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321.  日本一の男の中の男 《ネタバレ》 植木等主演による日本一シリーズはこの作品も見ていると余計な事など忘れて楽しめよ!例え会長だろうと部長だろうと上司に対しても言いたい事は包み隠さずにズバズバ言う。その気持ちの良さといったらない。造船会社の営業マンからいきなりストッキング会社への転勤なんて、えっ?全く別の世界なのにまるで関係ない。頭の回転の凄さと行動力がこの植木等演じる主人公の凄さを物語っていて、初めての世界に入った日に不快指数ゼロと笑ってる姿は正にそのままである。植木等を見てるとそれだけで不快指数ゼロになるのだ。叱られても平気、常に笑ってる主人公を見てるだけで嫌な気持ちを全て忘れさせてくれる力がある。植木等の演じるキャラクターはどこか寅さんと似てる。ただ寅さんのような笑いながら泣けるというような感動はほとんど無い。いや全く無い。それも寅さんとは違う魅力である。植木等主演映画には世の中の嫌な事を全て洗い流してくれるから時々見たくなるのだ。植木等主演映画の等のような人間がこの世には必要だと思います。 [DVD(邦画)] 7点(2014-02-02 12:28:22)(良:1票) 《改行有》

322.  ひとり狼 市川雷蔵による股旅物で、見応え十分です。何と言っても市川雷蔵が格好良く、後ろ姿といいただ歩くだけでも絵になる。そんな市川雷蔵に語り掛けるようにして寄り添ってくる長門勇も良い味出してる。雪の中での決闘シーンも迫力十分な上に美しい。小池朝雄の悪人ぶりも良いし、作品全体から漂う格好良さとロードムード的な時代劇としての面白さを十分に味わうことができた。眠狂四郎とはまた一味違う市川雷蔵の魅力を感じる事ができる作品。 [DVD(邦画)] 8点(2014-01-26 13:35:34)《改行有》

323.  四谷怪談[前篇/後篇](1949) 木下恵介監督が怪談話を撮る。とても考えられないぐらいです。例えるなら小津監督が時代劇を撮るぐらい考えられない気持ちであるが、だってこの作品木下作品てよりは黒澤明監督や溝口健二監督の映画みたいな雰囲気を醸し出している。しかしながら木下恵介監督、この怖い話を単なる怪談話てよりは人間の悲しみ、哀れみとでも言うべきか?役者の演技力による力も大きく、特に田中絹代がやはり凄過ぎるによってドラマチックな愛憎劇として描く事に成功している。上原謙の怯える表情、杉村春子の相変わらずの嫌な女ぷりやらも強い印象を残す。木下恵介監督てやはりどんな映画でも標準以上の映画にしてしまう凄さがあるなあて思った。全体的にやや長いかな?て思うけど今時の時代劇にはない迫力と面白さを感じる事はできた。 [DVD(邦画)] 7点(2014-01-25 15:56:41)《改行有》

324.  日本侠客伝 白刃の盃 長門裕之が敵対している相手の組に騙されて(罠にはまり)殺されるパターンはマキノ映画によくあるパターンでそんな相手の悪さをどう処分して見せるか?天津敏はいつも通り徹底的に悪人で見ていてこいつを高倉健がどうするか?マキノ監督らしく殴り込みシーンの迫力十分です。高倉健もやはり義理人情に厚い男としてとにかく格好良い。所々泣かせようとしてるのが見え見えで気にはなるが義理人情を大切に描くマキノ監督ならではの作品になっている。高倉健とマキノ雅弘監督のコンビはやはり最強のコンビだ。 [DVD(邦画)] 7点(2014-01-05 12:48:11)《改行有》

325.  八甲田山 《ネタバレ》 まず始めによく撮ったな!て思うほどの凄さを感じずにはいられない。この時代だからこそ撮れた映画だ。何と言っても俳優の力量が今とはまるで違う程の凄い本物の映画俳優と言える顔ぶれが沢山です。高倉健と北大路欣也との対比の描き方、北大路欣也の神田大尉のリーダーとしての資質の弱さがよく現れる「天は我々を見放した」に応える様に次々と雪の中倒れて行く人達、一方で高倉健の徳島大尉のリーダーとしての資質の強さがもたらす人間としての強さが自分と自分に着いてくる人達を助けることになる。そしてもう一人忘れてはならない三国連太郎の山田少佐の自らの過ちを認める場面は今の日本人、特に政治家に大きく欠けているように思えてならない。これはそんな偉そうな大人達に自分さえ良ければ他人はどうなっても構わないという考え方しか持てない人間に見せるべき映画だ。全体的に長く感じる上に画面全体暗過ぎる難点があるが人間とは何か?命とは何か?を大いに考えさせられ映画として、面白いつまらないは別として一度は見て損のない映画だ。[DVD(邦画)] 7点(2013-12-23 14:04:38)(良:2票)

