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プロフィール
コメント数 901
性別 男性
年齢 42歳
自己紹介 最近になってまた映画を観る習慣が出来ました。
前はほとんど観なかった邦画をたくさん観るようになり
新しい映画ライフが充実しています。

昔ほど数はこなせませんが
趣味と生活のバランスをうまく保ちながら
なるべくたくさんの映画を観て、
なるべく読み応えのあるレビューを続けていきたいと思います。

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321.  処刑教室(2008) 《ネタバレ》 私が行くレンタルショップにはこの映画は3本しか置いてなく、借りよう借りようと思いながらもいつもレンタル済でした。で昨日、ようやく発見した一本を借りて楽しみに持ち帰ったのですが・・・、失敗でした。あまりに退屈な内容に、何回一時停止して横に置いてあった『はじめの一歩』を読んでしまったことか。 新聞部に所属する冴えない幽霊?部員のファンク君。作中ではほぼファンキー君。この重みもクソもない彼が主役ということで早くも興ざめ。個人的にマスコミが嫌いというのもかなり影響しますが、人を陥れるような内容の記事を裏付けもせずに載せるなっての!!そうやって人ひとり破滅させておいて、後々になって陥れた生徒会長の名誉回復のために奔走。なら最初っからやるな。一応答案泥棒の真犯人を突き止めるために話は進んでいきますが、観賞側には進行がゆるすぎる。どこまでいってものらりくらりした流れにイライラしたり。 誰が答案を盗んだかとか、それを利用して犯人が薬を売りさばいてたとか、極端な話どうでもいい。 要はそれらを通じて作中のキャラ達がどれだけ成長したのかとかそういうところがやはり面白いんだと思う。しかし自分でばら撒いたゴミを自分で回収するかのようなこのストーリーにはほとんど魅力を見出せませんでした。残念。[DVD(字幕)] 3点(2011-09-21 09:20:29)《改行有》

322.  輝く夜明けに向かって 《ネタバレ》 アパルトヘイトによる人種差別がテーマの映画だと思ってたんですが、そこに主人公の不倫や隠し子問題まで盛り込んじゃったもんで、問題はぼやけにぼやけ・・・。なんであんな中途半端な立ち位置の人間を主人公に据えたのか。リアルといえばリアルだが、映画にして世に出すようなリアルさではない。 冒頭でパーティから車で買える途中で理不尽に取調べを受けるシーンなどは良かった。が、その後テロ容疑で捕まってから、白人の家でご飯を食べたり、やれ浮気や隠し子が発覚したりと物語のベクトルがあっちこっちに行って定まらない。落ち着かない映画でした。 久しぶりに社会派ドラマに飢えていたので観賞しようと思った映画だったのですが、残念でした。[DVD(字幕)] 3点(2011-07-22 11:38:17)《改行有》

323.  バビロン A.D. 《ネタバレ》 ストーリーの根本に関わる、「なぜ少女は追われるのか」の部分がわかりにくすぎる。終盤、追われてたのは彼女ではなくその子供だったとわかってきますが、それすら追われる理由としては不明瞭で弱すぎる。彼女を捕まえて何の得があるのかという説明が全く無く、ただただ追う側と追われる側の攻防を見せられる100分。そのアクションシーンも特別すごいというようなものは無く、普通。 まあ映像はきれいだったし、時間を返せとまでは言わない。[DVD(字幕)] 3点(2011-07-19 10:52:28)《改行有》

324.  ヤギと男と男と壁と 《ネタバレ》 はっきり言ってよくわからなかった。超能力とか言われればもっと超能力然とした物を期待するのが視聴者の自然な反応だと思うのですが、その期待は真正面から裏切ってくれました。そしてその裏切り方は、正直私の嗜好には合いませんでした。「結局何?超能力という名のゴリ押しなのか??」という気分で最初から最後まで鑑賞。ハムスターのくだり、雲のくだり、ヤギのくだりと、それぞれが中途半端で見ごたえに欠けて見えました。そのせいで、超能力が本物かどうかなんて悪い意味でどうでもよくなってしまい、そうなると物語の中身にも興味が薄くなってしまい・・・。という悪循環。[DVD(字幕)] 3点(2011-05-10 22:24:48)

