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プロフィール
コメント数 826
性別 男性
自己紹介  好きな女優が大勢いて、その女優が出演してる映画はどうしても評価が甘く成りがちですw
 逆にロマンス物なんかでヒロインが好みじゃないと厳しく成りがちなのは、自分でも困ったものだと思っています。w
たまに2ch用語が出て、ご不快の方もいるかと思いますが、ご容赦を。
 あとですます調と、た、だ調が混在しますが気分次第です。

2016年3月 ブルーレイでマイインターン鑑賞中、ふと気づいたこと。自分にとっていい映画の必要条件は 面白いこと 好きな女優の魅力が十分出てること。

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221.  墨攻 《ネタバレ》  いやはや、映画を見る頻度がさがるとともに、批判力が落ちたのか、みなさんと全くずれる評価に自分でもびっくり。  迫力ある戦闘シーンもよかったけれど、一番良かったのは勝者によって語られる戦争の虚しさ、残虐さ。革離は極めて有能な軍事指導者であるんだけれど、軍人というものは、有能であればあるほど、それだけ多くの敵兵を殺す残酷な存在であるものだということを、これほど明確に自覚した軍人の主人公もいなければ、明確に表現した映画もこれまでなかったと思う。奥が深い。  そして、あまりにもじらしたあげくの悲しいヒロインの死、美しいもの、清いものがみな、死ぬか立ち去った後、勝者として愚かな民衆に迎えられる醜悪極まりない国王。あまりにも悲しいバッドエンドが帰って余韻を残した。 ブルーレイ録画で大正解。 (ファン・ビンビンって綺麗ですねえ、ほんというと女性の近衛指揮官とか噴飯ものだけれど、あまりに好みなので気にならなかった 平成24年8月27日 気球と後半の逆転劇の伏線の無さに1点減点。しかし本当に悲しいバッドエンド。 点数のみ8→7に変更[CS・衛星(字幕)] 7点(2011-01-13 13:42:42)《改行有》

222.  エレジー(2008) 《ネタバレ》  ま、正直後半の展開で「難病ものかよ」ってかなり引いたのは事実ですが、ペネロペ・クルスの全面的な美しさだけでも自分的には充分価値がある映画でした。 (塚、人生のかなりの部分を洋画に疎く生きてきたので、こういう本当に綺麗な女優さんに出会うと嬉しいというよりも、なにか今まで出あってなかったことがものすごく口惜しいような)  あと、こういう「若さ」に全面的な価値を置く物の見方って、自分自身が主人公と同じように完全に「若さ」を失ってるからこそ、ここまで理解できるのかと。  「若い」こと、「美しい」ことには、それだけで充分価値があると語ってくれる面で、 邦画より洋画の方が好きです。 平成24年1月30日追記 作中で文学作品の印象は10年経って読み返せば違うというような台詞があったが、まさしくこの映画の感想、塚、見方が全く当てはまって自分でもビックリ。 とにかく、一年前は少し第三者的、客観的に見たのに、今回は教授に完全に感情移入してしまって。年をとるにつれて、友達とかいろいろな大切なものをだんだん失っていく中で、得られた「宝」が彼にとってどれほど大切なものか、そして失うことをどれほど恐れるか。人間って、本当に欲しいものを手に入れるとかえって不幸になるということが、痛感できた。  涙流すほど主人公に感情移入してしまった。[CS・衛星(字幕)] 7点(2010-12-25 15:32:43)《改行有》

223.  パピヨン(1973) 《ネタバレ》 ある種、完全なネタバレですのでご注意下さい  若い頃見たほどの感動は無かった。刑務所自体がかなり酷い環境なのはわかるけれども、例えば、ナチスのユダヤ人収容所、ソ連のシベリアの捕虜収容所、あるいはトルコの刑務所等に比べれば、最低限の食事は与えられる、囚人に対する直接的な暴行はそれほど酷くはない、二年間あるいは五年間という時期が過ぎれば独房から出される等規則に則った運営がされている、金さえあれば楽な環境を得られる(これなんか現在の日本の刑務所よりゆるいですよね)等、等、極端にまで酷い環境とも思えなかったので、主人公の自由への渇望にそれほどまでには共感できなかったからかな。  ただ、見ててあくまでリアルな映像なんで退屈はしませんでした。特に、最後の広大な海を漂うシーンは、その後に自由が待っていると知っているから感慨もありましたし。  あと、原住民の女性に無粋な衣装をつけさせないリアルさを追及する姿勢には、大いに好感を持ちました。w[CS・衛星(字幕)] 7点(2010-11-11 10:21:21)《改行有》

