みんなのシネマレビュー |
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2461. キック・アス 《ネタバレ》 設定からして、オタクが何の能力も技術もなくオタクの執念だけで悪に勝ってしまうという素敵なお話かと期待していたのですが・・・ビッグ・ダディやヒットガールが出てきた頃から変に重くなって、後半は、作品世界自体がバットマンやスパイダーマンの美味しいところ取りですね。せっかくのオタクのキャラがもったいない。途中で突然流れるスパークスの"This Town Ain't Big Enough For Both Of Us"に+1点。[ブルーレイ(字幕)] 6点(2011-11-08 03:23:16) 2462. 砂の上の恋人たち 《ネタバレ》 いきなり「私たちはどうして3Pを開始するに至ったか」を堂々と、正面から、真面目に描写しているオープニングの20分間が凄い。その後も無意味な全裸トークやら海辺でのいちゃつきシーンの連打で、もう楽しすぎ。で、そのまんま完結できるはずがないわけで、そこからどう展開するのかが課題になるのだが、全体がどこまでも一直線なので、これだけエロくても一抹の清涼感を感じる。[DVD(字幕)] 6点(2011-11-07 12:37:14) 2463. アヴリルの恋 《ネタバレ》 静謐性と神秘性を感じさせる出だしのところはよかったのですが、途中からえらく描写が俗っぽくなってきて、ラストなんかはいかにも枠を突き破ろうとしてかえって枠に囚われた感がはっきり見えてしまいました。この展開だったら、最初のところで外界との接触がなくて云々という設定もいらなかった気がします。[CS・衛星(字幕)] 5点(2011-11-07 12:35:40) 2464. 九月に降る風 《ネタバレ》 前半は、台湾版「アメリカン・グラフィティ」(!)といった趣で、ぎこちないながらもそれなりに作品として成立しているのですが、後半に強引に事件を盛り込んでおかしくなってしまいました。男子と女子の描写がうまく絡んでおらず、それぞれ浮いているのも難点。ただ、ジェニファー・チュウという女優さんは初めて見ましたが、可愛いですね。[CS・衛星(字幕)] 5点(2011-11-07 12:30:20) 2465. HACHI/約束の犬 《ネタバレ》 何がショックって、リチャード・ギアが堂々と「おじいちゃん」を演じてしまっていること。やはり月日が経てばそうなってしまうのね。もともと、ラッセ・ハルストレムが何でこんなそのまんまなリメイクをするのかが不思議だったのだが、音楽を除いては新鮮味はほとんどなく、各登場人物の人格面も深められてはいない。巧者ジョアン・アレンにも出番なし。[CS・衛星(字幕)] 5点(2011-11-01 03:52:31) 2466. 秋刀魚の味(1962) 説明台詞の連続、なぜか分からない棒読み演技、わざと面白くなくしているとしか思えない単調なカメラ。見ていてイライラし通しでした。どこがよいのかほとんど理解できませんでした。[CS・衛星(邦画)] 3点(2011-10-31 22:53:25) 2467. トゥルー・ヌーン 《ネタバレ》 のどかな村落に突然国境が出現という設定が凄いし、それがなぜか村の風景とマッチしているのも凄いが(私は「ノー・マンズ・ランド」を思い出した)、今ひとつ現実の切迫感の描写が弱いような気がする。ただ、ラストの原始的な容赦なさは、それとは別の次元で強烈。[CS・衛星(字幕)] 5点(2011-10-28 02:54:13) 2468. ミルコのひかり 《ネタバレ》 もう少し感動があるかと思っていたのですが・・・ハンディキャップのある人物が何を達成したかというだけではなくて、そのプロセスやステップ、そして心の動きをもっと見たかったところでした。ラストが予定調和に見えてしまいます。[CS・衛星(字幕)] 5点(2011-10-28 01:08:20) 2469. スパイナル・タップ 架空のバンドをここまでもっともらしく作り込んだ執念には敬意を表したいし、それを迷いなく作品として完結させる根性は称賛されるべき。ただし、あまりに実際のドキュメンタリーっぽく見せるべく突き進んでしまったため、デフォルメの要素が少なくなり、逆に笑える部分は減ってしまったのですね。現実と架空のギャップの部分がもう少し欲しいところでした。[DVD(字幕)] 6点(2011-10-23 23:54:29) 2470. アイス・カチャンは恋の味 《ネタバレ》 マレーシアの作品というのもあまり見る機会はないし、タイトルからは甘甘の青春初恋ものが出てきそうで期待したのですが・・・中盤まで、登場人物を整理しきれずに描写も雰囲気も拡散してるし、よせばいいのにあちこちで中途半端に笑わせようとするしで、テンションが下がってしまいました。