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241.  栄光のル・マン 《ネタバレ》 この映画、もっともセリフが多いのは、おそらくレース会場のアナウンスでしょう。それぐらい寡黙な作品です。しかし、当方はさしてクルマに興味があるわけではないのですが、十分におもしろかった。一旦リタイアしたマックイーンが別のクルマのドライバーとして復活するあたりは「ルール的にアリなのか?」と思ったものの、そこからラストに至る展開がすばらしい。歓喜の輪の中心で「エイドリア~ン!」と絶叫する映画も悪くはありませんが、自分の役割をしっかり果たし、歓喜を外側から見つめ、わかる人の間だけで目配せをして、静かに去っていく男はもっとカッコいい。これぞ、男の美学です。[CS・衛星(邦画)] 8点(2012-11-22 17:09:31)

242.  エリザベス 「ER」のエリザベス・コーディの大ファンだからという的外れな理由で見たのですが、さすがに傑作でした。国内外の権謀術数のドロドロと、生身の女としての“性”のドロドロが混じり合った、まさにドロまみれの世界の描き方が見事。きらびやかな舞台や衣装までもが毒々しく見えてきます。私見ですが、『ローマの休日』のリアル版またはダークサイド版と言っては、褒めすぎでしょうか。女王の最後の有名な決めゼリフは、アン王女の記者会見における「ローマ!」に匹敵するかと。 それはともかく、世襲で地位を受け継いだ者が、そのまま自動的に実権を握ってしまう恐ろしさも感じました。たまたま女王が聡明であり、側近もしっかりしていたから良かったようなものの、これは壮大なギャンブルでしかありません。「さすがに古い政治システムだなぁ」と思ったら、何のことはない、今の日本も似たようなものです。しかも当時のイングランドの場合、もし無能なら暗殺や侵略といった“浄化装置”が働いたのかもしれませんが、今の日本ではそれも容易ではありません。そう考えると、500年前の英国にトリップしている場合ではない。衆議院が解散された今、あらためてそう思い知らされた次第です。[CS・衛星(字幕)] 8点(2012-11-17 17:15:32)《改行有》

243.  人間の條件 第一部 純愛篇 第1部~第6部まで、まとめて書きます。とにかく全編にわたってネガティブ話の連続。梶の人生とはいったい何だったのかと思わずにはいられません。おそらく公開当時は高度経済成長の真っ盛りだったため、ある種のアンチテーゼとして、こういう映画も受け入れられたのでしょう。その意味では、下り坂の今の時代に見てはいけない映画のような気もします。 しかし、奇をてらった見方をすれば、この映画は50年前でも戦時中でもなく、まさに90年以降の日本を予測した作品のようにも思えます。戦局(経済)が傾く中で、なお既得権や体面にしがみつく組織を描いた1~4部。そして組織崩壊後の混沌を描いた5~6部。実は5~6部は、これからの日本の姿かもしれません。戦争はないでしょうが、何せ1000兆円の借金という世界に類のない“時限爆弾”を抱えている国ですから。税率は上がり、社会保障は削られ、会社が軒並み潰れて失業者が増えるとなると、私たちはまさに森の中をさまよう敗残兵になりかねません。もしそうなったとき、私は梶のように人間としての尊厳を保てるか、はっきり言って自信がない。「貧すれば鈍す」のが人間ですから。 逆にいえば、とにかく人間は経済的に貧しちゃいけないということですね。というわけで、少しでも多額の税金を払うべく、明日も仕事をがんばろうと思ったしだいです。長文失礼しました。[CS・衛星(邦画)] 8点(2012-10-03 00:40:01)《改行有》