224.  フィフス・エレメント 《ネタバレ》  このB級感!お金をかけてるわりにはチープな感じがたまりません。たった一つ余分なもの=突っ込む気持ち さえ捨て去れば充分楽しめる映画だと思います。  綺麗なミラならいくらでもあるけど可愛いミラってのは珍しいし。 しかし、DNAから再生した謎の生き物にとりあえず服をきせてしまうのは、理不尽だと思われw[DVD(字幕)] 7点(2010-11-08 10:02:32)(良:1票) 《改行有》

225.  グローリー 《ネタバレ》 誇りというものは、人間にとって最も重要なものと言い切る根拠はないけれど、重要なものの一つであることは間違いないと思う。  軍隊に志願し、訓練を受け、激しい戦いに参加することで人間としての誇りを取り戻していく黒人兵達に感動と悲しみを感じた。  ただ、アメリカ人にとってあまりに自明なんで描かれなかったかもしれないけれど、何故戦う必要があるのかも、少しは描いて欲しかった。南軍の扱いが、あれじゃあ安手の戦争映画のドイツ軍扱い、あまりにも薄っぺらい。  ぼんぼんむき出しの主人公が、自分が黒人を教え導くつもりが、逆に人間として、どんどん成長していくのもよかった。 (第二次世界大戦などでは極めて合理的な戦術をとるアメリカ軍も、こういう全く無謀な作戦の経験があってこそ、成長していったわけなんだな、としみじみするとともに、この半世紀後に全く同じような無謀な銃剣突撃を繰り返しては、全滅していった某帝国陸軍がちょっと情けない)[CS・衛星(字幕)] 7点(2010-10-14 10:26:43)《改行有》

226.  ゼロの焦点(2009) 《ネタバレ》  こういうきちんと細部に拘った映画、大好きです。古い町並み、人々の服装、髪型、工場の内部、ほんの少しの点もなおざりにしない真面目な姿勢、それだけで充分評価に値すると思います。(ただ、殺人シーンの安っぽいCG、綺麗にそろう選挙運動のおばさんたちのコーラスだけは少し興ざめでしたね、あんたらは合唱団かっつうの) ま、ストーリーは、サスペンス物見慣れた人間には、特に新味も。(塚、この小説がサスペンス物の原点なんだから当たり前っちゃあ当たり前ですけど) 社会性が足りないというご指摘も見受けられましたが、そりゃ無理な注文ですよ。若い女の子が軽い気持ちで風俗や援交する時代に、このテーマで社会性を出せってもそりゃあ。  広末にもう2、3年前にやらせたかったな。 原作読んでから  木村さんの英語にもう少し工夫が欲しかった。片言の英語で話したら、みんな〇〇〇〇かい! 細かいところまでしっかり作ってると思わせて、変なところに手抜きがあるおかしな映画。[CS・衛星(邦画)] 7点(2010-10-13 15:08:20)《改行有》

227.  サッド ヴァケイション 《ネタバレ》  絶対ユリイカを見てから見るべき映画ですね、前回見たときのよくわからなかった部分の半分がわかってかなりすっきりしました。  秋彦って人物、軽薄で、俗っぽくて、つい言っちゃいけないことを言ってしまう、「くらすぞ」と言われてもしょうがない、実は自分そっくりの人物で見てると嫌になるんですが、彼の最後の方の社長に対する「頑張ってください」には、心から共感しました。  世間からのはぐれ者を集めて仕事を与えて養い、モンスターのような妻も受け止め、(これを彼の単なる気の弱さととるかそうでないかと取るかは議論の分かれるところでしょうが)、それでも明日からも同じように生きていこうとしている社長の人物像が自分的には心から惹かれました。  また、宮崎あおいはもちろん、板谷さん、辻さん、石田さん、いろんな年代の女優がそれなりに魅力的に映っているのも好感度高いです。  ところで最初の方で半分と書きましたが、やはり完全に理解するためにはhelplessを見るべきなんでしょうか?  あからさまに自分の趣味には合いそうもない映画なんでちょっと鬱です。[DVD(字幕)] 7点(2010-10-04 21:24:04)《改行有》

