳優だった。 だけど、本作でその印象は180度回転した。 個性が強いが、それがうまくハマれば好きになれる。 そんな俳優だ。 そして本作の監督である緒方明。 恥ずかしながら、今回初めて知った監督だ。 顔はいかつい監督だけど、繊細で幸せになれる素晴らしい映画を作る人だなぁ。 この機会に同監督の長編作品も観てみようかな。 さて、その次に良かった作品が、村松正浩監督の『橘くんのバカ。』と長澤雅彦監督の『birthday girl』。 両方とも映像が素晴らしい! とっても綺麗なのだ。 『橘くんのバカ。』の方は、主演女優をとにかく美しく撮っていた。 しかし、脚を執拗に撮っているのは、監督の個人的好みによるものだろうか? そして『birthday girl』も負けず劣らず映像が綺麗で、18作品のトップを飾った作品。 ストーリー自体も面白かったし、東京を美しく映像化しているところも良かった。 他の短篇と比べて、「映像の美しさ」という点で、頭一つ出たレベルの作品を披露してくれたこの二人の監督。 これまたこれらの監督の長編が観たくなった。 さて18作品中3作品を上に挙げてみた。 良かった作品を追加するなら、矢崎仁司監督の『大安吉日』かな。 矢崎監督は『ストロベリーショートケイクス』を観たけど、かなり素晴らしかった。 今回の短篇も、さすが矢崎監督といった卒のない出来栄え。 安心して楽しむことができた。 18作品の全てについてレビューを書くはわけにはいかないので、ここまで。 つまらないなぁ、と感じたのは二つか三つほどで、ほぼ全部良かった。 意外とレベルの高いオムニバス邦画なので、“自分だけのお気に入り監督”を見つけたい貪欲な映画好きの方に、是非オススメしたい作品である。[DVD(邦画)] 8点(2007-10-24 11:39:15)《改行有》

222.  突撃(1957) 今まで観たキューブリック作品の中では最上位。 カーク・ダグラスが端整で素晴らしくかっこ良かった。 そして、カーク・ダグラスが砲撃の降る濠の中を、顔一つゆがめずに歩く姿に痺れた。 シャープなモノクロ映像も印象的。[DVD(字幕)] 8点(2007-10-19 12:46:49)《改行有》

223.  欲望の翼 関口宏バリの姿勢で一気に女を口説き落とすレスリー、もうかっこよすぎです! ウォン・カーウァイ作品の中でも『恋する惑星』に次いで大好きな作品ですね。[ビデオ(字幕)] 8点(2007-10-15 12:05:48)《改行有》

224.  南部の人 ジャン・ルノワール作品群の中では一番好きです。 アメリカに渡る以前の方が、有名な作品の多い監督さんですが、個人的には本作の方を推します。[ビデオ(字幕)] 8点(2007-10-14 17:32:19)《改行有》

225.  下妻物語 ノリは軽いですし、なんか硬派な映画好きに敬遠されそうな雰囲気の作品ですが、非常に良く出来た素晴らしい作品だと思いますね。[DVD(邦画)] 8点(2007-10-12 16:56:55)

226.  荒木又右衛門 決闘鍵屋の辻 前半のストーリーがやや分かりづらく、やや辟易した。 しかし、終盤の鍵屋の辻における決闘シーンは、異様なまでの緊迫感が出ていて圧巻。 チャンバラ的なノリを徹底的に排し、無様とも言えるほどのリアリティな決闘が演出されていて見事。 加東大介も人間らしい弱みを見せる役どころで、全くもってかっこよくないのだが、これが素晴らしいリアリティを生んでいた。 終盤の緊迫感だけでここまで見せる映画は初めて観た気がする。 『切腹』に匹敵する、異色時代劇の傑作であろうことは間違いない。[ビデオ(邦画)] 8点(2007-10-11 00:04:26)《改行有》

227.  フラガール いやいや、最後の本番シーンには感動しました。[地上波(邦画)] 8点(2007-10-06 23:39:48)

228.  男はつらいよ 寅次郎夕焼け小焼け シリーズにおける最高傑作!! 間違いなく最高傑作!!![ビデオ(邦画)] 8点(2007-10-04 23:16:04)(良:1票) 《改行有》

