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プロフィール
コメント数 1000
性別 男性
年齢 60歳
自己紹介 レビュー数が1000に達したということで、活動を停止します。(今のところ)仕事がひじょうに忙しいので、映画を楽しむゆとりがありません。落ち着いたら再開するかもしれませんが、とりあえず未定です。

皆さま、ありがとうございました。縁があったらまたお会いしましょう。

※変更要望は出すかもしれません。

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241.  王様と私(1956) 《ネタバレ》 シャム版黒船来航! ですな。ということで、テーマは「異文化交流」? そこで起こる対立と理解がユーモアを交えて描かれていて、その点はたいへんよくできていたと思います。この王様はヨーロッパの文化や知識を取り入れようとしているのですが、それはアジアに手を伸ばしているヨーロッパ諸国に対抗するためということで、一応理屈は通っています。そのうえでなお捨てきれない自国の価値観があるということも示していて、そこもまあよかったのではないでしょうか。また、歌がロジャース&ハマースタイン二世、脚本がアーネスト・レーマンということで、『サウンド・オブ・ミュージック』と共通するところが散見されます。細かく比較してみると、なかなか面白いのではないでしょうか。 本作で一番問題なのは、単調な演出。この監督はアングルに工夫するということを知らないようで、ほぼ固定されたカメラによるワンパターンの撮影は、ふだん撮影技法など気にしない私も呆れてしまいました。いくら元が舞台劇だったとしても、これはないでしょう。おまけにほとんど王宮内の話で、終盤近くまで特に劇的な事件も起こらないわけで、下手をすると平板なつまらない作になってしまったところです。それを救ったのは、やはり楽しい歌とデボラ・カー、ユル・ブリンナーなど出演者のお芝居でしょう。つまりこの映画、監督以外はそれぞれ見どころがあったと思います。 ちなみに、元になった実際の話と原作の「小説」自体けっこう違うようですし、お話としてはあくまでフィクションとして扱うのがよいようです。[映画館(字幕)] 7点(2015-08-15 22:24:19)《改行有》

242.  楊貴妃 基本的にメロドラマなので、そういう場面はいいのですが、政治的な話になると、とたんに面白さ半減(以下?)。全編セットというのもいろいろと事情があるのでしょうが、マイナスの要因では。物語的には、楊一族の贅沢ぶりがたいして描かれていないので、後半の展開に説得力がありません。でも最後の締めは、そう悪くはなかったと思います。[地上波(邦画)] 6点(2015-08-12 19:53:45)

243.  シンドバッド虎の目大冒険 《ネタバレ》 さらに評価が下がる3作目。王子を元に戻すというのは1作目と、善と悪との競争というのは2作目と同じで、新鮮味が感じられません。クリーチャーも出番は控えめで、アクションもその分少なくなっています。それに代わってファンタジックな要素が増えていればまだいいのですが、そうでもないためか時間が長くて間延びした印象を受けます。 どうも本作では、等身大であるヒヒとミナトンを活躍させたかったようです。つまり、人間とダイナメーションとのからみの場面はむしろ増えているのかもしれませんが、それが技術優先でお話としての面白さにつながっていないのは残念です。また、ヒロインが2人いて水浴びのシーンがあるなど、観客に媚びたのではないかと思われるところもあり、方向性が違うんじゃないかという気もします。あと、ディオーネ役の女優さんが2番目にクレジットされているのは、有名な俳優の娘だからなんでしょうか。普通なら主人公の恋人であるファラー姫が2番手だと思うのですが。[CS・衛星(字幕)] 5点(2015-08-11 09:28:03)《改行有》

244.  シンドバッド黄金の航海 《ネタバレ》 『7回目の航海』に比べると、少々劣る。理由を考えたのですが、まず、出てくるクリーチャーのほとんどが、クーラが作り出したものということ。前作では生物的な動きが面白かったのですが、今回はそういう点はあまり楽しめません。クライマックスでのグリフィンも唐突に現れて、話を盛り上げるためなんでしょうがちょっとご都合主義という感じ。ただ、一つ目ケンタウロスやグリフィンが登場する前に、足音を響かせる演出はよかった。あと、善悪それぞれが別行動をとるということで、話がやや単純化されたように思います。魔術師にも手下を登場させたりして工夫しているとは思いますが。ただ、ヒロインがキャロライン・マンローだったことは、前作よりもかなりレベルアップしています。今回は小さくならないし。音楽もミクロス・ローザなんですが、ちょっと格好良すぎるかなぁ、という気もします。[CS・衛星(字幕)] 6点(2015-08-10 11:24:57)