228.  僕の彼女を紹介します 《ネタバレ》  チョン・ジヒョンかなり可愛いし、アクションの時も格好良くて素敵だと思うんだけど。  一番肝となる、彼氏の死に方の馬鹿さ加減にあきれてしまい、その後の流れに乗りませんでした。  あと、映画だけで軽々に判断すべきことではないかもしれませんが、警察官が高校生の頭を踏みつけにする、その親の市会議員が警察署に乗り込んで警察官に暴行を加える、近くに民間人がいても警察官が平気で発砲する、少なくとも「映画の中に描かれる」韓国社会の暴力性に嫌悪感を持つ人間は自分だけではないと思います。 (決して嫌韓厨ではないんで誤解しないでくださいね)  あと、十字軍の逸話に平気で49日とか出てくるような細部のいい加減さもきになりましたね。 平成23年7月24日再見 上記の欠点は全てそのままなんだけれど、やはりチョン・ジヒョンが実に可愛い。少し萌えたwので一点アップ[DVD(字幕)] 7点(2010-10-04 10:06:07)《改行有》

229.  ダニエラという女 「人間、ルックスよりも性格が大事」なんて建前を言わないと子供扱いされる世の中で、 綺麗、美しいということはそれだけで他に代えられない価値があると断言するこの映画が 大好きです。ダニエラのあまりの美しさに泣き出してしまう男の姿は、まるで自分のようでした。  ただ、確かに心臓病の男性にはあまりお勧めできない女性ではありますが[DVD(字幕)] 7点(2010-09-27 16:59:18)《改行有》

230.  遠すぎた橋 《ネタバレ》  こんな言い方するとおかしいんですが、まさしく「家庭で観賞用」の映画。 この映画を何の予備知識もなく、映画館で見たらそりゃ訳わからんwでしょ。 もともとが入り組んだ作戦で、登場人部が大勢出て、場面の移り変わりが激しくて。 むしろ、予備知識無しで映画館で見て、理解し楽しめた人がいたら尊敬します。  ところが、戦争映画好きが家庭で見るとなるとまるで違ってくる。たいした資料は必要でない、wiki程度の基礎知識(両軍の配置、師団名、都市の位置関係くらいわかるものが手元にあれば充分。あとは配役表があればなおかつグッド。  これほどリアルに一つの軍事作戦を描いた映画はなかなかないんで、軍ヲタなら充分以上に楽しめると思う。  しかし、敵ではなく本来なら自分達を解放するはずの軍隊のせいで、悲惨な眼に合わされる一般市民は悲惨でしたね。普通の戦闘ならある程度避難の余地はあるんだけど、この作戦の場合、ある日突然自分が住む街、家が戦場にされるわけですから。 モントゴメリーは作戦の立案時、一般市民の生活の場を突如戦場にすることに何のためらいもなかったのだろうか? 考えたら、砂漠の戦争でロンメルを破ってのし上がった人だから、そういう想像力には全く欠けた人かも知れないですね。[DVD(字幕)] 7点(2010-09-22 17:31:46)(良:1票) 《改行有》

231.  2001年宇宙の旅 《ネタバレ》  SFにはやはり他のジャンルにおけるような「クラシカルな名作」はありえないんですね。どんな名作でも「制作年度を考えれば」という留保条件をつけなければなくなるということが、よくわかる映画でした。  原始時代、あるいは宇宙船、宇宙ステーションの描写まではよかったんですが、コンピュータの描写とかどうしてもね。  原始時代のモノリスをきっかけにしての進化は、随分考えるものがありあましたし、現代編のスペースシャトル、宇宙ステーション等は頑張って作ってるなと。  ただ、自分などは原作読んでるから「あ、スターゲイト」「ほらスターチャイルド」と理解できたわけですが、原作未読の人にとってあのラストは? いかに凝った画面であろうと映画単体だけで理解されないのは、いかがなものかと あと、今回強く感じたのは、原作者、製作者の神に対する信仰。  人類の理解を全く超えた存在があり、それが人間の進化に手を差し伸べる。 キリスト教社会に生まれ育った人間にとっては、何の無理もない発想なんでしょうが、 私のように全く無信仰の人間には、今三ピンときませんでいた。[DVD(吹替)] 7点(2010-09-20 11:21:44)(良:1票) 《改行有》