229.  ある殺し屋の鍵 《ネタバレ》 前作では成田三樹夫が出ていたが、今回は出ていない。 その分、物足りなさを感じた。 しかも前作よりも作りが雑な印象を受けた。 最後の殺しのシーンにしても、明るい場所でアレをやるには少々、無理がある。 前作では確か停電中だったはず。 その他のシーンでも、説得力を欠くシーンがいくつかあったのが残念。 しかし、それを加味したとしても面白いことには変わりない。 このシリーズをもっと観てみたかった。 雷蔵の七変化も楽しめる快作。 佐藤友美という女性はスタイル抜群で好み。 脚が特に綺麗である。 それにしても、ラスト付近での佐藤友美の電話・・・ あれは一体、何を話していたのだろうか。 サッパリ分からない。[ビデオ(邦画)] 8点(2007-09-24 09:15:49)《改行有》

230.  SF Short Films 桃生亜希子と麻生久美子がとにかく美しく撮られている。それだけ絶賛に値する。 「Slow is Beautiful」は特に秀逸! 衣装や映像が徹底的に綺麗。 このような作品を観ると、中野裕之がその後、長編映画を撮っていないのが残念で仕方ない。[DVD(邦画)] 8点(2007-09-22 09:13:06)《改行有》

231.  ALWAYS 三丁目の夕日 CGが派手な割に、安っぽい感じのする邦画だが、単純に泣けたので高得点で。[映画館(邦画)] 8点(2007-09-22 08:54:16)

232.  異常性愛記録 ハレンチ 《ネタバレ》 いやー、楽しかった!! それがまず第一の感想。 石井輝男作品の中では『網走番外地』に次いで好きな作品となった。 館内には女性一人客やカップルなどもちらほら。 単なる成人娯楽映画でないことは客層からも伺える。 21時20分からの上映ということだったが、オールド・ファンな方もいて、改めて石井輝男の底力的人気を感じた。 主演は若杉英二。 いかにも不健康そうなオヤジさん俳優で、元プロ野球の東尾修氏に似ている感じのお人だ。 それに対するは石井輝男作品のミューズ、橘ますみ。 いつ見ても綺麗だし、可愛らしい。 この二人の組み合わせの時点で既に興奮してしまうわけだが、内容は更に凄く、橘ますみは90分間陵辱の限りを受ける、と表現しても嘘にはならない程の内容。 途中、さすがに飽きも出てきたところで、展開がうまい具合に変わる辺りはさすがの演出。 その後、一気に怒涛(?)のクライマックスへ。 見所は沢山ある。 まずは橘ますみのとっかえひっかえの衣装。 今見ると時代遅れ的なファッションセンスだが、それが期せずしていい味を出している。 そんな服が存在したんか、というような奇妙な衣装を颯爽と着こなす橘ますみ。 これは見ていて純粋に楽しめた。 また若杉英二のちょっとした動作も面白い。 部屋の埃を指先でチェックする辺りの動作とか。 特にラストシーンで雷に打たれるシーンがあるが、あそこは爆笑してしまった。(場内にも爆笑の渦が起こった) 本来なら爆笑すべきシーンでないところで、爆笑を誘う独特の面白さがあり、これは石井輝男の他の作品に通ずる魅力でもある。 また、途中で登場するオカマに目を惹かれてしまった。 青山ジミーというオカマさんらしく、当初は有名なあのカルーセル麻紀が出演するところを代打で出たらしい。 さすがに体は気色悪かったが、目もとがとてもお美しく、これまた興奮。 上映終了後だが、館内には拍手が巻き起こった。 そして周囲のお客さんはみんな笑みを浮かべている。 かくいう私も、顔には笑みが浮かんでいた。 ホール内には、「いやー、良かったー」「楽しいネー」の声。 みんな笑顔で談笑している。 みんなを幸せにする映画、『異常性愛記録 ハレンチ』。 流行の映画を観て「アー、タノシカッタァー」もいいけれド、そんな人達にこそ是非観て欲しい映画だナ。 橘ますみの「ハレンチよ!!」に万歳![映画館(邦画)] 8点(2007-09-19 04:20:44)(良:1票) 《改行有》