325.  ANOTHER アナザー(2006) 《ネタバレ》 白黒を対比させた世界で[二重人格]、[夢と現実]みたいな世界観を描いた映画になってました。どういうオチでいくのかな~と思ってたら、黒の人格の方が結局精神科の先生だった??そこらへんのオチがよくわからなくて、最後は「?」が頭上を飛び交ってました。白の女性の夢=黒の女性=精神科の医者ってつないでいくとありえないんですよね。。。黒の女性は白の女性の医者に対する無意識の恐怖の象徴なのでしょうか。ただ、医者が彼女を襲う動機であるとか、なぜ妊娠した子どもを流すような事をするのかという部分がほったらかしの放置状態なので、何が起きても「だから?」「狙いは?」って感じが最後までズルズル続き、最後まで解決しませんでした。白黒の世界とか夢と現実の対比などをもっとうまく使って欲しかったと思う。[DVD(字幕)] 3点(2011-03-25 14:31:02)

326.  美しき運命の傷痕 《ネタバレ》 冒頭で、ある鳥の巣に別の種類の鳥が卵を産みつけ、その別の鳥のほうのヒナが元々あった鳥の卵を全て巣の外へ落としてしまう(托卵というらしい)シーンがすごく印象的で、ここから始まるドラマもさぞそういった"住み処の奪い合い"みたいな要素が盛り込まれた内容を期待したのですが、私にはあまり両者の接点は見えてきませんでした。とても思わせぶりな冒頭のシーンだっただけにもったいない。 内容は3人の女性(どうも姉妹らしい)のそれぞれの恋愛模様を描いていくもの。DVだとか不倫だとか、それぞれがそこそこに"ドラマ"やってるんですが、ただでさえ短い映画に3人分の話を詰め込んだもんで、言わんとすることを理解できるほど丁寧ではない。ていうか私には理解できなかった。托卵-不倫-妊娠-DV-父の真実-母の達観-で何が起こったの??話に出てくる全ての要素が観ている側にはちぐはぐで、最後に一つの絵にはならない。理解したかったらもう一度観る必要があるのかもしれないが、そこまでする気も起こらない。文化観の違いかもしれませんが、全体的に冗長な感じがします。特に次女役の電車でよく寝るお姉さんの話は私には退屈でした。一番私が興味を引かれたのは三女の大学教授と不倫してた女の子の話でしたね。あれはもう少し引っ張って欲しかった。てかあの教授は本当に事故死なのか? まあ個人的にはサスペンスとかホラーとか抑揚のハッキリした映画ばかり観る人間なので、そのせいで退屈と思ったのかもしれません。私には3点くらいの映画でした。[DVD(字幕)] 3点(2011-03-03 09:47:46)《改行有》

327.  パーフェクト・ゲッタウェイ 《ネタバレ》 物語が進めば進むほど「???」となっていく作品。わざとかってくらい観る側を混乱させるつくりです。そしてその混乱は最後まですっきりしない。犯人は自分たちなのになんで彼らは他のカップルを殺人犯かもしれないと必要以上に恐れたり、こそこそ相手を疑う密談をしたりするんでしょうか。結論だけ見れば、観客を陥れるためだけにわざわざそんな強引なシーンを入れたとしか思えず、観てる方としては興ざめでした。謎っぽい複雑なストーリーにしとけばとりあえずいいだろっていう、製作側の怠慢がみられます。 予告編はとても良かった。ていうか最近そんな映画が多すぎる。予告編に力を注ぎ、いざ観に行って(DVDを借りて)みれば内容はおざなりというパターン。映画はお金を払ってから観るものなので、逆に言えばお金を払ってしまえば内容がどんなにひどいものでも映画の収入につながるんですよね。そういう意味では予告編というものはとても大事だと思いますが、昨今はそれがかえって悪用されてるようにしか思えません。その中の一つが今回の映画だった、それだけの話です。[DVD(字幕)] 3点(2010-11-26 10:55:12)(良:2票) 《改行有》