232.  私の中のあなた  ぶっちゃけ「人間は死んだらゴミになる」と断言し、眼に見えないものは一切信ぜず、 世界の軋轢の5~6割は宗教が原因と考え、宗教が政治に関わることは怖気をふるって拒絶する、ま、端的に言えばかなり積極的な無神論者なんですが………  こういった映画を見ると、実際に神とか来世が存在するかどうかは別問題として、無残に命を奪われようとしている人間あるいはその家族に対して、宗教が与えることができる精神的なケアは決して他のものでは代替できないと気づく機会を与えてくれた、実に貴重な映画でした。[DVD(邦画)] 7点(2010-09-15 12:14:00)(良:1票) 《改行有》

233.  大脱走 《ネタバレ》  どこが面白いかは、たぶん私より前の300人によって語りつくされていると思う。個人的には脱走してからの方がよりスリルがあって面白かった。マックィーンのオートバイ、 バスに乗るときの尋問での最後の「グッド・ラック」、逃げおおせたとほっとしたロジャーに背後からかかる声。見所はいくらでもある。  しかし、私はこの映画に無条件で10点をつけることはできない。どうしてもストーリーの背後に見え隠れする「自分達は絶対の正義」「ドイツは絶対悪」「正義対悪の戦いだから、ルールなど守る必要はない」「しかしながらドイツ側がルールを守るのは当然である」みたいな、ある意味極めて身勝手な考え方がどうしても我慢できないから。  今回改めて戦時国際法をじっくり調べて見た。確かに捕虜の逃亡は、ある程度、当然の行為とみなされ、一定の処罰の対象とはされるものの死刑は正当化されない。  だからこそ、ラムゼイは脱走者の死亡に対して憤然たる態度を取り、また所長は申し訳なさそうな態度を取ったわけで。  しかしながら、軍人が私服を着たり、場合によっては敵国の軍服まで着ている事実が、 まるで問題のないように描かれるのはどうだろう。  それから、バートレットの目的は、単なる逃亡では無い、敵のかく乱行為=戦闘行為である。国際法ぎりぎりの戦闘行為を行いながら、それで処罰されたら相手を鬼畜生扱いは、あまりにも子供じみていないか?だいたい絶対倒さなければならない「自由の敵」(バートレットの言葉)が、必ず国際法を守ると無邪気に信じる発想がわからない。  最後に、彼らの大部分は空軍兵士であるわけだが、彼らによって焼き殺された非戦闘員には、捕虜になって命を守る機会など一切無かったことだけは忘れないで欲しい。[DVD(字幕)] 7点(2010-09-09 18:41:54)(良:2票) 《改行有》

234.  オカンの嫁入り 《ネタバレ》  宮崎あおいは、かなり仕事を選んでいると聞いています。その彼女が数々オファーがあったであろう仕事の中から選んだということ、また大竹しのぶとの共演ということで見る前からかなりの期待をして初日、第一回から見に行ったわけですが……  決して悪くはありません。もちろん、どんな表情をしても可愛い宮崎あおいを堪能できたのは言うまでもありませんが、それだけではなく、オカンとの細かい心の触れ合い、周りの人々の暖かさ(オカンの彼氏、大家さん、国村さんのお医者さん、皆素晴らしい演技でした)、ストーリーもほろりとさせるものでした。あと、関西の古い町屋も興味深かったし、これでもか、これでもかとだされるご馳走は、昼食前には少しこたえましたw。  ただ、あまりに期待が大き過ぎたのか、少し物足りなさを感じたのも事実です。 あと、ストーカーの話は、いささかとってつけたような筋の粗さを感じたのと、そのまま被害者が泣き寝入りする展開は不快でした。(弁護士つれて会社に乗り込めよと、洩らしたところ、同行の女性曰く、ああいう場合、そのまま泣き寝入りしてしまう女性も多いとのこと。酷い世の中ですね) もう一つ、母親の病気のことをTVCM等でバンバンネタバレしてしまう神経が分かりません。知ってて見るのと知らないで見るのでは、まるで違うと思うのですが。自分的には無神経としか思いません。  かなり良作であることは間違いないんですが、この2点はマイナスポイントです。[映画館(邦画)] 7点(2010-09-04 18:36:14)《改行有》