326.  はじまりのみち 《ネタバレ》 原恵一監督ファンであり、木下恵介監督ファンでもある私として、やっと見る事ができた。国の圧力により思うような映画、自分が本当に撮りたい映画を撮らしてもらえなくなり、一度は映画監督を諦めて辞める。しかし、そんな中で出会った一人の青年便利屋の「陸軍」を見て泣いた話を聞き、更に母親の今いるべき場所はここじゃない。映画監督に戻りなさい。という問いに再び映画監督に戻る決意をする木下恵介、正吉から再び恵介へ!木下恵介監督が今まで世の中に送り出した数え切れない程の名作の数々が蘇ってくる。この映画は原恵一監督が木下恵介監督ファンであることがよく解る作品になっている。今まで一度も木下恵介監督作品を見た事がないであろう今の人達(10代20代)の若者に一人でも多く木下恵介監督の素晴らしさを木下恵介監督作品の素晴らしさを知って欲しいという気持ちが伝わってくる。私も原恵一監督と同じ気持である。同じ日本人として木下恵介監督は黒澤作品や小津、溝口、成瀬監督達と並んで誇りに思う。この映画を見て一人でも木下恵介監督作品に興味を持てたら嬉しい。 [DVD(邦画)] 8点(2013-12-21 10:18:15)(良:1票) 《改行有》

327.  伊豆の踊子(1974) 吉永小百合の伊豆の踊り子よりもこっちのが好きだし、楽しめたのはやはり山口百恵の初々しさ、更にそれを引き立たせる他の出演者、三浦友和が相手ならまあ仕方ないかて思いたくもなるぐらいであって、そして原作のイメージに近い雰囲気が映像ともよくマッチしていて単なるアイドル映画になってないのが好感が持てる。この映画のラストは山口百恵の行く末を暗示しているようにも感じられなくはない。さほどファンでもなければ山口百恵の全盛期をあまり知らない私からしてもちょっと切なさが残る映画だけに当時、山口百恵のファンが見たらどう感じていたのか?という思いが残る映画として、印象に残る。それ程までに山口百恵の為の映画と言えるかもしれない。 [DVD(邦画)] 7点(2013-12-10 22:20:10)《改行有》

328.  フィツカラルド 凄まじい。何たる発想だ!船で山を渡る。普通船って川を下るものだろ。そんな船で山を渡るなんて普通じゃない発想を本当にやり切ってしまうこの素晴らしさをCGみたいなごまかし処理なんかじゃなくて本物の映像で見せるのがこの映画の評価できる一番の点である。ストーリーだけを見て楽しむのが映画じゃないことを教えてくれている。正に本物の映像が繰り出す人間の狂気、好きな事を思いのままに実行してしまう主人公の姿を通して訴えかける力強さを感じずにはいられない。 [DVD(字幕)] 8点(2013-11-12 21:12:01)《改行有》

329.  喜劇 一発勝負 《ネタバレ》 始まって直ぐに親子の喧嘩、出ていけ!の父親の声に出て行く息子と何だかまるで寅さんみたいだけど、寅さんみたいな感動的な作品にはなってなくて、山田洋次監督がどれほど落語が好きなのかを伝えて見せてる作品という意味では寅さんみたいだし、酒の飲み過ぎで死んだていうのと棺桶の下り、行き帰りびっくりさせる下りなんかまるで付き馬て落語そのままです。主人公のキャラクターが寅さんに似てるようでまるで違うし、作品的にもブラックジョークが強過ぎるので寅さんのようには受け入れずらい部分がある。色んな落語ネタ満載で落語好きにはそれはそれで楽しめはしたけど山田洋次監督作品なんだけど主人公の父親が加東大介だったり、ナレーションが三島雅夫だったりて何だか成瀬映画みたいにも思えたりもする。あと寅さんとの決定的違いはハナ肇に渥美清を期待してはならないのと渥美清の背中で泣かせる姿と言葉のトーンで笑わせて泣かせるものがないので感動的要素を求めて見てはならない。あくまでも寅さんとは別物として見る映画である。 [DVD(邦画)] 6点(2013-11-03 09:02:30)(良:1票) 《改行有》