233.  スター・ウォーズ/帝国の逆襲<特別篇> 焼き直しで内容はオリジナルとさして変わらないが、あのオープニングと音楽を映画館で久しぶりに観れただけで感動した。[映画館(字幕)] 8点(2007-09-16 00:05:32)

234.  スター・ウォーズ/ジェダイの復讐<特別篇> 焼き直しで内容はオリジナルとさして変わらないが、あのオープニングと音楽を映画館で久しぶりに観れただけで感動した。[映画館(字幕)] 8点(2007-09-16 00:04:30)

235.  スター・ウォーズ/帝国の逆襲 リアルタイムで映画館で観た。 旧3部作は新3部作に比べ、ロマンスが少なく、工学的な部分(戦艦の細部の造り等)を表現するシーンが多い。 当時少年だった私には、それが何とも魅力的にうつったのを覚えている。[映画館(字幕)] 8点(2007-09-16 00:00:30)《改行有》

236.  スター・ウォーズ/ジェダイの復讐 リアルタイムで映画館で観た。 旧3部作の中では一番好き。 父と子のやり取りが良い。[映画館(字幕)] 8点(2007-09-15 23:58:35)《改行有》

237.  現金に体を張れ キューブリックの前作『非情の罠』と似たテイストの作品だが、それを上回る出来の本作。 85分というたださえ短めな上映時間なのに、更にそれを短く感じさせるスリリングな展開。 序盤こそゆっくりと始まるものの、数分後にはすっかり劇中の世界に力強く吸引されてしまった。 心地よく引っ張られた85分。 濃密というより、スピード感あふれる作品であった。 印象的なシーンを一つ挙げると、仲間の一人である太ったおじさんが、酒場で暴れるシーン。 わざとらしく上着が破れ、上半身がはだける演出はご愛嬌。 その後の展開には、目をスクリーンに釘付けにされた。 『非情の罠』での“マネキン倉庫格闘シーン”もかなり迫力だったが、この太ったおじさんが暴れるシーンは、その迫力を更に上回っていた。 重みのある体をうまく活かし、止めに入る警官達を次々に跳ね除けていく痛快なアクション。 決して格好のいいアクションシーンではなかったが、体格をうまく活かした躍動感溢れる格闘シーンに、他にはないリアリティを感じた。 ラストシーンも、思わず唸りたくなる様な巧い終り方。 鞄が落ちるシーンは少し強引さを感じたが、作品の締め方としては完璧であろう。 観ているこっちも、「あ~~~~あぁ・・・・」と茫然自失し、感情移入できる素晴らしいエンディングであった。[ビデオ(字幕)] 8点(2007-09-14 10:29:02)《改行有》

238.  街の恋 未見のアントニオーニ作品なんかもう観れないと思っていた。 それが叶ったのだから、ワクワクを超えてドキドキもんである。 アントニオーニの短編は二番目だった。 しかし、私にとっては不満足な作品だった。 得てして「期待過剰」だとこんなもんだ。 仕方ない。 意気消沈しながらも、残りの4作品を観ていった。 そこで、衝撃の作品に出会った。 4番目の短編だった。 作品名は『結婚相談所』。 それは、かのフェデリコ・フェリーニの作品だった。 彼の名前がクレジットされていたのは知っていたが、何しろアントニオーニの名前にばかり気を取られていて、ノーマークだったのだ。 フェリーニの作品群の中で、一番好きな作品と言えば『崖(1955)』であり、それ以外で好きなフェリーニ作品を挙げれば、『寄席の脚光(1950)』や『青春群像(1953)』や『甘い生活(1959)』である。 これらは全て“1950年代”の作品だ。 自分が大好きなフェリーニ作品は、絶対的に1950年代の作品なのである。 そこでこの『街の恋』が作られた年をチェックしてみたら・・・ 見事なまでに1950年代の作品であった。 どうりでストライクなはずだ。 1950年代のフェリーニ作品における“必殺技”である、「純粋な少女(女性)」がまたしても登場。 完全にノックアウトされてしまった。 「感動に打ちひしがれた」 まさにそんな感じ。 3時間を越える大作にも負けない素晴らしき一編であった。 晩年に“悪ノリ”しまくるフェリーニであるが、初期の初期にこういう短編を作っているのだから驚きだ。 フェリーニ作品は、短編を含めて全て観たが、最後の最後でこの名作に出会えたことを嬉しく思う。[ビデオ(字幕)] 8点(2007-09-10 09:57:57)《改行有》