328.  ウルトラヴァイオレット(2006) 《ネタバレ》 とてもカラフルだし、ファッショナブルだし、エキサイティングだし、見た目はものすごく豪華なのに、大事なものが抜けている感じ。細かいところを突き詰めれていないように思います。 似たようなSFアクションは『イーオン・フラックス』など他にもたくさん観ましたが、この映画は端的に言って説明不足。美的感覚から言えば良く作られた作品だと思いますが、ストーリーを楽しむ映画という観点では不足に思うところが多々ありました。そういう意味ではこの映画はほんとう、「観賞用」なのかなという印象を受けます。眺めて愛でる、という意味合いでそういう表現を使いましたが。どうせならそういった美の部分だけを突き詰めて、ストーリーなんかいっそ無いほうが良かったかもしれない。なまじドラマを組み込んだためにダメにしてしまってる気がします。 キャストも個人的に印象に残ったのはミラ・ジョボヴィッチさんとウィリアム・フィクトナーさんくらい。子供はキャラ薄いし、悪役は魅力ゼロだし。『スター・ウォーズ』のダース・ベイダーや『プレデター』みたいに悪役でもファンができるくらいの人が欲しいですね。 まあ、3・・・かな。[DVD(字幕)] 3点(2010-02-10 12:48:29)《改行有》

329.  地球が静止する日 《ネタバレ》 扱うテーマが壮大かつ複雑な割には短い上映時間。100分少々?エンドクレジット省けば90分ちょい???いや無理でしょう。ストーリー自体はよくある、「地球を食い物にしてる人間に警告」系映画。その割にメッセージ性に乏しい。そんな深刻な事態だってわかってから「私たちは変われるのよ!!」って力説されても悪あがきにしか見えない。 キャストにも魅力無し。半ば無理矢理見たいに、白人の子供を黒人にしたり、中国人のスパイじいさんが某コーヒーCMのトミー・リー・ジョーンズさんみたいなこと言い出したり、要は色んな人種が仲良くやってますよって言いたいんだろうけど、上述のようにこれも薄っぺらい。 黒人の子供は見ていてけっこうな不快感でしたが、でもよそ者に排他的な態度を取るってのは大変真実味があって評価できます。すぐ殺せ殺せ言うのは確かにドン引きですが、自分たちのテリトリーによそ者が急にやってきたときの反応としてはとても正常なものではないでしょうか。逆に他の惑星に地球人が急に侵入したりしたら、今度は地球人が迫害されるんだろうし。球体を攻撃するところとか、クラトゥにやたら批判的な態度を取る黒人の子供も、そういう意味では飲み込んで鑑賞することが出来ました。ある意味この映画で一番よく出来ているところだと思います。まあ、薄っぺらさが災いして重みが無いから分かりにくいんですが。 この規模の映画なら最低2時間半は欲しいところ。上映時間の縛りと言うのは書籍と違って、映画の最大の弱点でもありますが、今作は完全にそこを失敗してしまいました。3点、かな。[DVD(字幕)] 3点(2009-12-13 01:32:50)《改行有》

330.  サブウェイ123 激突 《ネタバレ》 正直言って、ジョン・トラボルタに終始不快感を覚えました。基本的にギャーギャー喚いてるだけで、結局彼の目的がさっぱり分からない。てゆーか、そのギャーギャー喚かれるのもかなり耳に不愉快でした。序盤は「金目的じゃない」とガーバーに訴え(←これはまだ交渉術の一つなのかもしれないが)、終盤にはPCで儲けを確認しウハウハ笑い。「なんだやっぱり金目的か」と視聴者が思って金を大事そうに抱えながら逃亡するのかと思いきや、最終的には「警官隊のやつらに撃たれるくらいならお前に撃たれて死ぬ」「死は生の借金だ」 なんだそりゃ、さっぱり理解しがたいです。 あと、意外と計画が杜撰。さすがに強盗の計画とかしたことないですが、強盗プランに比べて逃亡プランはあまりにもテキトーでは・・・?仲間の二人はホテル出てすぐ撃たれて死んだし、ジョン・トラボルタもヘリどころか普通に追っかけてきた地下鉄職員のおっさんに追いつかれてるようではダメだろう。パソコンが通信中と分かった後でも妙に落ち着いてる犯人グループの態度も気になる。ってゆーかいろんなこと不自然だと気にしだしたら止まらない!!!!!!!!ぜんっぜん消化不良の作品です。 総括の意見としては、完全に観客置いてけぼり。感情移入させようとか、キャストの気持ちを伝えようとかそういう努力が全く伝わってこない。あと、トラボルタとデンゼルの二人が面白いくらいただのメタボなおっさんでした。[映画館(字幕)] 3点(2009-09-08 00:42:33)(良:2票) 《改行有》