330.  はだしのゲン(1976) 《ネタバレ》 犬飼多吉と杉戸八重が夫婦って凄い。何だかまるで本当に飢餓に苦しむ人間の姿が見ていて痛たまれなくなる。屁をしたぐらいで非国民扱いされ、だったら人間皆、非国民だ。三国連太郎演じる父親が天皇陛下の為に、国の為に死ななくてはならんのかていう叫びこそが戦争そのものに対する強烈なメッセージになっているのがよく解る。そんな父親を支える左幸子の母と子供達、どんなに非国民扱いされ、辛かろうが前を向いて生きようとするこの家族の絆、家族愛がきちんと描かれていて心に残る。それにしても三国連太郎と左幸子はやはり名優の中の名優だ。 天皇陛下に捧げる手紙のシーンを見て、渥美清の拝啓天皇陛下様を思い出した。そういやあの映画にも左幸子出てたなあ。 [DVD(邦画)] 7点(2013-10-20 10:31:31)《改行有》

331.  わるいやつら 何だか凄いキャスティング、俳優陣の顔ぶれは豪華だし、原作は松本清張だし、つまらないはずはなく、しかしだ。野村芳太郎監督にしては今ひとつの出来です。映画的な興奮がほとんど感じられずに何だかよくある二時間ドラマのサスペンスものを見てるようでした。確かにわるいやつらなんだけど、もっともっと凄みが欲しい。主役である松坂慶子が悪女としては物足りない。どうせなら「疑惑」の桃井かおりぐらいに何だよ!このクソ女!ぐらい嫌な奴を見せて欲しかったし、これ松坂慶子の主役だけを若尾文子に変えて増村保造監督が演出したらどうなるか?て思わずにはいられず。野村芳太郎監督はサスペンスものを撮らせても素晴らしい監督だけど今作は全体的にやたらしつこいベッドシーンやらで他でもっと凄みのある部分を見せて欲しかった。野村芳太郎ならばそれぐらい出来たはずです。全くつまらないとは感じなかったし、それなりに楽しめはしたから一応6点だけど、繰り返し見たいて思う気持ちにはなれなかった。 [DVD(邦画)] 6点(2013-10-12 19:11:02)《改行有》

332.  レッド・ツェッペリン/狂熱のライブ 《ネタバレ》 タイトルにあるように本当に狂熱のライブだ。世界最高のロックバンド、レッドツェッペリンによるレッドツェッペリンファンの為にあるような素晴らしいライブ映像ドキュメント風タッチによる素晴らしいライブ映像です。全てがとにかく格好良すぎる。痺れます。オープニングの何だ?何が始まるんだろう?凄まじいアクション映画並みの銃撃戦、ここからの流れとその後のロックンロールで一気に吸い込まれる。ツェッペリンファンなら誰しも知ってる素晴らしい音楽が素晴らしいライブ映像によって流れていく。ロバート・プラントンの痺れまくりの歌声になんでこんな低い位置からのギターの持ち方でこれだけの音が出せるんだ?て言わずにはいられなくなるジミー・ページのギターとジョン・ポール・ジョーンズのベース、キーボード、そして神が宿ってるかのような凄まじい手の動きのジョン・ボーナムのドラムととにかく痺れます。音楽に合わせるかのような映像も凄く凝ってる。 馬に跨がって走るロバート・プラントとそのバックの景色の凄さやら、他にも目の前で行われているライブを見ている観客の楽しんでる姿もレッドツェッペリンがどんなにファンの心を酔わせるか解るし、レッドツェッペリンファンにとっては間違いなく楽しめる凄いライブ映像です。唯一残念なのは「移民の歌」が見れなかったぐらいでそれを除けば大満足。もうこんな凄いロックバンドは世界中どこを探しても現れないと思ってます。 [DVD(字幕)] 9点(2013-10-08 20:59:37)(良:1票) 《改行有》