245.  シンバッド七回目の航海 《ネタバレ》 序盤、何の説明もなくお話が始まって島に上陸し、いきなり一つ目巨人と遭遇。サービス抜群で物語のテンポも速く、上映時間が長くない割にはそれを感じませんでした。また、悪の魔術師と協力して事に当たるということで、終盤まで緊張感が感じられてよかったです。 ハリーハウゼンのダイナメーションは、生物の動きがそれらしくていいです。たとえば一つ目巨人が槍を打たれたあとの反応とか、細かいところまで考えられていると思います。合成は粗いのですが、この生物的な動きがクリーチャーを魅力的に見せていました。 残念なのはキャスティングで、シンドバッドとお姫様はどちらもいまいち魅力に欠けます。悪役ソクラの方がかっこよく見えてしまいました。ジンの男の子もなかなか面白いのですが、肝心の主役がどうもいまいち。それほど大きな傷ではないと思いますが。それと、バーナード・ハーマンの音楽がケテルビーのパチモンみたいで面白い。B級感アップに貢献していました。[CS・衛星(字幕)] 7点(2015-08-09 10:16:15)《改行有》

246.  狩人の夜 《ネタバレ》 ある意味、ヘンテコな映画です。聖職者であって犯罪者であるというパウエルのキャラクターが面白い。みんなコロッとだまされてしまいますが、やはり聖職者というのが利いているのでしょうね。しかし、本当に信仰心があるクーパーさんはだまされないと……。こういうところ、キリスト教徒の人はどう見るのか、興味があります。 あと、子どもたちが川を下るときの岸辺の描写。色々な動物がいてのどかな雰囲気ですが、そこが緊迫感のある展開と対照的で印象に残ります。パウエルも人を殺して奪った馬に乗り、歌いながらのんびりと追いかけるあたり、不気味さが増します。ここもなかなか秀逸でした。 終盤では、捕らえられたパウエルにジョンが怒りをぶつける場面とか、民衆が暴徒化したりとか、やや唐突で散発的なエピソードが見られますが、それぞれインパクトが強いのであまり気になりませんでした。前者に関しては、「こんな金のためにお母さんが殺されてさんざん追いかけ回されたのか」というような憤怒を感じました。この時パウエルを「お父さん」と呼ぶのは、かなり皮肉っぽいですねぇ。実際、金を持ってきた父親に対する怒りもあったんでしょう。 何にせよ、パウエル役のロバート・ミッチャムの怪演と、対照的なリリアン・ギッシュの存在感、そしてチャールズ・ロートンの演出がおみごとでした。[CS・衛星(字幕)] 8点(2015-07-23 21:07:27)《改行有》

247.  汚れなき悪戯 《ネタバレ》 大学生の時、名画座の3本立てで見たことがあります。しかしかなり忘れていたようで、記憶にないところがかなりありました。特にキリスト像に関しては、とっとと動き出してセリフまで喋っているとは驚きました。ここまで来ると初見と変わらないようなような気もします。 私はヨーロッパの文化に関心があるので、キリスト教映画も抵抗なく見られます。しかしそれはあくまで文化的な側面であって、本作のように奇跡をてらいなくストレートに描かれると、ちょっと評価に困ります。もちろん悪い映画とは思いませんが。修道士か12人とか、架空の友達遊びとか、そのあたりもうまく作ってあると思います。そんなこんなで、結局無難な点数を付けざるを得なくて、製作した方々には申し訳ないような気もします。総合的には、わりと好きな作ですし。[CS・衛星(字幕)] 7点(2015-07-21 20:34:40)《改行有》

248.  狼の挽歌 《ネタバレ》 ジル・アイアランドはファム・ファタールとしてはお美しくていいんですが、どうもあまり悪女っぽくない。かわいすぎて色気が感じられないんですね。 話としても、結局ウェーバーとの三角関係みたいになったり、スティーブがいろいろと画策していることがミエミエで魅力にとぼしいです。ところどころいい部分もありますが。[CS・衛星(字幕)] 6点(2015-07-20 16:49:18)《改行有》