331.  ミラーズ(2008) 《ネタバレ》 グロイ系かぁ・・・。もうちょっとさっぱり系のホラーだと思ってたので、途中展開についていけず。しかも晩御飯中だったというタイミングの悪さ。ベンの妹の惨殺シーンで一回鑑賞ストップ。 で、後日ストップしたシーンからもう一度観ましたが、やっぱり面白くなかった。恐怖現象の原因を探し求めるってのはホラーではもう定番の展開ですけど、定番になりすぎて最近はプラスアルファを求めてしまう。そういった意味で物足りなさも。 媒体が鏡ってだけで、別にそんじょそこらのホラーと大筋は変わりませんよねえ? 懐中電灯を持つ腕と銃を持つ腕をクロスして暗闇を歩く主人公の姿は完全に『24』になっちゃってるし。 ラストもなんか読めました。鏡の世界に閉じ込められたベンが今度は新しい鏡の化け物に・・・って展開になるんならあと2点はプラスできたと思います。新作なれど、どこか見飽きた感のある映画でした。[DVD(字幕)] 3点(2009-09-01 14:20:06)《改行有》

332.  ノウイング 《ネタバレ》 話の内容がどんなに大風呂敷を広げたものであろうとも、 どんなに謎が深いものであろうとも、 それらを一発で解消してしまう魔法のような映画の手法☆★ そう、「エイリアンオチ」(爆) まあ実際のところを言えば、この映画をはじめエイリアンオチを用いたほとんどの映画はそういった大風呂敷を全く解消できてないんですけどね。 結論から言えば、久しぶりにやっちまった映画を観た感じでした。 地下鉄暴走くらいまでの展開は、観てるほうに緊張感も伝わってきたし、 観ていて肌が粟立った。電車の運転席からのカメラで目の前の人々を次々轢いていくシーンなんて、「これR指定しなくていいのか!?」ってくらいちょっと目をそむけたくなる。 そういう意味で、そこまではとても高い評価をしていたのですが。 さてさてルシンダやケイレブにささやく声の主は何者か?その目的は?といった話しの根幹となる大事な部分はいったいどんな衝撃的なまとめ方をしてくれるんだろう♪ と、期待していたところ。 ・・・あれでした。 個人的にはニコラス・ケイジは私の中でウィル・スミスと同じくらい「人類を救うヒーロー」的役柄が似合う俳優だと思っていたのですが、今作のニコラスは数字の謎は解いたものの、終始オタオタして周囲を怒鳴り散らしたりするだけで最終的に全く役に立たなかったキャラでした。 基本的にエイリアンオチって大嫌いです。理由は冒頭でも少し書いたように、 壮大なストーリーを「宇宙人」の一言で済ませてしまうその手軽さ、軽薄さでしょうか。 今作のように、いきなり突拍子もなく現れて子供たちだけを連れて行って、挙げ句の果てにノアの箱舟の真似事をする・・・と。それまで積み上げてきたストーリーとこっちの期待する気持ちはいったいどこへやったらいいの!!?? 素材がいいだけに悔やまれる映画です。もっと話を煮詰めて、宇宙人ではなくもっと筋が通っていて深いものにして欲しかった。[映画館(字幕)] 3点(2009-08-03 03:15:58)(良:2票) 《改行有》