244.  アラバマ物語 後半の理不尽な法廷闘争もさることながら、とにかく前半の子どもたちのイキイキした姿がいい。特に中盤、ストーリー的にはどうでもいいシーンですが、一年後の夏にディルが再訪し、壮大すぎる自慢話をまくし立てたときのスカウトの表情がたまりません。こういう憎々しい顔を浮かべられること自体、子どもの特権でしょう。オトナがやると、どんな場面でも角が立ちますから。 考えてみれば、ちょうどこのシーンを境にして法廷闘争に突入していきます。そこで描かれるのは、まさにオトナの世界。このコントラストが、物語に深みを持たせているのかもしれません。 ただし、ブーの素性や心情がいま一つよくわからない。全編にわたってリアリティに溢れているのに、ブー関連だけ浮いた感じ。ここだけちょっと残念かな。[CS・衛星(字幕)] 8点(2012-09-22 01:55:01)《改行有》

245.  バロン 素直に面白い。ふだん「映画はリアリティこそ大事」と思っている当方ですが、ここまでぶっ飛ぶと脱帽するしかありません。しかもその中に、「賃金上昇率は2・5%」とか「大陸間弾道弾を開発中」など妙にリアリティのあるセリフもあって笑わせてくれます。一般に「人の見た夢の話はつまらない」ものですが、それは「語り部による」ということがよくわかりました。同時に、日本の昨今のドラマや映画がなぜくだらないのかもわかった気がします。即ち、現実世界を舞台にした中途半端なファンタジーだから。やるなら徹底してやらないと。[CS・衛星(字幕)] 8点(2012-08-22 15:44:34)

246.  シャレード(1963) テーマ曲と3人の悪党がいい感じ。ちょっとマヌケなところが憎めません。それに、「2度おいしい映画」なところもいい。オチを知った上でもう一度最初から見ると、別の楽しみ方ができます。伏線の張り方とか、いささかご都合主義のところとか。ただし、この作品のヘプバーンにあまり魅力は感じられません。何が悪いというわけではないけれど、けっこう当たり前の行動をしているだけ。「美人は3日で飽きる」の典型かと。[CS・衛星(字幕)] 8点(2012-08-21 00:18:08)

247.  アイランド(2005) 《ネタバレ》 興行的にはダメだったそうですが、けっこう楽しめました。途中までは「マッドマックス」と「トムとジェリー」を合わせたような感じ。ビルの70階から落下して無傷ってのがすごい。しだいに明らかになる壮大なスケール感は、さすが米国映画です。 しかし、何より興味深いのは「その後」。クローンたちが解放されてハッピーエンド風に終わっていますが、大変なのはこれからでしょう。世の中の事情を何一つ知らない彼らが、どうやって生計を立てていくのか。おそらく生活保護を受けるしかないでしょうが、ただでさえ貧困層に冷たい米国社会の議会が、果たしてそれを認めるでしょうか。それに、彼らが社会に散ったことが知れ渡れば、各地で「こいつはクローンか生身の人間か」という疑心暗鬼が始まります。とんでもない社会不安を巻き起こすでしょう。 しかも、発注元がセレブというのもやっかいです。おそらく彼らにとっては、迷惑な存在でしありません。そこでセレブだけに、いろいろ手を使って保身を図ろうとするはず。そのあたりから「彼らを人間として認めるべきか」という議論が沸き起こり、いっそ殺処分…。とサンデル先生ばりにいろいろ考えさせてくれたという意味で、たいへんおもしろい作品でした。ぜひ「アイランド2」に期待したいところです。[CS・衛星(字幕)] 8点(2012-07-09 15:32:58)《改行有》

248.  ビッグ・ウェンズデー 《ネタバレ》 予想外にハマりました。当方はサーフィンにまったく興味なし。前半の食堂やパーティのシーンでは嫌悪感すら持ったのですが、それも後半への“伏線”だったんですね。「老い」というには早すぎるが、ある程度年齢を重ねてくると、酸いも甘いもかみ分けて、昔のようなバカはできなくなる。そんな悲哀や焦りのようなものを、しみじみと感じさせてくれました。 特にラスト、せっかく久々に再会したのに、また握手ひとつでバラバラに去っていく場面が印象的です。この清々しさは、さすがにアメリカン。当方なら、きっと名残惜しくて「飲みに行こう」ぐらい言うと思うですが。[CS・衛星(字幕)] 8点(2012-06-20 00:55:08)《改行有》