239.  キンスキー、我が最愛の敵 《ネタバレ》 ドイツが生んだ奇人監督ヴェルナー・ヘルツォークと、彼の作品に何度も出演した“映画史上に残る怪優”クラウス・キンスキーの愛憎渦巻く人間関係を、怪しげに描いたドキュメンタリー映画の傑作。 本作の中でヘルツォークはこう語る。 「私は変人ではない」と。 自身が作成したドキュメンタリーの中で、真面目な顔をしてこんな言い訳を淡々とされると、思わず噴出してしまう。 やはり、このドキュメンタリーは傑作中の傑作。 その他、いたるところでヘルツォークが「自分はマトモ」的な立ち位置でこちらに語りかけてくる。 しかし、ヘルツォークが自身のことをマトモと主張すればする程、逆に「本当かなぁ・・・」という気持ちにさせられる。 キンスキーが奇人であることは映像が雄弁に語るが、ヘルツォークもそれに負けず劣らず奇人であることは明らか。 これは彼ら二人も本ドキュメンタリーの中で認めていることだが、彼ら二人は“似た者同士”なのである。 それにしてもキンスキーは常にキレている。 少なくとも、ヘルツォークが撮ったこのドキュメンタリーの中では。 特に冒頭のキンスキーがキレながら大衆に向かって演説をするシーンが興味深い。 迫真の映像で、これを観るだけでも十分楽しめる。 ラスト・シーンは特別に印象的。 こんなに不思議に心温まる映像は観たことがない。 アマゾンの大自然の中に一羽の蝶がいる。 それがキンスキーの体にとまる。 しかし蝶は逃げない。 逃げるどころか、彼に吸い付いて離れないのだ。 彼がいかに常人離れしているかという隠喩がうまく込められた素晴らしいラストの映像だ。 アマゾンの蝶に愛されるキンスキーも凄いが、この映像を撮って最後に持ってきたヘルツォークも凄い。 ヘルツォークの自己中な語りに苦笑させられ、キンスキーの狂った言動に口をあんぐりさせられ、最後に蝶のシーンで心を温められるという、素晴らしいドキュメンタリー。 皆さんに是非オススメしたい。[DVD(字幕)] 8点(2007-09-10 09:42:12)(良:1票) 《改行有》

240.  ストロベリーショートケイクス 久しぶりに素晴らしい邦画を観た。 4人の女性の描かれ方がとても丁寧でいてリアル。 素晴らしい。 それにあらゆるシーンで小技が効いている。 とても丁寧に作られた作品という印象。 「やっつけ的にいかにもサクっと撮りました」的な邦画が多い昨今、これはとても貴重である。 矢崎監督の力量とセンスに脱帽だ。 中越典子が微妙なウザキャラを演じている辺りもハマり役。 そして池脇千鶴のおとぼけキャラも自然。 “棺おけベッド”がリアリティを欠いているとか、音声が小さすぎてセリフを聞き取りにくいとか、細かい欠点はあったが、そんな部分を帳消しにしてしまう程の傑作であった。 ちなみに性的描写が満載で、そういう意味でものめりこめる本作。 女性のリアルな日常、リアルな性描写、うそ臭くない演出が素晴らしい。 終り方も秀逸。 音楽もいいし、映像センスも良し。 ここ最近の邦画の中では傑出した作品である。 あ、池脇千鶴ファンの方と中越典子ファンの方は要注意! 彼女たちの女優イメージにしては、かなり過激なシーンがありますょ。 放尿シーンや顔○シーンなど、際どいシーンが盛りだくさんなのであります。 彼女たちに演じさせるにはどうかな、という感じです。 つまり、まだ深い関係にはないカップルが観るには適さない作品なのです。[DVD(邦画)] 8点(2007-09-05 22:29:24)《改行有》

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