333.  ベオウルフ/呪われし勇者 《ネタバレ》 「実写とCGの融合」って・・・、CG比率高くないっすか!?そのせいでCGかリアルかを見極めるのに必死になりすぎて肝心のストーリー把握がおざなりになってしまった。。。あんまり使う必要のないようなシーンまでCG使って欲しくなかったな。ベオウルフは根拠のない強さを持ってる英雄なのかと思いきや、甘い誘惑に負けるような人間性も持ってて、えらく極端な二面性にあんまり共感できませんでした。どうせならスーパーヒーローで通すか、グダグダな三枚目ヒーロー路線のどっちかに統一すれば良かったのに。 なんかCG批判ばっかりですけど、CGを前面に出しているわりには、CGだからこそできることをほとんどしてくれなかったのにはちょっとガッカリでした。何でも使えばいいってもんじゃないですね。 [DVD(字幕)] 3点(2009-02-12 01:00:50)《改行有》

334.  インビジブル2 《ネタバレ》 前作はもっと登場人物それぞれのキャラクターや背景をしっかり描いていて、透明人間を作ってしまった、または透明人間になってしまった人物の場面場面での心理描写が巧妙にできていたのですが、今作は・・・(汗)。冒頭からいきなりの透明人間出現には正直冷めました。バックグラウンドもくそもないキャラクターをいきなり透明にして出されても、「は?」って感じですし。まあそれも後々語られていくんですが、履歴書に書かれてそうな経歴くらいで、悪者の姿が視覚的にもキャラクター的にも「透明」過ぎて、さらっと流された感がして面白くなかったです。前作のあのじわりじわりと悪に染まっていくサスペンス感が良かったのに・・・。 まあでも透明人間が雑踏に紛れ込むと人にぶつかられまくるってのはリアルでよかったです。最初は「あんなぶつかりながら追っかけなくても」て思いましたが、見えてない人間は誰もよけてくれませんもんね。例えば自分以外のみんなが下向いて携帯いじりながらこっちに大勢で向かってきて、さてそれを全部よけれるかってことで、、、うん、ぶつかるよね( - _ - ;) まあその状態で車道に飛びさすのはちょっと演出過剰な気がしました。 そうだな、全体的に演出過剰。二作目はあたらないっていう映画のジンクスがここにも当てはまりました。[DVD(字幕)] 3点(2007-06-16 00:39:47)《改行有》

335.  パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト 《ネタバレ》 これはあくまでオレの個人的嗜好ですが、ドラマではない単作の映画であんな結末にする映画って、大っ嫌いなんですよ。続きもんがしたいなら最初っからそのつもりで作れっての。一作目が予想外に売れたから、「じゃあ二作目・三作目もやろうか」って思いつきでやったような適当さがよーく見て取れる。 内容のほうも、完全に一作目を知っている前提で作られています。今回はやらなかったですが、オレってけっこういきなり二作目から観たりするタイプなんですけど、やっぱりこういうのは二作目でも三作目でも、「それ単品でも楽しめる」ってのが重要だと思う。マトリックスシリーズでも起きた現象ですが。はっきり言ってこんな内容だと一作目を知らない人はずっと「???」状態になってしまって後は、水車上のバトルとか顔に目の模様がたくさんあるジャック(=Johnny Depp)とか、単品ギャグでしか楽しめなくなってしまって・・・。それに、こんなに早くに二作目を出してしまって、三作目が出るまでまだまだあるのに、それまでこの話の流れを覚えてろってか?? はっきり言ってこれは驕りだと思う。「この映画は売れることが約束されてるんだ」って安心感にスタッフ全員体の芯までどっぷり浸かってるようにしか思えない。このCG全盛期に、なんか昔の日本の特撮映画みたいなシーンもけっこうあったし。。。 三作目はなるべく楽しめるよう、最初っから期待せずに観よう。。。[DVD(字幕)] 3点(2007-02-25 00:37:11)(良:1票) 《改行有》