333.  ミッドナイト・イン・パリ 美しい風景画を見ているようなもう何て言うのか?とにかく美しい映像だけで飽きさせない力、魅力とでも言うべきか?そんな映画だ。冒頭からこれだけの美しい街並みを見せられたらそりゃあ、この映画の主人公じゃないけどフランスに住みたいて気持ちにさせられてしまいます。ウディ・アレンの映画って確かに話も面白いけど風景が良いのだ。美しい風景、美しい街並みを見てそこに行きたい。そう思わせるのだ。今作においてはウディ・アレン本人が出てこないのも良い。私としてはウディ・アレンの映画は好きだけどウディ・アレンは嫌いなので、出てこないでとにかく監督だけに専念している作品の方に惹かれる。雨の音、雨の匂い、夕方の空の色と夕方ならではの夕焼け、色んな意味でこの映画における美しさを見てると映画ってストーリーも大事だけどストーリー以外での楽しみ方を見つけ出せる気がして、そういう映画も映画を見る上での一つの楽しみ方だと改めてウディ・アレンの描く世界を見ると思わずにはいられなくなる。派手なアクションシーンやCGなんか無くても良い映画はいくらでも作れるんだよというウディ・アレンの叫びみたいなものが聞こえてきそうだ。 [DVD(字幕)] 8点(2013-09-04 21:44:37)(良:2票) 《改行有》

334.  伊豆の踊子(1963) 原作にほぼ忠実にしかも、美しく描かれていて予想していたよりは良かった。見る前は吉永小百合が一番不安だったから。でも思ったよりは良かった。ただ、もし薫の役を芦川いづみが演じていたらもっと良かったとも思えなくもない。いや寧ろ芦川いづが演じる方がもっと良い。吉永小百合は思っていた程悪くはない。あくまでも思ったよりはという意味です。でもこの作品で一番気になって仕方ないのはどうやったら高橋英樹が大きくなれば宇野重吉になるのか?全くイメージが違い過ぎる。高橋英樹が全くインテリには見えないのだ。作品自体は悪くない。普通に楽しめはした。それだけにもっとインテリぽい俳優をキャスティングして欲しい。他の伊豆の踊子は見てないから何とも言えないし、比べらんない。山口百恵の薫と美空ひばりの薫も見てみたくなった。この三人の中では(吉永小百合も含め)山口百恵が一番薫のイメージにぴったりなんだが。しつこいようだが一番見たい薫は芦川いづみ。高橋英樹が演じたインテリの大学生は石原裕次郎か池部良 [DVD(邦画)] 6点(2013-08-31 14:35:03)《改行有》

335.  ちいさこべ 山本周五郎の原作には困ってる人達、特に幼い子供を見捨てることなんかできないというものが感じられる作品が多く、この作品なんか正しく山本周五郎らしい話になっていて、それは山本周五郎自身が幼い頃に水害により家を失った過去があるように自身がそういう苦い経験があるからこそ描けると言って良い。ここでは家事により家を失い、親のいない孤児の為に力になろうとする中村錦之助演じる大工の棟梁としての人助けに苦しみながら子供だけでなく自分の下で働く仲間思う姿は人間としての本来あるべき姿である。孤児員達の動き回る姿を見せながら人々に何かを訴えかけてるような山本周五郎の話らしい作品になっているし、特に江利チエミの人物像は山本周五郎の作品によく見られる母性愛としての強さ、愛の深さがよく現れている。主演の中村錦之助の棟梁のような気っ風の良さと義理人情に厚い男がを見事に演じられる俳優が果たしているかな?て考えてしまう。一心太助シリーズで魅せる義理人情に厚い男が本当に似合う。まるでどことなく渥美清に似てる。全体的に長い。もう少し短く纏められたら良いのにと思ってしまうのだが見て損のない作品にはなってる。この映画に派手な時代劇物を期待してはなりません。山本周五郎作品にそういう派手さを求めないで見れば楽しめる作品です。 [DVD(邦画)] 7点(2013-08-15 18:46:33)《改行有》

336.  ゴジラの逆襲 これは誰もが認める傑作である一番最初のゴジラ映画とは別ものとして考えて見ればさほど腹も立てずに見ることができる。水爆実験の恐怖とゴジラそのものの恐怖を描いて見せた前作の様な恐さと不気味さに悲壮感は今作にはなく、ただひたすらゴジラを倒すことに徹した映画として見ることでそうなんだ。これは怪獣映画なんだだからそれで良いんだよて許してしまえば良いのだ。ただそれでもアンギラスなんか出てくる意味もほとんど感じられなければ東京に対抗しての今度は大阪みたいな対抗心があまりにも強過ぎてならない。どう考えても駄作の匂いしか感じないが嫌いではないから一応は6点と少々甘い点数にしてみる。何だかゴジラ映画なのに次郎長物の映画を見てるように感じてしまうのはキャスティングのせいかもしれない。小泉博に若山セツ子に土屋嘉男に山本廉に千秋実に志村喬にこれに森繁久彌と加東大介、久慈あさみが加わればもう次郎長映画の出来上がり!待てよ?それだと社長シリーズぽくもあるぞ [DVD(邦画)] 6点(2013-08-14 14:53:42)《改行有》