235.  ブライダル・ウォーズ 《ネタバレ》  まず、↓の方おめでとうございます。その後もさぞかしお幸せにお暮らしのことと。 で、こちらは独り者が単にハサウェイ目当てで見たわけで、それこそ感情移入の余地とか全く無く、正直中盤相当だれました。  ただ、花嫁同士の争いよりも、二組のカップルの対比という面から見れば、そこそこ興味もわいてきました。争いを通して段々エマ(ハサウェイ)が自我に目覚めていくのも面白い展開かと。  ま、欲を言うなら、エマ側の感情のすれ違いをもっと描いてくれたら面白かったと思います。  ハサウェイって面白い。正直、全ての表情が完璧な美人ってわけじゃなくて、たまになぜファンやってるんだろうと思うこともあるんだけれど、時々見せる表情にたまらないものがあるんですよね。[DVD(字幕)] 7点(2010-09-02 15:11:53)(良:1票) 《改行有》

236.  ワーロック(1959) 《ネタバレ》  泣いた赤鬼を思い出しました。  この映画の場合、赤鬼さんは青鬼さんを殺してしまって、悲しみのあまり大暴れして自分も町から追い出されることになってしまうわけですが。  変な例えですが、この映画のメインテーマはクインとモーガンという二人の男の間の友情だと思います。  そこを中心にしてみれば、今まで見た西部劇の中でベスト。 点数のみ8→7に変更[DVD(吹替)] 7点(2010-09-01 12:15:30)《改行有》

237.  ロボコップ2 《ネタバレ》  前作よりは、より一層オムニ社の悪質さが鮮明に描かれているのは、好感が持てます。 また、未だに「子供は天使だから、傷つけるなんてとんでもない」みたいな考え方が、日本でもあちらでも強い中で、はっきりした悪がきをだして、しかも悲惨な死に方をさせるのは、ぶっちゃけ大好きです。(実は子供嫌いなんですよw)  ロボコップに寄せられるPTA?の要望、あるいは変なプログラムで狂ったロボコップの言動とか、薄っぺらな道徳を皮肉ってるシーンも気に入りました。  ただ………、すごく残念なんだけど痛快さがまるで無かった。人間の悪党の罠にかかってバラバラにされるとか弱すぎるし、敵のロボットとの対決にしても、これをいっちゃあお終いなんだけどやはり特撮の貧弱さがひっかかって。  あと、最初に書いたようにオムニ社を悪の存在としてはっきり描きながら、企業の良心wみたいな中途半端な立場の重役を出してみたり、トカゲの尻尾切りがはっきりしていながら、社長には指一本触れれないとか、まだ少し中途半端さが残りました。[DVD(字幕)] 7点(2010-08-30 10:50:16)《改行有》

238.  ジェイン・オースティン/秘められた恋 《ネタバレ》  前半部分と後半で全く印象が変わった。 実は前半部分は、才能を誇示する少し空気が読めない女性みたいな印象があって(皮肉という言葉の解釈とか)、少し嫌に成りかけたのだが、 後半、特に駆け落ちを途中でやめるあたりから、情熱を秘めた理性みたいなものにぐいぐい引き込まれた。  ハサウェイ、表情が豊かで実に綺麗で、それだけでも見たかいはあった。 相手の男、どこかで見たことあったと思ったら「つぐない」で陥れられ人でしたね。 なかなかいい「眼」の演技ができる人ですね。 ストーリーに派手さは無いんで、前半部分で自分のようにだれかけるかも知れないんだけど、それさえ乗り越えられればしっとりとした味がある佳品だと思う。 平成24年12月20日追記 こういう映画は本当に困る。前半部分でかなり退屈なのに、クライマックス近くで深く、深く心を打たれるような映画は。こういう映画との出会いがあると、本当に最初から最後まで退屈でつまらない映画を途中で見切る踏ん切りがつかず、結局最後までつまらない映画を見続けることに(笑)  ただ、この映画の前半部分の退屈さに関しては、映画の質というよりは、むしろどうしようもない文化間の壁でしょうね。  例えて言うなら、寛政年間、地方に浄土宗寺院の娘として生まれた女流俳人の暮らしと恋愛をどれだけ丁寧に良心的に描写した映画があったとしても、イギリス人が見たら理解不能、イミフなことが多くてものすごく退屈するのではと。  つまり、この映画の前半部分の単調さ、少しわかりづらいところは、むしろそれだけ良心的な丁寧さに由来するものと考えます。 点数のみ8点→7点[CS・衛星(字幕)] 7点(2010-08-28 13:30:52)(良:1票) 《改行有》