336.  オリバー・ツイスト(2005) 《ネタバレ》 結局最後までこの子の笑顔を見ることはなかったなぁ。。。  『戦場のピアニスト』のロマン・ポランスキー監督作品ですが、テーマの中心を「戦争」という出来事に据えたものと「孤児」という人間に据えたものでは、監督が同じでも受ける印象が全然違ったように思います。  オレの率直な意見ですが、オリバーというこの孤児の少年に全く魅力を感じられなかったです。と言うのも、冒頭からエンディングまで、オリバーが自発的に何かをやったところをほとんど見ていないからです。周りに合わせようとすること以外にこの子がやろうとしていたことが見えてこなかった。。。  同い年くらいのドジャーは、行き倒れてるオリバーを拾って面倒を見てあげたり、(盗みを肯定するわけではないですが)今日を生き延びるために何ができるかを自分たちで考えて必死にやっています。  ナンシーも、昔から自分を育ててきた大人たちに対してあそこまで反抗することにはとても勇気が要ったことでしょう。  対してオリバー。「この子の心の中には善意の光が宿っている」とか適当なことをいうじいさんに見初められて幸せに暮らしたわけですが、本当にそんなもんが宿ってるならドジャーたちのスリ遊びを見て楽しそうに笑ったり、フェイギンといっしょに嬉しそうにその練習をしたりしないでしょう。  行き倒れてるオリバーを助けたり、ナンシーを殺したビルに立ち向かっていったドジャーにはその光は無いってことですか?オリバーを助けようと勇気を出したナンシーには善の素質が無いってことですか?オリバーばかり幸せになっていく様を見てると、この二人が不憫でなりません。なんか、世の中の不公平さを目の当たりにさせられた作品です。 [DVD(字幕)] 3点(2006-10-26 00:03:25)《改行有》

337.  スピーシーズ3 禁断の種 久しぶりにこのシリーズ観ましたが、このB級SF的なエイリアンの動きがどこかコミカルで笑えてしまった。昔の戦隊ものに出てくる怪人レベル(笑)人死んでも主人公追われていても緊張感のないことないこと。まあこれはそういうものって認識が観る前からあったせいなんですが。キャラに魅力もないから感情移入もできやしないし。  一応これでこのシリーズは終わりってことになるんでしょうか。まあ前の2作もほとんど記憶にないし、別に未練も何もないんですけど。なんだろ、最近「これ観てえー!!」っていうSF映画がほとんどないなぁーと。と言うより、SF映画ってジャンルが最近揺らいでるなあと。かつて観た「エイリアン」クラスの純SF映画はもう幻なんでしょうか?映像技術は進歩してるのに、肝心の製作側は進歩どころか後退してるんじゃないだろうか。もっと感性、もといアイデアに長けた脚本・監督が出てくることを祈・・・。 [DVD(字幕)] 3点(2006-09-03 02:58:37)《改行有》

338.  父、帰る 《ネタバレ》 監督がこの映画を通して父という存在の何を見せようとしたかは定かではありません。でもこれだけははっきり言えます。こんなオヤジ絶対イヤ!!ええ年こいて自分の好きなことをしようとするだけのガキにしか見えません。まだ父親という立場にあるから多少は父親の厳しさみたいに見えないこともないかもしれませんが、もしこれが父親じゃなかったら最悪ですよ。いや父親でも最悪ですけど。 この映画の事を載せてた雑誌で、「語らない事の良さ」みたいなのが書いてあって、「この映画にはなぜ父親が今ごろ帰ってきたかとか、今まで何をしてたかみたいな問いに対する答えは一切用意されていない。それが観る人の想像力を掻きたて、面白くする」とかなんとか書いてあったんですが、絶対そんなんない!!そんなん作る側の怠慢を偉そうに述べてるとしか思えない。実際、そういう「多くは語らない」系の映画で面白いと感じたことは今までに一回もありません。話を理解してもらう気がないんなら映画なんか作んないでほしい。観るだけ理解に悩まされるから。 こんなやつに父親ヅラされたら確かにたまらんね。イワンの気持ちがなんかよくわかります。結局この中で一番つらいのはイワンなんですよね。頭ん中ぐちゃぐちゃなのにオヤジはオヤジで勝手なこと言うてるし、兄貴はオヤジに金魚の糞状態やし。そんで父親の事を理解すらできないうちに死んでまうし。そんなイワンの気持ちを汲み取ろうともしないくせに父親ぶるこいつがめっちゃ憎らしかったですね。 こんなんが自分の親じゃなくてよかった。純粋にそう思った映画でした。 [DVD(字幕)] 3点(2005-11-02 00:26:14)《改行有》