249.  おとなのけんか 《ネタバレ》 私の好まない「不毛な言い争い」の話ですが、登場人物が4人でそれぞれの視点から語るためか、それほどつまらないとも思いませんでした。ただし物語の展開にあまり変化がないので、実際の時間の割に長く感じるのはマイナス。まあ、もっともらしいことを言っている人間の本性を暴くという点では、成功していたのではないでしょうか。あんまり笑う場面もなかったのですが、携帯電話を花瓶にドボンするところはウケました。[CS・衛星(字幕)] 6点(2015-07-20 16:25:12)

250.  トゥモロー・ワールド 《ネタバレ》 うーん、よくわからん。私が時々使う「だから何?」系の話だと思いました。しかしそういうところも含めて、ドキュメンタリータッチというか、相当リアル志向ですね。重要人物かと思ったらあっさり死んだり、長回しを多用していたり。「だから何?」となるのも、じつはかなり現実的ではないかと思います。 しかし、映画としてそれでいいのかとは思います。おそらくは実験的な作品なのでしょう。で、私としてはそういうものよりもオーソドックスな作が好みなので、高得点はあげられません。映画技法としては見るべきところがあるので、おまけしておきますが。 ところで、原作はどうなっているのでしょう。本作とはかなり違っているような気がしますが。むしろそのあたりに興味があります。[CS・衛星(字幕)] 6点(2015-07-13 20:52:21)《改行有》

251.  ファントム・オブ・パラダイス 《ネタバレ》 かなり人を選ぶ映画のようで、私は選ばれなかった方ですかね。ロックも聞きませんし。「ファウスト」をモチーフにしているところは面白いと思いますが。それにしても劇中のカンタータだけでなく、スワンの話に出てくるとは思いませんでした。新人作曲家を利用するプロデューサーというあらすじには特に新味がありませんが、ポール・ウィリアムスが意外な好演(怪演?)でほとんど主人公でしたねぇ。この方はなかなか魅力的でした。音楽にはまったく魅力を感じませんが。[CS・衛星(字幕)] 5点(2015-07-12 11:40:33)

252.  西部に賭ける女 《ネタバレ》 ソフィア・ローレンにアンソニー・クインと、なんとも濃いキャスティング。旅回り一座の座長とその恋人女優という役柄ですが、女優に振り回されるちょっと弱気なクインがなかなか楽しい。ソフィア・ローレンも、どこまで本気だかわからないような天然気味のお色気女優が合っています。この2人は民間人ということで、銃の方はからっきし。そちらはスティーヴ・フォレスト演じるメイブリーの役回りなのですが、こいつがやたらとにやけていてあまり魅力がない。もっとも、脇役ですからそのあたりは考えてのことでしょう。 メインのヒーリー一座は、借金取りやらなにやらから逃げ回っていて、前半は次第に状況が悪くなるばかり。これでどうなるのかと思いきや、意外なことから逆転するという寸法。それもこれもヒロイン・アンジェラのとぼけた性格から来ていて、これがなかなか面白い。一座の人間も個性的でよかったです。メイブリーは結局うまい具合に使われてしまうわけですが、作中では特にいい役回りというわけでもないので、気になりません。むしろ暴力はからっきしのアンジェラたちが、彼をうまく利用して最後には助けてしまうあたりが痛快です。 こうした、主人公たちが暴力よりも口先やアイデアで窮地をしのぎ、最後にはめでたしめでたしとなる話なので、通常の西部劇とはかなり趣が異なっています。むしろ、既存の西部劇のアンチ・テーゼになっているのではないかとも思われます。そう考えると、西部劇のイメージが薄い2人が主役だったり、監督がジョージ・キューカーだったりするのも納得です。なかなか異色な快作でした。 しかしこの邦題、『西部に賭ける女』というよりは、『西部“で”賭ける女』という気もしますが。[CS・衛星(字幕)] 7点(2015-07-11 11:29:03)《改行有》