239.  ロボコップ(1987) 《ネタバレ》  資本主義の本家本元のアメリカで、たまにこういう企業論理のあくどさ、醜さを表現する映画が製作されることあるのは、いつも新鮮な驚きです。(もちろん、そういった映画でも、とにかく収益をあげなければならないという企業論理に適ってるからこそ制作されるんでしょうが)  単なる正義と悪との戦いにせずに、一つの企業内部の勢力争いに絡めたのもなかなか上手な展開だと思います。  また、犯罪者の人権ばかり擁護される社会に住んでる人間にとっては、ものすごくはっきりした悪が、しかるべき最期を遂げるのは痛快です。  ただ、オムニ社が本当の悪としてしっかり描ききれてなかったのが少し残念かな。 本当に企業論理で動くならば、ラストシーン、副社長を殺した真犯人が誰かなんて問題よりも、ロボコップと戦闘ロボットとどちらが収益をもたらすかの観点で動いて欲しかったし、悪の専務もプッツンして暴れずに、そういう論理を展開して欲しかった。 あのエンディングじゃ、かなり本質が薄れて、例えば副社長の友人だった黒人の重役に若干好感をもつような感じになって少し興ざめです。 ※日本人としても、小泉・竹中の民営化路線がどういう世の中を目指してたか実によく分かる映画ですよね。日本でも作らないかな、郵便配達の途中に殺害された郵便局員がロボットとして蘇る「ロボ局員」 国民新党くらいがお金出してww[DVD(字幕)] 7点(2010-08-25 09:56:30)《改行有》

240.  インデペンデンス・デイ 《ネタバレ》  ものすごく自分でも意外なんだけど、素直に面白くて、素直に感動した。 ま、よくある手法ではあるんだけれど、大統領から農薬散布の親父までバラバラの階層、 バラバラの立場、バラバラの人種、宗教の人々が最終的に一つにまとまって巨大な敵をやっつける展開に引き込まれた。農薬散布の親父格好良すぎ。  皆さんのおっしゃるほどアメリカマンセイ、アメリカ中心主義じゃないですよ、この映画。最後に敵を倒す二人、一人はユダヤ人でもう一人は黒人。従来のアメリカ中心主義なら、ここはWASPになったところ。むしろアメリカ中心主義=白人中心主義をなるだけ避けた映画だと思われ。(ユダヤ人の親父が「俺はユダヤ教徒じゃない」と言った元国防長官に「誰にでも欠点はある」と言うところなんか痛快じゃないですか。ま、できたら黒人をイスラム教徒にして、あの親父といがみあわせたらもっと面白かったかと)  ま、地球製のコンピューターウイルスがPC言語が完全に違う異性のコンピューターに通用してしまうところは、毎回ひっかかるとこですが、これは実はこの物語世界のPC技術は墜落した円盤のコンピューターを研究した成果を取り入れたものであるとのこと(原作はそうなってるそうです)。これを一つ脳内補完してもらえれば問題ないかと。  さらに、何故異星船のコンピューターにしかるべき防御がされてなかったかと言えば、 例えばよく売ってる防御ソフトとか入れといてごらんなさい、重くて円盤飛ばないですよ。 平成27年5月19日点数のみ8→7(8点は購入対象になるため)[CS・衛星(字幕)] 7点(2010-08-23 18:23:59)《改行有》

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