339.  赤目四十八瀧心中未遂 《ネタバレ》 オレはけっこう近くに住んでてこの辺の地理にはわりと強いほうなんですが、どうかんがえてもあり得ないシーンがいくつか・・・。冒頭で子どもがどこかの学校から蝶々を追って瀧にたどり着きますが、実際はそんな「気づいたら着いちゃった」なんて距離にあるもんじゃないんですよね。まぁそんな突っ込みはこのへんにしといて話の内容ですが、お世辞にも面白いとは言えませんね。「だから邦画ってだめなんだな」ってのを再確認した映画です。こういう映画にほとんどと言っていいほど共通に見られるシナリオが「世捨て人が新しい土地で新しい人生を築いていって最後には女性とハッピーエンド」ってなもんなんですが、どうやらこの映画もそのパターンのようです。見飽きたパターンだし、はっきり言って「だからどうした」ってなもんですが。二時間半見せられつづけてこれじゃね・・・。一応生島さん(大西滝次郎)が世捨て人のような役をやっていますが、全然容姿が世捨て人のそれじゃない。あんな人いたら普通にもててそう。別にロバート・デ・ニーロやシャーリーズ・セロンみたいに身を削ってまで役柄になりきれとはいいませんが、少しは役に近づく努力もして欲しいもんだ。関西弁もみんっな中途半端!!関西なめてんのか!!あんな不自然な関西弁しゃべるのは服部平次とコナン君だけで充分や。関西弁の役をやらせるなら最初っから関西が地元の役者を揃えて欲しいもんだ。というわけでこんなキャストを揃えた監督もとてもほめられたもんではないです。最近多いタイプの、いわゆる自己満映画レベルです。てゆーか実際そうなんじゃないだろうか。よく赤目四十八瀧の人達はこの映画の撮影を許可したもんだ。これを見たら寄り付く観光客も寄り付かなくなるような。というより、勘違いしたバカが増えそうな不安のほうが大きいか。[DVD(字幕)] 3点(2005-04-01 21:23:29)

340.  フィアー・ドット・コム 《ネタバレ》 なんつーか、「この世に未練のある幽霊がネットを通じて生者に自分の遺体を見つけるよう救いを求めて、でも見つけてみたら実は本当の目的は自分を殺した相手の復讐で・・・」ってリングかい(爆)!!ちょこちょこと違うところはあるけど「サイトを見てから2日で死ぬ」とか、自分の遺体探しをさせるところとか、かなりの部分『リング』とかぶっててはっきりいって楽しめなかった。2番煎じもいいところというのが正直な感想である。「絶対にあのサイトは見ないで、約束よ」っつっても見るんですよね結局は。実際問題見なかったら話は進まないんですけど、でもそんな展開にはもう飽きました。 まぁ言ったら、最近のホラーものなんかほとんどといって言いほどストーリーとか怖がらせ方とかは何かの2番煎じなんですけどね。リメイクものなんてモロだし。髪の長い女性や子どもの幽霊出せば観客はゼッタイ怖がると思ってんでしょうか?最近は韓国ホラー映画までそんな流れが・・・。ああ、誰かこのお決まりホラーパターンから脱却してくれる監督はいないんだろうか。 なんか最近のホラー映画批判みたいになっちゃいましたが、要はそれぐらいこの手のホラーは「見飽きた」ってことです。昔とかは怖いシーンごとにちょっと一時停止したり、わりと怖々と楽しめたんですが、もう今とかは完全に垂れ流し再生状態ですからね。ホラーなのに緊迫感も何もあったもんじゃない。またいつかオレが一時停止しながら恐る恐る観たくなるような映画ができてくれることに期待☆ 3点(2005-02-21 11:56:19)《改行有》

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