249.  恋するトマト 秀作でした。ギャラの高い美男美女なんかいなくても、あるいは壮大なセットや誰かが壮絶に死ぬようなシーンがなくても、地に足のついた脚本さえあれば十分におもしろい作品になるということを、見事に証明している気がします。けっして万事解決せず、問題は問題として残したまま終わる点にも、作り手の良心を感じます。名前ばかり先行し、リアリティのカケラもない浮ついたシナリオばかり書いている脚本家は、この作品を見習うべき。まずは畑仕事からやりなさい。[CS・衛星(吹替)] 8点(2012-06-13 14:47:40)

250.  少年メリケンサック クドカン映画はハズレが多いのですが、これはアタリ。ストーリーの強引さなどは、この際どうでもいい。小ネタのキレがけっこういい感じです。それにしても、佐藤浩市はいろんな映画に幅広い役柄で出ていますが(「男の真ん中」をマークXで疾走するスーパーエリートからこういうアウトローまで)、どうもいま一つ印象に残らないのはなぜなんでしょう。個人的には、テルヤ様の「アンドロメダ~」が頭にこびりついて離れません。スピンアウト作品を期待したいぐらいです。[インターネット(字幕)] 8点(2012-01-04 19:43:33)

251.  運動靴と赤い金魚 できることなら今すぐこの一家のもとに行き、ナイキでもアディダスでもプーマでも、好きな運動靴を買ってあげたい。そして妹ちゃんの笑顔と、アニキのホッとする顔を見たい。素直にそう思わずにはいられない作品でした。でもそんなことをしたら、ドラマとしてはブチ壊し。映画の世界も現実も、持てる者が施せばいいというものではありません。ここはやっぱり、アニキにがんばってもらうしかないですね。なお映画としては、説明しすぎないところがいい感じ。[CS・衛星(字幕)] 8点(2011-12-24 04:31:09)

252.  エイリアン2 リプリーをはじめとする女性陣のクソ度胸に脱帽。デカくて強くてキモくて得体の知れない相手に、よくもまあ堂々と立ち向かっていけるものです。一匹のゴキブリにも肝を冷やす自分は、深く恥じ入るばかり。それから、ラス前の“ロボット対決”のシーンは、素直に笑っていいんですよね。[CS・衛星(字幕)] 8点(2011-07-25 22:33:28)

253.  大脱走 今さらながら初見。いわゆる「脱獄もの」としてのスリル感はいま一つですが、やはり傑作であることは間違いありません。前半は、まるでリーマンショック前の米国投資銀行のファンドマネージャーを見ているようでした。一発当てれば称賛を浴びてボーナスもガッポリ。大ハズレで会社に大損害を与えてもクビになるだけ。むしろその“武勇伝”からヒーローになって、転職先も引く手あまた。脱獄も同様、こんなインセンティブがあるなら、チャレンジしないほうがおかしいでしょう。ただ後半は、「世の中そんなに甘くない」ということをまざまざと見せつけてくれます。なかなか“大人”の映画です。[CS・衛星(字幕)] 8点(2011-04-29 23:52:00)(良:1票)

254.  タワーリング・インフェルノ 《ネタバレ》 今さらながら初見。しかし、古さも時間の長さも感じさせない怪作でした。主役2人の活躍もさることながら、意外だったのは上院議員と市長の描き方。「きっと権力を振りかざして我先にと逃げようとするんだろうなぁ」と思って見ていたら、しっかり“最期”まで立派でした。もし日本の議員や首長がこういう場に居合わせたら、どいつもこいつも醜態を晒すんじゃないでしょうか。そう考えると、ちょっと気が滅入りますが。[CS・衛星(字幕)] 8点(2010-11-26 19:07:28)(良:1票)