ラストは切なくまとめているっぽい感じで、本来ならそれで美しく結実するはずなのですが、それなら途中の部分でもそこに焦点を絞っていないといけません。[CS・衛星(字幕)] 5点(2011-10-22 22:40:33) 2471. トンマッコルへようこそ あっちこっちで演出の方向性がばらばらで、その場その場で思いつきで撮っていったようにしか見えない。異なる環境の人たちが一同に会してドラマが生まれるわけなのだから、なおさらそれぞれの心理描写には慎重になる必要があるはずなのに・・・。終盤へ向けての盛り上げも、どうみても無理矢理です。[CS・衛星(字幕)] 3点(2011-10-17 02:40:30) 2472. ライトスタッフ ところどころに演出や映像に気合の入ったパートは見られるが、全体としてはあまりにも未整理、長すぎ。どこに照準を合わせた作品なのかよく分からなかった。[映画館(字幕)] 5点(2011-10-16 22:24:31) 2473. ひとごろし 主人公が武士のくせして陰湿で卑怯な方法を延々と繰り返すというのは新鮮味があったが、結局はそれの繰り返しというか、アイディア一発で終わってしまった気がする。そういうアホな設定だからこそ、周辺人物の背景はきちんと作り込んでほしかったと思うのだが。[CS・衛星(邦画)] 5点(2011-10-16 03:48:50) 2474. キャプテン アブ・ラーイド 《ネタバレ》 前半は、オッサンの日常生活をそのまま撮っているという雰囲気で、あまりドラマも感じられないし、キーアイテムの帽子の描き方も弱い。後半はDV被害への対応が中心となるが、いきなり対象が絞られてくるので、前半とのつながりが切れているように見える。[CS・衛星(字幕)] 5点(2011-10-15 02:20:05) 2475. ピノイ・サンデー 《ネタバレ》 前半は前置きとしてはあまり意味がない割に妙に長いし、後半はソファの話ばかりなのだが、それなら最初からそれに絞っていくべきだった。主題が何なのか結局はっきりしません。それに、たかがソファにむきになるところに面白みがあるはずなのに、主人公の2人が割と淡々としているので、設定の意味が半減しているのです。[CS・衛星(字幕)] 4点(2011-10-11 03:25:11) 2476. ジャック コッポラとロビン・ウィリアムスはまったく合わないということを如実に示してしまった作品。全体を通じた雰囲気が妙に重く、ロビンの持ち味をことごとく封殺している。というより、ロビンが子供を演じているようにしか見えず、大人の中身が子供であるという人物がそこにいるように見えない。その他の描写についても、外見と内面のギャップがもたらすおかしさや哀しさが浮き彫りになっておらず、またラストへ向けた持って行き方も、何とも安直。[DVD(字幕)] 5点(2011-10-05 02:10:38) 2477. プリティ・イン・ピンク/恋人たちの街角 80's青春ロマンス大好きな私でも、この作品にはそんなにそそられませんでした。ひねりがなさすぎというか、雰囲気だけで作ってしまったというか、誰をどうしたいのかが分からないというか。いろいろと安直な部分が多いですね。[DVD(字幕)] 5点(2011-10-05 00:30:54) 2478. オーバー・ザ・ムーン 《ネタバレ》 登場人物の発言や行動、それから個々の場面設定までもがいちいち陳腐でありきたりで、何でわざわざ作品として作ったのかが分からない。アンナ・パキンちゃんを投入しているのがもったいないです。[CS・衛星(字幕)] 4点(2011-10-03 00:07:06) 2479. ハイ・クライムズ 《ネタバレ》 軍事法廷という特殊性をまったく生かしていない、何から何までどこかで見たようなシーンの継ぎ合わせで終わってしまう内容。そもそも、弁護側の2人が法廷で全然活躍しないので、日常生活の場面にも説得力がまったくない。[CS・衛星(字幕)] 3点(2011-09-27 03:58:16) 2480. クレールの刺繍 ただ筋を追っているだけで、何のドラマの表現にもなっていません。登場人物に感情も行動もないのだから、構築のしようがないのです。対象が刺繍である必然性も感じられませんでした。[CS・衛星(字幕)] 3点(2011-09-26 00:16:51)
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