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【製作年 : 1980年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
241. トップガン 娯楽映画なら何やってもいい、ってモンでもないですしねぇ。エイリアン相手だったらナンボでもおやりなさい、ってトコで。もっとも私はこの映画、劇場で見て、この映画の技術レベルに、なにやってんの・・・って感じで内容以前のところで呆れてました。デコとアゴが切れたどアップ、逆光ばかりで被写体がずーっと暗い映像、全然映像が繋がってない、流れてない戦闘シーン。まあ、デコ&アゴ切れは、これが映画館では上下切ってて、ビデオだと適正サイズになってる、という事を後に知りましたけど、映画館で見る事よりもビデオで見る事を優先している映画、ってどういう事? そういうレベルのものを認めちゃいたくはない私なのでした。[映画館(字幕)] 2点(2003-12-13 14:53:41)(良:1票) 242. サイボーグ009/超銀河伝説 《ネタバレ》 公開初日の初回、ラストシーンに怒号、罵声、ヤジが飛びまくりという、ちょっと貴重な経験をした映画でした。ボルテックスという、もう何でもアリなシロモノがクライマックスで全てを解決しちゃう、という、デウス・エクス・マキナの典型となってます。004に訪れたオチは、それまでのサイボーグ戦士の悲劇を作者自身が全否定、と思われても仕方ない状態。007のお笑いネタは身震いするほどに寒く、「こんなモノ見るために徹夜までしたおいらって・・・とほほほほほほ」と壮絶な脱力感に襲われたものでした。[映画館(字幕)] 2点(2003-12-04 13:23:59)(良:1票) 243. 積木くずし まるでホラー映画で、娘になんかヘンなものが取り憑いて、それを親が祓う、みたいな展開は「根本的なところで間違ってるんじゃないの?この親にしても、この映画の脚本家にしても、娘を人間として理解しようとする姿勢はないんじゃないの?」って思いました。不良や家庭内暴力は、本来の娘の姿じゃなくて、邪悪な作用によって変容したモノ、というスタンスじゃ、理解なんて生まれるワケはなくって、それも含めてあんたの娘なんだよ、って言いたかった感じ。テレビシリーズ以上に商業主義の興味本位優先で作られていて、悪趣味以外の何物でもなくて、寄ってたかって食い物にされちゃったんだなぁ、と。本当に悪魔が棲み憑いているのは、誰なのかな?[映画館(字幕)] 1点(2003-12-11 22:48:00) 244. さよならジュピター 《ネタバレ》 革新的な特撮!のハズが、どう苦労して目をごまかしても、やっぱり指先大にしか見えないシャトルとか、がたがたごとごと音立てそうなマスクのズレ。えーと、この映像で「2001年」を越える、そうおっしゃるので?と思ったのも束の間、映画はシンプルなストーリーラインに、どうでもいいようなジャマくさいプロットをたくさんぶら下げ始めて迷走、スクリーン上に展開するドリフのコントみたいな映像の行進に呆然としているうちに、マーク・パンサーがお姉ちゃんに「そげなこと言うでなか!」と叱られユーミンが流れてくる・・・。うーん、ツッコミの数で「2001年」を越えるという意味でしたか。[映画館(字幕)] 1点(2003-12-05 20:40:47)(良:1票)
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