253.  野郎どもと女たち それほど悪いとも思わないのですが、肝心のスカイとサラの関係の変化が、ちょっと理屈っぽかったです。ハバナでの会話もあまり面白味がなくてイライラ。けっこう長いのですが、2時間過ぎて下水での賭博の場面あたりから楽しくなってきました。音楽的にも、賭場を開くかどうかで賭をするという内容なのに、どうにも健康的なナンバーばかりで、もう少しドスの利いた歌が聞きたかったです。お話は他愛ないのですが、定番なのでそこは気にならなかったのですが。[CS・衛星(字幕)] 6点(2015-07-09 18:25:12)

254.  ライアンの娘 《ネタバレ》 いやまったく、見ごたえのある作品でした。特に撮影が素晴らしく、美しい風景を堪能しました。モーリス・ジャールの音楽も美しい。あと、画面外の音を頻繁に使った演出がおみごとで、ここは特に感心しました。 物語としては、古いコミュニティである田舎町の偏狭さ、一つのことにとりつかれた集団の恐ろしさがよく出ています。これについては「ライアンの娘」という題名そのものが技ありというか、これだけをとっても奥深いものを感じさせます。マイケルはシェイクスピアなどの道化の影響があるのかもしれませんが、私もシェイクスピアに関しては詳しくないのでよくわかりません。しかし、そういう方面から考察してみると、また面白いかもしれません。ほかにも、チャールズがベートーヴェン好きで最後まで蓄音機は手放さないとか、なかなか用意周到な人物配置で、こういったところから重厚さが現れているのかもしれません。 以前から関心があって一度見てみたかったのですが、劇場で鑑賞できたのは幸いでした。こちらの予想を上回るみごとなできで、たいへん満足できました。[映画館(字幕)] 9点(2015-07-07 21:41:06)(良:2票) 《改行有》

255.  荒野のストレンジャー 《ネタバレ》 なかなか意味深な終わり方ですねぇ。いろいろと解釈できそうな話なのですが、私は「持たざる弱い人間」と「武器を持った強い人間」を対比した物語だと思いました。持たざる町の人は武器を持っても弱い。そのあたりが、「武器を持ったら強行になる」アメリカ的な行動原理とはズレていて、興味深かったです。一見平穏な町の人間にも裏があるとか、なかなか一筋縄ではいかない。ああいう一見無害な人間が実は一番やっかいだったりするわけです。とはいえテンポはあまりよくなくて、とくに序盤はしんどいですし、ストーリー自体はそれほど面白いとも感じられませんでした。[CS・衛星(字幕)] 6点(2015-06-30 20:30:40)

256.  ファミリー・ツリー 《ネタバレ》 原題の意味は「子孫たち」っていうんですね。つまり単なる家族ものではなく、先祖から受け継いできたものが大事であるということ。具体的には土地なのですが、それとはもう少し違った、目に見えない精神的なものも含まれているように思われます。そうしたものを大切にすることが、家族を大切にするということなのだというあたりが、通常の家族再生映画にひねりを加えていてよかったと思います。長女役のシェイリーン・ウッドリーが好演で、本作でかなりの映画賞にノミネートされたのも納得です(ほかに候補者もいなかったんでしょうけど)。水着姿が多かったから高評価だったわけではないと信じたい(笑)。チャラい彼氏もなかなか面白いです。[CS・衛星(字幕)] 7点(2015-06-30 20:28:15)

257.  幸せへのキセキ 《ネタバレ》 2時間程度の上映時間に、家族と動物園の再生をうまく織り込んだ作。動物園のスタッフはやや簡略化されていますが、全体としては過不足なくバランスよく描かれています。これだけならまあ普通なのですが、本作の真価はやはり最後のレストランの場面でしょう。亡き妻への思いを胸に秘めつつ、その死を乗り越えたということが伝わってきましたし、なんといっても全体を締めるあのセリフにやられました。おみごとな幕切れです。[CS・衛星(字幕)] 7点(2015-06-23 21:12:43)