255.  祭りの準備 久しぶりに見返して感じたのは、「やっぱりおもしろい!」の一語。濃すぎるストーリーもさることながら、画面全体から伝わる、あのムッとするような湿気、汗臭さと泥臭さ、熱さと暑さ、それに中途半端なエロは、一連のATGモノの代名詞ですね。やや大げさにいえば、ここに日本人としての郷愁を感じるのは私だけでしょうか。ついでにいうと、原田芳雄がカッコよすぎます。見てくれのいい役者はたくさんいますが、ああいうアクの強い役がピタッとハマる人は他にいないでしょう。ただ唯一、竹下景子をもう少し見たかったかな。 [CS・衛星(邦画)] 8点(2008-06-11 02:09:03)《改行有》

256.  ウォール街 久しぶりに見て驚いたのは、まったく古さを感じさせないこと。悪くいえば、この20年間、何の進歩もなく売った買ったを繰り返してきたということですね。ただ私は、この猥雑さと、緊張感と、クールさが大好きです。オトナになって人並みの金融知識も身につけたので、昔よりも楽しめました。そしてラス前のM.シーンのセリフ「売った買ったではなく、モノをつくれ」がいい。20年前なら多少は共感を得られたかもしれませんが、今日の米国では単なるノスタルジーでしかないでしょう。後戻りのできない、時代の流れを感じます。[CS・衛星(字幕)] 8点(2007-06-20 09:42:06)

257.  犬神家の一族(1976) 日本映画独特の“湿気”がたまりません。晴天のシーンでも、ジットリした空気が漂っています。それでいて大野雄二のドライな音楽とピタリと合っているから不思議です。しかも、おどろおどろしい話のはずなのにユーモラス。とりわけスケキヨには、あらためて心を奪われてしまいました。薄気味悪いのに笑えるという、奇妙な感覚を経験できます。[CS・衛星(邦画)] 8点(2007-04-30 19:48:13)

258.  ライトスタッフ スカッとさわやかなサクセスストーリーに好感が持てます。マーキュリー7の個性的な人物描写も、イェーガーの孤独な戦いも、たびたび繰り出されるユーモアも、“史上最低の大統領”と評されるジョンソンの描き方もいい。ついでに高揚感を煽る音楽もいい。中でも私がもっともグッと来たのは、ジョン・グレンが奥さんとの電話で「誰も家に入れるな」と語るシーン。全米の期待を背負って宇宙に飛び立つのもカッコいいですが、直属の上司や時の副大統領の要請をキッパリと断って家族を守ろうとする姿は、もっとカッコよく見えました。[CS・衛星(字幕)] 8点(2007-04-14 22:07:44)

259.  カラーパープル(1985) 最初の展開でラストは読めるし、さして派手なシーンがあるわけでもありません。その上長い。しかし、どっぷり浸かってしまいました。中盤まで、ゴールドバーグのダンナに対する徹底恭順&献身的&はにかみながらの微笑に違和感を覚えましたが、終盤のタンカでようやく辻褄が合った感じです。それにしても、ミジメなのはダンナなり。実はけっこういいヤツなのにねえ。[CS・衛星(字幕)] 8点(2007-01-23 04:47:30)

260.  ミュンヘン 久々に観る怪作です。この一連の事件を映画として取り上げた時点で、もう脱帽。グーの音も出ません。事件当時、子供心に感じた激しい戦慄が、にわかに蘇ってきました。ラストのWTCビルが印象的ですが、たしかに昔から今日まで、報復の応酬の図式はまったく変わっていないんですよね。それに映画としても、どこぞの国のお涙頂戴映画とも、かの国のドンパチ礼賛映画とも一線を画し、血なまぐさい話にも関わらず格調の高さを感じさせてくれました。途中、“同宿”を余技なくされたパレスチナ人青年と、ラジオの選局を競って最終的に折り合うシーンがあります。全編にわたって絶望的なストーリーではありますが、ただ唯一、このシーンにだけは、かすかな希望が込められていた気がします。[DVD(字幕)] 8点(2006-11-06 03:15:35)

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