337.  未知への飛行 《ネタバレ》 人間が如何に愚かな生き物なのか?自分の事しか考えていないか?という強烈批判が伺える。一億人の命が危ない。6000万人を救う為には残りの4000万人には悪いが犠牲になってもらうというウォルター・マッソ-の台詞は国の為なら人の命なんて何とも思ってないという不愉快極まりない人物像からは国民の気持ちなんて無視している姿しか浮かばず、腹が立って仕方ない。その一方で国の安全、国民の安全を真剣に考えているヘンリー・フォンダの大統領の苦悩が凄く伝わってくる。敵のミサイル、兵器、戦いに対してどうするか?皆の意見を聞きたいと会議の場に集まる人間に決定は私がするが諸君の助言が欲しいと答えを求める姿は国のトップとしての本来あるべき姿である。国のトップであるならば何よりも国の安全だけでなく国民の全ての人々を守る為にはどうするか考えるべきだというシドニー・ルメット監督のアメリカに対する思いの強さと人間としての本来あるべき良心を感じることができる。こういう映画こそ地球上の全ての人間に見て欲しい。そうすれば戦争なんて如何に馬鹿げているかてことが解るはずだ。[DVD(字幕)] 9点(2013-08-13 19:31:56)(良:2票)

338.  ロボコップ(1987) 《ネタバレ》 映画の技術が発展した今では凄い特殊効果、CGで見せるなどの映画が増えていて、それはそれで悪くはないがだからと言ってそれきりじゃ見る者の想像力を益々低下させてしまう事になると思う。だから今から20年以上も前のこの映画を見ると確かに今の映画には技術では勝てないけど映画の内容では上回っている事を感じ、ロボコップも今なら皆CGで処理しちゃうだろうなあて思うのを生身の人間がロボコップとして生まれ変わって悪を倒し、自分を殺した奴らの他に自分をロボコップとして生き返らしたオムニ社のトップの陰謀、企みを暴き出していく様子がきちんと描かれているし、見ていて腹立つ。何て野郎だて思わずにはいられず、それがラストのマーフィーのたった一言に現れている。相棒として自分の味方であり、命を削ってまで共に戦った女警戒ルイスとの二人きりの場面でのマーフィーの素顔、表情の切なさが凄く印象的である。残酷なシーンが多くてちょっと苦手だなて思ったりするけどマーフィーのロボコップであることの悲しみが心を打つ。派手な映画だけど単なるロボット映画じゃない人間ドラマみたいなものも感じられた。そういう意味での評価しての7点です。 [DVD(字幕)] 7点(2013-08-09 22:19:12)《改行有》

339.  合衆国最後の日 国のトップであり、国民を守らなくてはならないのが大統領であり、それは何処の国でも一緒であるがアメリカ人にとってはそれが大統領だろうが自分の命を賭けてまで守ることはしない。戦争に対する国の考え方が色んな所で見えてくる。約束を守るか守らないかで考え方が変わってくるというものを強く描き出している。画面の上、右、左に下と色んな角度で起きている事を見せる演出が効果的であり、まるでその場にいるかのような気持ちにさせられる。[DVD(字幕)] 8点(2013-07-28 15:27:32)

340.  陸軍 《ネタバレ》 人間としての誇り、本当の気持ちというものを木下恵介監督らしく訴えかける作品になっている。息子に兵隊同士、子供同士は戦友なんだから父親同士も喧嘩ばかりしたりしないで仲良くしてほしいと訴える。戦友として生きてほしいと願うそんな気持ちに応えようとする父親として息子に対する思いとラストの息子を見送る母親の悲しみとが切ない気持ちにさせられる。田中絹代演じる息子を思う母親としての思い、息子が上等兵として出世した時の喜ぶ顔とは裏腹な戦地へと送り込まれて行く息子を見送る表情との差がこの映画を物語ってる。木下恵介はこの映画の中に生きること。戦争に対する憎しみを声に出して叫んだりはしない。映像と俳優の演技と表情だけで訴えようとしている。一時間半にも満たない短い時間の中で親の気持ちというを戦争に対するやるせなさの中に描き出しています。これもまた木下恵介監督の代表的な映画としていつまでも残る作品になることでしょう。 [DVD(邦画)] 8点(2013-07-26 21:45:19)(良:1票) 《改行有》

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