258.  ロビン・フッド(2010) 《ネタバレ》 なかなか楽しめました。いまわの際に騎士から託された願いをかなえるため、王冠を届けたあとノッティンガムに向かうロビン。こうした行動が彼の誠実さを現しており、その後の展開をなるほどと納得させるものとしています。ただ、ロビンの出自が重要なポイントとなってくるところは、ちょっとご都合主義かと思わせます。しかしそれも、それまでの話の流れが自然でスムーズに来たゆえでしょう。ただ、ロビン役にラッセル・クロウが適切だったかどうか。この人にはやはり、弓よりも剣が似合ってます。マリアン役のケイト・ブランシェットは、芯の強い役を好演していたと思います。ただ、最後の戦闘に加わるのはどうかと思いますが。 終盤、ノッティンガムと海岸での戦闘が続いて、見ていてちょっと飽きてきました。特に海岸では乱戦で敵味方が判別しにくいし、マリアンが参加でちょっと変な展開になるし、ゴドフリーにとどめを刺すやり方も作りすぎという感じだし、戦闘場面はあまり面白味を感じられませんでした。それまでのドラマが面白かっただけに残念です。[CS・衛星(字幕)] 7点(2015-06-17 21:22:26)(良:1票) 《改行有》

259.  続・荒野の用心棒 《ネタバレ》 「いつ面白くなるんだろう」と思って見ていたら、そのまま終わってしまった。機関銃は話の上で必要なのはわかりますが、やはりああいうのを出すとあまり面白くない。最後も期待を持たせておいてあっさり終わり。あまり盛り上がらなかった。なにより、主人公のジャンゴにあまり魅力を感じなかった。序盤であっさり女を助けるというのは、どうなのか……。邦題は、続編でないのはともかく、用心棒でもないのでは。合ってるのは「荒野」だけですね。[CS・衛星(字幕)] 6点(2015-06-14 10:58:54)(良:1票)

260.  ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃 《ネタバレ》 怪獣映画は通常SFに分類されることが多いのですが、本作はほとんど科学的ではない。むしろオカルトの要素が強く、その点で異色の怪獣映画になっています。つまり正統派ではない。監督が平成ガメラシリーズの人であるためか、特に『ガメラ3』との共通点が見られます。「封印されていた伝説の守り神が復活する」というのはレギオンそのものだし。どうもこの方、こういう伝奇的な要素が好きらしいですね。ゴジラが日本を襲う理由とか(個人的には、そんなものどうでもいいんですが)、伊佐山老人の顛末とか。しかし、それらで話が面白くなったかどうかは、正直微妙。 あと、ゴジラに立ち向かう人や被害者を救う人を讃えていましたが、これも『ガメラ3』でありました。しかしそういうことにこだわるのであれば、地震や津波や火山の噴火など、自然災害を題材にした映画を撮ればいいのではないか。その方がリアリティがありますし、共感も得やすいでしょう。わざわざ怪獣映画でそこを強調する必要があるのか(これがあるようなのですが、それは後述)。 終盤横浜での怪獣対決は、妙に長ったらしく感じました。ギドラがパワーアップして復活することが主な原因でしょう。こうした、漫画かアニメに影響を受けたのかと思えるような展開も、どうかと思います。怪獣同士の戦いは、適度の長さでないと飽きてくるんですね。ここは長すぎます。あるいはしつこいというか。これもマイナス点。 主演の新山千春は科白回しがたどたどしいし、宇崎竜童はどう見ても軍人、しかも准将なんていう高官には見えません。軍人役なら、葛山信吾の方がよっぽどそれらしかったです。 さて、護国聖獣でも勝てなかったゴジラを最後に倒すのは、人間の作った兵器。要するにこれは、「人間の叡智は素晴らしい」という映画なのでしょうか? どうも先の「人間讃歌」と併せて考えると、あながち見当違いだとも思えません。しかしそうなると、人間を誉め称えるために怪獣を暴れ回らせたということでしょうか。どうもこの映画を見ていると、怪獣映画を見てよく感じるドキドキ・ワクワクする感じがあまりないのですが、そういうことであれば納得できます。たぶんこの監督さんは、怪獣よりも人間が好きなんでしょう。まあそれならそれでいいのですが、何にせよ本作にはさして面白味を感じませんでした。ツッコミどころのない、整合性のとれた話だからといって、面白いとは限らないのです。少なくとも、私が見たい怪獣映画というのは、こんなものではないですね。[CS・衛星(邦画)] 5点(2015-06-10 22:42:31)《改行有》

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